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連載
缶
「その……うんっと……やだ、緊張してきた……」
「いいよ、ゆっくり話して? 聞きたい」
「あの……桐生さんは覚えていないと思うんですけど入社したての頃、朝礼で社是唱和の音頭に指名された事があったんです。案の定、私は頭真っ白になっちゃってそうしたら、桐生さんが助けてくれたんです。その後も倒れそうな体、支えてくれて……ありがとうございますって言いたかったのずっと言えなくて」
「うん」
「桐生さん、人気者で皆を大事にするから私だけでしゃばってお礼言うのも周りや桐生さんを意識させちゃいそうで悪いなって余計な事考えて、それでお礼言えなくてずっともやもやしてたんです。あの時は本当にありがとうございました」
「どういたしまして」
「それと…………やっぱり葛西さんの事、あの頃の私は生きるのに精一杯になってて、平和になった今も心のどこかに封印しようって触れないできたんです。でも最近思い出す機会があって、そうしたら桐生さんの背中を思い出しました。温かい背中と力強くて握ってくれた手と正義感のある声と……私の前に立って守ってくれた背中。桐生さんがいてくれたから、私は今こうやって笑って仕事できているんだって思います」
「うん」
「苦しかった時、この紅茶が助けてくれました。この紅茶があったから涙を飲み込んで会社で泣かずに済みました。この紅茶のお陰で私にも味方がいるって気が付けて自分を保つ事ができました」
「力になれて良かった」
「そのお礼にって渡してたコーヒーが嫌いだったなんて申し訳なかったです、とんでもない嫌がらせでしたね」
「気にすんなって」
「それで……これがお返しの最後の一本です、本当に本当にありがとうございました。言葉では感謝してもしきれないです。何か私にできる事があれば言って下さいね」
「おう」
桐生さんは返事をしながらずっと紅茶を眺めていた。
ブラインドから少し傾いた太陽の光が入ってきて、綺麗に焼けた頬を照らす。
ラグビーで培ったスーツの上からでも分かる筋肉質で硬そうな体とゴツゴツな大きな手、太い首に日焼けした肌。
光に当たると一層明るく見える茶色い髪に目、整った目鼻立ちが影を作っていた、来週からは課長なんだ……きっとこの先も出世するんだろうし。
「もちろん、桐生さんが頑張ってるからだってわかってますけど、それでもやっぱり私とは違う人間のオーラを感じちゃいますね。アニメの主人公みたい」
「何だよそれー」
桐生さんは机の上に置かれた私の手に自分の手を重ねた。
「ほら、ちゃんと触れるし同じ人間だろ」
「………………あ」
「尾台?」
ドクッと心臓が鳴った、身体中の血液が一度上がった。
「何でもないです……ああ、えっとあの日、私の手を握ってくれた日を思い出して……桐生さんって本当に凄いですね殴られてたかもしれないのに」
「殴られて欲しかった位だよ」
「え?」
「だってお前のがもっと辛い思いしてただろ?」
「…………それは……いいんです、もう過去の話です」
「あの時の手、僕は見えなかったからもうちょっと見ていい?」
桐生さんは机に顔を伏せたまま私を見て、そっか……背中に手を回していたし、桐生さんだって緊張してたよね。
小さく頷いたら、こういう握り方だったっけって手を離して今度は指を絡ませてきた。
太い指の間に私の指が挟まって、うんそうこんな感じで握ってくれた。
「相変わらず綺麗で細い指だな…………あの日は震えてて指先も冷たかった」
「そうだったかもしれないですね、うん、正直怖かったし」
「ごめん」
「え! いや、桐生さんのせいじゃないですよ!」
桐生さんは繋いだ手を力を込めたり抜いたりして、時折笑って眺めていた。
「ねえ尾台」
「はい」
「ちょっと長い話聞いてくれる?」
「ん? はい、もちろん」
「僕入社して、この会社の悪しき体質を目の当たりにしてさ。会社辞めようと思ってたんだよ、尾台も分かると思うけど、こういう業界の就職は買い手市場な訳じゃん。職場が嫌だと訴えたって僕達は直ぐ替えがきくから、会社なんて社員の不満に聞く耳持たないよ、だから辞めようと思ってたんだ。でも小さい頃から染み付いたスポ根魂っつーの? 努力をすれば必ず成果がついてくると思っちゃってさ。【身辺の苦難に耐え、いくども挫折を味わいながら、不屈の闘志と根性で乗り越えれば、その先に光があるはずだ……!】ってまあ就職したばっかで転職する当てもないし、結局辞めずに毎日仕事に明け暮れてた」
「はい」
「そしたらね、やっぱ石の上にも三年なんだな、続けて良かったと思った。名前のまんまの笑顔が可愛い女の子が入社してきた。当時アダルト部門の動画営業もしてて嫌って程毎日女の裸見てAV会社が主催するイベントも出たりで、女に興味なくなっててさ、ちょっと身心共に廃れてたんだ。そこに現れた純粋で無垢な天使の笑顔に僕も……いや皆も癒されたよ。ただそれが面白くないヤツもいて、案の定その子はソイツにターゲットにされちゃって、以前もそれで辞めていった子何人も見てきたから、ああまたかって思った。だけどその子は違った、その子はどんな酷い言葉かけられても理不尽な仕打ち受けても唇を噛み締めて耐えたら、次の日にはまた笑って出勤してきたんだよ、見て見ぬふりしてる自分が恥ずかしくなった。勤続年数が長いだけの人間にびびって女の子一人に全部背負わせて何やってんだろう情けねぇな、何がスポーツ根性だよって僕以外の人間だってそう思っていたと思う、飲み物差し入れる事しかできない自分が悔しかった。僕なりに出来る事はして総務部が新設されて職場も改善されて、その子に笑顔が増えて本当に良かった」
「あの……えっと……それ」
私、だよね? って口挟もうと思ったけど手に力を込められて黙った。
「話し掛けたいなって、側まで寄ったんだけど変に緊張しちゃって声掛けられなかった朝礼、隣にいたその子は音頭の指名を受けて明らかに動揺してた、でもそんな姿も可愛かった。支えた腰は細くて軽くて柔らかくて、その時感じた鼓動も体温も今でもこの手は覚えてる忘れられない。真面目で口下手な子、そんなんだからお礼すら言えなくて、でもその機会を伺って僕をじっと見てるその視線が心地よかった。それまで仕事さえやってりゃいいと思ってたんだけど、その子にいい格好したくてさ、急に周りの調和なんか気にしちゃったりして、でも良く思われたいじゃん? そうしたらさ、ある日机にこうやって伏せて寝てたら……きっと僕がいるって気が付かなかったんだろうな。昼休みに女の子達が好きな人の話をして、その子は僕が好きって答えたんだよ。ビックリした、だってその頃は僕に対して常に壁があるような感じで、笑っていても本心は別にあるような気を使った態度を取ってたから、そんな風に思ってるなんて驚いたよ、でも同時に凄く嬉しかった。ただ、その壁があるような態度はきっと僕にも問題があって、その子に触れたくて触れたくて仕方なくて、それをカモフラージュするために他の子にもボディータッチしてたんだ。変に意識させたら考えちゃいそうだったから、誰にでもするんだって自分に嘘ついた。その子が僕が好きな所、成績トップな所と気さくで優しくて皆に頼られてる所だって言うからそんな僕になれるように頑張ったよ。コーヒーくれるからさ、苦いコーヒーが飲める男が好きなのかなって初めてコーヒーを味わって飲んだ」
「………………」
「でもさ……その子、今……恋……してるんだって。馬鹿だよな、その子凄く周りを気にする子だから告白なんかして悩んで会社に来なくなったらとか、色々考えて僕から好きって口にしなかった……でも僕達は両想いだから心で繋がってるから大丈夫だ、なんて高を括ってたその子の事一番知ってるのは僕だって勘違いしてた。ダサすぎだよなボール取られた事も気付かないで走り続けてなんて、努力すれば報われるなんて勝手に思い込んでた」
桐生さんは私の手を引いて甲に唇を当てた。
唇の感触とその行為に、いつもの私なら手を引っ込めてるだろうけど、それよりも何言ってるのか分からなくて、でも心臓の音は明らかに可笑しくなってて…………。
「結局僕は何にも知らなかったんだ、本当は、その子の事……。家族の事も休みの日はおめかしする事も人並みに怒ったりするのも…………ねえ僕はいつ告白したら正解だったんだろうね。お礼の最後の一本を貰ったら僕はプロポーズする予定だったんだ。もうそろそろお互いの気持ち伝えあってもいいんじゃないのって、でもそんな事しても、もう独り善がりだな」
「桐生さん」
桐生さんは私の手を離すと机に置かれていた缶を私の手前に持ってきた。
「ごめんな尾台、これは受け取れない」
「…………」
「これを受け取ったら、もうお前は僕を見てくれなくなってしまうだろ。いつも些細な顔の変化だって見逃さないで僕を見てくれてた。その繋がりもこれを受け取ったら最後なんだろ? これを初めて渡した日……背中で手を握った日……朝礼で体を支えた日……どれかでも僕が告白していたら、昨日尾台の隣にいたのは………………袴田君じゃなくて僕……だったのかな?」
缶から手を離した桐生さんはその手を私の頭に置いた、優しい触れるような撫で方だった。
「なあ尾台」
「…………はい」
「好きだったんだよ? 僕は……尾台が……ずっとずっと……」
「いいよ、ゆっくり話して? 聞きたい」
「あの……桐生さんは覚えていないと思うんですけど入社したての頃、朝礼で社是唱和の音頭に指名された事があったんです。案の定、私は頭真っ白になっちゃってそうしたら、桐生さんが助けてくれたんです。その後も倒れそうな体、支えてくれて……ありがとうございますって言いたかったのずっと言えなくて」
「うん」
「桐生さん、人気者で皆を大事にするから私だけでしゃばってお礼言うのも周りや桐生さんを意識させちゃいそうで悪いなって余計な事考えて、それでお礼言えなくてずっともやもやしてたんです。あの時は本当にありがとうございました」
「どういたしまして」
「それと…………やっぱり葛西さんの事、あの頃の私は生きるのに精一杯になってて、平和になった今も心のどこかに封印しようって触れないできたんです。でも最近思い出す機会があって、そうしたら桐生さんの背中を思い出しました。温かい背中と力強くて握ってくれた手と正義感のある声と……私の前に立って守ってくれた背中。桐生さんがいてくれたから、私は今こうやって笑って仕事できているんだって思います」
「うん」
「苦しかった時、この紅茶が助けてくれました。この紅茶があったから涙を飲み込んで会社で泣かずに済みました。この紅茶のお陰で私にも味方がいるって気が付けて自分を保つ事ができました」
「力になれて良かった」
「そのお礼にって渡してたコーヒーが嫌いだったなんて申し訳なかったです、とんでもない嫌がらせでしたね」
「気にすんなって」
「それで……これがお返しの最後の一本です、本当に本当にありがとうございました。言葉では感謝してもしきれないです。何か私にできる事があれば言って下さいね」
「おう」
桐生さんは返事をしながらずっと紅茶を眺めていた。
ブラインドから少し傾いた太陽の光が入ってきて、綺麗に焼けた頬を照らす。
ラグビーで培ったスーツの上からでも分かる筋肉質で硬そうな体とゴツゴツな大きな手、太い首に日焼けした肌。
光に当たると一層明るく見える茶色い髪に目、整った目鼻立ちが影を作っていた、来週からは課長なんだ……きっとこの先も出世するんだろうし。
「もちろん、桐生さんが頑張ってるからだってわかってますけど、それでもやっぱり私とは違う人間のオーラを感じちゃいますね。アニメの主人公みたい」
「何だよそれー」
桐生さんは机の上に置かれた私の手に自分の手を重ねた。
「ほら、ちゃんと触れるし同じ人間だろ」
「………………あ」
「尾台?」
ドクッと心臓が鳴った、身体中の血液が一度上がった。
「何でもないです……ああ、えっとあの日、私の手を握ってくれた日を思い出して……桐生さんって本当に凄いですね殴られてたかもしれないのに」
「殴られて欲しかった位だよ」
「え?」
「だってお前のがもっと辛い思いしてただろ?」
「…………それは……いいんです、もう過去の話です」
「あの時の手、僕は見えなかったからもうちょっと見ていい?」
桐生さんは机に顔を伏せたまま私を見て、そっか……背中に手を回していたし、桐生さんだって緊張してたよね。
小さく頷いたら、こういう握り方だったっけって手を離して今度は指を絡ませてきた。
太い指の間に私の指が挟まって、うんそうこんな感じで握ってくれた。
「相変わらず綺麗で細い指だな…………あの日は震えてて指先も冷たかった」
「そうだったかもしれないですね、うん、正直怖かったし」
「ごめん」
「え! いや、桐生さんのせいじゃないですよ!」
桐生さんは繋いだ手を力を込めたり抜いたりして、時折笑って眺めていた。
「ねえ尾台」
「はい」
「ちょっと長い話聞いてくれる?」
「ん? はい、もちろん」
「僕入社して、この会社の悪しき体質を目の当たりにしてさ。会社辞めようと思ってたんだよ、尾台も分かると思うけど、こういう業界の就職は買い手市場な訳じゃん。職場が嫌だと訴えたって僕達は直ぐ替えがきくから、会社なんて社員の不満に聞く耳持たないよ、だから辞めようと思ってたんだ。でも小さい頃から染み付いたスポ根魂っつーの? 努力をすれば必ず成果がついてくると思っちゃってさ。【身辺の苦難に耐え、いくども挫折を味わいながら、不屈の闘志と根性で乗り越えれば、その先に光があるはずだ……!】ってまあ就職したばっかで転職する当てもないし、結局辞めずに毎日仕事に明け暮れてた」
「はい」
「そしたらね、やっぱ石の上にも三年なんだな、続けて良かったと思った。名前のまんまの笑顔が可愛い女の子が入社してきた。当時アダルト部門の動画営業もしてて嫌って程毎日女の裸見てAV会社が主催するイベントも出たりで、女に興味なくなっててさ、ちょっと身心共に廃れてたんだ。そこに現れた純粋で無垢な天使の笑顔に僕も……いや皆も癒されたよ。ただそれが面白くないヤツもいて、案の定その子はソイツにターゲットにされちゃって、以前もそれで辞めていった子何人も見てきたから、ああまたかって思った。だけどその子は違った、その子はどんな酷い言葉かけられても理不尽な仕打ち受けても唇を噛み締めて耐えたら、次の日にはまた笑って出勤してきたんだよ、見て見ぬふりしてる自分が恥ずかしくなった。勤続年数が長いだけの人間にびびって女の子一人に全部背負わせて何やってんだろう情けねぇな、何がスポーツ根性だよって僕以外の人間だってそう思っていたと思う、飲み物差し入れる事しかできない自分が悔しかった。僕なりに出来る事はして総務部が新設されて職場も改善されて、その子に笑顔が増えて本当に良かった」
「あの……えっと……それ」
私、だよね? って口挟もうと思ったけど手に力を込められて黙った。
「話し掛けたいなって、側まで寄ったんだけど変に緊張しちゃって声掛けられなかった朝礼、隣にいたその子は音頭の指名を受けて明らかに動揺してた、でもそんな姿も可愛かった。支えた腰は細くて軽くて柔らかくて、その時感じた鼓動も体温も今でもこの手は覚えてる忘れられない。真面目で口下手な子、そんなんだからお礼すら言えなくて、でもその機会を伺って僕をじっと見てるその視線が心地よかった。それまで仕事さえやってりゃいいと思ってたんだけど、その子にいい格好したくてさ、急に周りの調和なんか気にしちゃったりして、でも良く思われたいじゃん? そうしたらさ、ある日机にこうやって伏せて寝てたら……きっと僕がいるって気が付かなかったんだろうな。昼休みに女の子達が好きな人の話をして、その子は僕が好きって答えたんだよ。ビックリした、だってその頃は僕に対して常に壁があるような感じで、笑っていても本心は別にあるような気を使った態度を取ってたから、そんな風に思ってるなんて驚いたよ、でも同時に凄く嬉しかった。ただ、その壁があるような態度はきっと僕にも問題があって、その子に触れたくて触れたくて仕方なくて、それをカモフラージュするために他の子にもボディータッチしてたんだ。変に意識させたら考えちゃいそうだったから、誰にでもするんだって自分に嘘ついた。その子が僕が好きな所、成績トップな所と気さくで優しくて皆に頼られてる所だって言うからそんな僕になれるように頑張ったよ。コーヒーくれるからさ、苦いコーヒーが飲める男が好きなのかなって初めてコーヒーを味わって飲んだ」
「………………」
「でもさ……その子、今……恋……してるんだって。馬鹿だよな、その子凄く周りを気にする子だから告白なんかして悩んで会社に来なくなったらとか、色々考えて僕から好きって口にしなかった……でも僕達は両想いだから心で繋がってるから大丈夫だ、なんて高を括ってたその子の事一番知ってるのは僕だって勘違いしてた。ダサすぎだよなボール取られた事も気付かないで走り続けてなんて、努力すれば報われるなんて勝手に思い込んでた」
桐生さんは私の手を引いて甲に唇を当てた。
唇の感触とその行為に、いつもの私なら手を引っ込めてるだろうけど、それよりも何言ってるのか分からなくて、でも心臓の音は明らかに可笑しくなってて…………。
「結局僕は何にも知らなかったんだ、本当は、その子の事……。家族の事も休みの日はおめかしする事も人並みに怒ったりするのも…………ねえ僕はいつ告白したら正解だったんだろうね。お礼の最後の一本を貰ったら僕はプロポーズする予定だったんだ。もうそろそろお互いの気持ち伝えあってもいいんじゃないのって、でもそんな事しても、もう独り善がりだな」
「桐生さん」
桐生さんは私の手を離すと机に置かれていた缶を私の手前に持ってきた。
「ごめんな尾台、これは受け取れない」
「…………」
「これを受け取ったら、もうお前は僕を見てくれなくなってしまうだろ。いつも些細な顔の変化だって見逃さないで僕を見てくれてた。その繋がりもこれを受け取ったら最後なんだろ? これを初めて渡した日……背中で手を握った日……朝礼で体を支えた日……どれかでも僕が告白していたら、昨日尾台の隣にいたのは………………袴田君じゃなくて僕……だったのかな?」
缶から手を離した桐生さんはその手を私の頭に置いた、優しい触れるような撫で方だった。
「なあ尾台」
「…………はい」
「好きだったんだよ? 僕は……尾台が……ずっとずっと……」
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