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補足後

<侍女を首クビにする

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「竜の翼』と別れ、

子爵夫婦とそれほどドンパチがいらないなあ
母親とは距離があっての許容だしとカットした場面です

ーーーーー


「俺がセリを迎えに来たい」

自分を求めてくれる
居場所も作ってくれる言葉に、すがりつくわけにはいかないと思った。

セリュート・ヴェーネンが捨てきれい。

(そこには、誰か違う人を)と思いながらロードの温もりを惜しんだ。
セリの記憶として残したかったから。

そうして、l
飛竜での『竜の翼』の王都帰還を見送った。



ーーー

再び子爵夫婦とに生活は窮屈で苛つくものだった。

専属のメイドのステラに髪を結われながら、
侍女の話を聞き流す。
「奥様に言われて」

この侍女は私の言より、叔母さんの命令を聞いた。
私の侍女ではないと、専属から解任した。

朝に文句が出るだろうが、信頼の置けない者を近くに置いておきたくない。
側にいて欲しくない。
プライベートが守られると良いけど。

他の侍女が来た。
庭のスターダストの花が咲きそうだと

そうかそんな時期か。
庭に行かなくなった。薔薇が植えられるが他の場所は拒否した。
庭にでなくなった。

この辺境で薬草の大切さより見栄を、優先させる意味がわからないのだが
というのは大変だな。

「下がっていいよ。」
早々に部屋を出し、一人になってひと息ついた。
気が休まらないなあ。



「セリ様」呼び止めたのは、

執事長だ。

「メイドですが、何か問題が?」
私の部屋つきから解任したメイドか。

「私より叔母さんを優先させたから、専属から外した。」

「さようですか。」と確認して書類の話に移った。


私は鍛錬のためと言って、朝食は子爵夫婦より遅い時間に食べる。
報告を聞き、書斎に篭ることにする。


が子爵に捕まった。

「わがままを言うな」

「不要です。
家から解雇するとは言っていません。私の専属には要らないと申しました。
仕事があるのでもう良いですか?

貴方にはないんですよね。」

言いたい事は言うことにした。
黙ってやることもないと判断したからだ。

しかし気は晴れなかった。



泉に行こう。

精霊を集めた

ふわふわと光景に現実味が薄れる
(笑うのってどうやるんだっけ。)

犬に抱きついていた頃の習慣で
持ってきた毛皮を広げ、その上に
ねころがる


はあ。
ため息を溢した。

そこで昼寝をしながら、書類のことを考えるのが
日課になっていた。



魔法を操りつつ

魔術の勉強に励む。
この魔術で実りや危機
罠や警報

そのメンテナンスに疲れていた。

既に、『竜の翼』のいた頃が恋しいセリだった。



ーーーーー
『竜の翼』がいなくなった後、以前のように戻ると
精神的にきそうだなあとかいたものです。


子爵夫婦がのサボってるけど、
決定権はセリュートだから!


わがままって言うけど、言ってる方が仕事もしていない
辺境に貢献もない貴族とは名ばかり!

と環境の悪さを
ストーリー上はいらないな。

でカットした部分でした。

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