【完結済み】「何なのよ!アイツっもおお!メイド、お茶ぁ」と貴族の女の子は荒れています。<短編>

BBやっこ

文字の大きさ
7 / 10

妹、ご苦労。

しおりを挟む
それから2人で入学した。

寮生活で、ティンが同室。
メイド服彷徨いても、他の子もメイドがいるので見咎められない。

「にメイドです。」

「そう答えるせいで、侯爵家のメイドが可愛いって聞かされるんだけど?」

「ありがとうございます」

「褒めてない!迷惑!!」

ティンはモテる。ドレスでもメイド姿でも。

「あたし?高嶺の花は“うしょうむしょう”が寄って来なくて良いわ。」


「“有象無象”ですね。羨ましいです。」

「嫌味じゃなく、本音なのよね。」
「はい。」

あの元婚約者とは関わりもなくとはなっていない。
とはならないかった。しつこい!

フリーだからと2人に粉かける。反省の色なし。

「あれと婚約してたという事実を消したい。」
「あれ自体を消せないでしょうか?」

2人ともに、鬱積が溜まっているのを再確認した。

「突撃かましてくるアイツが来るたびに

『お茶!』って怒鳴ってたから?だって、イラつくし。」

「確かに、イラついてましたが心中お察し致します。」


ティンにも迷惑だった。
この妹、趣味メイドを楽しんでいる。ついでに頭脳派

あたし達の関係が変わったことと言えば、
メイドの時は名前で呼ばなくなった事かな。

「メイドには力があるんです!」

「本に影響でもされたのかしら?
今話題の本は、メイドが裏で暗躍する話しよね。」

「それは、サイドストーリーですよ。王子との恋愛の話です。」

「そうだっけ?おもしろいとこしか覚えてないわ。」


そんな話をしていたら。めっきり会うことがなくなった。
逃げ出すくらい?

裏で何かトドメを刺したのか。噂を流したか?

「まあいいわ。うちに問題がかからないなら」

「ご安心ください。先輩にも合格点をいただきました。」

「もう仕事にできるんじゃないの?うちから嫁に出すつもりなのに。」


ティンの暗躍に呆れて、お茶を飲み干した。


婚約者の捕獲を目指して、日々を過ごしている

お茶会、催事と活動的にティンを連れて動いた。

「ティンだって、相手見つけなさいよ?」

「近寄ってくる男って、難ありばっかなんです。」

目を逸らした。


あたし、サーシャ・コンフォルトは目立っていた。

馬鹿が居たら物申し、小さな事でもやられたらやり返し

勉強もほどほど、社交に精を出した。

「令嬢として有名なには別にいいけど。」

「婚期が遠のきますよ?」

ってなんでかしら。
そう言ったやりとりに勉強や愚痴と仲良く過ごす。

鬱憤バラシの甘い物をこっそり嗜み


学生生活を謳歌していた。

「勉強に」

「恋に?」

変な男が多いけど。馬鹿力の脳筋は、口でやり返し
しつこい粘着質は、裏でお話だ。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました

kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」 王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました

らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。 そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。 しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような… 完結決定済み

あっ、追放されちゃった…。

satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。 母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。 ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。 そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。 精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。

初対面の婚約者に『ブス』と言われた令嬢です。

甘寧
恋愛
「お前は抱けるブスだな」 「はぁぁぁぁ!!??」 親の決めた婚約者と初めての顔合わせで第一声で言われた言葉。 そうですかそうですか、私は抱けるブスなんですね…… って!!こんな奴が婚約者なんて冗談じゃない!! お父様!!こいつと結婚しろと言うならば私は家を出ます!! え?結納金貰っちゃった? それじゃあ、仕方ありません。あちらから婚約を破棄したいと言わせましょう。 ※4時間ほどで書き上げたものなので、頭空っぽにして読んでください。

 怒らせてはいけない人々 ~雉も鳴かずば撃たれまいに~

美袋和仁
恋愛
 ある夜、一人の少女が婚約を解消された。根も葉もない噂による冤罪だが、事を荒立てたくない彼女は従容として婚約解消される。  しかしその背後で爆音が轟き、一人の男性が姿を見せた。彼は少女の父親。  怒らせてはならない人々に繋がる少女の婚約解消が、思わぬ展開を導きだす。  なんとなくの一気書き。御笑覧下さると幸いです。

国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。

樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。 ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。 国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。 「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」

処理中です...