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連載
イージーモード
「桐生さん?」
「ん?」
「体調……悪いんですか?」
顔を覗き込んだら、覆っていた手が外れた。
ゆっくり現れる表情はいつもの口角の上がった笑顔で。
「いや、元気。ちょっと眠かっただけ」
「うん」
「席で目瞑りたいけど、いるだけで話かけられるだろ?」
「そうですか元気で良かっ……って、ええ! ごめんなさい話しかけちゃいました! 眠って眠って」
頭押して下げようとしたけど、全然下がらないし。
「ふふ……いいよ、もう起きちゃったから。それより尾台は? さっきコンビニ寄ってたじゃん何で自販機?」
「えっと……」
この自販機が置いてある休憩スペースはフロアの端っこに追いやられてるから自販機に用があるか、こうしてベンチで休む以外に人はこない。
しかも頼みの自販機もしけてるしベンチも古くて座り心地悪いしで……うん、基本的に人は寄り付かない。
だって徒歩一分にコンビニあるからわざわざここで買う必要ない上に二年前から各階にウォーターサーバー設置されて横に置き菓子もあるし快適なんだよね(もちろん総務のお陰)、去年地下の社食もリニューアルして、おしゃれなソファーが並ぶフリースペースも併設されたりで、ここの過疎化が更に進んだ。
昔は喫煙スペースだったみたいだけど、分煙化に伴って今は喫煙所も外に移動したし。
そのしけた自販機をまじまじと見つめた。
「ほんっとーにヤバいですね、この品揃え」
「一定の購入者がいるらしく全く商品変わらないんだよね」
いつもコーヒー一択だったので他に見向きもしなかったけど、古い自販機に並ぶのは……ミネラルウォーター、コーヒー、ミルクティー、ぶどうジュース、メロンソーダって……うーん。
お金を入れて、
「この中から桐生さんが選ぶとしたら…………えい」
百円と良心的な値段設定だから嫌いって言われても躊躇なく別のを買えるし、とりあえず私も好きなぶどうジュース押しといた。
桐生さんは私を見ながら小さな拍手をしてくれた。
「凄いじゃん、この中だったら僕もぶどう一択だったよ」
「桐生さんしかもこれ果肉入りですよ!!」
「マジかよ見せて」
「これ桐生さんに買おうと思っていた物なのであげます。これ買いに来たんです」
取り出したジュースを渡したら、桐生さんにベンチの隣を叩かれた。
座れって意味なのかなって腰を降ろす。
「昔さー小さい頃もっと細長い缶でぶどうの実が入ってるジュースあったんだけど、いつの間にかなくなってたんだよね」
「あーあった気がします」
「あったよな? 飲む前にすっげー振ってさ、開けて直ぐはいいんだけど最後にぶどうが残ってるかどうか気になって指突っ込んで縁でザックリ切った思い出」
「ひ!! 絶対痛いヤツ! 傾けてお尻ポンポンはしましたけど、指は突っ込まなかったです」
「マジで? あれかな、僕みたいな馬鹿が多かったから危険すぎて販売止めたのかな、舌も入れてたし」
「どうですかね、流行りって一瞬だから、自分が好きだと思ってもブーム去ってたりしますよね」
「そーだな」
桐生さんは手元ジュースを見て、これナタデココも入ってるらいよって言った。
「へぇ、小腹減った時の飲むんですかね、こういうジュース買うの初めてです」
「そうだな尾台はこういうの飲まないもんな」
桐生さんは軽く缶を振った後、プシュと開けて飲み口を私に向けてきた。
「飲む?」
「え?」
「味気にならない?」
「でも、これは桐生さんに買った……」
「三十年ぶりのぶどうジュースだぞ?」
「ちょっと! そんな昔じゃないですよ!!」
受け取って、こくっと飲んだぶどうジュースは一缶飲み切るには胸が焼けそうなくらい甘ったるかった、でもコロンとぶどうの果実が口の中に入ってきて舌で潰すと瑞々しく弾けて美味しかった。
「サッパリしてて美味しいけど、ナタデココ不在でした」
「詐欺じゃん」
桐生さんは缶を揺らして一口飲んで、
「え、これナタデココでしょ」
「嘘入ってました?」
モグモグしながら言ってきて意地悪そうに笑う。
「すげー旨いって言ったらどうする? 欲しい?」
「飲めそうな時に買います、それかなり甘いでしょ?」
「うん、飲み切れないくらい甘い」
「え、じゃあ返して下さいコンビニで他の買ってきます」
「ダメ」
奪おうと思ったらヒョイと上げられて桐生さんは舌を出してる。
おお……こういう、何というか漫画の主人公みたいな行動を素で取れるってやっぱりリア充様は凄いなと思った。
「言っただろー重要なのは誰に貰ったかだって」
「はい、あの………………もう少ししたら時間ですね」
桐生さんは舌を引っ込めて首を傾げた。
「尾台はさ、どうしてこれ買いに行こうと思ったの?」
立ち上がろうと思ったんだけど、止めて桐生さんを見る。
「えっと……今日朝一で行くのが、微妙な取引先だったし…………今月少し成績がゆっくりかなって……」
「だから心配してくれたの?」
「はい、そうです」
「そっか」
さっきのお茶らけた様子が消えて、桐生さんから笑顔が落ちた。
ふうって人前では見せない真顔になって、その口元をジュースが隠す。
人格が変わったような、この表情を私は何度か見掛けた事があったけど、斯く言う私も属に言うメンヘラ気質なので、まあリア充だって少しくらい落ちる時もあるよなって気にしていなかった。
「尾台はさ」
「はい」
「今、幸せ?」
唐突の質問に普段以上に口が開いてしまった。
でもここで不幸なんて答える選択肢はないって思考が勝手に働いた、だから。
「はい幸せですよ」
「そっか」
答えたのに、言葉の続きを期待するように桐生さんは黙ってる。
「んっと…………だって、桐生さんや皆も優しいですし、明日も明後日も会社行きたいって前向きに思ってます」
「うん」
「これって幸せですよね?」
「そうだな良い事だ」
「あの…………桐生さんは……その、嫌な事でもあったんですか?」
「んー嫌な事…………うん……まあそのせいで少し仕事に手がつかなくなってるかも? もうトップでいる必要もないかなって……」
「え??! それ重大じゃないですか!」
焦る私を他所に桐生さんは呑気にぶどうのジュースを飲んでる。
「ああ……昔と違って飲み口が広いし果肉も小さいから沈みにくいのか」
「そんな事いいですよ! 仕事が手に付かなくなるって相当じゃないですか」
「なんっつーか…………いつもニコニコ能天気なんて言われてたけど、恥ずかしながら僕も人間だった訳よ」
「能天気……いつもにこにこ…………」
その単語になんだか急に胸やお腹がぎゅうってなった
思い出したんだ。
残業中の袴田君と桐生さんの話した時、隣に席を置く法務の新井さんが何気なく言ってた、桐生さんは人生イージーモードだって言葉。
正直その言葉を聞いてお腹の奥がチリっと熱を持った、何だよイージーモードってって……。
この手の表現はよく聞くんだよ、桐生君はラッキーボーイだよね、とか桐生君なら何でもイケちゃうよねってチョロいでしょ、イケメンはいいよねって。
そんな言葉を聞く度に桐生さんの事何も知らずに言いたい放題だなって思ってた。
桐生さんは人が出来ない事が出来る人だ、それが天性なのか後天的なものなのかは分からないけど。
でも一つ言えるのは桐生さんだって同じ人間だし、出来ない事をするって大変なんだよ、そのために見えない所で誰よりも努力してる。
「尾台?」
自分の事じゃないのにちょっと涙出そう何で?
「桐生さんは頑張ってますよ。営業事務でずっと寄り添ってきた私が言うんだから絶対です! イージーモードとかそういうんじゃない。桐生さんが成績いいのも人気者なのも頑張ってきた結果です。私には出来ないもん、ここがって所いっぱいありすぎて言えない位努力してるの私は知ってる」
「何だよ急に照れるじゃん」
「辛い事…………もしあるなら誰かに相談した方がいいですよ。自分で解決できないなら尚更、皆あんなに桐生さんにお世話になってるんだから絶対話聞いてくれます」
「皆って? 尾台は入ってないの?」
「私?!! 私……は無理でしょ! 人生経験薄すぎるし、的確なアドバイスできる自信ないですから言うだけ時間の無駄だと思います」
「ええええ…………」
桐生さんめっちゃ引いてて。
「あ! ちょっと待って! あの……じゃあ例えば犬の躾け方とか? 思春期の甥との距離の取り方? 絶対成功する温泉卵の作りか…………いや、何でもないです。やっぱり相談は別の方を頼って下さい」
って横を向いたら桐生さんは笑いながら、私の肩に頭を乗せた。
いい匂いのする整髪料が鼻を掠めた。
「やっぱいい奴だなー尾台は」
「え、ちょっと重たいです桐生さん」
「知ってるだろ? ここは誰も来ないよ。いつもみたいに周り気にしないでいいから、チャイムが鳴るまでこうさせて」
「でも」
「だって尾台相談乗ってくれないんだろ、だったら肩くらい貸せよ」
「う!」
それから黙ってチャイムが鳴るまで二人で静かな時間を過ごした。
「ん?」
「体調……悪いんですか?」
顔を覗き込んだら、覆っていた手が外れた。
ゆっくり現れる表情はいつもの口角の上がった笑顔で。
「いや、元気。ちょっと眠かっただけ」
「うん」
「席で目瞑りたいけど、いるだけで話かけられるだろ?」
「そうですか元気で良かっ……って、ええ! ごめんなさい話しかけちゃいました! 眠って眠って」
頭押して下げようとしたけど、全然下がらないし。
「ふふ……いいよ、もう起きちゃったから。それより尾台は? さっきコンビニ寄ってたじゃん何で自販機?」
「えっと……」
この自販機が置いてある休憩スペースはフロアの端っこに追いやられてるから自販機に用があるか、こうしてベンチで休む以外に人はこない。
しかも頼みの自販機もしけてるしベンチも古くて座り心地悪いしで……うん、基本的に人は寄り付かない。
だって徒歩一分にコンビニあるからわざわざここで買う必要ない上に二年前から各階にウォーターサーバー設置されて横に置き菓子もあるし快適なんだよね(もちろん総務のお陰)、去年地下の社食もリニューアルして、おしゃれなソファーが並ぶフリースペースも併設されたりで、ここの過疎化が更に進んだ。
昔は喫煙スペースだったみたいだけど、分煙化に伴って今は喫煙所も外に移動したし。
そのしけた自販機をまじまじと見つめた。
「ほんっとーにヤバいですね、この品揃え」
「一定の購入者がいるらしく全く商品変わらないんだよね」
いつもコーヒー一択だったので他に見向きもしなかったけど、古い自販機に並ぶのは……ミネラルウォーター、コーヒー、ミルクティー、ぶどうジュース、メロンソーダって……うーん。
お金を入れて、
「この中から桐生さんが選ぶとしたら…………えい」
百円と良心的な値段設定だから嫌いって言われても躊躇なく別のを買えるし、とりあえず私も好きなぶどうジュース押しといた。
桐生さんは私を見ながら小さな拍手をしてくれた。
「凄いじゃん、この中だったら僕もぶどう一択だったよ」
「桐生さんしかもこれ果肉入りですよ!!」
「マジかよ見せて」
「これ桐生さんに買おうと思っていた物なのであげます。これ買いに来たんです」
取り出したジュースを渡したら、桐生さんにベンチの隣を叩かれた。
座れって意味なのかなって腰を降ろす。
「昔さー小さい頃もっと細長い缶でぶどうの実が入ってるジュースあったんだけど、いつの間にかなくなってたんだよね」
「あーあった気がします」
「あったよな? 飲む前にすっげー振ってさ、開けて直ぐはいいんだけど最後にぶどうが残ってるかどうか気になって指突っ込んで縁でザックリ切った思い出」
「ひ!! 絶対痛いヤツ! 傾けてお尻ポンポンはしましたけど、指は突っ込まなかったです」
「マジで? あれかな、僕みたいな馬鹿が多かったから危険すぎて販売止めたのかな、舌も入れてたし」
「どうですかね、流行りって一瞬だから、自分が好きだと思ってもブーム去ってたりしますよね」
「そーだな」
桐生さんは手元ジュースを見て、これナタデココも入ってるらいよって言った。
「へぇ、小腹減った時の飲むんですかね、こういうジュース買うの初めてです」
「そうだな尾台はこういうの飲まないもんな」
桐生さんは軽く缶を振った後、プシュと開けて飲み口を私に向けてきた。
「飲む?」
「え?」
「味気にならない?」
「でも、これは桐生さんに買った……」
「三十年ぶりのぶどうジュースだぞ?」
「ちょっと! そんな昔じゃないですよ!!」
受け取って、こくっと飲んだぶどうジュースは一缶飲み切るには胸が焼けそうなくらい甘ったるかった、でもコロンとぶどうの果実が口の中に入ってきて舌で潰すと瑞々しく弾けて美味しかった。
「サッパリしてて美味しいけど、ナタデココ不在でした」
「詐欺じゃん」
桐生さんは缶を揺らして一口飲んで、
「え、これナタデココでしょ」
「嘘入ってました?」
モグモグしながら言ってきて意地悪そうに笑う。
「すげー旨いって言ったらどうする? 欲しい?」
「飲めそうな時に買います、それかなり甘いでしょ?」
「うん、飲み切れないくらい甘い」
「え、じゃあ返して下さいコンビニで他の買ってきます」
「ダメ」
奪おうと思ったらヒョイと上げられて桐生さんは舌を出してる。
おお……こういう、何というか漫画の主人公みたいな行動を素で取れるってやっぱりリア充様は凄いなと思った。
「言っただろー重要なのは誰に貰ったかだって」
「はい、あの………………もう少ししたら時間ですね」
桐生さんは舌を引っ込めて首を傾げた。
「尾台はさ、どうしてこれ買いに行こうと思ったの?」
立ち上がろうと思ったんだけど、止めて桐生さんを見る。
「えっと……今日朝一で行くのが、微妙な取引先だったし…………今月少し成績がゆっくりかなって……」
「だから心配してくれたの?」
「はい、そうです」
「そっか」
さっきのお茶らけた様子が消えて、桐生さんから笑顔が落ちた。
ふうって人前では見せない真顔になって、その口元をジュースが隠す。
人格が変わったような、この表情を私は何度か見掛けた事があったけど、斯く言う私も属に言うメンヘラ気質なので、まあリア充だって少しくらい落ちる時もあるよなって気にしていなかった。
「尾台はさ」
「はい」
「今、幸せ?」
唐突の質問に普段以上に口が開いてしまった。
でもここで不幸なんて答える選択肢はないって思考が勝手に働いた、だから。
「はい幸せですよ」
「そっか」
答えたのに、言葉の続きを期待するように桐生さんは黙ってる。
「んっと…………だって、桐生さんや皆も優しいですし、明日も明後日も会社行きたいって前向きに思ってます」
「うん」
「これって幸せですよね?」
「そうだな良い事だ」
「あの…………桐生さんは……その、嫌な事でもあったんですか?」
「んー嫌な事…………うん……まあそのせいで少し仕事に手がつかなくなってるかも? もうトップでいる必要もないかなって……」
「え??! それ重大じゃないですか!」
焦る私を他所に桐生さんは呑気にぶどうのジュースを飲んでる。
「ああ……昔と違って飲み口が広いし果肉も小さいから沈みにくいのか」
「そんな事いいですよ! 仕事が手に付かなくなるって相当じゃないですか」
「なんっつーか…………いつもニコニコ能天気なんて言われてたけど、恥ずかしながら僕も人間だった訳よ」
「能天気……いつもにこにこ…………」
その単語になんだか急に胸やお腹がぎゅうってなった
思い出したんだ。
残業中の袴田君と桐生さんの話した時、隣に席を置く法務の新井さんが何気なく言ってた、桐生さんは人生イージーモードだって言葉。
正直その言葉を聞いてお腹の奥がチリっと熱を持った、何だよイージーモードってって……。
この手の表現はよく聞くんだよ、桐生君はラッキーボーイだよね、とか桐生君なら何でもイケちゃうよねってチョロいでしょ、イケメンはいいよねって。
そんな言葉を聞く度に桐生さんの事何も知らずに言いたい放題だなって思ってた。
桐生さんは人が出来ない事が出来る人だ、それが天性なのか後天的なものなのかは分からないけど。
でも一つ言えるのは桐生さんだって同じ人間だし、出来ない事をするって大変なんだよ、そのために見えない所で誰よりも努力してる。
「尾台?」
自分の事じゃないのにちょっと涙出そう何で?
「桐生さんは頑張ってますよ。営業事務でずっと寄り添ってきた私が言うんだから絶対です! イージーモードとかそういうんじゃない。桐生さんが成績いいのも人気者なのも頑張ってきた結果です。私には出来ないもん、ここがって所いっぱいありすぎて言えない位努力してるの私は知ってる」
「何だよ急に照れるじゃん」
「辛い事…………もしあるなら誰かに相談した方がいいですよ。自分で解決できないなら尚更、皆あんなに桐生さんにお世話になってるんだから絶対話聞いてくれます」
「皆って? 尾台は入ってないの?」
「私?!! 私……は無理でしょ! 人生経験薄すぎるし、的確なアドバイスできる自信ないですから言うだけ時間の無駄だと思います」
「ええええ…………」
桐生さんめっちゃ引いてて。
「あ! ちょっと待って! あの……じゃあ例えば犬の躾け方とか? 思春期の甥との距離の取り方? 絶対成功する温泉卵の作りか…………いや、何でもないです。やっぱり相談は別の方を頼って下さい」
って横を向いたら桐生さんは笑いながら、私の肩に頭を乗せた。
いい匂いのする整髪料が鼻を掠めた。
「やっぱいい奴だなー尾台は」
「え、ちょっと重たいです桐生さん」
「知ってるだろ? ここは誰も来ないよ。いつもみたいに周り気にしないでいいから、チャイムが鳴るまでこうさせて」
「でも」
「だって尾台相談乗ってくれないんだろ、だったら肩くらい貸せよ」
「う!」
それから黙ってチャイムが鳴るまで二人で静かな時間を過ごした。
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