34 / 69
Cルート:金髪の少年の末路
第34話 怒りと悲しみの先に待つもの
しおりを挟む
ミチアと最後の挨拶を交わし、僕はアルティリアから南に位置する〝自由都市ランベルトス〟へと飛行する。
飛翔魔法の制御にも慣れてきたことで、今回は剣を握って翔んでみたのだが――これを空中戦で利用するには、あと一歩足りないといったところか。
◇ ◇ ◇
街に着いた僕は酒場に向かい、まずは昼食をとることに。昼間から酒場は傭兵らで混雑していたが、幸いカウンターの隅に、一つ空席を見つけることができた。
僕は足早に席に着き、見慣れないメニューを注文する。
「ほらよ、潮生ガエルの炙り焼きと、サラム菜と発酵豆のスープだ。あいにく酒は切らしてんで、ランベルベリージュースをサービスしてやる」
腕っ節の良い店主が僕の前に料理を並べ、忙しげに別の客の相手をはじめる。
僕は小さく手を合わせ、はじめての品目に箸を伸ばす。今朝は何も食べていなかったこともあり、慣れない料理も美味しく感じる。特に椀に入った発酵豆のスープは、どことなく懐かしさを感じる味わいだ。
料理に舌鼓を打ちながら、僕は周囲の話に聞き耳を立てる。
やはり話題の中心は〝戦争〟だ。
現在、ガルマニア帝国は、ネーデルタール王国と激戦を繰り広げているらしい。アルティリアの出方としては、王国に加勢する形で帝国を背後から突くか、それとも両者の疲弊を待ち、大陸全土を制圧するか――といった選択の瀬戸際にあるようだ。
当然、ガルマニアも愚かではない。アルティリア側の国境にも、警戒感を強めているだろう。正直なところ正攻法での侵入は、もはや不可能に近い。
そういえば、ランベルトスにも〝転送装置〟は在るのだろうか?
もしかするとそれを使えば、東へ侵入できるかもしれない。
昼食を終えた僕はカウンターに代金を置き、むせ返る臭気の酒場を出た。
◇ ◇ ◇
死した砂埃の舞う街を彷徨いながら、僕はアルティリアの孤児院で聞いた、ソアラの話を思い出していた。元々、彼女はランベルトスで暮らしており、幸せな結婚もしていたそうだ。
『子供には恵まれませんでしたけれど、夫との生活は幸せでした。でも、ある日……。彼は任務に失敗して……』
ランベルトスには表の顔となる〝商人ギルド〟の他に、裏の顔となる〝盗賊ギルド〟や〝暗殺ギルド〟といった組織も存在しているらしい。そしてソアラの夫も、件の暗殺ギルドの構成員だったとのこと。
任務に失敗した暗殺者の末路など、想像するに難くない。彼女の夫は返り討ちに遭い、さらに犯人の家族であるソアラにも、追っ手が差し向けられることとなった。
『私は命からがらアルティリアへ逃げ、クリムトさまの保護を受けました。そこで教会の衣服を借り、こうして卑しく隠れています。だから私は、聖職者には……』
『でも、それはソアラさん自身が悪いわけでは……。僕なんて実際に、農園を襲いにきた悪漢や、戦場で敵を殺しています』
『いいえ。私は今でも、夫の復讐を望んでいます。もちろん、先に仕掛けた〝悪人〟は彼ですが、それでも相手を見つけた時には……。私は絶対に迷いません』
そのように言いきったソアラの瞳には、悲しくも強い決意が漲っていた。彼女は彼女なりに確固たる意志を持ち、自らの務めを果たそうとしているのだ。
◇ ◇ ◇
入り組んだ街中を一通り歩き、転送装置の探索を諦めかけていた頃。ふと僕は〝傭兵キャンプ〟のことを思い出し、街の南側へと足を向ける。
あそこは前回に訪れたものの、時間に追われていたことやテントが乱立していたこともあり、念入りな探索をしていなかったのだ。
「あっ……! あれだ!」
僕は目当ての構造物を視界に捉え、喜び勇んでそちらへ駆けだす。円形の石柱に水晶と二つのリング、アルティリアに在ったものと同じで間違いない。
僕は静かに喉を鳴らし、ゆっくりとそれに右手を伸ばした。
《……ポータル登録完了。現在地・拠点ベータ。目標・登録なし。転送プロトコルを実行するためには、目標地点を設定してください……》
設定? いったいどうすれば良いのだろう。仕方がないので月並ながら、僕は「アルティリアに行きたい」と心の中で強く念じてみる。
《……目標地点、設定完了。現在地・拠点ベータ。目標・拠点アルファ。転送プロトコル準備完了。――認証を確認。転送を開始します……》
その音声が流れた瞬間、僕の視界は〝白〟に包まれ、まるで上下が逆さになったかのような、不思議な浮遊感に包まれる。
そして次の瞬間には――。
僕はアルティリアの、噴水広場に辿り着いていた。
◇ ◇ ◇
やはり思ったとおりだった。本当に転送は成功したのだ。
僕は只ならぬ高揚感に包まれながら、強く両手を握りしめる。しかし周囲の人々には僕の浮かれた様子を訝しむ者はいるものの、僕が〝いきなり現れたこと〟に対して、驚いているような反応はない。
これは〝地下酒場〟を利用した時と、同じような反応だ。あの時、僕とミルポルはガースから逃げるために地下へ駆け込んだのだが、ガース本人も周囲の客たちも、特に〝異常なことが起きた〟とは認識していなかったのだ。
僕は試しに転送装置に触れ、今度は「ガルマニアに行きたい」と念じてみる。しかし頭には〝エラーメッセージ〟が流れるのみで、転送してはもらえなかった。
「うーん。やっぱり直接行ったことがある場所だけか」
よくある〝ゲームのシステム〟といえばそれまでなのだが。この装置も例に漏れず、そう都合良くはいかないようだ。
あの地下の酒場といい、あからさまに〝ゲームであること〟を感じさせるような、不可解な構造物は何なのだろう。この世界の住民が興味を示していないことから、明らかにミストリアスにとっては異質なものだ。
あるいはこれらの異常物は、〝外部の存在〟が用意したものとも推察できる。
そう。たとえば〝異世界創生管理財団〟のような団体が。
とはいえ、使えるものは最大限に利用させてもらおう。
僕は再び転送装置に触れ、ランベルトスへ戻ることにした。
◇ ◇ ◇
脳に伝わる水の香りが、一瞬で土の臭いへ変化する。
いくら飛翔魔法を使ったとしても、ここまでの速度で街を移動することはできない。心強い味方を手に入れたことで、旅の幅は一気に広がったといえる。
しかし今日は昼食の後、長くランベルトスを放浪していたこともあり、すでに太陽は傾きかけている。ミチアに別れを告げた手前、アルティリアへ戻るのは気恥ずかしいが――いっそのこと、住み慣れたむこうで宿を確保しておくべきか。
そんなことを考えていた時――。
周囲に耳を劈くような、女の悲鳴が響き渡った。
◇ ◇ ◇
バザーが犇めく区画を駆け抜け、僕は必死に〝声〟の元へ疾る。
僕の聞き間違いでないならば、さきほどの悲鳴はソアラのものだ。
なぜ、彼女がランベルトスに居るのか?
いくつか理由を思い浮かべながら、最悪の事態に身構える。
しかし、僕が人混みを潜り抜けた時。
そこで見たものは、さらに絶望的な光景だった。
「え、ミチア……?」
僕の視界に飛び込んできたのは、地面に横たわるミチアの姿。
彼女は赤い液体に沈んでおり、すでに生気は感じられない。
そんな彼女の右奥には、脚を真っ赤に染めたソアラが蹲っている。
さらに二人の正面には、血染めの剣を握った男――ガースの姿があった。
「このクソババア! よくも俺の楽しみを邪魔しやがって!」
「――ガース! いったいミチアに何をした!?」
「あぁ!? なんだ金髪野郎! 割り込むんじゃねぇ!」
僕が声を叫げるや否や、ガースはこちらへ向かって小型の斧を投擲する。斧を人だかりの中で避けるわけにもいかず、僕は凶器を我が身で受ける。
「あっ、アインスさん……っ!」
僕の左胸に重く鋭利な刃が突き刺さり、同時にバランスを崩される。
しかし、そんなことくらいで、足を止めるわけにはいかない。
「チッ、まあいい。ここで味わっておくか」
今ので仕留めたと思ったのか、ガースは僕には脇目も振らず、ミチアの衣服に左手を伸ばす。その汚い手を狙い澄まし、僕は唱えていた呪文を解放する。
「ヴィスト――ッ!」
風の魔法・ヴィストが発動し、収束された風刃がガースの左手を斬り飛ばした。
さらに僕は剣を抜き、残った右腕も切断する。
「ぐがあ゙あ゙ぁ――!? 痛ぇ! テメェ! なにしやがるっ!?」
「おまえこそ……! おまえこそ何をしたッ!? 許さないぞ――ッ!」
僕はガースの顎を蹴り上げ、奴を地面へ仰け反らせる。
そしてプルプルと震える喉元へ、剣の切っ先を突きつけた。
「――おっ、おい! 金髪の兄ちゃん! もうすぐ神殿騎士が来るぞっ! もう、その辺で止めておけっ……!」
大勢で見物していただけの傍観者どもが、今さら綺麗事を口走る。
そんな声には耳を貸さず。――僕は、刃を押し込んだ。
飛翔魔法の制御にも慣れてきたことで、今回は剣を握って翔んでみたのだが――これを空中戦で利用するには、あと一歩足りないといったところか。
◇ ◇ ◇
街に着いた僕は酒場に向かい、まずは昼食をとることに。昼間から酒場は傭兵らで混雑していたが、幸いカウンターの隅に、一つ空席を見つけることができた。
僕は足早に席に着き、見慣れないメニューを注文する。
「ほらよ、潮生ガエルの炙り焼きと、サラム菜と発酵豆のスープだ。あいにく酒は切らしてんで、ランベルベリージュースをサービスしてやる」
腕っ節の良い店主が僕の前に料理を並べ、忙しげに別の客の相手をはじめる。
僕は小さく手を合わせ、はじめての品目に箸を伸ばす。今朝は何も食べていなかったこともあり、慣れない料理も美味しく感じる。特に椀に入った発酵豆のスープは、どことなく懐かしさを感じる味わいだ。
料理に舌鼓を打ちながら、僕は周囲の話に聞き耳を立てる。
やはり話題の中心は〝戦争〟だ。
現在、ガルマニア帝国は、ネーデルタール王国と激戦を繰り広げているらしい。アルティリアの出方としては、王国に加勢する形で帝国を背後から突くか、それとも両者の疲弊を待ち、大陸全土を制圧するか――といった選択の瀬戸際にあるようだ。
当然、ガルマニアも愚かではない。アルティリア側の国境にも、警戒感を強めているだろう。正直なところ正攻法での侵入は、もはや不可能に近い。
そういえば、ランベルトスにも〝転送装置〟は在るのだろうか?
もしかするとそれを使えば、東へ侵入できるかもしれない。
昼食を終えた僕はカウンターに代金を置き、むせ返る臭気の酒場を出た。
◇ ◇ ◇
死した砂埃の舞う街を彷徨いながら、僕はアルティリアの孤児院で聞いた、ソアラの話を思い出していた。元々、彼女はランベルトスで暮らしており、幸せな結婚もしていたそうだ。
『子供には恵まれませんでしたけれど、夫との生活は幸せでした。でも、ある日……。彼は任務に失敗して……』
ランベルトスには表の顔となる〝商人ギルド〟の他に、裏の顔となる〝盗賊ギルド〟や〝暗殺ギルド〟といった組織も存在しているらしい。そしてソアラの夫も、件の暗殺ギルドの構成員だったとのこと。
任務に失敗した暗殺者の末路など、想像するに難くない。彼女の夫は返り討ちに遭い、さらに犯人の家族であるソアラにも、追っ手が差し向けられることとなった。
『私は命からがらアルティリアへ逃げ、クリムトさまの保護を受けました。そこで教会の衣服を借り、こうして卑しく隠れています。だから私は、聖職者には……』
『でも、それはソアラさん自身が悪いわけでは……。僕なんて実際に、農園を襲いにきた悪漢や、戦場で敵を殺しています』
『いいえ。私は今でも、夫の復讐を望んでいます。もちろん、先に仕掛けた〝悪人〟は彼ですが、それでも相手を見つけた時には……。私は絶対に迷いません』
そのように言いきったソアラの瞳には、悲しくも強い決意が漲っていた。彼女は彼女なりに確固たる意志を持ち、自らの務めを果たそうとしているのだ。
◇ ◇ ◇
入り組んだ街中を一通り歩き、転送装置の探索を諦めかけていた頃。ふと僕は〝傭兵キャンプ〟のことを思い出し、街の南側へと足を向ける。
あそこは前回に訪れたものの、時間に追われていたことやテントが乱立していたこともあり、念入りな探索をしていなかったのだ。
「あっ……! あれだ!」
僕は目当ての構造物を視界に捉え、喜び勇んでそちらへ駆けだす。円形の石柱に水晶と二つのリング、アルティリアに在ったものと同じで間違いない。
僕は静かに喉を鳴らし、ゆっくりとそれに右手を伸ばした。
《……ポータル登録完了。現在地・拠点ベータ。目標・登録なし。転送プロトコルを実行するためには、目標地点を設定してください……》
設定? いったいどうすれば良いのだろう。仕方がないので月並ながら、僕は「アルティリアに行きたい」と心の中で強く念じてみる。
《……目標地点、設定完了。現在地・拠点ベータ。目標・拠点アルファ。転送プロトコル準備完了。――認証を確認。転送を開始します……》
その音声が流れた瞬間、僕の視界は〝白〟に包まれ、まるで上下が逆さになったかのような、不思議な浮遊感に包まれる。
そして次の瞬間には――。
僕はアルティリアの、噴水広場に辿り着いていた。
◇ ◇ ◇
やはり思ったとおりだった。本当に転送は成功したのだ。
僕は只ならぬ高揚感に包まれながら、強く両手を握りしめる。しかし周囲の人々には僕の浮かれた様子を訝しむ者はいるものの、僕が〝いきなり現れたこと〟に対して、驚いているような反応はない。
これは〝地下酒場〟を利用した時と、同じような反応だ。あの時、僕とミルポルはガースから逃げるために地下へ駆け込んだのだが、ガース本人も周囲の客たちも、特に〝異常なことが起きた〟とは認識していなかったのだ。
僕は試しに転送装置に触れ、今度は「ガルマニアに行きたい」と念じてみる。しかし頭には〝エラーメッセージ〟が流れるのみで、転送してはもらえなかった。
「うーん。やっぱり直接行ったことがある場所だけか」
よくある〝ゲームのシステム〟といえばそれまでなのだが。この装置も例に漏れず、そう都合良くはいかないようだ。
あの地下の酒場といい、あからさまに〝ゲームであること〟を感じさせるような、不可解な構造物は何なのだろう。この世界の住民が興味を示していないことから、明らかにミストリアスにとっては異質なものだ。
あるいはこれらの異常物は、〝外部の存在〟が用意したものとも推察できる。
そう。たとえば〝異世界創生管理財団〟のような団体が。
とはいえ、使えるものは最大限に利用させてもらおう。
僕は再び転送装置に触れ、ランベルトスへ戻ることにした。
◇ ◇ ◇
脳に伝わる水の香りが、一瞬で土の臭いへ変化する。
いくら飛翔魔法を使ったとしても、ここまでの速度で街を移動することはできない。心強い味方を手に入れたことで、旅の幅は一気に広がったといえる。
しかし今日は昼食の後、長くランベルトスを放浪していたこともあり、すでに太陽は傾きかけている。ミチアに別れを告げた手前、アルティリアへ戻るのは気恥ずかしいが――いっそのこと、住み慣れたむこうで宿を確保しておくべきか。
そんなことを考えていた時――。
周囲に耳を劈くような、女の悲鳴が響き渡った。
◇ ◇ ◇
バザーが犇めく区画を駆け抜け、僕は必死に〝声〟の元へ疾る。
僕の聞き間違いでないならば、さきほどの悲鳴はソアラのものだ。
なぜ、彼女がランベルトスに居るのか?
いくつか理由を思い浮かべながら、最悪の事態に身構える。
しかし、僕が人混みを潜り抜けた時。
そこで見たものは、さらに絶望的な光景だった。
「え、ミチア……?」
僕の視界に飛び込んできたのは、地面に横たわるミチアの姿。
彼女は赤い液体に沈んでおり、すでに生気は感じられない。
そんな彼女の右奥には、脚を真っ赤に染めたソアラが蹲っている。
さらに二人の正面には、血染めの剣を握った男――ガースの姿があった。
「このクソババア! よくも俺の楽しみを邪魔しやがって!」
「――ガース! いったいミチアに何をした!?」
「あぁ!? なんだ金髪野郎! 割り込むんじゃねぇ!」
僕が声を叫げるや否や、ガースはこちらへ向かって小型の斧を投擲する。斧を人だかりの中で避けるわけにもいかず、僕は凶器を我が身で受ける。
「あっ、アインスさん……っ!」
僕の左胸に重く鋭利な刃が突き刺さり、同時にバランスを崩される。
しかし、そんなことくらいで、足を止めるわけにはいかない。
「チッ、まあいい。ここで味わっておくか」
今ので仕留めたと思ったのか、ガースは僕には脇目も振らず、ミチアの衣服に左手を伸ばす。その汚い手を狙い澄まし、僕は唱えていた呪文を解放する。
「ヴィスト――ッ!」
風の魔法・ヴィストが発動し、収束された風刃がガースの左手を斬り飛ばした。
さらに僕は剣を抜き、残った右腕も切断する。
「ぐがあ゙あ゙ぁ――!? 痛ぇ! テメェ! なにしやがるっ!?」
「おまえこそ……! おまえこそ何をしたッ!? 許さないぞ――ッ!」
僕はガースの顎を蹴り上げ、奴を地面へ仰け反らせる。
そしてプルプルと震える喉元へ、剣の切っ先を突きつけた。
「――おっ、おい! 金髪の兄ちゃん! もうすぐ神殿騎士が来るぞっ! もう、その辺で止めておけっ……!」
大勢で見物していただけの傍観者どもが、今さら綺麗事を口走る。
そんな声には耳を貸さず。――僕は、刃を押し込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる