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頭をフル回転
しおりを挟む湧いてきた力のままに叫んだが相手方には真の意味などわからないだろう。
だが、
突然どうした?な空気になっている。
まあ突然大声出せばこうもなるか。鬱憤晴らしと話しの流れを変えるために
思い切ってやってみたが、効果は如何に?
「……ああ、ご客人はお疲れの様子。部屋でお休みになっていただこう。」
と王様のお言葉である。
よしよし
空気を読める王様ですねー
貴族方面がひそひそしている
どいつもこいつも
頭が高い
周りを見据えた
おののいているのか、恐れているのか。
自分は何に見えているだろうか?
身のこなしの良い騎士が近寄って言う
「御案内 致します」
と恭しくといった体で先導して、
ガコンッと扉が開いた。
ところ変わって
くねくねと移動した先で、紅茶を出された。
ローズヒップのような酸味とピンク色のお茶
中で可愛らしい花が咲き、お菓子と軽食が所狭しと並べられた。
ご機嫌とりの香りだな。
いきなりブチ切れた相手に豪華な応接室のようなところへ入れられた。
奥まっている貴族を寄せ付けないと同時に
自分を隔離しているのか。
王と貴族たちで自分の審査中かな。おどおどした態度で
存分になめてかかられることだろう。
すぐ処分といかないように周りに、興奮状態から落ち着いた
順従さをアピールしておくか。
無害で、御しやすい、ひ弱な人間ですっと。
後、必要確認をこの時間に聞けることは聞いておきこう
サンタ髭に
「あのお、」と申し訳ない感じで声をかける。
「なんでございましょう?」
警戒心がうかがえる声なので質問は1つにしよう
「言葉がわからなくなるのが不安なのですが、
この石は貴重な物なのですか?」
「安くはありませんが、持っておくと便利な品で一般にも流通しています。仕事に慣れてきた商人が自分の給料で最初に買うものの定番です。だんだんと色が劣化したら壊れるサインです。それは毎日使っても5年は持ちますよ」
「そうですか教えててくださって、ありがとうございます!笑顔付きで答えておいた」
しんせつごかしだなお礼を言うことで感謝している=されているので借りがある
になっている
部屋にいる人間の安心した呼吸が聞こえた。
自分は無害ですよ?おとなしい性格で、利用しやすそうだよね?
しかし、
自分はこの場にいる、いやこの世界にいる誰にも恩義などない!
(これは持って行こう)
首の飾りを見た。中古でも売れるかな。
他に、換金できそうな足のつかないもの
地図と害獣に対応できる武器、食料。
図書室、騎士の駐屯場所、台所を把握しようか。
メイドさんたちに話しを聞こう
軽い世間話から
「優しい王様ですね。」
ーこの美味しい軽食はどこで作っているの?
城下街は賑わっている?騎士が守っている
ーどこにいらっしゃるの?
へえ少し知りたいわ。
ー図書室に連れてってもらえないかしら?
本の値段と常識をすり合わせよう。
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