39 / 57
本編 2
第十五話 テスト慰労会
しおりを挟む
「へえ、駐屯地内のコンビニのバイトさんとは。意外なところで出会いってあるものなのね。あそこのバイトのお仕事、バイト募集のサイトで見つけたの?」
りかさんが質問をしてきた。
「いえ。前にいたコンビニのオーナーさんと仰木さんがお知り合いになって、そこで転勤が決まったと言いますか」
「へー、そんなことあるんだ!」
えみさんが目を丸くする。
「まあ苦肉の策みたいです。なかなかバイトさんがいつかなくて、仰木さんも困ってたみたいで」
「そこはわかる。そういうのが好きな雰囲気の子が来てたの何度か見かけたけど、好きすぎて続かないだろうなって思ってた」
「そうなのか?」
えみさんの言葉に、斎藤さんが首をかしげた。
「そういうのが好きな子って、そういうのが見たくて来るんでしょ? お店でジッとしてるのなんて、耐えられなくなるだろうなって」
「そこは仰木さんも言ってましたよ。自分が思っていたようなバイト環境じゃないから、すぐにやめちゃうって」
私が言葉をはさむと、斎藤さんはため息をつく。
「そんなに好きなら、入隊してこれば良いのにな」
「そこが巧達とマニアの違いかもねー」
頼んだお料理がやってくると、山南さん達が話を中断して、それぞれの取り皿にわけていく。そのテキパキした動作はさすが自衛官さんだ。
「でも山南君、御厨さんがバイトに来てくれて良かったねー。あそこだと出会いなんてほとんどないから、どうなることかと心配してたんだよー」
「出会い、ないんですか?」
りかさんのしみじみした言葉に思わず質問をした。
「ないない。そりゃ女性隊員も増えてはきたけど、圧倒的に男が多いから。しかもコンパをセッティングしても、カピバラモードでぜんぜんだったし。保志さんと斎藤君には私達がいるのに、ぜんぜん焦る気配すらなかったんだもの」
「カピバラモード」
「温泉でまったりしてるカピバラさんは見たことある? 山南君、ずっとあんな調子なんだから。そりゃ、ガツガツしているより、落ち着いている大人の男が好きな子もいるけどさ」
尾形さんと斎藤さんが、うんうんとうなづいている。
「あの、中学生の時からの同級生さんなんですよね? そのころからずっとなんですか?」
「御厨さん、なんてこと言うんですか」
「そりゃお年頃だから、ずっとそうだったとは言わないけど、ここ最近はずっとこんな感じよ?」
「しかもなに? 敬語なの?」
えみさんが山南さんの言葉遣いにツッコミを入れた。
「あ、敬語に関してはお互いに納得ずみなので、そこは気にしないでください」
一応フォローは入れておく。
「なるほど。カピバラさんの相手にはカピバラさんってわけね」
「え? 私もカピバラなんですか?!」
「巧達はそう言ってるみたいだけど」
えみさんの横で斎藤さんが「余計なことを」と舌打ちしながら顔をしかめた。
「え、私もカピバラって言われてるんですか?! ちょっと山南さん?」
「そこは斎藤と尾形に質問してください。俺はその手の会話に参加したことないので」
山南さんは、シレッとした顔で二人に話を放り投げる。そう言えば、カピバラなにがしの話って、尾形さんと斎藤さんしかしていなかった。ということは、ここで詰め寄るべきは尾形さんと斎藤さんだ。
「尾形さん? 斎藤さん? どういうことですか?」
「え? いやあ、ほら」
「ほらなんですか」
視線を明後日の方向に向けた尾形さんにつめよる。
「んー? 俺達、そんな話をしたっけな?」
「とぼけてないで話してください」
「つまり、山南と御厨さんはお似合いだってことさ」
「そうそう。お似合いお似合い」
二人は実に胡散臭げな笑みをそろって浮かべた。
「ほら、料理が冷めるからさ、そろそろちゃんと食べないか? 今日は俺達のテスト慰労会なんだから」
「そうそう。カピバラの話はまた今度ってことで。な、山南?」
「まあ、料理が冷めるのは本当なので」
そんなわけで私達は、テーブルにならんだお料理に意識を向けることにした。
+++
「あ、このデザート、新しく加わったんじゃないかな」
「どれどれー? あ、そうかも! あやさん、甘いモノはどれにする?」
「やっぱり新しく加わったこれですかね」
慰労会も終盤。そろそろデザートを注文しようと、私達はメニューをのぞきこむ。女性にとって、甘いモノは別腹というのは真理だ。
「山南さん達はどうしますか?」
「俺達はもう満腹。デザートはそっちで好きなのを選んでください」
「じゃあ遠慮なく」
ここはやはり、一度も食べたことがないデザートにしてみるべきでは?という話をしていると、山南さん達が笑った。
「いつも思うけど、こういう時の御厨さんを含めたお前達って、けっこうチャレンジャーだよな」
斎藤さんが笑いながら言った。
「チャレンジャーですかね?」
「そう思うよ。だってそれ、どんなものかわからないでしょ」
「一応、入っているフルーツとかは書かれてますよ?」
メニューの下に書かれた簡単な説明文を指でさす。
「それでもだよ」
「りか達、たまにそれ頼むかよ?!って時あるよな」
りかさんがムッとした顔をしたのがわかった。
「ヘビやカエルを食べる人達に言われたくないです」
「あれは訓練の一環で、日常的に食べてるわけじゃないぞ」
「あの、自衛隊って、ヘビやカエルも食べるんですか?」
しかも訓練の一環でって一体どういうこと?
「念のために言っておくけど、普段の食事でってことじゃないからね? さっきも尾形が言ったけど、訓練でだから」
「それから通常の訓練でのことではなく、レンジャー課程という特別な訓練での話なので」
「でも食べるんだ……」
山の中でヘビやカエルを捕まえている山南さん達の姿が頭に浮かんだ。
「御厨さん、なにを考えているか想像つくので先に言っておくけど、そのへんのヘビやカエルを捕まえて食べるわけじゃないからね?」
「今は衛生上の問題もあって、それ用に加工されたものを納入してもらっているので、安心してください」
「山南、それあまりフォローになっていないような」
「そうか?」
「おいー、お前のせいで俺達がゲテモノ食いみたいに思われたじゃないかー」
尾形さんがりかさんに文句を言う。
「だって食べたのは事実でしょ?」
「だからそれは、レンジャー課程の時だけ。それ以外で食べることはないから」
「あと、食べられる草とか治療に使える草とかも、現地調達するのよね?」
「……草も食べるんだ」
草まで! しかも食用と治療用!
「山南、時間がある時にレンジャー課程のこと、御厨さんに説明しておいてくれ」
「わかった」
尾形さんとりかさんが言い合いをしている横で、斎藤さんがため息まじりにそう言って、山南さんがうなづいた。
+++
学生の頃だと、食事会が終わったら二次会三次会とお店をハシゴしたものだけど、門限がある山南さん達はそうはいかない。
「ごちそうさまでした。あの、私の分のお支払いはー?」
「今日は初めての参加だし、俺達が誘ったんだから気にしないで。次からはちゃんと割り勘にさせてもらうから」
お店を出たところで、お支払いをしようと財布を出して待っていたら、尾形さんにそう言われた。
「良いんですか?」
「良いの良いの。今日は御厨さんの歓迎会みたいなものだから。あ、そうだ、連絡先を交換しておきましょ。次からのお店を決める時に必要だから」
りかさんにそう言われ、私はりかさんとえみさんと連絡先を交換する。
「正確には俺達のテスト慰労会なんだけどなー」
「完全に乗っ取られたよな」
その様子を見ながら男性陣がぼやいていた。
「じゃあ、ここで解散。斎藤も山南も、ちゃんとそれぞれのパートナーを送り届けろよ? それから門限までにはちゃんと帰るようにな」
尾形さんが腕時計を見ながら言った。
「「了解」」
山南さんと斎藤さんがうなづく。そして私達はそれぞれの帰路についた。
「私が一番近いんだから、送ってもらわなくても大丈夫なのに」
「いくら治安が良いと言っても、最近は物騒なこともありますからね。ここはおとなしく送迎されてください」
「そりゃまあ、自衛官さんが一緒なら安心ですけど」
そう言いながら二人で歩く。金曜日の夜ということで、駅近くのこのへんはまだ人通りはかなり多い。でもアパートの近くまでくると、さすがに歩いている人の姿はほとんど見られなくなった。バイク通勤だからあまり気にならなかったけど、徒歩だとさすがに怖いかもしれない。
「あ、そうそう」
それまで黙って歩いていた山南さんが、急に声をあげた。
「なんでしょう」
「ちゃんと言っておかないといけないですね。今日の服も可愛かったですよ。っていうか、今回のほうが前の時より、じゃっかん大人っぽかったかな」
「あ、気づいてもらえました? もー、本当に悩んだんですよー。正直、映画の時と同じ服にしようかとまで考えました!」
「それでも良かったと思いますけどね。俺はあっちのほうが好きかも」
映画の時より大人っぽいという山南さんの感想は当たっている。私もそれを意識していたから。ちゃんとわかってもらえたみたいで良かった。
「なるほど。山南さんの好みは、ああいうコーディネートだと」
「もちろん俺が着たいと思ってるわけじゃないですよ?」
「変な想像させないでください」
頭の中にあの時の服を着た山南さんの姿が浮かんで、思わず噴き出してしまった。
とりあえず、尾形さんの奥さんと斎藤さんのカノジョさんとの初対面は、成功だったと思う。
りかさんが質問をしてきた。
「いえ。前にいたコンビニのオーナーさんと仰木さんがお知り合いになって、そこで転勤が決まったと言いますか」
「へー、そんなことあるんだ!」
えみさんが目を丸くする。
「まあ苦肉の策みたいです。なかなかバイトさんがいつかなくて、仰木さんも困ってたみたいで」
「そこはわかる。そういうのが好きな雰囲気の子が来てたの何度か見かけたけど、好きすぎて続かないだろうなって思ってた」
「そうなのか?」
えみさんの言葉に、斎藤さんが首をかしげた。
「そういうのが好きな子って、そういうのが見たくて来るんでしょ? お店でジッとしてるのなんて、耐えられなくなるだろうなって」
「そこは仰木さんも言ってましたよ。自分が思っていたようなバイト環境じゃないから、すぐにやめちゃうって」
私が言葉をはさむと、斎藤さんはため息をつく。
「そんなに好きなら、入隊してこれば良いのにな」
「そこが巧達とマニアの違いかもねー」
頼んだお料理がやってくると、山南さん達が話を中断して、それぞれの取り皿にわけていく。そのテキパキした動作はさすが自衛官さんだ。
「でも山南君、御厨さんがバイトに来てくれて良かったねー。あそこだと出会いなんてほとんどないから、どうなることかと心配してたんだよー」
「出会い、ないんですか?」
りかさんのしみじみした言葉に思わず質問をした。
「ないない。そりゃ女性隊員も増えてはきたけど、圧倒的に男が多いから。しかもコンパをセッティングしても、カピバラモードでぜんぜんだったし。保志さんと斎藤君には私達がいるのに、ぜんぜん焦る気配すらなかったんだもの」
「カピバラモード」
「温泉でまったりしてるカピバラさんは見たことある? 山南君、ずっとあんな調子なんだから。そりゃ、ガツガツしているより、落ち着いている大人の男が好きな子もいるけどさ」
尾形さんと斎藤さんが、うんうんとうなづいている。
「あの、中学生の時からの同級生さんなんですよね? そのころからずっとなんですか?」
「御厨さん、なんてこと言うんですか」
「そりゃお年頃だから、ずっとそうだったとは言わないけど、ここ最近はずっとこんな感じよ?」
「しかもなに? 敬語なの?」
えみさんが山南さんの言葉遣いにツッコミを入れた。
「あ、敬語に関してはお互いに納得ずみなので、そこは気にしないでください」
一応フォローは入れておく。
「なるほど。カピバラさんの相手にはカピバラさんってわけね」
「え? 私もカピバラなんですか?!」
「巧達はそう言ってるみたいだけど」
えみさんの横で斎藤さんが「余計なことを」と舌打ちしながら顔をしかめた。
「え、私もカピバラって言われてるんですか?! ちょっと山南さん?」
「そこは斎藤と尾形に質問してください。俺はその手の会話に参加したことないので」
山南さんは、シレッとした顔で二人に話を放り投げる。そう言えば、カピバラなにがしの話って、尾形さんと斎藤さんしかしていなかった。ということは、ここで詰め寄るべきは尾形さんと斎藤さんだ。
「尾形さん? 斎藤さん? どういうことですか?」
「え? いやあ、ほら」
「ほらなんですか」
視線を明後日の方向に向けた尾形さんにつめよる。
「んー? 俺達、そんな話をしたっけな?」
「とぼけてないで話してください」
「つまり、山南と御厨さんはお似合いだってことさ」
「そうそう。お似合いお似合い」
二人は実に胡散臭げな笑みをそろって浮かべた。
「ほら、料理が冷めるからさ、そろそろちゃんと食べないか? 今日は俺達のテスト慰労会なんだから」
「そうそう。カピバラの話はまた今度ってことで。な、山南?」
「まあ、料理が冷めるのは本当なので」
そんなわけで私達は、テーブルにならんだお料理に意識を向けることにした。
+++
「あ、このデザート、新しく加わったんじゃないかな」
「どれどれー? あ、そうかも! あやさん、甘いモノはどれにする?」
「やっぱり新しく加わったこれですかね」
慰労会も終盤。そろそろデザートを注文しようと、私達はメニューをのぞきこむ。女性にとって、甘いモノは別腹というのは真理だ。
「山南さん達はどうしますか?」
「俺達はもう満腹。デザートはそっちで好きなのを選んでください」
「じゃあ遠慮なく」
ここはやはり、一度も食べたことがないデザートにしてみるべきでは?という話をしていると、山南さん達が笑った。
「いつも思うけど、こういう時の御厨さんを含めたお前達って、けっこうチャレンジャーだよな」
斎藤さんが笑いながら言った。
「チャレンジャーですかね?」
「そう思うよ。だってそれ、どんなものかわからないでしょ」
「一応、入っているフルーツとかは書かれてますよ?」
メニューの下に書かれた簡単な説明文を指でさす。
「それでもだよ」
「りか達、たまにそれ頼むかよ?!って時あるよな」
りかさんがムッとした顔をしたのがわかった。
「ヘビやカエルを食べる人達に言われたくないです」
「あれは訓練の一環で、日常的に食べてるわけじゃないぞ」
「あの、自衛隊って、ヘビやカエルも食べるんですか?」
しかも訓練の一環でって一体どういうこと?
「念のために言っておくけど、普段の食事でってことじゃないからね? さっきも尾形が言ったけど、訓練でだから」
「それから通常の訓練でのことではなく、レンジャー課程という特別な訓練での話なので」
「でも食べるんだ……」
山の中でヘビやカエルを捕まえている山南さん達の姿が頭に浮かんだ。
「御厨さん、なにを考えているか想像つくので先に言っておくけど、そのへんのヘビやカエルを捕まえて食べるわけじゃないからね?」
「今は衛生上の問題もあって、それ用に加工されたものを納入してもらっているので、安心してください」
「山南、それあまりフォローになっていないような」
「そうか?」
「おいー、お前のせいで俺達がゲテモノ食いみたいに思われたじゃないかー」
尾形さんがりかさんに文句を言う。
「だって食べたのは事実でしょ?」
「だからそれは、レンジャー課程の時だけ。それ以外で食べることはないから」
「あと、食べられる草とか治療に使える草とかも、現地調達するのよね?」
「……草も食べるんだ」
草まで! しかも食用と治療用!
「山南、時間がある時にレンジャー課程のこと、御厨さんに説明しておいてくれ」
「わかった」
尾形さんとりかさんが言い合いをしている横で、斎藤さんがため息まじりにそう言って、山南さんがうなづいた。
+++
学生の頃だと、食事会が終わったら二次会三次会とお店をハシゴしたものだけど、門限がある山南さん達はそうはいかない。
「ごちそうさまでした。あの、私の分のお支払いはー?」
「今日は初めての参加だし、俺達が誘ったんだから気にしないで。次からはちゃんと割り勘にさせてもらうから」
お店を出たところで、お支払いをしようと財布を出して待っていたら、尾形さんにそう言われた。
「良いんですか?」
「良いの良いの。今日は御厨さんの歓迎会みたいなものだから。あ、そうだ、連絡先を交換しておきましょ。次からのお店を決める時に必要だから」
りかさんにそう言われ、私はりかさんとえみさんと連絡先を交換する。
「正確には俺達のテスト慰労会なんだけどなー」
「完全に乗っ取られたよな」
その様子を見ながら男性陣がぼやいていた。
「じゃあ、ここで解散。斎藤も山南も、ちゃんとそれぞれのパートナーを送り届けろよ? それから門限までにはちゃんと帰るようにな」
尾形さんが腕時計を見ながら言った。
「「了解」」
山南さんと斎藤さんがうなづく。そして私達はそれぞれの帰路についた。
「私が一番近いんだから、送ってもらわなくても大丈夫なのに」
「いくら治安が良いと言っても、最近は物騒なこともありますからね。ここはおとなしく送迎されてください」
「そりゃまあ、自衛官さんが一緒なら安心ですけど」
そう言いながら二人で歩く。金曜日の夜ということで、駅近くのこのへんはまだ人通りはかなり多い。でもアパートの近くまでくると、さすがに歩いている人の姿はほとんど見られなくなった。バイク通勤だからあまり気にならなかったけど、徒歩だとさすがに怖いかもしれない。
「あ、そうそう」
それまで黙って歩いていた山南さんが、急に声をあげた。
「なんでしょう」
「ちゃんと言っておかないといけないですね。今日の服も可愛かったですよ。っていうか、今回のほうが前の時より、じゃっかん大人っぽかったかな」
「あ、気づいてもらえました? もー、本当に悩んだんですよー。正直、映画の時と同じ服にしようかとまで考えました!」
「それでも良かったと思いますけどね。俺はあっちのほうが好きかも」
映画の時より大人っぽいという山南さんの感想は当たっている。私もそれを意識していたから。ちゃんとわかってもらえたみたいで良かった。
「なるほど。山南さんの好みは、ああいうコーディネートだと」
「もちろん俺が着たいと思ってるわけじゃないですよ?」
「変な想像させないでください」
頭の中にあの時の服を着た山南さんの姿が浮かんで、思わず噴き出してしまった。
とりあえず、尾形さんの奥さんと斎藤さんのカノジョさんとの初対面は、成功だったと思う。
50
あなたにおすすめの小説
報酬はその笑顔で
鏡野ゆう
ライト文芸
彼女がその人と初めて会ったのは夏休みのバイト先でのことだった。
自分に正直で真っ直ぐな女子大生さんと、にこにこスマイルのパイロットさんとのお話。
『貴方は翼を失くさない』で榎本さんの部下として登場した飛行教導群のパイロット、但馬一尉のお話です。
※小説家になろう、カクヨムでも公開中※
私の主治医さん - 二人と一匹物語 -
鏡野ゆう
ライト文芸
とある病院の救命救急で働いている東出先生の元に運び込まれた急患は何故か川で溺れていた一人と一匹でした。救命救急で働くお医者さんと患者さん、そして小さな子猫の二人と一匹の恋の小話。
【本編完結】【小話】
※小説家になろうでも公開中※
僕の主治医さん
鏡野ゆう
ライト文芸
研修医の北川雛子先生が担当することになったのは、救急車で運び込まれた南山裕章さんという若き外務官僚さんでした。研修医さんと救急車で運ばれてきた患者さんとの恋の小話とちょっと不思議なあひるちゃんのお話。
【本編】+【アヒル事件簿】【事件です!】
※小説家になろう、カクヨムでも公開中※
お花屋さんとお巡りさん - 希望が丘駅前商店街 -
鏡野ゆう
ライト文芸
国会議員の重光幸太郎先生の地元にある希望が駅前商店街、通称【ゆうYOU ミラーじゅ希望ヶ丘】
少し時を遡ること十数年。商店街の駅前にある花屋のお嬢さん芽衣さんと、とある理由で駅前派出所にやってきたちょっと目つきの悪いお巡りさん真田さんのお話です。
【本編完結】【小話】
こちらのお話に登場する人達のお名前がチラリと出てきます。
・白い黒猫さん作『希望が丘駅前商店街~透明人間の憂鬱~』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/427152271
こちらのお話とはコラボエピソードがあります。
・篠宮楓さん作『希望が丘商店街 正則くんと楓さんのすれ違い思考な日常』
https://ncode.syosetu.com/n3046de/
※小説家になろうでも公開中※
お茶をしましょう、若菜さん。〜強面自衛官、スイーツと君の笑顔を守ります〜
ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
陸上自衛隊衛生科所属の安達四季陸曹長は、見た目がどうもヤのつく人ににていて怖い。
「だって顔に大きな傷があるんだもん!」
体力徽章もレンジャー徽章も持った看護官は、鬼神のように荒野を走る。
実は怖いのは顔だけで、本当はとても優しくて怒鳴ったりイライラしたりしない自衛官。
寺の住職になった方が良いのでは?そう思うくらいに懐が大きく、上官からも部下からも慕われ頼りにされている。
スイーツ大好き、奥さん大好きな安達陸曹長の若かりし日々を振り返るお話です。
※フィクションです。
※カクヨム、小説家になろうにも公開しています。
ヤクザに医官はおりません
ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
彼は私の知らない組織の人間でした
会社の飲み会の隣の席のグループが怪しい。
シャバだの、残弾なしだの、会話が物騒すぎる。刈り上げ、角刈り、丸刈り、眉毛シャキーン。
無駄にムキムキした体に、堅い言葉遣い。
反社会組織の集まりか!
ヤ◯ザに見初められたら逃げられない?
勘違いから始まる異文化交流のお話です。
※もちろんフィクションです。
小説家になろう、カクヨムに投稿しています。
白衣の下 第一章 悪魔的破天荒な医者と超真面目な女子大生の愛情物語り。先生無茶振りはやめてください‼️
高野マキ
ライト文芸
弟の主治医と女子大生の甘くて切ない愛情物語り。こんなに溺愛する相手にめぐり会う事は二度と無い。
七海の商店街観察日誌 in 希望が丘駅前商店街
鏡野ゆう
ライト文芸
国会議員の重光幸太郎先生の地元にある希望が駅前商店街、通称【ゆうYOU ミラーじゅ希望ヶ丘】
鏡野課長は松平市役所の市民課の課長さん。最近なぜか転入する住民が増えてきてお仕事倍増中。愛妻弁当がなかなか食べられない辛い毎日をおくっています。そんな一家の長女、七海ちゃんの商店街観察日誌。
☆超不定期更新の一話完結型となりますので一話ごとに完結扱いにします☆
※小説家になろうでもでも公開中※
このお話は下記のお話とコラボさせていただいています(^^♪
・『希望が丘駅前商店街 in 『居酒屋とうてつ』とその周辺の人々 』 https://www.alphapolis.co.jp/novel/274274583/188152339
・『希望が丘駅前商店街~透明人間の憂鬱~』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/427152271
・『希望が丘駅前商店街~黒猫のスキャット~』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/813152283
・『日々是好日、希望が丘駅前商店街-神神飯店エソ、オソオセヨ(にいらっしゃいませ)』https://www.alphapolis.co.jp/novel/177101198/505152232
・『希望が丘駅前商店街~看板娘は招き猫?喫茶トムトム元気に開店中~』
https://ncode.syosetu.com/n7423cb/
・『Blue Mallowへようこそ~希望が丘駅前商店街』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/582141697/878154104
・『希望が丘駅前商店街 ―姉さん。篠宮酒店は、今日も平常運転です。―』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/172101828/491152376
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる