31 / 33
参拾壱 ホケチョのザイル
しおりを挟む
参拾壱 ホケチョのザイル
「フロンガスいうんか?」ベンケェが聞いた。
「そうじゃ。ベンケェはんとこやキタキツネ先生んとこにもあった電化製品いう奴や」
「じゃのう確かに。カケス男もワシも気持ち悪うて使わんかったが」
「キタキツネ先生は、便利や言うて喜んどったな」
「じゃっ、ああいう芸術的なんは、いっつも同じがエエらしいからのう」
「そういやキタキツネ先生んとこ泊まったときは朝晩も寒なかったし、いつでも温いお茶飲めたり肉食べられるんは便利やったな。ヘヴン島のワシの家よりよっぽど文化的に感じたのう」
「じゃっけど、温い風は気持ち悪いわのう。温かいのは火を起こしゃいいし、温泉もあるでな」
「それよそれ、ワシとお春もそういう面倒臭いのがエエねん。薪ストーブでバチバチいわして。せやけど、キタキツネ先生みたいにハイカラなインテリジェンスは、ああいうのがエエねんな?」
「どうじゃろ? ズルコビッチが来るまでは、そうでもなかったような気ィするがな」
「ないな? そんズルコビッチいうとは?」
冬眠から覚めたばかりのヒグマ親父は、ズルコビッチの存在を知らない。
「おお、おまはんが寝とったとき、何度も来よった人間や。紅いパラパラ鳥乗って、こうした四角く冷たく重たいモンをワシ等に押し付けよって、この道造らせよる張本人じゃ。たぶん、ここに落ちとるのも奴のせいじゃなかろうか。キタキツネ先生は彫刻がたくさんできて保存も効くからいうて大喜びじゃったし、道を造るとホケチョたちといつでも行き来できる言うて、しかもこれから先のオシリ島の為にもなる、なんてぬかしよってのう……しかし、この散らかし方見るとどうも……」
「じゃっどん、こげん散らかしたとは、そんズルコビッチじゃなかかも知れんて」
「それもそうや。ベンケェはん、ヒグマ親父どんの言う通りや。ガスがシューシュー出とるいうことはつい最近捨てたばっかりやろ。会ったことのないワシが言うのもなんやが、ワシ等に工事を頼んだズルコビッチはんなら、ワシ等が此処らに道を造ることを知っとるはずやから、いくら何でもそんなことはせんやろ」
「そうじゃといいが……」
ベンケェの手繰るザイルの先は、散らかった電化製品の下に埋もれている。ヤレヤレといった顔で、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンを一つずつ丁寧に取り除く。掃除機もある。
「丸いのもあるんやな」ベンケェが言った。
「ルンバ言う奴や。自分で勝手に動く掃除ロボットじゃ。ほうほう、天板にソーラーパネルが付いて八つ足やがな。この足が八方に伸びてゴミを吸うわけや。ようできとるのう。最新型なんかいな。縁のない商品じゃが、ピカピカなのにもう捨てられるって何か可哀そうやな」
源ジィは、ヒグマ親父に屈んでもらってルンバの天板に積もった埃を払ってやった。
「もったいないのう……」
ほどなくベンケェにいちばん近いところでシューシューしていたフロンガスが収まった。同時に、アカエゾマツの立ち折れた林床に、群れなす夥しいほどの電化製品の姿が顕わになった。かつては便利さを提供したであろう人類の粗大ゴミたちは、アカエゾマツの原生林を列状間伐したかのようになぎ倒し一本の道のように真っすぐだ。真っすぐではあるが、ヒグマ親父よりも高く山積みされていて、その最下部にベンケェの握るザイルが入り込んでいる。ザイルを手繰るには、この粗大ゴミの山をまた一つひとつ切り崩していかなければならない。そしてまた所々でシューシュー、フロンでも硫黄ガスともわからない煙が立ち昇っている。
「まだまだ、先は長そうじゃのう」
此の世やら彼の世やら彷徨い生きて八百年超、泣き言なんぞいうはずのない無双人生のベンケェだったが、おそらく初めて溜息を洩らした。
とその時、
ホウホケチョ
ホウホケチョホケチョケチョケチョホケチョケチョ
ホウホケチョ
ホウホケチョホケチョケチョケチョホケチョケチョ
聞き覚えのある声が鳴り響く。
「おお、ウグイス女じゃ」
ベンケェが粗大ゴミの落ちてきたであろう空を見上げる。
「じゃいなぁ。久しぶりじゃ」
ヒグマ親父も滅入りそうな気分を立て直そうと上を見た。
左右を樹々に切り取られた細長い空は、立ち昇るガスたちに巻かれ、時に消え入りそうになりながら如何ようにでも形を変えた。もうフロンだの硫黄だのわからない。源ジィも上を見上げようとしたが、何だか眠くなってきている。そのまま気を失った。
と、ベンケェとヒグマ親父の眺める空から何かがものすごい勢いで落ちてくる。
~また電化製品か~
二メートル程はあろうか。思わず頭を抱えて跳びのいたベンケェ、ヒグマ親父も背負う源ジィを起こさないように避けた。音もなく空から落ちてきたその大きな物体は、ベンケェの頭上を掠めると粗大ゴミ山の右前方、丑寅の方角に一本だけ生えているヒグマ親父くらいの太さの柏の樹の幹が二股に分かれたところへ留まった。
「ウグイス女はん」
ベンケェとヒグマ親父が口を揃えた。紛れもないウグイス女、ここいちばんで必ず現れてくれるオシリ島の救世主、守り神、そしてホケチョの母……。口にはホケチョのザイルを咥えている。
「シ・シヅカはん……」
騒ぎに目を覚ました源ジィがウグイス女の顔を注視する。
ホウホケチョ
ホウホケチョホケチョホケチョケチョホケチョ
ホウホケチョホケチョホケチョケチョホケチョ
「さよか! ホケチョも元気なんやな」
安心した源ジィは再び気を失いつつある。いつの間にか太腿をぐるぐる巻きにしていた笹の葉が真っ赤に、額からこめかみにかけては汗が滲んでいる。その顔は、後ほど合流するかも知れないヨシツネより青白い。
「ウグイス女はん、ひとまず源ジィを頼む」
ケチョ
ウグイス女は短くひと鳴きすると、ヒグマ親父の背に凭れた源ジィを引っ掴み、柏の樹から丑寅の方角へ、1本だに立ち折れていないアカエゾマツの林の中へ飛び去った。その林床を、行方を照らすかのように黄金に光り輝く一本の筋がうねっている。
ホケチョのザイルだ。
「あっちじゃ」ベンケェが指さす。
「おうよ」ヒグマ親父も元気百倍だ。
「フロンガスいうんか?」ベンケェが聞いた。
「そうじゃ。ベンケェはんとこやキタキツネ先生んとこにもあった電化製品いう奴や」
「じゃのう確かに。カケス男もワシも気持ち悪うて使わんかったが」
「キタキツネ先生は、便利や言うて喜んどったな」
「じゃっ、ああいう芸術的なんは、いっつも同じがエエらしいからのう」
「そういやキタキツネ先生んとこ泊まったときは朝晩も寒なかったし、いつでも温いお茶飲めたり肉食べられるんは便利やったな。ヘヴン島のワシの家よりよっぽど文化的に感じたのう」
「じゃっけど、温い風は気持ち悪いわのう。温かいのは火を起こしゃいいし、温泉もあるでな」
「それよそれ、ワシとお春もそういう面倒臭いのがエエねん。薪ストーブでバチバチいわして。せやけど、キタキツネ先生みたいにハイカラなインテリジェンスは、ああいうのがエエねんな?」
「どうじゃろ? ズルコビッチが来るまでは、そうでもなかったような気ィするがな」
「ないな? そんズルコビッチいうとは?」
冬眠から覚めたばかりのヒグマ親父は、ズルコビッチの存在を知らない。
「おお、おまはんが寝とったとき、何度も来よった人間や。紅いパラパラ鳥乗って、こうした四角く冷たく重たいモンをワシ等に押し付けよって、この道造らせよる張本人じゃ。たぶん、ここに落ちとるのも奴のせいじゃなかろうか。キタキツネ先生は彫刻がたくさんできて保存も効くからいうて大喜びじゃったし、道を造るとホケチョたちといつでも行き来できる言うて、しかもこれから先のオシリ島の為にもなる、なんてぬかしよってのう……しかし、この散らかし方見るとどうも……」
「じゃっどん、こげん散らかしたとは、そんズルコビッチじゃなかかも知れんて」
「それもそうや。ベンケェはん、ヒグマ親父どんの言う通りや。ガスがシューシュー出とるいうことはつい最近捨てたばっかりやろ。会ったことのないワシが言うのもなんやが、ワシ等に工事を頼んだズルコビッチはんなら、ワシ等が此処らに道を造ることを知っとるはずやから、いくら何でもそんなことはせんやろ」
「そうじゃといいが……」
ベンケェの手繰るザイルの先は、散らかった電化製品の下に埋もれている。ヤレヤレといった顔で、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンを一つずつ丁寧に取り除く。掃除機もある。
「丸いのもあるんやな」ベンケェが言った。
「ルンバ言う奴や。自分で勝手に動く掃除ロボットじゃ。ほうほう、天板にソーラーパネルが付いて八つ足やがな。この足が八方に伸びてゴミを吸うわけや。ようできとるのう。最新型なんかいな。縁のない商品じゃが、ピカピカなのにもう捨てられるって何か可哀そうやな」
源ジィは、ヒグマ親父に屈んでもらってルンバの天板に積もった埃を払ってやった。
「もったいないのう……」
ほどなくベンケェにいちばん近いところでシューシューしていたフロンガスが収まった。同時に、アカエゾマツの立ち折れた林床に、群れなす夥しいほどの電化製品の姿が顕わになった。かつては便利さを提供したであろう人類の粗大ゴミたちは、アカエゾマツの原生林を列状間伐したかのようになぎ倒し一本の道のように真っすぐだ。真っすぐではあるが、ヒグマ親父よりも高く山積みされていて、その最下部にベンケェの握るザイルが入り込んでいる。ザイルを手繰るには、この粗大ゴミの山をまた一つひとつ切り崩していかなければならない。そしてまた所々でシューシュー、フロンでも硫黄ガスともわからない煙が立ち昇っている。
「まだまだ、先は長そうじゃのう」
此の世やら彼の世やら彷徨い生きて八百年超、泣き言なんぞいうはずのない無双人生のベンケェだったが、おそらく初めて溜息を洩らした。
とその時、
ホウホケチョ
ホウホケチョホケチョケチョケチョホケチョケチョ
ホウホケチョ
ホウホケチョホケチョケチョケチョホケチョケチョ
聞き覚えのある声が鳴り響く。
「おお、ウグイス女じゃ」
ベンケェが粗大ゴミの落ちてきたであろう空を見上げる。
「じゃいなぁ。久しぶりじゃ」
ヒグマ親父も滅入りそうな気分を立て直そうと上を見た。
左右を樹々に切り取られた細長い空は、立ち昇るガスたちに巻かれ、時に消え入りそうになりながら如何ようにでも形を変えた。もうフロンだの硫黄だのわからない。源ジィも上を見上げようとしたが、何だか眠くなってきている。そのまま気を失った。
と、ベンケェとヒグマ親父の眺める空から何かがものすごい勢いで落ちてくる。
~また電化製品か~
二メートル程はあろうか。思わず頭を抱えて跳びのいたベンケェ、ヒグマ親父も背負う源ジィを起こさないように避けた。音もなく空から落ちてきたその大きな物体は、ベンケェの頭上を掠めると粗大ゴミ山の右前方、丑寅の方角に一本だけ生えているヒグマ親父くらいの太さの柏の樹の幹が二股に分かれたところへ留まった。
「ウグイス女はん」
ベンケェとヒグマ親父が口を揃えた。紛れもないウグイス女、ここいちばんで必ず現れてくれるオシリ島の救世主、守り神、そしてホケチョの母……。口にはホケチョのザイルを咥えている。
「シ・シヅカはん……」
騒ぎに目を覚ました源ジィがウグイス女の顔を注視する。
ホウホケチョ
ホウホケチョホケチョホケチョケチョホケチョ
ホウホケチョホケチョホケチョケチョホケチョ
「さよか! ホケチョも元気なんやな」
安心した源ジィは再び気を失いつつある。いつの間にか太腿をぐるぐる巻きにしていた笹の葉が真っ赤に、額からこめかみにかけては汗が滲んでいる。その顔は、後ほど合流するかも知れないヨシツネより青白い。
「ウグイス女はん、ひとまず源ジィを頼む」
ケチョ
ウグイス女は短くひと鳴きすると、ヒグマ親父の背に凭れた源ジィを引っ掴み、柏の樹から丑寅の方角へ、1本だに立ち折れていないアカエゾマツの林の中へ飛び去った。その林床を、行方を照らすかのように黄金に光り輝く一本の筋がうねっている。
ホケチョのザイルだ。
「あっちじゃ」ベンケェが指さす。
「おうよ」ヒグマ親父も元気百倍だ。
0
あなたにおすすめの小説
古代文明の最強王、5000年後に転生すると魔法が弱体化しすぎていたのでもう一度最強になります。~底辺貴族からの成り上がり~
しNぱ
ファンタジー
5000年前、魔法文明マギア魔導王国を築き、
魔法体系そのものを創造した王アーケ・マギアス・マギアは、
さらなる魔法の発展を求め、自らの魂を未来へ送る転生魔法を発動した。成熟した古代魔法を超える研究が進んだ世界を見たいという純粋な探求心から、5000年後の世界へと意識を沈めた。
目覚めた先は、スケルド男爵家三男レイフとしての赤子の身体だった。産まれた瞬間から記憶を持つ彼は、質素な家と薄い魔力の流れを前に、未来の魔法研究が古代よりも大きく退化していることに気づく。最底辺と呼ばれる家に生まれながらも、家族は温かく、彼の異常な魔力量を希望として受け入れた。
幼少期から魔力操作を自然に行い、三歳で石を浮かせ、五歳で光魔法を自在に扱うなど、古代王としての力を隠しながら成長する。外では古代魔法を使わず、転生者であることを悟られないよう慎重に振る舞いながら、未来の魔法体系を観察し続けた。
十歳になると身体強化などの古代魔法を最低限だけ使い、父との剣術訓練でも圧倒的な動きを見せるが、本来の力は隠したまま過ごす。そして十六歳、高等魔導学園に入学したレイフは、初日の実技試験で無詠唱魔法や術式無効化を用いて試験官を圧倒し、最底辺男爵家ながらA級判定を受ける。
その姿を見たストラング公爵家の令嬢エリナは、彼に強い興味を抱く。5000年後の世界は古代より魔法が退化していたが、だからこそ発展の余地がある。レイフは古代王としての知識をもとに、もう一度魔法の未来を切り開くことを決意する。
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
前世では美人が原因で傾国の悪役令嬢と断罪された私、今世では喪女を目指します!
鳥柄ささみ
恋愛
美人になんて、生まれたくなかった……!
前世で絶世の美女として生まれ、その見た目で国王に好かれてしまったのが運の尽き。
正妃に嫌われ、私は国を傾けた悪女とレッテルを貼られて処刑されてしまった。
そして、気づけば違う世界に転生!
けれど、なんとこの世界でも私は絶世の美女として生まれてしまったのだ!
私は前世の経験を生かし、今世こそは目立たず、人目にもつかない喪女になろうと引きこもり生活をして平穏な人生を手に入れようと試みていたのだが、なぜか世界有数の魔法学校で陽キャがいっぱいいるはずのNMA(ノーマ)から招待状が来て……?
前世の教訓から喪女生活を目指していたはずの主人公クラリスが、トラウマを抱えながらも奮闘し、四苦八苦しながら魔法学園で成長する異世界恋愛ファンタジー!
※第15回恋愛大賞にエントリーしてます!
開催中はポチッと投票してもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします!!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる