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Make Luv.~果てない思い
桃源郷~欲望の香りに誘いにいざなわれて
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「うわ~~~っ!」
深澤くんの声が洞窟に響く。
「声(笑)」
「だってさ、こんなの現代に本当にあるなんて......感動だよ!」
「まあね、特殊だよね」
色んな所をワクワクして見て回っている。
「桃源郷のようだよ、ステキすぎる。この葉は...蓮の葉。で、話してた蓮の花....と蕾。」
「あのね、蓮の花に乗るには条件があるみたいで......でも、れんな様と龍神様以外花に乗れた人たちがいないみたいだから...私達は向かい入れて貰えるのかどうか(笑)」
「乗ってみようか」
蓮の花は泉のちょうど真ん中で花を咲かせている。
足をつけて蓮の花まで歩いてみた。
「乗れないね、何かがある(笑)」
「ん、これ霞。結界みたいになっていて乗れない。んー、何だろう.....」
近くに浮かぶ、蓮の葉に腰かけた。
「蓮の葉は大丈夫なんだね」
「うん、蓮の葉は誰でもいいらしいよ」
「じゃ.....ここで....」
「ふふっ、ここで?」
口づけをしようとした時、ふと思いついた。
「わかった!」
「蓮伽さん....(笑)」
「ゴメン(笑)わかった!」
「なに?」
「体、清めてないからじゃない?」
「......そう....か....」
「行ってみよ、そこの岩場に滝があった。」
「うん.....早くしないと襲っちゃうよ(笑)」
「ダメー!さっきのお返し。お預けです(笑)」
岩場の蔭へと足を運んだ。
・・・・・滝が落ちていて、水場がある。
「湯気、出てるでしょ?」
「ホントだね、.....温かい。」
「どこから、出ているんだろうね。」
「入ろう?」
「そうだね、入ろう♡」
・・・・・温度がちょうどよく、お湯の感触が柔らかい。
(体を隠すものがないんだった。........あ、クラにあった羽衣...持ってきたけど....出してみようかな)
クラで調べ物をしていた際に、結界がはってある、仰々しい木の箱を見つけていた。中身は、様々でその中でも更に高貴な木箱の中に収められていた羽衣だった。
あっさりと持ち出してしまったのだが、フミさんに聞くところによれば、誰も開ける事が出来なかったらしく、何事もなく開いたのであれば『開けられる人』だったのだろうから貰っちゃえば?ということだった。
「すごいね......この滝も、この壺も。」
「本当に。お湯も柔らかいし、気持ちい.....」
「それ、いつの間に?羽衣??」
「うん、キレイでしょ....?なんかね、クラにあった。」
肩からかけると、龍神様の気を感じた。
「......龍神様の気を編みこんでいるかも、すごく意志を感じる。」
「......僕から、蓮伽さんの体が見えない(笑)また、霞だ。」
「(笑)ほんとにれんな様の事を、大切に大切になさっていたのね。れんな様は相手が龍神様であっても、自分の意志を通したお方だったから龍神様は心配だったのでしょうね。すぐ、どこかへ行ってしまう方だったみたいだから(笑)」
「それと、体が見えなくなるのとは関係ある?」
「んー.....どうなんだろう。でも独り占めしたかったんじゃない?.......あ、.....今はどう?私の体、見える??」
「見える、え?なんで?」
「わかった。すごくない?私の意志をこの羽衣は汲み取っている(笑)」
「え?どういうこと?」
「じゃ、.......私に触れてみて。」
「触れられない....。」
「スゴイ!だから、あんな高貴な箱に入っていたんだわ。但し書きみたいなものなかったけど。」
私の持ち出した羽衣は、どうやら特殊な羽衣らしく龍神様に関係したもので紡いでいるもののようだ。
恐らく、着用した者の意志を感じ取っている。
「.....とってもキレイだけど......脱いで....僕は蓮伽さんに触れたいの。」
・・・・・羽衣が体から滑り落ち、霞が静かに晴れる中で、深澤くんの唇が欲情的な私の唇を見つけた。
深澤くんの声が洞窟に響く。
「声(笑)」
「だってさ、こんなの現代に本当にあるなんて......感動だよ!」
「まあね、特殊だよね」
色んな所をワクワクして見て回っている。
「桃源郷のようだよ、ステキすぎる。この葉は...蓮の葉。で、話してた蓮の花....と蕾。」
「あのね、蓮の花に乗るには条件があるみたいで......でも、れんな様と龍神様以外花に乗れた人たちがいないみたいだから...私達は向かい入れて貰えるのかどうか(笑)」
「乗ってみようか」
蓮の花は泉のちょうど真ん中で花を咲かせている。
足をつけて蓮の花まで歩いてみた。
「乗れないね、何かがある(笑)」
「ん、これ霞。結界みたいになっていて乗れない。んー、何だろう.....」
近くに浮かぶ、蓮の葉に腰かけた。
「蓮の葉は大丈夫なんだね」
「うん、蓮の葉は誰でもいいらしいよ」
「じゃ.....ここで....」
「ふふっ、ここで?」
口づけをしようとした時、ふと思いついた。
「わかった!」
「蓮伽さん....(笑)」
「ゴメン(笑)わかった!」
「なに?」
「体、清めてないからじゃない?」
「......そう....か....」
「行ってみよ、そこの岩場に滝があった。」
「うん.....早くしないと襲っちゃうよ(笑)」
「ダメー!さっきのお返し。お預けです(笑)」
岩場の蔭へと足を運んだ。
・・・・・滝が落ちていて、水場がある。
「湯気、出てるでしょ?」
「ホントだね、.....温かい。」
「どこから、出ているんだろうね。」
「入ろう?」
「そうだね、入ろう♡」
・・・・・温度がちょうどよく、お湯の感触が柔らかい。
(体を隠すものがないんだった。........あ、クラにあった羽衣...持ってきたけど....出してみようかな)
クラで調べ物をしていた際に、結界がはってある、仰々しい木の箱を見つけていた。中身は、様々でその中でも更に高貴な木箱の中に収められていた羽衣だった。
あっさりと持ち出してしまったのだが、フミさんに聞くところによれば、誰も開ける事が出来なかったらしく、何事もなく開いたのであれば『開けられる人』だったのだろうから貰っちゃえば?ということだった。
「すごいね......この滝も、この壺も。」
「本当に。お湯も柔らかいし、気持ちい.....」
「それ、いつの間に?羽衣??」
「うん、キレイでしょ....?なんかね、クラにあった。」
肩からかけると、龍神様の気を感じた。
「......龍神様の気を編みこんでいるかも、すごく意志を感じる。」
「......僕から、蓮伽さんの体が見えない(笑)また、霞だ。」
「(笑)ほんとにれんな様の事を、大切に大切になさっていたのね。れんな様は相手が龍神様であっても、自分の意志を通したお方だったから龍神様は心配だったのでしょうね。すぐ、どこかへ行ってしまう方だったみたいだから(笑)」
「それと、体が見えなくなるのとは関係ある?」
「んー.....どうなんだろう。でも独り占めしたかったんじゃない?.......あ、.....今はどう?私の体、見える??」
「見える、え?なんで?」
「わかった。すごくない?私の意志をこの羽衣は汲み取っている(笑)」
「え?どういうこと?」
「じゃ、.......私に触れてみて。」
「触れられない....。」
「スゴイ!だから、あんな高貴な箱に入っていたんだわ。但し書きみたいなものなかったけど。」
私の持ち出した羽衣は、どうやら特殊な羽衣らしく龍神様に関係したもので紡いでいるもののようだ。
恐らく、着用した者の意志を感じ取っている。
「.....とってもキレイだけど......脱いで....僕は蓮伽さんに触れたいの。」
・・・・・羽衣が体から滑り落ち、霞が静かに晴れる中で、深澤くんの唇が欲情的な私の唇を見つけた。
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