赤い糸はETERNITYで結ぶ

蓮華(れんげ)

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ミドルノート~極上の香りに抱かれて

今、雪に包まれて二人

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何も言わずにただ、二人で歩いた。




静かに舞い降りる雪で、色んな音が聞こえなくなっていく





今、きっと私たちはこの世に二人ぼっち。




お互いに何も言わずに歩いた




冷たくなった碧の大きな手は私の小さな手を包み、ギュッとしている。




「こんなに愛おしく思えるなんてな」




行き先は特に口にはしていない…でも、一緒な気がしていた






――――――着いた先の空いていた最上階の部屋に私達は入った。





ドアを閉めるとどちらともなく唇を重ねる。






碧が近づくと、ETERNITYの香りが鼻をくすぐり、
体温で温められて、私を包んでゆく……



「ねぇ...この香り....」



「そうだよ...あの時貰ったプレゼント。あれから気に入ってずっと使ってるんだ」



「そうなんだ、嬉しい。この香りは碧だなって思って選んだんだ。大好きな香りなの」



「ふふ、俺の事大好きじゃん(笑)」



「.......そうだよ、あの日そう言ったよ?」



「伊織.....」






碧の冷たい手は頬を包み、愛おしそうに瞳、頬、唇へとキスを落としてゆく。




「碧……っ」



「俺、お前の事きっと好きだったんだよな...気づくのに時間かかっちゃったな」



「……そうだよ、気づくの遅い....」



「あれから、誰かと付き合った?」



「ん....、モチロン。でも、ダメだった…碧だった、いつもどんな時も…」






碧のキスが激しさを増す

首筋を這う唇も荒くなり、かじかんだ手が胸元に触れる





「ん、ぁ....っ、碧...冷たいよ....手..」





「勝手だけどちょっと妬く。他の男に触られたと思うと...」





愛おしそうに、顔をみつめる碧の瞳




「こんな気持ちになるなんてな」





今までを埋めるように、碧の唇は露わになっていく肌に跡を残してゆく





「ぁ.....っ、ん.....」





静寂の中、肌に跡をつける音と私の吐息まじりの声だけが響く






「伊織....行こ。」




手を引かれ、ベッドへと向かった。
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