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6-認識
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新しくゲームキャラをつくってゲームを始めたら、例の男が登場した。
違うアバターなんだよ?猫耳少女。
場所は街のケーキ屋さん
貴族も通うような、ちょっとお高めで美味しいケーキが食べられる。
なぜか2人で入り、オーダーもしてくれた結果。
アフタヌーンティーセットは、とても美味しそうです。
小さめのケーキが並ぶ、色々試せるやつだ。
2人分が綺麗に机に並べられている。
紅茶は香りが良くて、甘さを優しくリセットしてくれる。
いくらでも食べられる!
目の前の男の存在よりケーキを優先した。
チラリと盗み見ると余裕で紅茶を飲む姿は、思った以上に似合っている。
本当に常連っぽいな。
「俺のも食べて良いぞ?」
爽やかに告げられた言葉に、私は遠慮せず手を出すことにした。
「ありがと」
お礼を言うものの、結局このアバターとの関係も分からない。
あのイベントが終わった後、その報酬と拾得物の情報を見た。
自慢を流し見している中で同じ経験をした人がいないか探したけど、居なかった。
出た結論は、特殊イベントでチート隠れキャラだったのでは?という話に近い。
突然現れ、強制的に発生するイベント。
よくわからない終わり方も多く、『テストケース』、『あたらバグ?』とみなされている。
また会うとは、しかも姿が違うのに。
これも捕まったのだろうか?
デートな訳もなく、ケーキをたいらげて私はログアウトを決めた。
違うアバターなんだよ?猫耳少女。
場所は街のケーキ屋さん
貴族も通うような、ちょっとお高めで美味しいケーキが食べられる。
なぜか2人で入り、オーダーもしてくれた結果。
アフタヌーンティーセットは、とても美味しそうです。
小さめのケーキが並ぶ、色々試せるやつだ。
2人分が綺麗に机に並べられている。
紅茶は香りが良くて、甘さを優しくリセットしてくれる。
いくらでも食べられる!
目の前の男の存在よりケーキを優先した。
チラリと盗み見ると余裕で紅茶を飲む姿は、思った以上に似合っている。
本当に常連っぽいな。
「俺のも食べて良いぞ?」
爽やかに告げられた言葉に、私は遠慮せず手を出すことにした。
「ありがと」
お礼を言うものの、結局このアバターとの関係も分からない。
あのイベントが終わった後、その報酬と拾得物の情報を見た。
自慢を流し見している中で同じ経験をした人がいないか探したけど、居なかった。
出た結論は、特殊イベントでチート隠れキャラだったのでは?という話に近い。
突然現れ、強制的に発生するイベント。
よくわからない終わり方も多く、『テストケース』、『あたらバグ?』とみなされている。
また会うとは、しかも姿が違うのに。
これも捕まったのだろうか?
デートな訳もなく、ケーキをたいらげて私はログアウトを決めた。
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