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V 舗装された道
カナンの観察
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朝起きてきた2人に色っぽい香りはなく
よく手を出さなかったものだと感心してしまった。
昨夜の可愛さと無防備なセリちゃんを見ているから尚更。
多少、ロードに同情を禁じえない。
パクッと食べちまいたいだろうに
まあここじゃあ、ムードが台無しだがな。
夫婦を迎える部屋であからさまだ。
俺らは普通に客室を提供された。清潔感あって上品で落ち着けたぞ。
相部屋でベッドなのも一般的な仕様だ。
依頼主のギルマスが伝えた情報での部屋割り…
遠回しにヤッても良いぞってことだったんだろう。
あの顔(鉄面皮)の依頼主がな(笑)
セリちゃんのスッキリした顔に、体調は崩していないと安堵して少し話した。
気にしていたのは、部屋の豪華さと特別待遇っぽかったからか。
まあ、ヤッてもOKってメッセージはわかっていないようだが。
ロードとセットのが何かと安心なので問題なし。
別にメンバーとどうこうなるとは思えないが、
ロードの顔が崩れるのを見てるには腹筋が鍛えられる。
めんどくさいから頼むな!セリちゃん
まあこの屋敷じゃあ、宿よりヤりずらいだろう?後始末をつければ良いか
俺ならシーツを燃やして、弁償に金を出す。
ロードの氷魔法なら似たように粉々にできて、
セリちゃんの水魔法ならシーツを洗濯できそうだ。証拠隠滅
そんな馬鹿な事を頭の片隅で通り過ぎるも、
溌剌とした調子が戻り、よく寝れたようで何よりと思いセリちゃんの頭を撫でる。
爽やかな朝には似合わないロードからの睨みを受けながら待機の部屋へ着けば
ロードを借りて、馬車を置いてある場所に向かった。
ほっぺにチュウ!を見せつけられてからな。(呆れ)
それを受け入れていたセリちゃんの、ちょっとした動きが印象に残った。
外の
馬車の点検にまわりながら、ロードに話しかける
「仲良くやってんじゃねえの」
「まあな。」と素っ気なく、憮然とした態度。
「欲求不満?」と伺い見れば
「当たり前だろっ」荒っぽく答えた。
わー怒りっぽ~い
一人二役の話を最終確認。
馬車は別々に乗る。
「セリちゃんを守ることにつながる。」
「ああ」
不満そうな男にセリちゃんの様子を伝える
「楽しそうだがなあ」
囮と聞いてビビる様子もなく
気合十分な様子が微笑ましい。
けして怪我させえたいわけじゃないが、色々スムーズに行くことも期待できる。
今か向かう場所には
魑魅魍魎
森の中より闇が深い。
「それも気に入らない」
お~お~
独占欲か?俺が一番じゃなきゃってか~
こりゃあ手遅れだなあ。
「ダメな男になるなよ?」釘を刺す
セリちゃんは、冒険者でいるという希望を言っている。
篭るなんて逆だろう。
「ああ。セリにとって頼れる男になるからな」
へぇ。そうなったか
氷のようの冷たく払い除け
粉々に撃ち破り
抹消する
そんな男がねぇ
面白い変化だ
まあそれに対応してみせるさ
セリちゃん素直で可愛いもんなあ。
可愛い妹分は大歓迎だぜ
オレが、セリちゃんが可愛いだけじゃないと分かったのはその日のうちだった。
よく手を出さなかったものだと感心してしまった。
昨夜の可愛さと無防備なセリちゃんを見ているから尚更。
多少、ロードに同情を禁じえない。
パクッと食べちまいたいだろうに
まあここじゃあ、ムードが台無しだがな。
夫婦を迎える部屋であからさまだ。
俺らは普通に客室を提供された。清潔感あって上品で落ち着けたぞ。
相部屋でベッドなのも一般的な仕様だ。
依頼主のギルマスが伝えた情報での部屋割り…
遠回しにヤッても良いぞってことだったんだろう。
あの顔(鉄面皮)の依頼主がな(笑)
セリちゃんのスッキリした顔に、体調は崩していないと安堵して少し話した。
気にしていたのは、部屋の豪華さと特別待遇っぽかったからか。
まあ、ヤッてもOKってメッセージはわかっていないようだが。
ロードとセットのが何かと安心なので問題なし。
別にメンバーとどうこうなるとは思えないが、
ロードの顔が崩れるのを見てるには腹筋が鍛えられる。
めんどくさいから頼むな!セリちゃん
まあこの屋敷じゃあ、宿よりヤりずらいだろう?後始末をつければ良いか
俺ならシーツを燃やして、弁償に金を出す。
ロードの氷魔法なら似たように粉々にできて、
セリちゃんの水魔法ならシーツを洗濯できそうだ。証拠隠滅
そんな馬鹿な事を頭の片隅で通り過ぎるも、
溌剌とした調子が戻り、よく寝れたようで何よりと思いセリちゃんの頭を撫でる。
爽やかな朝には似合わないロードからの睨みを受けながら待機の部屋へ着けば
ロードを借りて、馬車を置いてある場所に向かった。
ほっぺにチュウ!を見せつけられてからな。(呆れ)
それを受け入れていたセリちゃんの、ちょっとした動きが印象に残った。
外の
馬車の点検にまわりながら、ロードに話しかける
「仲良くやってんじゃねえの」
「まあな。」と素っ気なく、憮然とした態度。
「欲求不満?」と伺い見れば
「当たり前だろっ」荒っぽく答えた。
わー怒りっぽ~い
一人二役の話を最終確認。
馬車は別々に乗る。
「セリちゃんを守ることにつながる。」
「ああ」
不満そうな男にセリちゃんの様子を伝える
「楽しそうだがなあ」
囮と聞いてビビる様子もなく
気合十分な様子が微笑ましい。
けして怪我させえたいわけじゃないが、色々スムーズに行くことも期待できる。
今か向かう場所には
魑魅魍魎
森の中より闇が深い。
「それも気に入らない」
お~お~
独占欲か?俺が一番じゃなきゃってか~
こりゃあ手遅れだなあ。
「ダメな男になるなよ?」釘を刺す
セリちゃんは、冒険者でいるという希望を言っている。
篭るなんて逆だろう。
「ああ。セリにとって頼れる男になるからな」
へぇ。そうなったか
氷のようの冷たく払い除け
粉々に撃ち破り
抹消する
そんな男がねぇ
面白い変化だ
まあそれに対応してみせるさ
セリちゃん素直で可愛いもんなあ。
可愛い妹分は大歓迎だぜ
オレが、セリちゃんが可愛いだけじゃないと分かったのはその日のうちだった。
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