【完結】私であると踏んでたでしょう?残念違うわ!あっち。

BBやっこ

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定番のセリフ!

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「その犯人は、貴女だ!」

私に向く、視線。

“違う、アッチ”
…と視線で言えば、

かの侯爵令嬢が汗をかきかき、慌てていた。
目に見えて、何かあります、私です!という体現がされている。


「証拠もあるんですよ、観念なさい。」

王子様の追求劇が進むのを聴きながら、考える。

(全く、私が犯人だと早とちりが過ぎますよ?)

私が現場にいたり、サボっているとか
先生と一緒に消えたっていう噂だったり。

そんな日々も終わりね。

任務終了。

私は、王子の声から遠ざかっていった。
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