5 / 39
第五話 極秘事項がもれそうです
しおりを挟む
「羽織屋さん、おはよう」
その日、いつものように出社すると、編集部から別の部署に異動になった、平井さんに声をかけられた。
「あ、はおようございます、平井さん!」
「そういえば羽織屋さん、東都銀行頭取が書く回顧録の、担当になったんだって?」
「そうなんですよ! もうめちゃくちゃ緊張してます!」
小此木さんの回顧録の件は、社内では特に機密事項でもなかった。機密事項なのは、回顧録を書くきっかけになった病気のほうだ。
「すごい大抜擢じゃないか」
「大抜擢すぎて、パワハラを疑ってるんですが、どう思います?」
平井さんは私の言葉に、大きな声で笑った。
「パワハラかー。河野さんならやりかねないな」
「ですよね! やっぱりこれは、パワハラですよね!」
やっぱり!と私がうなづくと、平井さんはあわてて首を横にふった。
「冗談だよ、冗談! 河野さんは、そんな無責任なことはしないから。この一年、羽織屋さんの仕事ぶりを見て、大丈夫だと判断したんだよ。パワハラなんてとんでもない!」
「そうですかねえ……」
私は今も半分は本気で、この件は編集長と河野さんの、パワハラ案件だと思っているのだが。
「で、その頭取なんだけど、ここしばらく、政財界の懇談会にも顔を出さないらしいよ。本社の経済部の連中も、首をかしげてるらしい。もしかしたら、勇退を考えているんじゃないかって」
本社とは、うちの会社の親会社の東都新聞社のことだ。
「そうなんですか?」
「噂のレベルだけどね。風邪で療養した時も、なにか別の病気にかかったんじゃないかって、そんな噂話も出たらしい。そこにきて回顧録だろ? 羽織屋さん、なにか聞いてない? 頭取とは、雑談ぐらいするだろ?」
これはいわば、カマかけというやつだろうか。だとしたら、返答内容は要注意だ。
「特に何も。これは私の想像ですけど、偉くなってヒマになったからじゃないですか? あの頭取さんって、もとは営業一筋でやってきたらしいですし。転勤の回数を聞いてびっくりですよ。私が娘だったら、絶対に単身赴任してもらいます」
この話は本当だ。最初の原稿を受け取りにうかがった時、ちなみに転勤は何回ほど?と質問して驚いた。しかもご家族は、必ず小此木さんについていったそうだ。私だったら絶対に、転校したくないと言い張っていただろう。
「大手メガバンクの頭取が、ヒマってことはないだろー」
「え、そうなんですか? 私、てっきりヒマしてるんだと思ってました。だって社長さんですよね? 秘書さんが持ってきた書類に、最終決済のハンコをおすだけっぽいじゃないですか。懇談会に関しては、そうですねえ……年寄り同士、同じ話題ばかりで飽きちゃったとか?」
平井さんはあきれたように笑った。その様子からして、うまくごまかせているようだ。
「まったく羽織屋さんときたら。せっかくだから、銀行の頭取がどんな仕事をしているか、取材してみると良いよ。ヒマなんて思えないから」
「え、ヒマじゃないんですか? じゃあ、次に原稿をとりに行った時にでも、頭取さんのお仕事ってどんなものがあるのか、質問してみます!」
そう言って、その場を離れた。
「……そろそろ、ざわついてきたっぽいなあ」
その可能性の話は、一回目の原稿の受け取りの時に出ていたのだ。それに対する対策案も。今のことを編集長に報告して、相談してみよう。そう考え、自分のデスクに向かう。河野さんはすでに出社していて、のんびりとコーヒーを飲みながら、スポーツ新聞を読んでいた。
「おはようございます、河野さん」
「おう、おはようさん。今日は、頭取のところに顔を出す日だったよな?」
河野さんに声をかけると、そんな質問が返ってきた。一回目の原稿を受け取った時は、投薬治療が始まる日だった。その時に主治医の先生と話をさせてもらったのだが、薬の投与は三週間に一度なので、副作用が落ち着くタイミングで来るのが良いだろうと、アドバイスをもらったのだ。そして今日がその日だった。
「はい。ちょっと硬い表現が多いかなって印象なので、そのへんを少しマイルドにしませんかって、提案をする予定です」
「なるほど。それは良い提案だと思う」
河野さんも一回目の原稿に目を通していた。そのうえで「良い提案」と認めてくれたということは、河野さんも同じ印象を受けたということだ。小説ばかり読んでいる自分の判断に自信がなかったが、それを聞いて少し安心した。
「で、今日の件で編集長に相談ができました」
「ん?」
「平井さんから、小此木さんのことで質問をされたんですよ」
平井さんとの会話を話す。それを聞いた河野さんは「ふむ」とアゴに手をやり、思案顔になった。
「どう思います? カマかけでしょうか?」
「平井はそんなことをするヤツじゃないが、用心にこしたことはないな。あいつを情報源として、利用している輩がいないとも限らん」
「ですよね。なので編集長に報告して、先方と相談しようと」
「それが良いな」
「じゃあ、いってきます」
そう言って、編集長のデスクに向かう。
「おはようございます、編集長」
「おはよう。どうした? なにか急ぎの用でも?」
「あ、はい。今日、受け取りに行く回顧録の原稿のことで、ちょっと相談が」
「もしかして、特殊紙と箔押しのタイトルに、お許しが出た?」
「その話は却下だって言ったじゃないですか。そこじゃなくて」
編集長ときたら、まだ自分の装丁案をあきらめていないのだ。
「金箔の文字は、さすがに派手かな」
「そうじゃなくてですね。原稿の受け取り方法についての相談です」
「ん? もしかして、どこかから話がもれたかな?」
少しだけ真面目な顔になる。あくまでも少しだけ。
「平井さんから言われたんです。本社の経済部が、小此木さんの動向で少しざわついているって」
「なるほど。そっちからか」
河野さんに話したことを、もう一度、編集長に話して聞かせる。すると編集長も、河野さんと同じように「ふむ」と言って、思案顔になった。
「そりゃ経済部の連中からしたら、銀行頭取の動向は気になるよな」
「ですよね。で、下手したら私、尾行されるんじゃないかと心配になったので、相談させてもらおうと」
「ブンヤなら可能性はなきにしもあらずだね。じゃあ、ここからはプランBに移行かな」
「プランB? なんですか、それ」
聞いたことがない話に、首をかしげる。
「ん? 週刊誌にかぎつけられないための、機密漏洩防止の予防措置ってやつだ。今回は新聞記者だけど、あっちもこっちも似たようなものだからね」
編集長は自分のスマホを出すと、私にその場で待つように言ってから、どこかに電話をした。
「光栄出版の上川です。おはようございます。今よろしいですか? はい、例の件でお話が」
相手が出ると、少し早口であれこれと話を進めていく。車で乗り継ぐとか、直行させずに迂回させるとか。編集長の言葉だけしかわからないが、やはり私が尾行される可能性を考えているらしい。
「では、そうさせていただきます。十三時に羽織屋をそちらへ行かせますので、手配をよろしくお願いします」
電話を切ると、編集長は私の顔を見あげた。
「ちょっと面倒だけど、以後は直行せずに、遠回りしてもらうことになるよ」
「ずっとですか?」
「そうだね。あっちから新たな指示が出るまでは、そうなると思ってくれ」
「了解しました。それでどこへ行けば?」
昼からどこか別の場所に行くことになりそうだ。
「もちろん東都銀行本店だよ。小此木さんは、普段ならそこで仕事をしているんだからね。本社に行ったら、秘書室の安達さんを呼んでもらうように。あとはあちらの指示に従えば良いよ」
「呼び出してもらう時、小此木さんの原稿受け取りの件でと、話しても良いんですか?」
「そこは問題ない」
「わかりました」
「ん? どうした?」
編集長が私の表情を見て、首をかしげた。
「え、あー……なんていいますか、不謹慎ですけど、スパイ映画みたいだなと」
「ま、否定はしないかな」
編集長がクスリと笑ってから、真面目な顔つきになった。
「小此木さんは国内外の政界にも財界にも、かなり太いパイプを持っている人だ。今回のことは東都銀行だけでなく、他の株価にも大きく影響する。それもあって、銀行側はかなり神経質になっているんだと思うよ。だから僕達も、今まで以上に気をつけないと。羽織屋さんもそのつもりでね」
「はい!」
そう返事をしつつ、頭の中ではまったく別のことを考えていた。
―― 今度こそ、銀行の頭取さんが使う部屋を、見ることができる!! ――
その日、いつものように出社すると、編集部から別の部署に異動になった、平井さんに声をかけられた。
「あ、はおようございます、平井さん!」
「そういえば羽織屋さん、東都銀行頭取が書く回顧録の、担当になったんだって?」
「そうなんですよ! もうめちゃくちゃ緊張してます!」
小此木さんの回顧録の件は、社内では特に機密事項でもなかった。機密事項なのは、回顧録を書くきっかけになった病気のほうだ。
「すごい大抜擢じゃないか」
「大抜擢すぎて、パワハラを疑ってるんですが、どう思います?」
平井さんは私の言葉に、大きな声で笑った。
「パワハラかー。河野さんならやりかねないな」
「ですよね! やっぱりこれは、パワハラですよね!」
やっぱり!と私がうなづくと、平井さんはあわてて首を横にふった。
「冗談だよ、冗談! 河野さんは、そんな無責任なことはしないから。この一年、羽織屋さんの仕事ぶりを見て、大丈夫だと判断したんだよ。パワハラなんてとんでもない!」
「そうですかねえ……」
私は今も半分は本気で、この件は編集長と河野さんの、パワハラ案件だと思っているのだが。
「で、その頭取なんだけど、ここしばらく、政財界の懇談会にも顔を出さないらしいよ。本社の経済部の連中も、首をかしげてるらしい。もしかしたら、勇退を考えているんじゃないかって」
本社とは、うちの会社の親会社の東都新聞社のことだ。
「そうなんですか?」
「噂のレベルだけどね。風邪で療養した時も、なにか別の病気にかかったんじゃないかって、そんな噂話も出たらしい。そこにきて回顧録だろ? 羽織屋さん、なにか聞いてない? 頭取とは、雑談ぐらいするだろ?」
これはいわば、カマかけというやつだろうか。だとしたら、返答内容は要注意だ。
「特に何も。これは私の想像ですけど、偉くなってヒマになったからじゃないですか? あの頭取さんって、もとは営業一筋でやってきたらしいですし。転勤の回数を聞いてびっくりですよ。私が娘だったら、絶対に単身赴任してもらいます」
この話は本当だ。最初の原稿を受け取りにうかがった時、ちなみに転勤は何回ほど?と質問して驚いた。しかもご家族は、必ず小此木さんについていったそうだ。私だったら絶対に、転校したくないと言い張っていただろう。
「大手メガバンクの頭取が、ヒマってことはないだろー」
「え、そうなんですか? 私、てっきりヒマしてるんだと思ってました。だって社長さんですよね? 秘書さんが持ってきた書類に、最終決済のハンコをおすだけっぽいじゃないですか。懇談会に関しては、そうですねえ……年寄り同士、同じ話題ばかりで飽きちゃったとか?」
平井さんはあきれたように笑った。その様子からして、うまくごまかせているようだ。
「まったく羽織屋さんときたら。せっかくだから、銀行の頭取がどんな仕事をしているか、取材してみると良いよ。ヒマなんて思えないから」
「え、ヒマじゃないんですか? じゃあ、次に原稿をとりに行った時にでも、頭取さんのお仕事ってどんなものがあるのか、質問してみます!」
そう言って、その場を離れた。
「……そろそろ、ざわついてきたっぽいなあ」
その可能性の話は、一回目の原稿の受け取りの時に出ていたのだ。それに対する対策案も。今のことを編集長に報告して、相談してみよう。そう考え、自分のデスクに向かう。河野さんはすでに出社していて、のんびりとコーヒーを飲みながら、スポーツ新聞を読んでいた。
「おはようございます、河野さん」
「おう、おはようさん。今日は、頭取のところに顔を出す日だったよな?」
河野さんに声をかけると、そんな質問が返ってきた。一回目の原稿を受け取った時は、投薬治療が始まる日だった。その時に主治医の先生と話をさせてもらったのだが、薬の投与は三週間に一度なので、副作用が落ち着くタイミングで来るのが良いだろうと、アドバイスをもらったのだ。そして今日がその日だった。
「はい。ちょっと硬い表現が多いかなって印象なので、そのへんを少しマイルドにしませんかって、提案をする予定です」
「なるほど。それは良い提案だと思う」
河野さんも一回目の原稿に目を通していた。そのうえで「良い提案」と認めてくれたということは、河野さんも同じ印象を受けたということだ。小説ばかり読んでいる自分の判断に自信がなかったが、それを聞いて少し安心した。
「で、今日の件で編集長に相談ができました」
「ん?」
「平井さんから、小此木さんのことで質問をされたんですよ」
平井さんとの会話を話す。それを聞いた河野さんは「ふむ」とアゴに手をやり、思案顔になった。
「どう思います? カマかけでしょうか?」
「平井はそんなことをするヤツじゃないが、用心にこしたことはないな。あいつを情報源として、利用している輩がいないとも限らん」
「ですよね。なので編集長に報告して、先方と相談しようと」
「それが良いな」
「じゃあ、いってきます」
そう言って、編集長のデスクに向かう。
「おはようございます、編集長」
「おはよう。どうした? なにか急ぎの用でも?」
「あ、はい。今日、受け取りに行く回顧録の原稿のことで、ちょっと相談が」
「もしかして、特殊紙と箔押しのタイトルに、お許しが出た?」
「その話は却下だって言ったじゃないですか。そこじゃなくて」
編集長ときたら、まだ自分の装丁案をあきらめていないのだ。
「金箔の文字は、さすがに派手かな」
「そうじゃなくてですね。原稿の受け取り方法についての相談です」
「ん? もしかして、どこかから話がもれたかな?」
少しだけ真面目な顔になる。あくまでも少しだけ。
「平井さんから言われたんです。本社の経済部が、小此木さんの動向で少しざわついているって」
「なるほど。そっちからか」
河野さんに話したことを、もう一度、編集長に話して聞かせる。すると編集長も、河野さんと同じように「ふむ」と言って、思案顔になった。
「そりゃ経済部の連中からしたら、銀行頭取の動向は気になるよな」
「ですよね。で、下手したら私、尾行されるんじゃないかと心配になったので、相談させてもらおうと」
「ブンヤなら可能性はなきにしもあらずだね。じゃあ、ここからはプランBに移行かな」
「プランB? なんですか、それ」
聞いたことがない話に、首をかしげる。
「ん? 週刊誌にかぎつけられないための、機密漏洩防止の予防措置ってやつだ。今回は新聞記者だけど、あっちもこっちも似たようなものだからね」
編集長は自分のスマホを出すと、私にその場で待つように言ってから、どこかに電話をした。
「光栄出版の上川です。おはようございます。今よろしいですか? はい、例の件でお話が」
相手が出ると、少し早口であれこれと話を進めていく。車で乗り継ぐとか、直行させずに迂回させるとか。編集長の言葉だけしかわからないが、やはり私が尾行される可能性を考えているらしい。
「では、そうさせていただきます。十三時に羽織屋をそちらへ行かせますので、手配をよろしくお願いします」
電話を切ると、編集長は私の顔を見あげた。
「ちょっと面倒だけど、以後は直行せずに、遠回りしてもらうことになるよ」
「ずっとですか?」
「そうだね。あっちから新たな指示が出るまでは、そうなると思ってくれ」
「了解しました。それでどこへ行けば?」
昼からどこか別の場所に行くことになりそうだ。
「もちろん東都銀行本店だよ。小此木さんは、普段ならそこで仕事をしているんだからね。本社に行ったら、秘書室の安達さんを呼んでもらうように。あとはあちらの指示に従えば良いよ」
「呼び出してもらう時、小此木さんの原稿受け取りの件でと、話しても良いんですか?」
「そこは問題ない」
「わかりました」
「ん? どうした?」
編集長が私の表情を見て、首をかしげた。
「え、あー……なんていいますか、不謹慎ですけど、スパイ映画みたいだなと」
「ま、否定はしないかな」
編集長がクスリと笑ってから、真面目な顔つきになった。
「小此木さんは国内外の政界にも財界にも、かなり太いパイプを持っている人だ。今回のことは東都銀行だけでなく、他の株価にも大きく影響する。それもあって、銀行側はかなり神経質になっているんだと思うよ。だから僕達も、今まで以上に気をつけないと。羽織屋さんもそのつもりでね」
「はい!」
そう返事をしつつ、頭の中ではまったく別のことを考えていた。
―― 今度こそ、銀行の頭取さんが使う部屋を、見ることができる!! ――
10
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
僕の主治医さん
鏡野ゆう
ライト文芸
研修医の北川雛子先生が担当することになったのは、救急車で運び込まれた南山裕章さんという若き外務官僚さんでした。研修医さんと救急車で運ばれてきた患者さんとの恋の小話とちょっと不思議なあひるちゃんのお話。
【本編】+【アヒル事件簿】【事件です!】
※小説家になろう、カクヨムでも公開中※
白衣の下 第一章 悪魔的破天荒な医者と超真面目な女子大生の愛情物語り。先生無茶振りはやめてください‼️
高野マキ
ライト文芸
弟の主治医と女子大生の甘くて切ない愛情物語り。こんなに溺愛する相手にめぐり会う事は二度と無い。
報酬はその笑顔で
鏡野ゆう
ライト文芸
彼女がその人と初めて会ったのは夏休みのバイト先でのことだった。
自分に正直で真っ直ぐな女子大生さんと、にこにこスマイルのパイロットさんとのお話。
『貴方は翼を失くさない』で榎本さんの部下として登場した飛行教導群のパイロット、但馬一尉のお話です。
※小説家になろう、カクヨムでも公開中※
小さなパン屋の恋物語
あさの紅茶
ライト文芸
住宅地にひっそりと佇む小さなパン屋さん。
毎日美味しいパンを心を込めて焼いている。
一人でお店を切り盛りしてがむしゃらに働いている、そんな毎日に何の疑問も感じていなかった。
いつもの日常。
いつものルーチンワーク。
◆小さなパン屋minamiのオーナー◆
南部琴葉(ナンブコトハ) 25
早瀬設計事務所の御曹司にして若き副社長。
自分の仕事に誇りを持ち、建築士としてもバリバリ働く。
この先もずっと仕事人間なんだろう。
別にそれで構わない。
そんな風に思っていた。
◆早瀬設計事務所 副社長◆
早瀬雄大(ハヤセユウダイ) 27
二人の出会いはたったひとつのパンだった。
**********
作中に出てきます三浦杏奈のスピンオフ【そんな恋もありかなって。】もどうぞよろしくお願い致します。
**********
この作品は、他のサイトにも掲載しています。
お茶をしましょう、若菜さん。〜強面自衛官、スイーツと君の笑顔を守ります〜
ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
陸上自衛隊衛生科所属の安達四季陸曹長は、見た目がどうもヤのつく人ににていて怖い。
「だって顔に大きな傷があるんだもん!」
体力徽章もレンジャー徽章も持った看護官は、鬼神のように荒野を走る。
実は怖いのは顔だけで、本当はとても優しくて怒鳴ったりイライラしたりしない自衛官。
寺の住職になった方が良いのでは?そう思うくらいに懐が大きく、上官からも部下からも慕われ頼りにされている。
スイーツ大好き、奥さん大好きな安達陸曹長の若かりし日々を振り返るお話です。
※フィクションです。
※カクヨム、小説家になろうにも公開しています。
希望が丘駅前商店街 in 『居酒屋とうてつ』とその周辺の人々
饕餮
ライト文芸
ここは東京郊外松平市にある商店街。
国会議員の重光幸太郎先生の地元である。
そんな商店街にある、『居酒屋とうてつ』やその周辺で繰り広げられる、一話完結型の面白おかしな商店街住人たちのひとこまです。
★このお話は、鏡野ゆう様のお話
『政治家の嫁は秘書様』https://www.alphapolis.co.jp/novel/210140744/354151981
に出てくる重光先生の地元の商店街のお話です。当然の事ながら、鏡野ゆう様には許可をいただいております。他の住人に関してもそれぞれ許可をいただいてから書いています。
★他にコラボしている作品
・『桃と料理人』http://ncode.syosetu.com/n9554cb/
・『青いヤツと特別国家公務員 - 希望が丘駅前商店街 -』http://ncode.syosetu.com/n5361cb/
・『希望が丘駅前商店街~透明人間の憂鬱~』https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/427152271
・『希望が丘駅前商店街 ―姉さん。篠宮酒店は、今日も平常運転です。―』https://www.alphapolis.co.jp/novel/172101828/491152376
・『日々是好日、希望が丘駅前商店街-神神飯店エソ、オソオセヨ(にいらっしゃいませ)』https://www.alphapolis.co.jp/novel/177101198/505152232
・『希望が丘駅前商店街~看板娘は招き猫?喫茶トムトム元気に開店中~』https://ncode.syosetu.com/n7423cb/
・『Blue Mallowへようこそ~希望が丘駅前商店街』https://ncode.syosetu.com/n2519cc/
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる