14 / 24
あらすじ
部屋の模様替え①
しおりを挟む
「デカいベッドって手に入るのか?」
「ムリね。ここが極北の城なんて呼ばれてる理由を忘れたの?」
ここは辺境。雪に埋もれ、全ての道は閉ざされている。
商人たちは持ち込みの商品で商売している。
この城の備えは、十分の人数が泊まれるほどの備蓄や設備がある。
使い手が限られる、嵩張るものを持ってくる商人などいるものか。
それもあり現地調達も、こんな天気での搬入は無理だ。
「大きいベッドが欲しいならくっつけるとかねー。」
間に合わせや工夫でどうにかするしかない。
それでも金を積んでも叶えられない要望も仕方がない。
ここで寒さを乗り切るのが最優先なのだから。
シュルトの参加、まあ呼ばれてることになっただろうけど呼ぶ前に来た。
商人だ。情報は速い。
どこからの情報源かに興味がないが、議長が一枚噛んでいる気がする。
まだロードの番の情報は出回っていない。
「番を迎え入れたいって、幼い女の子らしいわね?」
幼いと断定して、この部屋に来たのが答えだった。
その辺に事情も知れていても
商人が御用聞きに来たのは、ロードにとって好都合だ。
シュルトは面倒見が良いのは弟妹が多い環境で育ちか。
血が繋がらなくても兄弟(姉妹)が旅先ででき、商売をして暮らしていた。
大所帯で色々なところへ行き、人族の習慣も知るシュルトの知識と、
経験で助言をしてもらおうと考えていた。
「俺の番が、気にいる部屋が欲しい。」
緊張というより警戒している幼い人族の子に必要なものは何か?
重要事項である。
冒険者として護衛に雇われた間柄で信用もあるシュルトだ。
今までも取引や、買い物も頼んでいる。
人族の番で、幼いとなると要る物が大きく違う。
「俺が気づかない事も多いからな。」
しっかり意見を取り入れるつもりだった。
「食器はお茶関係のものを色は鮮やかで丈夫にして、壊れそうなものはナシね。
机と椅子を部屋から出すのよね?」
「ああ。俺の番が使うには大きいし邪魔だ。敷きものに座って食う。」
野営では慣れたスタイルだし、地域によってもある。
「じゃあ、敷物がいるわネ。
感触が柔らかくって毛が長すぎないものが良いカシラ。」
「絨毯なら最高級の毛長羊の毛皮があるが?」
「汚れが取れる、短い毛のものが良いわヨ。」
高級なものは気遅れさせるし、絡まったら危ないと説明される。
リラックスして過ごしいて欲しいからな。採用した。
「子供向けではないし、色々とグレードは落ちても安全なものにするワ。
子供達が集まってる部屋に似た色にしましょ
知ってるところと似てると、安心感がうまれるかも。」
広間はそれで良いな。
「キッチンは使うか?」料理は持ってきてもらう予定だ。
「お湯を沸かす魔導具を渡したから、やりたがると思うわよ」
「そうか。」
簡易なキッチンを眺める。
エプロンした番に背後からせまれば…。
(妄想が進みそうだ)
“番と一緒”に浮かれて、口角が緩む。
「ちょっとお、まだ相談が必要よ?しっかりしてヨネ~!」
そう商人に言われるも
俺は、番とイチャイチャする時が楽しみで仕方なかった。
「ムリね。ここが極北の城なんて呼ばれてる理由を忘れたの?」
ここは辺境。雪に埋もれ、全ての道は閉ざされている。
商人たちは持ち込みの商品で商売している。
この城の備えは、十分の人数が泊まれるほどの備蓄や設備がある。
使い手が限られる、嵩張るものを持ってくる商人などいるものか。
それもあり現地調達も、こんな天気での搬入は無理だ。
「大きいベッドが欲しいならくっつけるとかねー。」
間に合わせや工夫でどうにかするしかない。
それでも金を積んでも叶えられない要望も仕方がない。
ここで寒さを乗り切るのが最優先なのだから。
シュルトの参加、まあ呼ばれてることになっただろうけど呼ぶ前に来た。
商人だ。情報は速い。
どこからの情報源かに興味がないが、議長が一枚噛んでいる気がする。
まだロードの番の情報は出回っていない。
「番を迎え入れたいって、幼い女の子らしいわね?」
幼いと断定して、この部屋に来たのが答えだった。
その辺に事情も知れていても
商人が御用聞きに来たのは、ロードにとって好都合だ。
シュルトは面倒見が良いのは弟妹が多い環境で育ちか。
血が繋がらなくても兄弟(姉妹)が旅先ででき、商売をして暮らしていた。
大所帯で色々なところへ行き、人族の習慣も知るシュルトの知識と、
経験で助言をしてもらおうと考えていた。
「俺の番が、気にいる部屋が欲しい。」
緊張というより警戒している幼い人族の子に必要なものは何か?
重要事項である。
冒険者として護衛に雇われた間柄で信用もあるシュルトだ。
今までも取引や、買い物も頼んでいる。
人族の番で、幼いとなると要る物が大きく違う。
「俺が気づかない事も多いからな。」
しっかり意見を取り入れるつもりだった。
「食器はお茶関係のものを色は鮮やかで丈夫にして、壊れそうなものはナシね。
机と椅子を部屋から出すのよね?」
「ああ。俺の番が使うには大きいし邪魔だ。敷きものに座って食う。」
野営では慣れたスタイルだし、地域によってもある。
「じゃあ、敷物がいるわネ。
感触が柔らかくって毛が長すぎないものが良いカシラ。」
「絨毯なら最高級の毛長羊の毛皮があるが?」
「汚れが取れる、短い毛のものが良いわヨ。」
高級なものは気遅れさせるし、絡まったら危ないと説明される。
リラックスして過ごしいて欲しいからな。採用した。
「子供向けではないし、色々とグレードは落ちても安全なものにするワ。
子供達が集まってる部屋に似た色にしましょ
知ってるところと似てると、安心感がうまれるかも。」
広間はそれで良いな。
「キッチンは使うか?」料理は持ってきてもらう予定だ。
「お湯を沸かす魔導具を渡したから、やりたがると思うわよ」
「そうか。」
簡易なキッチンを眺める。
エプロンした番に背後からせまれば…。
(妄想が進みそうだ)
“番と一緒”に浮かれて、口角が緩む。
「ちょっとお、まだ相談が必要よ?しっかりしてヨネ~!」
そう商人に言われるも
俺は、番とイチャイチャする時が楽しみで仕方なかった。
1
あなたにおすすめの小説
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
立派な淑女に育てたはずなのに
茜菫
恋愛
愛する男と親友に裏切られた魔女レアケは、森の奥にある古びた塔に住んでいた。
その塔は国が管理しており、魔女には身の回りの世話をする侍女がつけられていた。
ある日、新しい侍女として年若い、口悪い、礼儀のなっていないやせ細った少女がやってきた。
レアケは少女の秘めた才を見出し、少女を立派な淑女に育て、同時に立派な魔法使いに育てた。
少女が塔から去り、数年経ったある日のこと。
「迎えに来ましたよ、私の魔女。さあ、結婚しましょう」
「……いや、あなただれよ!?」
少女を立派な淑女に育てたはずなのに、後に見知らぬ紳士に求婚される魔女の話。
(2024/12/01 改稿)
ムーンライトノベルズにも投稿しています。
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
【完】麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜
こころ ゆい
恋愛
※完結しました!皆様のおかげです!ありがとうございました!
※既に完結しておりますが、番外編②加筆しました!(2025/10/17)
狼獣人、リードネストの番(つがい)として隣国から攫われてきたモモネリア。
突然知らない場所に連れてこられた彼女は、ある事情で生きる気力も失っていた。
だが、リードネストの献身的な愛が、傷付いたモモネリアを包み込み、徐々に二人は心を通わせていく。
そんなとき、二人で訪れた旅先で小さなドワーフ、ローネルに出会う。
共に行くことになったローネルだが、何か秘密があるようで?
自分に向けられる、獣人の深い愛情に翻弄される番を描いた、とろ甘溺愛ラブストーリー。
脅迫して意中の相手と一夜を共にしたところ、逆にとっ捕まった挙げ句に逃げられなくなりました。
石河 翠
恋愛
失恋した女騎士のミリセントは、不眠症に陥っていた。
ある日彼女は、お気に入りの毛布によく似た大型犬を見かけ、偶然隠れ家的酒場を発見する。お目当てのわんこには出会えないものの、話の合う店長との時間は、彼女の心を少しずつ癒していく。
そんなある日、ミリセントは酒場からの帰り道、元カレから復縁を求められる。きっぱりと断るものの、引き下がらない元カレ。大好きな店長さんを巻き込むわけにはいかないと、ミリセントは覚悟を決める。実は店長さんにはとある秘密があって……。
真っ直ぐでちょっと思い込みの激しいヒロインと、わんこ系と見せかけて実は用意周到で腹黒なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
表紙絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真のID:4274932)をお借りしております。
【番外編完結】聖女のお仕事は竜神様のお手当てです。
豆丸
恋愛
竜神都市アーガストに三人の聖女が召喚されました。バツイチ社会人が竜神のお手当てをしてさっくり日本に帰るつもりだったのに、竜の神官二人に溺愛されて帰れなくなっちゃう話。
側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません!
花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」
婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。
追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。
しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。
夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。
けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。
「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」
フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。
しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!?
「離縁する気か? 許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」
凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。
孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!
※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。
【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる