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2章 新たな生活
さらば社会的地位
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「わああー!!!リネア!!!何してるの!!!」
思わず俺は素っ頓狂な声を上げる。
『えっ?えっ?なに?入ってもいいってカエデが言うから…』
いや、言ったさ。
確かに言いましたよ。
でもさ?いきなり同じタイミングで入りますか?
いや…確かに「俺が出てからで悪いけど、ゆっくり入ってね」とか丁寧には言ってませんよ。
でも…普通は別に入りますよね?
つい数時間前までお互い知りもしない間柄ですよ。
それがこんな…尻もしってる間柄に…
なんて親父ギャグを考えてる場合じゃない!
目の前にいる裸族の少女をどうにかせねば。
社会的にも身体的にも俺の方がどうにかなってしまう!
「せ、説明が足りなくてごめん。一緒にって意味ではなくて…」
『そ、そうだったんだ。ご…ごめんなさい。てっきり「先に入ってるから後で来いよ」って意味かと思って。』
「うん。それは俺の方も言葉足らずでごめん。
…そ、それよりまず隠してもらえないかな。」
そう言うとリネアは顔を真っ赤にしてタオルで体を隠した。
『大して良い体でもないのにごめんなさい。そういう事をするのかと思って…その………ご、ごめんなさーい!』
と言うと視線をやや下に向け、もっと真っ赤な顔をして脱衣所の方に走って行った。
サヨウナラ。私の社会的地位よ。
サヨウナラ。私の少しのプライドよ。
お父様、お母様、天使様。
辱めに耐えられずに先立つ不幸をお許し下さい。
俺の頭の中にはこれだけの文が一瞬で浮かんだ。
そりゃダメだって。うら若き乙女の柔肌なんか見せられたら。
俺悪くないって。
ね?そう思いません?
誰に問いかけてんだ、俺は…。
「すぐに娼館だ、夜伽だって言ってたけど…この世界はそっちの倫理観は薄いのかな。
少しずつその辺りも勉強していかないとな。
…口聞いてくれたらリネアに少しずつ教わるか。」
そうポツリと独り言を言うと、俺は湯船に頭の先まで浸かった。
思わず俺は素っ頓狂な声を上げる。
『えっ?えっ?なに?入ってもいいってカエデが言うから…』
いや、言ったさ。
確かに言いましたよ。
でもさ?いきなり同じタイミングで入りますか?
いや…確かに「俺が出てからで悪いけど、ゆっくり入ってね」とか丁寧には言ってませんよ。
でも…普通は別に入りますよね?
つい数時間前までお互い知りもしない間柄ですよ。
それがこんな…尻もしってる間柄に…
なんて親父ギャグを考えてる場合じゃない!
目の前にいる裸族の少女をどうにかせねば。
社会的にも身体的にも俺の方がどうにかなってしまう!
「せ、説明が足りなくてごめん。一緒にって意味ではなくて…」
『そ、そうだったんだ。ご…ごめんなさい。てっきり「先に入ってるから後で来いよ」って意味かと思って。』
「うん。それは俺の方も言葉足らずでごめん。
…そ、それよりまず隠してもらえないかな。」
そう言うとリネアは顔を真っ赤にしてタオルで体を隠した。
『大して良い体でもないのにごめんなさい。そういう事をするのかと思って…その………ご、ごめんなさーい!』
と言うと視線をやや下に向け、もっと真っ赤な顔をして脱衣所の方に走って行った。
サヨウナラ。私の社会的地位よ。
サヨウナラ。私の少しのプライドよ。
お父様、お母様、天使様。
辱めに耐えられずに先立つ不幸をお許し下さい。
俺の頭の中にはこれだけの文が一瞬で浮かんだ。
そりゃダメだって。うら若き乙女の柔肌なんか見せられたら。
俺悪くないって。
ね?そう思いません?
誰に問いかけてんだ、俺は…。
「すぐに娼館だ、夜伽だって言ってたけど…この世界はそっちの倫理観は薄いのかな。
少しずつその辺りも勉強していかないとな。
…口聞いてくれたらリネアに少しずつ教わるか。」
そうポツリと独り言を言うと、俺は湯船に頭の先まで浸かった。
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