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寧々ちゃんまだまだ寵愛中
寧々ちゃんと冬休み
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冬休みの予定は特に立てなかった、この時期の旅行は高いし、家で本読んだりゆっくりしてたいよねって、私達引きこもりだから、そういう所気が合って楽だ
今日は何しようか、って聞かれて、何もしないって答えても、「イイネ一緒に何もしないをしよう」って笑ってくれるの、本当大好き。
それで初詣に行った次の日、何も予定はないけれど、ちょっと気になっていたアレを思い切って聞いてみた。
「ねえ辰巳さん」
「なあに?」
「辰巳さんのおじいさんってお家の近くに住んでるんですよね? 新年のご挨拶って行かなくていいんですか」
「ああ、あまりそういうの気にしない人だけど行きたい?」
「い、い、い……」
「無理しなくていいですよ」
「う、でもあの……孫のお嫁さんの顔、見たいですよね?」
「……それはもちろん、祖父にはよく写真付きでメッセージを送ってるけど、会いたいって言ってますよ」
そうなんだ、私の事紹介してくれてるんだ。
辰巳さんのお祖父さんはリビングに飾られてる家族写真で見た。
家族写真と、それと、ひまわり畑で綺麗な白人の女の人の肩を抱いてる写真、すらっと背の高い日本人、二人共笑顔で素敵な写真、正直辰巳さんに似てる、とはあまり思わないけど格好いい若い頃のお祖父さん。
辰巳さんは携帯を弄りながら、
「あ、午後から出掛けるみたいで今なら少し会えるかも」
「え、そんな急に!?」
「祖父は多忙でね、会える時に会わないと、どっか行っちゃうんですよ」
「へえ……」
それで、どんな服で行こうかと迷っていたら辰巳さんはまたお着物を着せてくれたのだ。
「大丈夫です? これ祖母の着物だって言ってませんでした? 私が着て行って怒られませんか」
「むしろ喜んでくれると思うよ」
「そっかな、背筋曲がってたら教えて下さいね」
「大丈夫、ずっと腰支えててあげるから」
「あんしゅき」
「ダメダメ、今お着替え中だからエッチしたら会いに行けなくなっちゃうからゴロゴロ言ってこないで」
すり寄ったらマテされてしまって、だって好きなんだもん!
は、置いといて、お化粧薄めに支度を済ませた。
前に祖父は近くに住んでますって言ってたけど、場所は東北沢、最寄駅からは電車で1分。
だから歩いて15分くらいのマンションに住んでで、お手て繋いで歩きながら。
「ちっか! ちっかいじゃないですか! こんなに近かったのにご挨拶もしないですみません」
「いいのいいの、本当に祖父はアクティブでね僕等とは違って毎日出掛けたい人種だから、行っても留守です」
「おいくつでしたっけ」
「んっと、今年85かな」
「85でアクティブ?!」
「うん、祖母を亡くしたのは77の時、次の人生も楽しく生きる、と死ぬまで人と関わっていきたいだって、僕そんな風に考えないよ」
「え? じゃあまだお仕事してるんですか」
「はい、全国通訳案内士って国家資格があって、んっと……語学だけなら英語だと英検一級程度だけど、他にも日本の地理や日本歴史、産業・経済・政治及び文化に関する一般常識が出題される……まあ割と最難関な資格なんですが、祖父はこれを持っていて、お正月もそうだし、常日頃から来日した外国人向けにツアーガイドしてるんですよ。だからきっと今日も出掛けてるだろうなって思ってたから、まだ家にいてラッキー」
「なんか凄いですね」
「昔はこの資格がないと有償でガイドができなかったんだけど、今は訪日観光客数も増えて、2018年以降は誰でも有償でガイドが出来るようになったんです、だから祖父は英語だけじゃなくロシア人向けにも観光ガイドしてて多忙なんですよ。のんびりした日本のおもてなしツアーみたいな感じですけどね、年だし弾丸みたいのじゃなくて」
「ほえ」
隣で歩く辰巳さんのお手てきゅって握って、本当に辰巳さんに知り合わなければきっと一生触れなかっただろうなって事が連日のように起こる。
私が出不精なだけかもしれないけど、こんだけ私と生きてる軸が違うのに、一緒にいて苦じゃないのも不思議だな。
「辰巳さんって私といて楽しいの?」
「ん? 楽しいよ。でも何その質問、考えさせられるね、寧々ちゃん僕に不満があるの?」
「ないですよ、なさすぎすぎの、すぎすぎすぎて私平凡だから困ってるの。だって兄は」
「とても素晴らしい僕じゃ代われない仕事をしてる人だし寧々ちゃんの両親も尊敬してますよ、そんな寧々ちゃん愛しいの塊」
「知ってます!」
「はい、じゃあ問題ないね」
着物の上の羽織を引き締めて、うん、良かった。
辰巳さん大好きなのに変わりはなかった!
それで到着したマンションは辰巳さんの日本家屋とは全然違って超綺麗な高層マンションで、祖父は15階に居ますって……。
エレベーターが15階に到着して、ピカピカの高級そうな廊下に下駄の音が弾ける、お部屋に着いてピンポンしたら、え? 85?? って疑う程シャキッとした声が出迎えてくれた、白髪をシルバーに染めた背筋の伸びた、イケメンなおじいちゃん(ジーパンにティーシャツ)。
玄関で靴脱ぐのに頭下げた辰巳さんの頭撫でて言う。
「おっそいよ、俺出掛けるのに! んで相変わらず頭もさもさして新年早々辛気臭いなお前は! ばーさんみたいなサラサラだったら良かったのに」
「まず明けましておめでとうごさいますって言ってよじーちゃん、相変わらずドーラはサラサラだよ」
「ああ、そうだったおめでとう。ドロなんて寄り付かんぞ。お年玉やるって言ってるのに」
それで目が合って、
「!!」
ビクン! ってしてしまって人見知り直ってきたと思ってたのに声でなかった。いっぱい瞬きしてたら辰巳さんが、
「こちら僕の最愛の人だから、日本人らしく言葉オブラートに包んでね」
「包むか、こんな可愛い子が来てくれたんじゃ素直な言葉のが響くだろ」
ってお祖父さんは辰巳さんどけどけってして、小指に金色の指輪が光る手で私の手を握ってくれた。
「初めまして、寧々さんだっけ? 明けましておめでとう。よく来てくれたねこんな孫だけど宜しくね」
「明けましておめでとうございます! 始めましてお孫さんとお付き合いさせて頂いている八雲 寧々です! う、あの……えっと、本年も宜しくお願いします!」
って目つぶって言って、ぎゅううううっていっぱい握り返したら、辰巳さんから止めてって手解かれてしまった。
お祖母さんのお仏壇の前でビールとピザにポテトで乾杯。
お祖父さんの年季の入った手の甲にはハートとIvy(アイビー)のタトゥーが入っていた、お祖母さんの名前。
「俺は昔っからこういうのが好きだったのにばーさんが毎日和食作ってくるもんだから苦行だったんだよ。外人と結婚したら毎日ポテトと肉かと思ったのに騙された」
とお祖父さんはピザを摘まんでて、私85歳になった時ピザ食べられるかな、凄いって思いつつさっきお仏壇に手を合わせた時に小さなお重にお節とお茶が置かれてた。
「んで? 俺のばーさんにあげた指輪と着物だろそれ、今の時代に浮いてないって俺の当時のセンス凄くない?」
「寧々ちゃんの可愛さが凄いんだよ、古い物を古く感じさせない飛び抜けた愛くるしさ」
「え?! この指輪ってお祖母ちゃんから貰ったとは聞きましたけど、それ形見って意味だったんですか!?」
「重いんだよお前は、一回り以上若い子になんっつーもんをあげてんだよ。ばーさんの俺に対する怨念が宿ってたらどうすんだ」
「ふふふ」
「いえいえ、呪いはないと思いますよ! くれた日から私の運気明らかに上がってますから」
「それはやっぱ俺の行いがいいからだな」
辰巳さんはにやってするだけで何も答えないし、その後もこちらから何か話さなくてもお祖父さんガンガン話しかけてきて、返事してる間に、「あ、俺出掛けるから帰って」な感じで新年のご挨拶は数時間で終わった。
マンションを出て帰り道、辰巳さんは癖のある金髪をかき上げてワシャワシャやってる。
「疲れたんです?」
「ん?」
「辰巳さんって会社でも疲れるとそうやった後眼鏡直すから」
見上げれば辰巳さんは眼鏡を直して首傾けて苦笑いした。
「僕うるさい人って嫌いでしょ」
「ああ、たくさんお話ししてくれて楽しかったです」
笑ったら辰巳さんは立ち止まってぎゅううって抱き締めてきた。
「優しいよ寧々ちゃん~ありがとう、あんなんだからね、時間作って会うなんてしたら一日中マシンガントークされるんだよ。年に一度か携帯のやり取りで十分だよ。ニホンゴワカラナイって言っても英語で話続けてくるし、最近はロシア語まで話せるようになってお手上げ」
「勉強熱心なお祖父様ですね」
お家に帰ろうか迷って、お着物勿体ないからそのまま電車に乗ってイルミネ―ションを見に行った。
後はお兄ちゃんと佳代さんとご飯食べに行ったり、お家でゴロゴロして、気が付いたらもう冬休みは終わってた。
2020年初出勤の朝、玄関でパンプス履いて、コートに袖が通らないいいいい。鞄持ちたくない、家にいたいいい。ってやっぱり会社行きたくない病が発症してしまった
「はああ、無理…………お仕事出来る気がしないよお」
「辛かったらいつでも僕の所に来てね」
「う、辛い」
「はい抱っこ」
玄関から抱き上げてくれて辛いの辛いの飛んでけってしてくれるけどお、いやいやって頭抱えこんだ。
「飛んでっちゃったら抱っこ終わっちゃうから飛んでかせないもん!」
「本当ただ可愛いだけの存在」
今日は何しようか、って聞かれて、何もしないって答えても、「イイネ一緒に何もしないをしよう」って笑ってくれるの、本当大好き。
それで初詣に行った次の日、何も予定はないけれど、ちょっと気になっていたアレを思い切って聞いてみた。
「ねえ辰巳さん」
「なあに?」
「辰巳さんのおじいさんってお家の近くに住んでるんですよね? 新年のご挨拶って行かなくていいんですか」
「ああ、あまりそういうの気にしない人だけど行きたい?」
「い、い、い……」
「無理しなくていいですよ」
「う、でもあの……孫のお嫁さんの顔、見たいですよね?」
「……それはもちろん、祖父にはよく写真付きでメッセージを送ってるけど、会いたいって言ってますよ」
そうなんだ、私の事紹介してくれてるんだ。
辰巳さんのお祖父さんはリビングに飾られてる家族写真で見た。
家族写真と、それと、ひまわり畑で綺麗な白人の女の人の肩を抱いてる写真、すらっと背の高い日本人、二人共笑顔で素敵な写真、正直辰巳さんに似てる、とはあまり思わないけど格好いい若い頃のお祖父さん。
辰巳さんは携帯を弄りながら、
「あ、午後から出掛けるみたいで今なら少し会えるかも」
「え、そんな急に!?」
「祖父は多忙でね、会える時に会わないと、どっか行っちゃうんですよ」
「へえ……」
それで、どんな服で行こうかと迷っていたら辰巳さんはまたお着物を着せてくれたのだ。
「大丈夫です? これ祖母の着物だって言ってませんでした? 私が着て行って怒られませんか」
「むしろ喜んでくれると思うよ」
「そっかな、背筋曲がってたら教えて下さいね」
「大丈夫、ずっと腰支えててあげるから」
「あんしゅき」
「ダメダメ、今お着替え中だからエッチしたら会いに行けなくなっちゃうからゴロゴロ言ってこないで」
すり寄ったらマテされてしまって、だって好きなんだもん!
は、置いといて、お化粧薄めに支度を済ませた。
前に祖父は近くに住んでますって言ってたけど、場所は東北沢、最寄駅からは電車で1分。
だから歩いて15分くらいのマンションに住んでで、お手て繋いで歩きながら。
「ちっか! ちっかいじゃないですか! こんなに近かったのにご挨拶もしないですみません」
「いいのいいの、本当に祖父はアクティブでね僕等とは違って毎日出掛けたい人種だから、行っても留守です」
「おいくつでしたっけ」
「んっと、今年85かな」
「85でアクティブ?!」
「うん、祖母を亡くしたのは77の時、次の人生も楽しく生きる、と死ぬまで人と関わっていきたいだって、僕そんな風に考えないよ」
「え? じゃあまだお仕事してるんですか」
「はい、全国通訳案内士って国家資格があって、んっと……語学だけなら英語だと英検一級程度だけど、他にも日本の地理や日本歴史、産業・経済・政治及び文化に関する一般常識が出題される……まあ割と最難関な資格なんですが、祖父はこれを持っていて、お正月もそうだし、常日頃から来日した外国人向けにツアーガイドしてるんですよ。だからきっと今日も出掛けてるだろうなって思ってたから、まだ家にいてラッキー」
「なんか凄いですね」
「昔はこの資格がないと有償でガイドができなかったんだけど、今は訪日観光客数も増えて、2018年以降は誰でも有償でガイドが出来るようになったんです、だから祖父は英語だけじゃなくロシア人向けにも観光ガイドしてて多忙なんですよ。のんびりした日本のおもてなしツアーみたいな感じですけどね、年だし弾丸みたいのじゃなくて」
「ほえ」
隣で歩く辰巳さんのお手てきゅって握って、本当に辰巳さんに知り合わなければきっと一生触れなかっただろうなって事が連日のように起こる。
私が出不精なだけかもしれないけど、こんだけ私と生きてる軸が違うのに、一緒にいて苦じゃないのも不思議だな。
「辰巳さんって私といて楽しいの?」
「ん? 楽しいよ。でも何その質問、考えさせられるね、寧々ちゃん僕に不満があるの?」
「ないですよ、なさすぎすぎの、すぎすぎすぎて私平凡だから困ってるの。だって兄は」
「とても素晴らしい僕じゃ代われない仕事をしてる人だし寧々ちゃんの両親も尊敬してますよ、そんな寧々ちゃん愛しいの塊」
「知ってます!」
「はい、じゃあ問題ないね」
着物の上の羽織を引き締めて、うん、良かった。
辰巳さん大好きなのに変わりはなかった!
それで到着したマンションは辰巳さんの日本家屋とは全然違って超綺麗な高層マンションで、祖父は15階に居ますって……。
エレベーターが15階に到着して、ピカピカの高級そうな廊下に下駄の音が弾ける、お部屋に着いてピンポンしたら、え? 85?? って疑う程シャキッとした声が出迎えてくれた、白髪をシルバーに染めた背筋の伸びた、イケメンなおじいちゃん(ジーパンにティーシャツ)。
玄関で靴脱ぐのに頭下げた辰巳さんの頭撫でて言う。
「おっそいよ、俺出掛けるのに! んで相変わらず頭もさもさして新年早々辛気臭いなお前は! ばーさんみたいなサラサラだったら良かったのに」
「まず明けましておめでとうごさいますって言ってよじーちゃん、相変わらずドーラはサラサラだよ」
「ああ、そうだったおめでとう。ドロなんて寄り付かんぞ。お年玉やるって言ってるのに」
それで目が合って、
「!!」
ビクン! ってしてしまって人見知り直ってきたと思ってたのに声でなかった。いっぱい瞬きしてたら辰巳さんが、
「こちら僕の最愛の人だから、日本人らしく言葉オブラートに包んでね」
「包むか、こんな可愛い子が来てくれたんじゃ素直な言葉のが響くだろ」
ってお祖父さんは辰巳さんどけどけってして、小指に金色の指輪が光る手で私の手を握ってくれた。
「初めまして、寧々さんだっけ? 明けましておめでとう。よく来てくれたねこんな孫だけど宜しくね」
「明けましておめでとうございます! 始めましてお孫さんとお付き合いさせて頂いている八雲 寧々です! う、あの……えっと、本年も宜しくお願いします!」
って目つぶって言って、ぎゅううううっていっぱい握り返したら、辰巳さんから止めてって手解かれてしまった。
お祖母さんのお仏壇の前でビールとピザにポテトで乾杯。
お祖父さんの年季の入った手の甲にはハートとIvy(アイビー)のタトゥーが入っていた、お祖母さんの名前。
「俺は昔っからこういうのが好きだったのにばーさんが毎日和食作ってくるもんだから苦行だったんだよ。外人と結婚したら毎日ポテトと肉かと思ったのに騙された」
とお祖父さんはピザを摘まんでて、私85歳になった時ピザ食べられるかな、凄いって思いつつさっきお仏壇に手を合わせた時に小さなお重にお節とお茶が置かれてた。
「んで? 俺のばーさんにあげた指輪と着物だろそれ、今の時代に浮いてないって俺の当時のセンス凄くない?」
「寧々ちゃんの可愛さが凄いんだよ、古い物を古く感じさせない飛び抜けた愛くるしさ」
「え?! この指輪ってお祖母ちゃんから貰ったとは聞きましたけど、それ形見って意味だったんですか!?」
「重いんだよお前は、一回り以上若い子になんっつーもんをあげてんだよ。ばーさんの俺に対する怨念が宿ってたらどうすんだ」
「ふふふ」
「いえいえ、呪いはないと思いますよ! くれた日から私の運気明らかに上がってますから」
「それはやっぱ俺の行いがいいからだな」
辰巳さんはにやってするだけで何も答えないし、その後もこちらから何か話さなくてもお祖父さんガンガン話しかけてきて、返事してる間に、「あ、俺出掛けるから帰って」な感じで新年のご挨拶は数時間で終わった。
マンションを出て帰り道、辰巳さんは癖のある金髪をかき上げてワシャワシャやってる。
「疲れたんです?」
「ん?」
「辰巳さんって会社でも疲れるとそうやった後眼鏡直すから」
見上げれば辰巳さんは眼鏡を直して首傾けて苦笑いした。
「僕うるさい人って嫌いでしょ」
「ああ、たくさんお話ししてくれて楽しかったです」
笑ったら辰巳さんは立ち止まってぎゅううって抱き締めてきた。
「優しいよ寧々ちゃん~ありがとう、あんなんだからね、時間作って会うなんてしたら一日中マシンガントークされるんだよ。年に一度か携帯のやり取りで十分だよ。ニホンゴワカラナイって言っても英語で話続けてくるし、最近はロシア語まで話せるようになってお手上げ」
「勉強熱心なお祖父様ですね」
お家に帰ろうか迷って、お着物勿体ないからそのまま電車に乗ってイルミネ―ションを見に行った。
後はお兄ちゃんと佳代さんとご飯食べに行ったり、お家でゴロゴロして、気が付いたらもう冬休みは終わってた。
2020年初出勤の朝、玄関でパンプス履いて、コートに袖が通らないいいいい。鞄持ちたくない、家にいたいいい。ってやっぱり会社行きたくない病が発症してしまった
「はああ、無理…………お仕事出来る気がしないよお」
「辛かったらいつでも僕の所に来てね」
「う、辛い」
「はい抱っこ」
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