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連載
本命の花
「【今日はめぐちゃんの家にお泊まりします】っと……」
「ん? 親? えっちゃん一人暮らしじゃなかったっけ」
「え? 袴田君に送ったんだけど」
「過保護かよ」
「しかも付き合ってないんですよ」
「じゃあ何のために送ってんの」
「心配するかなって……あ、返信きた【夜更かししないようにして下さいね楽しんで】だって、ふふふ」
「付き合えよ!」
「わかってるよ! わかってるんです!! 週末に告白する予定だったの!!」
「は? だった、の?」
「だってもう週末私が息をしているのかすらんからないんですよ、もうこれは終末だよ終末……」
帰りの電車の中、私がデュフフってしながらメッセージ送ってたらドアに寄り掛かるめぐちゃんは怪訝な表情だった。
本当はもっと残業しそうだったんだけど泊まるってなったから、めぐちゃんが仕事手伝ってくれたのだ。
私達は乗り換えの新宿駅で降車して、デパ地下で美味しそうな惣菜買って…………佐々木さんに渡すチョコも一緒に選んでもらった。
もちろんお邪魔する立場なのでめぐちゃんが食べたい物は全部私がお支払しまっす!
それなのに、どっちにしようかなって悩んだらえっちゃんこっちのが好きそうってしてくれるの、優しい。
「服はいいけど、ストッキングとぱんつ位はコンビニで買おうかな」
「袴田君の家行った時はどうしてるの?」
「揃えてあったよ、家にあるのと同じの買ってくれてた」
「付き合えよ!!」
「わかったってばもー!」
降りた駅は自由ヶ丘で、正直ご縁のない町だった。
地元の駅と随分雰囲気が違うなって周り眺めながら閑静な住宅街に入っていって、めぐちゃんが足を止めたのは古いけど立派な邸宅だった。
「中はリフォームしてあるから、綺麗だよ」
「おっきいお家だね、私生まれた時からマンション住まいだったからこういうとこ憧れます!」
「じゃあ一緒に住んじゃう?」
ってめぐちゃんはウィンクして、金髪ベリーショートに似つかわしくない重厚感のある門を開けた。
「セキュリティ会社にはもちろん入ってるよ。残念ながら毎日掃除はできないから土日にまとめてやるんだ」
「うん」
「好きな音楽聞きながら掃除するの中々楽しくてね。初めはハウスキーパーでも頼もうかと思ったんだけど、特に休みの日にやることもないし私がしてる」
「そっか私も土日にパァッとやるタイプ、晴れてる日は捗るよね。あ、猫」
門から家まで続く石畳の道を行ったら玄関の前にはセンサーライトに照らされた黒猫が一匹いた。
チリンって鈴の音がして、めぐちゃんの足に擦り寄ってきて高い声でにゃあって鳴いた。
「飼ってるの? 首輪してる」
「首輪はいつ来ても気が付くように着けたの。飼ってる訳じゃないんだ。でも今の所私におかえりって言ってくれるのはシロだけかな」
「シロ?」
「もしかしたら、私達が黒く見えてるだけで本当は白猫かもしれないでしょ」
「え? そうなの?! あ、でもなんだか言われてみたら……」
「いや、黒猫だよ本当単純だなぁえっちゃんは、ちょっと足だけ拭かせて」
「うん」
玄関を開けためぐちゃんの後ろを当たり前のように続くシロは小上がり上がる前でキチンと座っていた。
めぐちゃんは棚に置かれたウェットティッシュで足を拭いてあげてる。
「うちの子にしたいなって思うけど、ここに居る日も居ない日もあるんだ。でもきっとその位がちょうどいいんだよ。家族にしたら私ベッタリになっちゃいそうだし」
「そっか」
「ほらシロ行っていいよ」
床に降ろされたシロはチリンと首輪の鈴を鳴らして、薄暗い廊下を走って見えなくなった。
「おじゃましまっす!」
「二階は二人の書斎とかピアノが置いてあったり……掃除はするけど、あんまり手はつけてないの。私は主に一階で暮らしてるんだ」
「うん」
広いリビングには高級そうな家具が置かれていてテーブルに荷物を置いた、壁にはめぐちゃんと祖父母の写真が飾ってあった。
全部笑っていてとってもいい家族写真。
そしたら、またチリンって音がして。
「はいはい、今行くから」
「そっちは?」
「和室」
リビングに隣接する和室に入るめぐちゃんに付いていったらそこには大きなお仏壇があってシロはその前に座っていた。
「ただいまって言わなきゃ。ごめんねさっきから待たせて」
「いいよいいよ! 私もご、ご挨拶をしないと!!」
「ふふ、何緊張してるの?」
お仏壇に明かりを点けたり蝋燭に火を灯したり、めぐちゃんは時折シロを撫でながらしてて、ああ……良かったシロがいてと思った。
太い柱に梁に綺麗な畳に……何年か前、ここでめぐちゃんはずっと一人で泣いてたのかなって考えると鼻の奥が痛くなるけど、今日は私がいるからね! いや、力になれない事ばかりですが!
「ただいま」
「は、初めまして! 尾台絵夢です、二十七才独身です恵さんと仲良くさせて頂いてます!」
「ちなみに、只今一生に一瞬のモテ期中です」
「え! そうなの!??」
お線香あげてお鈴鳴らして手合わせて挨拶してたらまさかの新事実!!
「しかも優柔不断で人振り回しまくりです」
「まくってるかな、助けて下さい!!」
「うちの両親に変なお願い止めてもらえます?」
良かった、明るい気持ちで挨拶できて、お仏壇の中を見てたら、二人の写真の横には私があげた養命酒があって……それとエコーの写真……その前に小さな可愛らしい動物柄のコップがあった。
「赤ちゃん?」
「ん? ああ、そうだよ私の赤ちゃん」
「めぐちゃんの……?」
「小学生の時のだよ。手術する前の診察で写真くれてたみたい。私は知らなかったんだけどおばあちゃんのお財布から出てきたんだ。上のとこに週数と……恵 久瀬って英語で書いてあるでしょう年もあの時期のだから私ので間違いないと思う」
「うん」
「朝日だよ」
「ん?」
恵ちゃんは、写真を手に取って続けた。
「彼に偶然再開してね写真見せたら名前をつけてくれたの。性別はわからないんだ」
「そっか、太陽が昇ってく感じがしていいね明るい温かい名前」
「ありがとう」
笑って写真を戻して、いつの間にかシロはいなくなってた。
「おじいちゃんは校長先生だったの、おばあちゃんは音楽の先生。死んだ時、何で残るのが私なんだろうって思ったよ、二人が残った方が何百倍も世の中のためになるのにって」
「またそんな事言ってる!」
「分かってるよ、大丈夫もう立ち直ってるよ。だから今は少しでもそう思ってくれる人を大切にして生きてる所よ」
「ならいいけど」
「命に永遠がないなんてわかってるはずなのに、つい忘れて無駄な時間過ごしちゃうよね。傍にいた人が必ず明日もいてくれる保証なんてどこにもないのにさ、もっと今を大事にしなきゃいけないね」
「うんそうだね」
「さ! ご飯食ーべよ☆ えったん!」
「うん」
買ってきた物並べるだけなんだけど、普段中食もしない私には好きなものたくさんテーブルにあるだけでも軽くパーティ気分だった。
「おじいちゃん珍しい焼酎集めるの好きで、いっぱいあるの適当に持ってくるから飲み比べしよ」
「しゅる!」
それでここ最近あった事を黒糖焼酎片手に話した。
ラベルの奄美の文字になんとなーく眼鏡の人を思い浮かべながら。
恵さんの感想はこうである。
「ふーん、なんかこう全部…………身から出た錆みたいな?」
「出てましたかね錆。割りと普通に生活してたと思うんだけど」
「いや、だって袴田君は酒に託つけて毎回介抱させた挙げ句エッチして今に至り、桐生さんは好き好き自分から言っておいて、いざ僕もって言われたらビビって尻込んで、その甥っ子とやらも絵夢ちゃんからキスしたり結婚しよって言ってた癖に相手が本気になったら「昔結婚しようと言ったな、あれは嘘だ」ってやってるんでしょ」
「え、何その最悪な人」
「私の上司らしーよマジ軽蔑、っで結論が誰も傷付けなくないの! って無理だから」
「いや、あの……もちろん袴田君が好きなんです! 甥っ子はまあまだ若いし、世間を知らないから暴走してるだけだよ。問題は桐生さんで……」
「自分で蒔いた種なんだからさ、雑草が生えようが見た事ない木が生えようがちゃんと刈って整理しないと本命の花だって枯れるよ」
「雑草……」
「言葉の綾だから、一々単語に反応しなくていいよ」
「わかってますよ」
繊細な細工の入ったロックグラスには割れた氷と芋焼酎が入っていて、めぐちゃんはそれを指で回すと一口飲んで溜め息をついた。
「助け船にはなんないのかもしれないけどさ」
「ん?」
「桐生さんって処女厨なんだって」
「ん? 親? えっちゃん一人暮らしじゃなかったっけ」
「え? 袴田君に送ったんだけど」
「過保護かよ」
「しかも付き合ってないんですよ」
「じゃあ何のために送ってんの」
「心配するかなって……あ、返信きた【夜更かししないようにして下さいね楽しんで】だって、ふふふ」
「付き合えよ!」
「わかってるよ! わかってるんです!! 週末に告白する予定だったの!!」
「は? だった、の?」
「だってもう週末私が息をしているのかすらんからないんですよ、もうこれは終末だよ終末……」
帰りの電車の中、私がデュフフってしながらメッセージ送ってたらドアに寄り掛かるめぐちゃんは怪訝な表情だった。
本当はもっと残業しそうだったんだけど泊まるってなったから、めぐちゃんが仕事手伝ってくれたのだ。
私達は乗り換えの新宿駅で降車して、デパ地下で美味しそうな惣菜買って…………佐々木さんに渡すチョコも一緒に選んでもらった。
もちろんお邪魔する立場なのでめぐちゃんが食べたい物は全部私がお支払しまっす!
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「服はいいけど、ストッキングとぱんつ位はコンビニで買おうかな」
「袴田君の家行った時はどうしてるの?」
「揃えてあったよ、家にあるのと同じの買ってくれてた」
「付き合えよ!!」
「わかったってばもー!」
降りた駅は自由ヶ丘で、正直ご縁のない町だった。
地元の駅と随分雰囲気が違うなって周り眺めながら閑静な住宅街に入っていって、めぐちゃんが足を止めたのは古いけど立派な邸宅だった。
「中はリフォームしてあるから、綺麗だよ」
「おっきいお家だね、私生まれた時からマンション住まいだったからこういうとこ憧れます!」
「じゃあ一緒に住んじゃう?」
ってめぐちゃんはウィンクして、金髪ベリーショートに似つかわしくない重厚感のある門を開けた。
「セキュリティ会社にはもちろん入ってるよ。残念ながら毎日掃除はできないから土日にまとめてやるんだ」
「うん」
「好きな音楽聞きながら掃除するの中々楽しくてね。初めはハウスキーパーでも頼もうかと思ったんだけど、特に休みの日にやることもないし私がしてる」
「そっか私も土日にパァッとやるタイプ、晴れてる日は捗るよね。あ、猫」
門から家まで続く石畳の道を行ったら玄関の前にはセンサーライトに照らされた黒猫が一匹いた。
チリンって鈴の音がして、めぐちゃんの足に擦り寄ってきて高い声でにゃあって鳴いた。
「飼ってるの? 首輪してる」
「首輪はいつ来ても気が付くように着けたの。飼ってる訳じゃないんだ。でも今の所私におかえりって言ってくれるのはシロだけかな」
「シロ?」
「もしかしたら、私達が黒く見えてるだけで本当は白猫かもしれないでしょ」
「え? そうなの?! あ、でもなんだか言われてみたら……」
「いや、黒猫だよ本当単純だなぁえっちゃんは、ちょっと足だけ拭かせて」
「うん」
玄関を開けためぐちゃんの後ろを当たり前のように続くシロは小上がり上がる前でキチンと座っていた。
めぐちゃんは棚に置かれたウェットティッシュで足を拭いてあげてる。
「うちの子にしたいなって思うけど、ここに居る日も居ない日もあるんだ。でもきっとその位がちょうどいいんだよ。家族にしたら私ベッタリになっちゃいそうだし」
「そっか」
「ほらシロ行っていいよ」
床に降ろされたシロはチリンと首輪の鈴を鳴らして、薄暗い廊下を走って見えなくなった。
「おじゃましまっす!」
「二階は二人の書斎とかピアノが置いてあったり……掃除はするけど、あんまり手はつけてないの。私は主に一階で暮らしてるんだ」
「うん」
広いリビングには高級そうな家具が置かれていてテーブルに荷物を置いた、壁にはめぐちゃんと祖父母の写真が飾ってあった。
全部笑っていてとってもいい家族写真。
そしたら、またチリンって音がして。
「はいはい、今行くから」
「そっちは?」
「和室」
リビングに隣接する和室に入るめぐちゃんに付いていったらそこには大きなお仏壇があってシロはその前に座っていた。
「ただいまって言わなきゃ。ごめんねさっきから待たせて」
「いいよいいよ! 私もご、ご挨拶をしないと!!」
「ふふ、何緊張してるの?」
お仏壇に明かりを点けたり蝋燭に火を灯したり、めぐちゃんは時折シロを撫でながらしてて、ああ……良かったシロがいてと思った。
太い柱に梁に綺麗な畳に……何年か前、ここでめぐちゃんはずっと一人で泣いてたのかなって考えると鼻の奥が痛くなるけど、今日は私がいるからね! いや、力になれない事ばかりですが!
「ただいま」
「は、初めまして! 尾台絵夢です、二十七才独身です恵さんと仲良くさせて頂いてます!」
「ちなみに、只今一生に一瞬のモテ期中です」
「え! そうなの!??」
お線香あげてお鈴鳴らして手合わせて挨拶してたらまさかの新事実!!
「しかも優柔不断で人振り回しまくりです」
「まくってるかな、助けて下さい!!」
「うちの両親に変なお願い止めてもらえます?」
良かった、明るい気持ちで挨拶できて、お仏壇の中を見てたら、二人の写真の横には私があげた養命酒があって……それとエコーの写真……その前に小さな可愛らしい動物柄のコップがあった。
「赤ちゃん?」
「ん? ああ、そうだよ私の赤ちゃん」
「めぐちゃんの……?」
「小学生の時のだよ。手術する前の診察で写真くれてたみたい。私は知らなかったんだけどおばあちゃんのお財布から出てきたんだ。上のとこに週数と……恵 久瀬って英語で書いてあるでしょう年もあの時期のだから私ので間違いないと思う」
「うん」
「朝日だよ」
「ん?」
恵ちゃんは、写真を手に取って続けた。
「彼に偶然再開してね写真見せたら名前をつけてくれたの。性別はわからないんだ」
「そっか、太陽が昇ってく感じがしていいね明るい温かい名前」
「ありがとう」
笑って写真を戻して、いつの間にかシロはいなくなってた。
「おじいちゃんは校長先生だったの、おばあちゃんは音楽の先生。死んだ時、何で残るのが私なんだろうって思ったよ、二人が残った方が何百倍も世の中のためになるのにって」
「またそんな事言ってる!」
「分かってるよ、大丈夫もう立ち直ってるよ。だから今は少しでもそう思ってくれる人を大切にして生きてる所よ」
「ならいいけど」
「命に永遠がないなんてわかってるはずなのに、つい忘れて無駄な時間過ごしちゃうよね。傍にいた人が必ず明日もいてくれる保証なんてどこにもないのにさ、もっと今を大事にしなきゃいけないね」
「うんそうだね」
「さ! ご飯食ーべよ☆ えったん!」
「うん」
買ってきた物並べるだけなんだけど、普段中食もしない私には好きなものたくさんテーブルにあるだけでも軽くパーティ気分だった。
「おじいちゃん珍しい焼酎集めるの好きで、いっぱいあるの適当に持ってくるから飲み比べしよ」
「しゅる!」
それでここ最近あった事を黒糖焼酎片手に話した。
ラベルの奄美の文字になんとなーく眼鏡の人を思い浮かべながら。
恵さんの感想はこうである。
「ふーん、なんかこう全部…………身から出た錆みたいな?」
「出てましたかね錆。割りと普通に生活してたと思うんだけど」
「いや、だって袴田君は酒に託つけて毎回介抱させた挙げ句エッチして今に至り、桐生さんは好き好き自分から言っておいて、いざ僕もって言われたらビビって尻込んで、その甥っ子とやらも絵夢ちゃんからキスしたり結婚しよって言ってた癖に相手が本気になったら「昔結婚しようと言ったな、あれは嘘だ」ってやってるんでしょ」
「え、何その最悪な人」
「私の上司らしーよマジ軽蔑、っで結論が誰も傷付けなくないの! って無理だから」
「いや、あの……もちろん袴田君が好きなんです! 甥っ子はまあまだ若いし、世間を知らないから暴走してるだけだよ。問題は桐生さんで……」
「自分で蒔いた種なんだからさ、雑草が生えようが見た事ない木が生えようがちゃんと刈って整理しないと本命の花だって枯れるよ」
「雑草……」
「言葉の綾だから、一々単語に反応しなくていいよ」
「わかってますよ」
繊細な細工の入ったロックグラスには割れた氷と芋焼酎が入っていて、めぐちゃんはそれを指で回すと一口飲んで溜め息をついた。
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