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懲りない令嬢
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婚約者探しは難航した。
「何あれ?嫌味を言ったのに、喜んでる。」
「ののしると喜ぶ性質でしょうか?潰してください。」
「あたしにやれって?」
「私では圧が足りず、ご褒美になってしまうでしょう?」
たまに厄介な相手を押し付けあった。
平穏無事な学生生活ながら
碌な男がいないせいで、あたしともあろう者に婚約者がいない。
「他の方達から取るわけにもいかないし。」
「上位だと婚約は当然のようですものね。」
意外にティンもお付き合いはしていないらしい。
そこは遠慮しなくて良いのよ?勧められそうなのを聞いてみる。
「騎士候補は?」
「脳筋はちょっと。」
「そう?あの真っ直ぐしか進めない感じが、可愛いと思えるんだけど。」
「好みは被りませんね。」
貴族令嬢と幅広く付き合ってみたりするサーシャ。
アリスティンには男も女も寄ってくるものの、お帰りいただいているようだ。
それぞれ得意な担当がある。
「愛人にと言ったやつは、あたしが潰した。」
世間的にも
爪弾きにできるくらい社交が秀でる。あんたが何の用?
って言えばできるくらいには力がついた。
「ああ。そんなのいたっけ。」と忘れがちだが。
それで困ることはない。今も…
「サーシャ!お前が妹を虐めていると知っているぞ!」
「誰?パーティで騒ぐなんて、どこのもんよ?」
サーシャの気を引こうとあたしをダシにする気か
その根性が気に入らない。
「この後にプロポーズしても、ときめかないものね。」
「ええ。これはないでしょう。」
「妹をいじめた罪だっけ?」
「ええ。わたしがいじめられたそうです。」
「そうなの?」
「ないですね。」
「泣きながら訴えていた!怖くないぞ?」
「捏造で、妄想です。」
「胸に飛び込んでおいで?僕の小鳥ちゃん」
「怖気が走りました。慰謝料を請求します。」
本当に慰謝料は請求しよう。名誉毀損も追加でとサーシャが決める。
「なんでこいうのを集めてくるの?趣味なのかしら。」
ティンは麗しい顔その額に、眉根を寄せる。
「不本意です。養子で義理の妹だというだけでこういうのが近づいてくるんです。」
「それは、ご愁傷様。」
仲が良いのだが、周りは情報だけで踊り出す。
いじめられている
泣いていた
メイドをさせられ
金に困っている。
事実は、泣いていたんじゃなく、爆笑していた。
お金はあった方が良いので、取れるところからいただく。
奢ってもらうし。
メイドは趣味になりつつある。
メイド服なだけで、入っていける話題があって楽しい。
ちゃっかり、学生生活を楽しんでいるだけだった。
「何あれ?嫌味を言ったのに、喜んでる。」
「ののしると喜ぶ性質でしょうか?潰してください。」
「あたしにやれって?」
「私では圧が足りず、ご褒美になってしまうでしょう?」
たまに厄介な相手を押し付けあった。
平穏無事な学生生活ながら
碌な男がいないせいで、あたしともあろう者に婚約者がいない。
「他の方達から取るわけにもいかないし。」
「上位だと婚約は当然のようですものね。」
意外にティンもお付き合いはしていないらしい。
そこは遠慮しなくて良いのよ?勧められそうなのを聞いてみる。
「騎士候補は?」
「脳筋はちょっと。」
「そう?あの真っ直ぐしか進めない感じが、可愛いと思えるんだけど。」
「好みは被りませんね。」
貴族令嬢と幅広く付き合ってみたりするサーシャ。
アリスティンには男も女も寄ってくるものの、お帰りいただいているようだ。
それぞれ得意な担当がある。
「愛人にと言ったやつは、あたしが潰した。」
世間的にも
爪弾きにできるくらい社交が秀でる。あんたが何の用?
って言えばできるくらいには力がついた。
「ああ。そんなのいたっけ。」と忘れがちだが。
それで困ることはない。今も…
「サーシャ!お前が妹を虐めていると知っているぞ!」
「誰?パーティで騒ぐなんて、どこのもんよ?」
サーシャの気を引こうとあたしをダシにする気か
その根性が気に入らない。
「この後にプロポーズしても、ときめかないものね。」
「ええ。これはないでしょう。」
「妹をいじめた罪だっけ?」
「ええ。わたしがいじめられたそうです。」
「そうなの?」
「ないですね。」
「泣きながら訴えていた!怖くないぞ?」
「捏造で、妄想です。」
「胸に飛び込んでおいで?僕の小鳥ちゃん」
「怖気が走りました。慰謝料を請求します。」
本当に慰謝料は請求しよう。名誉毀損も追加でとサーシャが決める。
「なんでこいうのを集めてくるの?趣味なのかしら。」
ティンは麗しい顔その額に、眉根を寄せる。
「不本意です。養子で義理の妹だというだけでこういうのが近づいてくるんです。」
「それは、ご愁傷様。」
仲が良いのだが、周りは情報だけで踊り出す。
いじめられている
泣いていた
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金に困っている。
事実は、泣いていたんじゃなく、爆笑していた。
お金はあった方が良いので、取れるところからいただく。
奢ってもらうし。
メイドは趣味になりつつある。
メイド服なだけで、入っていける話題があって楽しい。
ちゃっかり、学生生活を楽しんでいるだけだった。
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