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連載
カードキー
掲示板の前で立ってたら、肩を叩かれた。
「おはよ尾台ちゃん、まあそんな訳だからさ、残り二週間忙しくなるんで宜しくね」
「佐々木さんおはようございます、肝に銘じておきます」
「こっちと向こうじゃ全然仕事違うから、また一からだけどあっちで頑張って」
「はい」
「今度は部長になって戻ってきたりなんかしたら俺格好良くない?」
「格好………………いいですね」
「黙っててごめんね、まあ俺も内示きたのついこないだだったから正直焦ったよ。そりゃ本社に行ってみたいなぁって飲み会で話した事もあったけど、まさか実現するとはね。袴田君どんな権力者だよ」
「権力……?」
「おはようございます。お、貼り出されたんですね辞令」
「おはよう桐生君、もう俺課長じゃなくなっちゃうから敬語使わなくていいよ、むしろ……」
佐々木さんは私をちらりと見ておっと、っとわざとらしく桐生さんと目配せして人差し指を自分の口に当てた。
「何でもない、今日から予定も変わってくるから報告も兼ねて朝礼後に営業部全体でミーティングしようか」
「わかりました、僕がメール回しておきます」
「では私は会議室押さえてきます」
「宜しく」
頭を下げて振り返ったらめぐちゃんがエレベーターから降りてきた。
佐々木さんと桐生さんはおはよう久瀬さんって一言挨拶して部屋に入った。
めぐちゃんは明るく挨拶して、こっちに歩いてくる。
「おはよ、えったん」
「おはよう……早いね」
「うん、エクセルの勉強しようと思ったんだけど本たくさんあってさ~えっちゃんにどの本買ったらいいか聞きたく…………ああ……辞令……本社、そう」
私の横に立って、カールした睫毛が揺れる、めぐちゃんは笑ってこっちを見た。
「いいね本社、憧れる~じゃ行こっか?」
「うん、あの……会議室の準備あるからそれやりながらでいいかな」
「もちろん」
めぐちゃんはアニメさながらのウィンクをして二人で部屋に入った、朝一で空いてる会議室調べて押えてホワイトボードに第一会議室に営業部のマグネットを置く。
帰ってきたら、もう桐生さんからメールが着ていて……佐々木さんの異動に伴うこれからの営業部の方針や引き継ぎに関してのメールは、今作ったとは思えない長文だったから、やっぱり皆知っていたのかな。
それを決定づけるように、会議室の準備をしに行こうと思ったら、桐生さんから確実に前日から用意されていたであろう人数分のレジェメなるものを渡されてしまった。
めぐちゃんもあんまり驚いてなかったし、すれ違う営業さんも皆普通で、もしかして私だけ教えてもらってなった? とか思っちゃう。
袴田君…………は知ってたよね、人事だし。
まあいっか、私口軽いし先に知ってたら絶対バラしてるもんな、特にめぐちゃんと話してる時に。
めぐちゃんと一緒に会議室に行ってのテーブル出したり椅子出したり、会話はネイル変えたねってとこからだった。
そんで色々話して今日の朝の袴田君の愚行まで暴露したところで「もうバイトの力じゃ無理っす~」ってめぐちゃんは近場の椅子に座った。
レジェメを置いている私に細くて綺麗な人差し指を立たせて言う。
「分かったよ、先週毎日残業で疲れててずっと袴田君の事考えてたのも、それで日曜日に会えて嬉しかったのも分かった! 一緒に寝てんのも結構だけどさ、だったら」
「うん」
「付 き 合 え よ!!!」
「ああああ、うん分かってるよ」
でも袴田君ちょっとずれてるんだもん。
「いや分かってないじゃん、この間から何にも進歩してないし」
「だから、それは言ってるよ。お付き合いからはダメなの? ってそしたら袴田君に、そんなお試し期間みたいな軽い言い方嫌です。俺は真剣に尾台さんと一緒にいたいんです。よく結婚を前提に付き合うって言いますけどそれって普通に付き合ってるだけですよね。そんなのいらない俺は尾台さんと結婚した」
「はいはい分かった分かった、惚気なくていいから。それで毎回、強気口調であわあわしながらハッキリ断らないえっちゃん見て袴田君が眼鏡きらってさせながらほくそ笑んでるみたいなそんな感じね?」
「え? ああ……うん、良くわかったね見てたの?」
「袴田君マニアックすぎるから。えっちゃいじめないでねって言ったのに」
「いじめられてないよ」
「ふぅん?」
あーあ、めぐちゃんスマホ弄り出してしまった。
で、この本でいいかなってエクセルの本見せてきた。
「うん、それ。私はまずそれから読んだよ。でも分からない事あったらもちろん私も教えるけど、システム課の沖田さんに聞くと時間取って丁寧に教えてくれるよ」
「え?」
「仕事の後とか、ミーティングルームでマンツーマンで授業受けられるから相談してみな。その後ご飯連れてってくれるよ」
「魔性かよ」
「だから、そうやって直ぐにモテに繋げるの本当にやめてよ。もちろん二人では行ってないからタイミングよく他の営業さんと会ったりして皆で行ってたから」
「はいはい、どうせ有沢さんでしょ? 絶対あの人多方面から邪魔者扱いされてるな」
で、準備も終わって二人で部屋出たら、袴田君の背中が見えた!
むむむむむむ…………!! 勝手に睨んじゃう。
めぐちゃんと目が合って溜め息つかれて、小鳥のような可愛らしい声が袴田君を呼ぶ。
眼鏡を光らせて、はいっと振り返ったその人はおはようございますって言いながらこっちに来て目の前で立ち止まった。
そしたら、めぐちゃんが、
「じゃあ五分で済ませて下さいね!!」
って会議室に私達を押し込んだ。
バタンってドアを閉められて、袴田君も私も何でって感じだけど…………。
「尾台さん?」
本人を前にしたら、色んな気持ち込み上げてきたぁあ!!
直ぐ壁に押し付けてネクタイ引っ張って睨んだ。
「ああ言う書き置きみたいの止めて下さい! すっごいイヤ!! 朝起きて袴田君いなくて私がどんな気持ちだったと思う? やっぱり私が帰った事根に持ってるんでしょ! ちゃんと謝ったのに」
「ごめんなさい、根に持ってないよ」
「だったらちゃんと言い訳して!! 朝ご飯作ろうと思ってたんですよ一緒に食べたかったのに、どうせ今日も食べてないんでしょ袴田君のばか」
「ごめんね、はい、言い訳したいです」
袴田君は優しく前髪を撫でて額にキスしてきた。
泣きそう、もういいよ、言い訳なんていらないくらい心が解れた。
言いたい事もっとあったはずなのにもう胸がいっぱいで抱き着いとく、熱と一緒に伝わる心臓の音……安心する。
袴田君が私の髪の毛に高い鼻を潜りこませて言う、
「言い訳します。初めて尾台さんを家に送った時、実は隣の大家さんに会ったんです。その時にうちは入居者以外は立ち入り禁止だし、宿泊なんて論外、破ったら尾台さんに出て行ってもらうって忠告を受けたんです。大家さん、尾台さんのご両親と知り合いですよね。そんなんで俺は尾台さんの家に泊まる事は出来ないんです。朝家を出る所を見られたら強制退去させられてしまうので、尾台さんあのお家好きでしょ? だから毎回丸くなって寝たの確認して帰ってました。でも昨日はいつもみたいに黙って帰るの忍びなかったので一言残しました」
「袴田君袴田君」
「俺だって一人で家に帰るの寂しかったですよ? 座敷童さん出てこないし」
「うん……ごめん」
「え?」
「朝からとっても寂しかったよ…………」
「尾台さん」
顔傾けたら袴田君のとろけるキスが始まった。
首に手回して、もっともっと奥まで舐められたい。
袴田君の体温も匂いも全部が染み込んで体可笑しくなりそう、体たくさん触って欲しい、いっぱい袴田君の飲みたい。
下から何度も唇啄ばんでたら袴田君が目を細めて笑って大きく口を開けて全部飲み込んでくれた。
ああ、ちょっと無理かもしれない、気持良すぎるもん袴田君の舌の動きにゾクゾクして思考犯される、鳥肌きてる声出そう。
背中支えてくれてる手が大きくてがっしりしててそんなのにも感じて、腰抜けちゃう。
もうお家帰りたい、もっとしたいって思ってたら。
「はーいえっちゃん時間でーす」
って恵アラームが鳴った。
袴田君は、はい今出ますって答えると私の唇をハンカチで拭って、首の付け根を声が出る位強く吸って口を離した。
「んん! 袴田くっ……」
「尾台さん大好きだよ」
唇に冷たいのが当たって、
「何?」
「俺のマンションのカードキーです。会いたかったらいつでもうちに来て下さい。何時になっても必ず家に帰ってきます」
袴田君は金色のカードキーにキスして私の胸ポケットに入れると、会議室を出ていった。
「おはよ尾台ちゃん、まあそんな訳だからさ、残り二週間忙しくなるんで宜しくね」
「佐々木さんおはようございます、肝に銘じておきます」
「こっちと向こうじゃ全然仕事違うから、また一からだけどあっちで頑張って」
「はい」
「今度は部長になって戻ってきたりなんかしたら俺格好良くない?」
「格好………………いいですね」
「黙っててごめんね、まあ俺も内示きたのついこないだだったから正直焦ったよ。そりゃ本社に行ってみたいなぁって飲み会で話した事もあったけど、まさか実現するとはね。袴田君どんな権力者だよ」
「権力……?」
「おはようございます。お、貼り出されたんですね辞令」
「おはよう桐生君、もう俺課長じゃなくなっちゃうから敬語使わなくていいよ、むしろ……」
佐々木さんは私をちらりと見ておっと、っとわざとらしく桐生さんと目配せして人差し指を自分の口に当てた。
「何でもない、今日から予定も変わってくるから報告も兼ねて朝礼後に営業部全体でミーティングしようか」
「わかりました、僕がメール回しておきます」
「では私は会議室押さえてきます」
「宜しく」
頭を下げて振り返ったらめぐちゃんがエレベーターから降りてきた。
佐々木さんと桐生さんはおはよう久瀬さんって一言挨拶して部屋に入った。
めぐちゃんは明るく挨拶して、こっちに歩いてくる。
「おはよ、えったん」
「おはよう……早いね」
「うん、エクセルの勉強しようと思ったんだけど本たくさんあってさ~えっちゃんにどの本買ったらいいか聞きたく…………ああ……辞令……本社、そう」
私の横に立って、カールした睫毛が揺れる、めぐちゃんは笑ってこっちを見た。
「いいね本社、憧れる~じゃ行こっか?」
「うん、あの……会議室の準備あるからそれやりながらでいいかな」
「もちろん」
めぐちゃんはアニメさながらのウィンクをして二人で部屋に入った、朝一で空いてる会議室調べて押えてホワイトボードに第一会議室に営業部のマグネットを置く。
帰ってきたら、もう桐生さんからメールが着ていて……佐々木さんの異動に伴うこれからの営業部の方針や引き継ぎに関してのメールは、今作ったとは思えない長文だったから、やっぱり皆知っていたのかな。
それを決定づけるように、会議室の準備をしに行こうと思ったら、桐生さんから確実に前日から用意されていたであろう人数分のレジェメなるものを渡されてしまった。
めぐちゃんもあんまり驚いてなかったし、すれ違う営業さんも皆普通で、もしかして私だけ教えてもらってなった? とか思っちゃう。
袴田君…………は知ってたよね、人事だし。
まあいっか、私口軽いし先に知ってたら絶対バラしてるもんな、特にめぐちゃんと話してる時に。
めぐちゃんと一緒に会議室に行ってのテーブル出したり椅子出したり、会話はネイル変えたねってとこからだった。
そんで色々話して今日の朝の袴田君の愚行まで暴露したところで「もうバイトの力じゃ無理っす~」ってめぐちゃんは近場の椅子に座った。
レジェメを置いている私に細くて綺麗な人差し指を立たせて言う。
「分かったよ、先週毎日残業で疲れててずっと袴田君の事考えてたのも、それで日曜日に会えて嬉しかったのも分かった! 一緒に寝てんのも結構だけどさ、だったら」
「うん」
「付 き 合 え よ!!!」
「ああああ、うん分かってるよ」
でも袴田君ちょっとずれてるんだもん。
「いや分かってないじゃん、この間から何にも進歩してないし」
「だから、それは言ってるよ。お付き合いからはダメなの? ってそしたら袴田君に、そんなお試し期間みたいな軽い言い方嫌です。俺は真剣に尾台さんと一緒にいたいんです。よく結婚を前提に付き合うって言いますけどそれって普通に付き合ってるだけですよね。そんなのいらない俺は尾台さんと結婚した」
「はいはい分かった分かった、惚気なくていいから。それで毎回、強気口調であわあわしながらハッキリ断らないえっちゃん見て袴田君が眼鏡きらってさせながらほくそ笑んでるみたいなそんな感じね?」
「え? ああ……うん、良くわかったね見てたの?」
「袴田君マニアックすぎるから。えっちゃいじめないでねって言ったのに」
「いじめられてないよ」
「ふぅん?」
あーあ、めぐちゃんスマホ弄り出してしまった。
で、この本でいいかなってエクセルの本見せてきた。
「うん、それ。私はまずそれから読んだよ。でも分からない事あったらもちろん私も教えるけど、システム課の沖田さんに聞くと時間取って丁寧に教えてくれるよ」
「え?」
「仕事の後とか、ミーティングルームでマンツーマンで授業受けられるから相談してみな。その後ご飯連れてってくれるよ」
「魔性かよ」
「だから、そうやって直ぐにモテに繋げるの本当にやめてよ。もちろん二人では行ってないからタイミングよく他の営業さんと会ったりして皆で行ってたから」
「はいはい、どうせ有沢さんでしょ? 絶対あの人多方面から邪魔者扱いされてるな」
で、準備も終わって二人で部屋出たら、袴田君の背中が見えた!
むむむむむむ…………!! 勝手に睨んじゃう。
めぐちゃんと目が合って溜め息つかれて、小鳥のような可愛らしい声が袴田君を呼ぶ。
眼鏡を光らせて、はいっと振り返ったその人はおはようございますって言いながらこっちに来て目の前で立ち止まった。
そしたら、めぐちゃんが、
「じゃあ五分で済ませて下さいね!!」
って会議室に私達を押し込んだ。
バタンってドアを閉められて、袴田君も私も何でって感じだけど…………。
「尾台さん?」
本人を前にしたら、色んな気持ち込み上げてきたぁあ!!
直ぐ壁に押し付けてネクタイ引っ張って睨んだ。
「ああ言う書き置きみたいの止めて下さい! すっごいイヤ!! 朝起きて袴田君いなくて私がどんな気持ちだったと思う? やっぱり私が帰った事根に持ってるんでしょ! ちゃんと謝ったのに」
「ごめんなさい、根に持ってないよ」
「だったらちゃんと言い訳して!! 朝ご飯作ろうと思ってたんですよ一緒に食べたかったのに、どうせ今日も食べてないんでしょ袴田君のばか」
「ごめんね、はい、言い訳したいです」
袴田君は優しく前髪を撫でて額にキスしてきた。
泣きそう、もういいよ、言い訳なんていらないくらい心が解れた。
言いたい事もっとあったはずなのにもう胸がいっぱいで抱き着いとく、熱と一緒に伝わる心臓の音……安心する。
袴田君が私の髪の毛に高い鼻を潜りこませて言う、
「言い訳します。初めて尾台さんを家に送った時、実は隣の大家さんに会ったんです。その時にうちは入居者以外は立ち入り禁止だし、宿泊なんて論外、破ったら尾台さんに出て行ってもらうって忠告を受けたんです。大家さん、尾台さんのご両親と知り合いですよね。そんなんで俺は尾台さんの家に泊まる事は出来ないんです。朝家を出る所を見られたら強制退去させられてしまうので、尾台さんあのお家好きでしょ? だから毎回丸くなって寝たの確認して帰ってました。でも昨日はいつもみたいに黙って帰るの忍びなかったので一言残しました」
「袴田君袴田君」
「俺だって一人で家に帰るの寂しかったですよ? 座敷童さん出てこないし」
「うん……ごめん」
「え?」
「朝からとっても寂しかったよ…………」
「尾台さん」
顔傾けたら袴田君のとろけるキスが始まった。
首に手回して、もっともっと奥まで舐められたい。
袴田君の体温も匂いも全部が染み込んで体可笑しくなりそう、体たくさん触って欲しい、いっぱい袴田君の飲みたい。
下から何度も唇啄ばんでたら袴田君が目を細めて笑って大きく口を開けて全部飲み込んでくれた。
ああ、ちょっと無理かもしれない、気持良すぎるもん袴田君の舌の動きにゾクゾクして思考犯される、鳥肌きてる声出そう。
背中支えてくれてる手が大きくてがっしりしててそんなのにも感じて、腰抜けちゃう。
もうお家帰りたい、もっとしたいって思ってたら。
「はーいえっちゃん時間でーす」
って恵アラームが鳴った。
袴田君は、はい今出ますって答えると私の唇をハンカチで拭って、首の付け根を声が出る位強く吸って口を離した。
「んん! 袴田くっ……」
「尾台さん大好きだよ」
唇に冷たいのが当たって、
「何?」
「俺のマンションのカードキーです。会いたかったらいつでもうちに来て下さい。何時になっても必ず家に帰ってきます」
袴田君は金色のカードキーにキスして私の胸ポケットに入れると、会議室を出ていった。
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