【完結】謝っても許さない令嬢との噂ですが、では何をしても許してくださる?

BBやっこ

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待つ価値もない

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マナーにも問題。招待された?いえ、謹慎中のはず。
甘やかしたのは、おばさま(婚約者の母親)かしら。

「今度は婚約者ですの?」

あの女に心を移して私を蔑ろにした男。
幼馴染とはいえ、ここまで変わるとは。もう、親しみも感じない。


「まず、近づかないでいただけますか?
賠償がおすみでないでしょう。そちらのお祖父様には貴方自身に払わせろと。」


そういう条件をつけてもう婚約破棄になる。
大事なパーティにも一緒に来なくて良い関係だ。そして話たくもない。

「彼女の悪い噂を広げて恥ずかしくないのか!令嬢として恥をしれ!」

噂話も情報交換のひとつだ。彼女と呼んでい女は提供する側でしたけど。
それはもう令嬢としてあるまじき男性と距離間で。

囲んでいた令嬢達も、視線でそんな話をして居そうね。


「令嬢教育がなってない?と言ってたかしら。貴方は紳士としてあるまじきですわよ。」
とても腹正しい。


「謝れもしない方と…」
「他にもあるでしょうね。」
「消えてくれるでしょう。」


この男もパーティで令嬢を敵にする危険がわかったかしら?


「ああ、婚約も解消して他人ですね。」

「待ってくれ」

ごめんなさいで済むのかしら?
私は無理そう。もう我慢もしない。

「心の広い方に任せますわ」

疲れたので帰ったわ。
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