2 / 2
後処理
しおりを挟む
婚約していた家と話し合いがあった。
僕の義兄になる予定だった男。
アレの評判のせいで失墜しそうだと焦っていつ。
「まあ、知ってたし?うちから出る人だから。」
うちとは関係ありませんで、終わらせる。
それくらいのお金は積んでいる。
一般的な結納金に範囲内だよ?
この男から、ノーと突き返せないんだ。
昔、僕をいじめた仕返しとかじゃないから。
どうでもいいから、一緒に人生ぐちぐちゃになってくれ。
そう思いながら、帰らせた。
姉などいない家に帰る。
少し仕事をしてからもう休もう。
やっと、居なくなって欲しかったものがなくなったんだ。
僕は家を継ぐ者として社交にも出る。
久々に聴いたアレに名前も
「ああ、そんな人いたな。」で終わった。
もう自分の役目じゃないから。どうなったかは知っていても手を差し伸べるなんて事はない。
僕は家を継ぐ者だからね。
要らないものは切るよ。
さて、お嫁さん探しをしないとなあ。
僕の義兄になる予定だった男。
アレの評判のせいで失墜しそうだと焦っていつ。
「まあ、知ってたし?うちから出る人だから。」
うちとは関係ありませんで、終わらせる。
それくらいのお金は積んでいる。
一般的な結納金に範囲内だよ?
この男から、ノーと突き返せないんだ。
昔、僕をいじめた仕返しとかじゃないから。
どうでもいいから、一緒に人生ぐちぐちゃになってくれ。
そう思いながら、帰らせた。
姉などいない家に帰る。
少し仕事をしてからもう休もう。
やっと、居なくなって欲しかったものがなくなったんだ。
僕は家を継ぐ者として社交にも出る。
久々に聴いたアレに名前も
「ああ、そんな人いたな。」で終わった。
もう自分の役目じゃないから。どうなったかは知っていても手を差し伸べるなんて事はない。
僕は家を継ぐ者だからね。
要らないものは切るよ。
さて、お嫁さん探しをしないとなあ。
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
「お前みたいな卑しい闇属性の魔女など側室でもごめんだ」と言われましたが、私も殿下に嫁ぐ気はありません!
野生のイエネコ
恋愛
闇の精霊の加護を受けている私は、闇属性を差別する国で迫害されていた。いつか私を受け入れてくれる人を探そうと夢に見ていたデビュタントの舞踏会で、闇属性を差別する王太子に罵倒されて心が折れてしまう。
私が国を出奔すると、闇精霊の森という場所に住まう、不思議な男性と出会った。なぜかその男性が私の事情を聞くと、国に与えられた闇精霊の加護が消滅して、国は大混乱に。
そんな中、闇精霊の森での生活は穏やかに進んでいく。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】たぶん私本物の聖女じゃないと思うので王子もこの座もお任せしますね聖女様!
貝瀬汀
恋愛
ここ最近。教会に毎日のようにやってくる公爵令嬢に、いちゃもんをつけられて参っている聖女、フレイ・シャハレル。ついに彼女の我慢は限界に達し、それならばと一計を案じる……。ショートショート。※題名を少し変更いたしました。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
悪役令息の婚約者になりまして
どくりんご
恋愛
婚約者に出逢って一秒。
前世の記憶を思い出した。それと同時にこの世界が小説の中だということに気づいた。
その中で、目の前のこの人は悪役、つまり悪役令息だということも同時にわかった。
彼がヒロインに恋をしてしまうことを知っていても思いは止められない。
この思い、どうすれば良いの?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる