職場では怖いと噂の旦那さまに溺愛されてます♡

おもち

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♡♡♡♡♡

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『今日は帰るのが遅くなりそうだから先に寝てて~』
『大丈夫です!起きてます!』
『寝ててよ。俺はハニーの寝顔も大好きだから』

起きていたいけれど、寝顔も好きだと俺が言ったばかりに、ハニーは俺の帰宅をどうやって待つか悩んでくれているのだろう。なんて健気なんだ。ハニーはやっぱり世界一の存在だ。大切にしなければ。

『それじゃあ、僕が寝てても、ちゅーしてくださいね…?』
『言われずとも!!』

キスをして欲しいから起きていたかったハニーのことを思うとあまりの愛おしさに胸が苦しくなる。ハニーの顔を見て、キスをしないだなんて選択は俺にはできないのに。





ハニーについて考えている間に仕事を最速で片付けた俺は、帰宅して、真っ先に寝室を覗き込んだ。
ハニーが小さな息をたてて心地よさそうに眠っている。なんと美しい眠り姫だ。絶対に俺が守らなければならないという庇護欲が無限に湧いてくる。
繊細なまつげ、透き通った色白の肌、ぷにゅっとした頬、薄くて柔らかそうな唇。折れてしまいそうなほど小さくて細い指に、俺が育てたむっちりとした身体。そのすべてにキスがしたくてたまらない。


「はにー…ん、っ…♡…ちゅ……ん、……♡」

というか、もはや自分の意志ではキスを止められそうにない。ハニーが可愛いという事実のみに脳が侵食されて溶けていくようだ。

「ん、…ちゅ、……♡ちゅっ……♡」

パジャマをたくし上げて、身体中にキスをしても、ハニーはまだまだ目覚めそうにない。
それなら、このままハニーをおかずに抜いてしまいたいと邪な気持ちが芽生える。

(……ごめんね、ハニー!ハニーが可愛すぎるから♡♡)

俺はハニーの身体を跨ぐようにして、ハニーの顔がよく見えるような姿勢で自分のモノを扱く。ハニーのあどけない寝顔を見ながらという背徳感に興奮がさらに増していく。

「っ……はにー……♡ふ、ッ……♡♡ぅ…♡♡」

ハニーが起きないように注意しながら、扱き続けて、いよいよ絶頂が近いことを感じた俺はベッドサイドのティッシュに手を伸ばした。
それと同時に頭の中で悪魔の囁きが聞こえる。ティッシュではなく、ハニーの顔に出してはどうかと。拭き取ってしまえばバレないだろう。


「…っは、……は、♡ぅ、…ふーッ…♡♡ごめん、…出るッ……♡♡」

結局俺はハニーの顔、どころか口の中にどぷりと射精をして、最後までしっかり出し切った後に、罪悪感に打ちひしがれた。

「んん、………ッ…」

しかしハニーはそんな俺の苦悩を嘲笑うかのようにどこまでも寝相が悪かった。俺の吐き出した欲をむにゃむにゃと口の中で咀嚼してからごくんと飲み込んだのだ。無意識的な行動だろうけど、それでもあまりにも色っぽすぎる。とんだ小悪魔だ。

俺はそんなハニーの仕草に刺激されてしまい、誠に身勝手ながら、俺のモノはすぐさま熱を取り戻してしまう。
もう一回だけ…とひとり呟きながら、今度は下着ごとハニーのズボンを脱がせ、ハニーの滑らかな太ももを割り開いて、俺のモノをその間に忍ばせる。ハニーの太ももに俺のモノが挟まれているという光景だけでも興奮するのに、ハニーの肌はもちもちで柔らかくて気持ちがいい。

もう、いっそのこと、このままハニーのナカにぶち込んでしまいたい。
しかし、そうすればぐっすり眠っているハニーも目を覚ましてしまうだろう。眠っている間に勝手に身体を弄るなんて、さすがのハニーも怒るだろうか。ハニーは優しいから許してくれるだろうな。
そんなハニーの優しさに甘えてばかりの俺は、自分の欲に勝てなかった。

ハニーの後孔にローションをたっぷりと塗りつけて、ゆっくりと指を入れてみる。するとハニーのソコは吸い付くようにきゅっと俺の指を締め付けた。

「っ……ふ……ッ………♡♡♡」

起こさないようにゆっくりとハニーのナカで指を動かしてみると、ハニーがえっちな声をこぼした。俺を誘うような嬌声に釣られて俺のモノはますます熱を持って膨張していく。

「……ッ、ん………ぁ…♡」
「寝てても感じてるの?♡可愛いね♡」
「……っ、………んん……♡♡」
「あ゛ー……もう我慢できない……」

少し名残惜しい気持ちを抱えながらも指を引き抜いて、代わりに俺のモノをあてがった。するとハニーは無意識的に腰を揺らして、俺のモノを後孔に擦り付けてくる。
かなりアウトな行動をしている自覚はあるけど、こんな可愛いハニーを前に、正気を保てているだけまだ偉いと思う。日本語喋れてるし。

「ごめん……ッ、ハニー……♡♡挿れるよ♡♡」

ハニーのもっちもちの太ももを太ももを支えながら、ゆっくりと俺のモノを侵入させてゆく。欲に任せて一気に入れたい気持ちもあるが、ココではハニーの身体を労わる気持ちが勝り、ゆっくりとしたペースで進めていく。

「……んん……っ……♡…ぅ、………♡」
「は、ぁ……♡ハニーの、ナカ、やっぱ最ッ高……♡♡」

さすがに苦しいようでハニーは眉間にシワを寄せているが、それでもまだ目を覚まさない。

「ふっ……♡ん、っ……んん……♡♡♡」

ゆっくりと奥まで入ると、ハニーは身じろぎをして甘さの混じった声を漏らした。寝ている間に好き勝手されても感じてくれるほど、ハニーの身体をいやらしく育て上げたことに誇らしさすら感じる。

「ちゅ……♡……ッふ、ぁ……♡♡」

俺はハニーの唇にキスを落としながら腰を動かす。次第にハニーのナカが俺に馴染んできたので、徐々に動きを速めていくことにした。

「……っ、……ん…♡♡んん、…♡」

寝苦しそうな声と、合わせて身じろぎも増える。そろそろハニーが目を覚ましてもおかしくはないだろう。ならばもうこのまま起こしてしまおうかという気が湧いた俺はハニーの腰を掴みながら激しくピストンする。

「ん……ん゛ん……、ふぁ……?」
「おはよー♡」
「ぁ゛、え!?♡だ、んなッ…さま……?♡♡な、に…ぃ、ッあ゛…!?♡♡♡」

重たいまぶたをこすりながら、次第に覚醒してきたハニーは俺にされるがまま身体を揺らす。
そろそろ限界が近いことを悟りながら、俺はさらにハニーの奥に入り込もうとするようにぐりぐりと腰を動かした。

「ゃ゛あ゛ッ!?♡な、…ッ♡♡♡ぁ゛っ……♡」
「可愛いお嫁さんの寝込みを襲うなんて旦那失格だよね?♡♡」
「そ、なことな゛…ッ…!♡♡僕は、だんなさまをあいしてる、から……♡なに、されても嬉し、い゛っ…!♡♡」
「……ッ、ハニー……♡♡♡」

ハニーの可愛い愛の言葉に、俺はさらにモノが大きくなるのを感じた。

「ぁ゛……ッ!♡ん、ぅ……♡だんなさまぁ♡♡♡」
「……はにー、愛してるよ♡」
「ぼくもぉ……♡♡あ゛ッ、…は、…♡イっちゃ……ッ!♡♡♡イく、イ゛ッ~~っっ!♡♡♡」

ハニーのナカがぎゅっと締まって俺のモノを締め付けると同時に俺も果てて、ハニーのお腹の中にたっぷりと欲をぶちまけた。
ずるりとモノを抜いて、俺がハニーの身体に倒れ込むと、ハニーは聖母のように優しく両手で俺の頭を包み込み、そのうえ胸に顔を埋めさせてくれる。俺はハニーから生まれてきたのかもしれない。

「おかえりなさい」
「ただいま」
「約束通り、寝ててもちゅーしてくれたんですよね…?」
「ちゅーだけで終われなかったけど」

俺の言葉に、ハニーはふふっと笑みを浮かべる。その瞬間にちらりと姿を覗かせた小さな白い歯まで可愛らしい。ハニーは細部まで完璧な存在だ。絶対に神様のお気に入りだと思う。たとえ神だとしてもハニーは渡さないが。

「ねえ、旦那さま」
「んー…?」
「もう一回、しませんか…?」

そう言いながらハニーはこてんと首を傾げ、俺のことを上目遣いで見つめながら、俺の手に指を絡めてくる。それだけで俺の心臓は爆発寸前まで高鳴った。

「もちろん!♡するに決まってる!!♡♡」
「えへへ……嬉しい」

ふにゃっと気の抜けたような柔らかい笑顔は天使そのものだ。こんな可愛いお誘いを、俺が断れるはずがない。
俺は即答すると、ハニーの唇に優しくキスを落とした。

「んむ、…ふぅ……♡♡ん…っ……♡♡」
「……ちゅ……ッ…♡愛してるよ……♡ハニー……♡♡♡」

そうしてそのまま2人だけの甘い時間は続いていくのだった。

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