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連載
鍵
二年ぶりのその名前に返事ができなかった。
袴田君は私の頭に何度もキスをしてたまに鼻をすすっていた。
「えっと……待って、待ってその名前って……」
「尾台さんが綺麗すぎて臆病な俺はいつもファインダー越しでしかその姿を見る事ができなかった」
「ファインダー? ファインダーってカメラの……」
「そうです、俺はずっとあなただけを撮ってましたから」
「何? ちょっと……それ! え? 袴田君……私がコスプレしてたの」
「知っていました、というよりも俺は昔からにゃんにゃんさんのファンです。尾台さんとイコールで繋がったのは偶然でしたけど」
「そう……なんだ、でも全然覚えてない」
「はい、家族がそういうのを嫌うので変装して行ってましたから」
体を少し離して、恥ずかしいやら何やら上を向けなくて袴田君の胸に額を預ける、大きい手が優しく背中を撫でてくれた。
「明治神宮でデートした時に、過去にこの人ならと思う人がいたって話したの覚えてますか。あれはにゃんにゃんさんの事です、何度も声を掛けようと思ったんですが嫌われてもうイベントで会えなくなると思ったら怖くて何も言えませんでした。それくらい俺にとってにゃんにゃんさんは尊い存在でした。“いつもありがとうございます”の言葉と写真を褒められるのが俺の唯一の生き甲斐だった」
「はい」
「でも、あなたは忽然と消えてしまった」
謝りたいけど、理由を話せなくてスーツを握る手に力が入る。
「尾台さん……」
「はい」
「なりすましってわかりますか」
「え?」
「尾台さんは、アリアさんが自分を誹謗中傷しているツイートを見てショックを受けた、だから消えた?」
「…………あの……はい、いや誹謗中傷というか真実? 現実? を突き付けられて、もう距離を取った方がいいのかなって」
「あれ、なりすましだったんです」
「待っ……え……」
ああ、いやだ、ちょっと待って……意味はわかるけど、そんな事って。
「あなたが突然音もなく消えて、一番動揺していたのは他でもないアリアさんでした。あなたに連絡を取る手段がないと心配して毎日のように何かしらの情報を得ようと奮闘していましたよ。そんな彼女の前ににゃんにゃんさんを引退まで追い込んでやったと意気揚々に語る人物が現れたんです。彼はアリアさんの熱心な信者でアリアさんより目立つあなたを疎く思っていました。彼は裏アカウトで自分だけのアリアさんを作り出してアリアさんになりきってありもしない愚痴を書いたり、それをまた自分でフォローして一人で掛け合って仲良くなった気でいる、かなり病的な思考の持ち主でした。そしていつしかその虚構のアリアさんが現実だと思うようになった彼は、あなたにメッセージを送った」
「そう……ですか……」
袴田君を抱き締めて抱き締めて、そんなの……全然……頭働かなくて。
考えもしなかった、ただただ胸苦しくて。
「その彼はもうネットにも現実世界にも居場所がない程制裁を受けてますけど、でも肝心のにゃんにゃんさんはもういないんです」
「…………」
「本当は尾台さんがにゃんにゃんさんだと分かった時直ぐに伝えたかったけれど、封じられた段ボールに、それと尾台さん自身が過去の自分を否定していたから、その状態で話してもアリアさんを信用できなかった自分を責めるだろうと言えませんでした」
「袴田君……私、どうしたら……」
涙ボロボロで顔滲んでるけど袴田君見上げたら額にキスしてくれた。
「勇気出してにゃんにゃんさん、あなたを否定するアリアさんなんてこの世のどこにも存在しません。彼女は今でも昼夜問わずあなたに向けて毎日欠かさずメッセージを発信し続けています。“にゃんにゃんさんどこにいるんですか、生きていますか、心配です、連絡下さい、会いたいです”って」
「アリアちゃん……大好きなんです……うん、今も」
「知ってます大丈夫、アリアさんも今でもにゃんにゃんさんが大好きですよ」
ようやくそこで笑ってくれて、私もちょっと笑った。
「この一ヶ月は俺にとって本当に夢のような一ヶ月でした。憧れだった人を独り占めできて人生でこんなに幸せな時間なかったです」
「袴田君……?」
袴田君は私の前髪を撫でつけて頷いた。
「異動の内示が出ています」
「えっ」
「来週までに答えを出さないといけません」
袴田君はスーツの内ポケットから何か出すと私の手を取ってそれを平に置いた。
「めもり……?」
「はい、写真のメモリーです。俺が持ってるのはこれだけです。ネットには保存していません、それと」
キーケースを取り出してチャリっと私の家の鍵を外した。
「これ、尾台さんにお返しします」
「何? なっ……え? どうして」
「尾台さんに幸せになってもらいたいからです」
頭、撫でられてやだ、嘘何で意味わからない。
「幸せ……って幸せって何? 袴田君が私に鍵返したら私幸せになるんですか?!」
「尾台さんよく考えて、俺は尾台さんを自分のモノにしたいからって酔った女性に性行為を迫ってそれを更にそれを偽って騙してた。尾台さんを好きだって言った男の中で一番汚い男ですよ、もちろん俺は誰よりも尾台さんが好きで大切でずっと一緒にいたいと思ってます、心から。でもこんなさもしい俺が尾台さん好きになってもらおうだなんておこがましいと思いました」
「袴田君、袴田君待って私、ちゃんとするから」
「尾台さんはちゃんとしてますよ、だからもう一度落ち着いて、自分の気持ち整理して下さい」
「やだよ袴田君一緒にいてくれないんですか? お家寄って袴田君……」
「尾台さん……」
服を引っ張って顔を左右に振っても袴田君は難しい顔してる。
「袴田君袴田君」
「…………ダメ」
「やだ!」
「今、家に行ったら俺無理矢理でも尾台さんと体繋げようとすると思います。尾台さんが泣いて嫌がっても絶対離しません、そんな俺でいいですか? まだ自分の気持ちも決まってないのに、性で心も体も押さえ付けようとする男と一緒にいたいですか。した後に後悔しませんか」
「そんなのしてみないとわからないよ!」
「尾台さん……もっと自分を大事にして、尾台さんをそういう体にした俺がこんな事言うのはやっぱり卑怯だってわかってるけど、それでもこのまま一線を越えてはいけないと思います。尾台さんが大好きだから」
袴田君はスーツの掴む手を上から握って手を引いて集合玄関まで来ると、私の手の平にある鍵を取って門を開けた。
「紅茶飲んで、ゆっくりお風呂に入って自分が納得いく答え出して下さい。冷静になって少し過去振り返ってこれからの自分想像して……もちろん、その未来に俺がいたら嬉しいけど、でも他の人との未来を選んだとしても俺はそれを受け入れます。でも、その時はあなたも俺の気配を感じながら仕事を続けるの辛いでしょうから、御茶ノ水を去ります。俺の私物は捨てて下さい」
「何言ってるの」
「尾台さんをもう一度好きになろうって決めた時、傷付く事も覚悟して恋をしました」
「袴田君、凄い自分勝手だよ何で? いつも優しかったじゃん! 私が辛いの耐えられないんじゃないの! 私辛いよ?! こっち見てよばか」
「ごめんなさい、俺だって尾台さんの完璧なヒーローになりたかった本当にごめんなさい」
ポケットに鍵を突っ込まれて、背中を押されて門が閉まる音に被せて袴田君は何かを言った。
聞き取れないまま、袴田君の姿は見えなくなった。
部屋に入って、ドアに寄り掛かって溜め息が出た、ベランダから部屋に戻した段ボール箱が視界に入る。
鞄が肩から滑り落ちて、中からずっと受け取ってもらえないでいるミルクティーが転がった。
取って開けて一口飲んで、やっぱり初めて飲んだ時と同じでしょっぱかった。
メモリー……携帯に入れて中身を確認したらそこには一ヶ月前見せられた私が袴田君の部屋で寝ている写真が入っていた。
だけどそれは、一枚だけだった…………。
それ以外は膨大なラブリスの写真だった。
ああ……そうかこの人……袴田君だったんだ。
私しか撮らないって言っていたカメラマンさん帽子とマスクの怪しい人、初めは警戒したけど本当に驚く程要求もないし、撮った写真は必ずくれて毎回イベントに来てくれた。
差し入れもないけど、その分こっちも気を使わなくて済む程よい距離感の人だった。
たくさんある写真の中で、目に止まるローアングルの写真。
この世で一枚の私のパンチラ写真だ。
いつも贔屓にしてくれてるのに、何のお礼もできないなって思ってたら、クリスマスのイベントにも来てくれたのだ。
こんなのプレゼントにならないけど、ちょっとローから撮ってもいいですよって言ったら予想以上に下からきたんだっけ、でもネットに上げない人だったからまあいっかって私達だけの思い出。
ああ、そっか…………写真の背景に国際展示場が見えてデートの時俺達が初めて出会った場所って……途中で話が途切れてしまったけどコミケの事だったんだ。
就活やインターンの合同説明会ここでやるもんね……でもあの時はこの私を真っ黒く塗り潰してて……。
写真を見ながら手を伸ばして段ボール箱を引き寄せる、開けてみたら。
「これ……」
そこには少し皺のついた記入済みの婚姻届けが入っていた、一ヶ月前袴田君の家で差し出された茶色い紙。
袴田君は私が過去を受け入れた時、この箱を一緒に開けるつもりだったのかな。
もしかしたらこのまま捨ててたかもしれないのに…………そんなの今になってはもう分からないけれど。
袴田君は私の頭に何度もキスをしてたまに鼻をすすっていた。
「えっと……待って、待ってその名前って……」
「尾台さんが綺麗すぎて臆病な俺はいつもファインダー越しでしかその姿を見る事ができなかった」
「ファインダー? ファインダーってカメラの……」
「そうです、俺はずっとあなただけを撮ってましたから」
「何? ちょっと……それ! え? 袴田君……私がコスプレしてたの」
「知っていました、というよりも俺は昔からにゃんにゃんさんのファンです。尾台さんとイコールで繋がったのは偶然でしたけど」
「そう……なんだ、でも全然覚えてない」
「はい、家族がそういうのを嫌うので変装して行ってましたから」
体を少し離して、恥ずかしいやら何やら上を向けなくて袴田君の胸に額を預ける、大きい手が優しく背中を撫でてくれた。
「明治神宮でデートした時に、過去にこの人ならと思う人がいたって話したの覚えてますか。あれはにゃんにゃんさんの事です、何度も声を掛けようと思ったんですが嫌われてもうイベントで会えなくなると思ったら怖くて何も言えませんでした。それくらい俺にとってにゃんにゃんさんは尊い存在でした。“いつもありがとうございます”の言葉と写真を褒められるのが俺の唯一の生き甲斐だった」
「はい」
「でも、あなたは忽然と消えてしまった」
謝りたいけど、理由を話せなくてスーツを握る手に力が入る。
「尾台さん……」
「はい」
「なりすましってわかりますか」
「え?」
「尾台さんは、アリアさんが自分を誹謗中傷しているツイートを見てショックを受けた、だから消えた?」
「…………あの……はい、いや誹謗中傷というか真実? 現実? を突き付けられて、もう距離を取った方がいいのかなって」
「あれ、なりすましだったんです」
「待っ……え……」
ああ、いやだ、ちょっと待って……意味はわかるけど、そんな事って。
「あなたが突然音もなく消えて、一番動揺していたのは他でもないアリアさんでした。あなたに連絡を取る手段がないと心配して毎日のように何かしらの情報を得ようと奮闘していましたよ。そんな彼女の前ににゃんにゃんさんを引退まで追い込んでやったと意気揚々に語る人物が現れたんです。彼はアリアさんの熱心な信者でアリアさんより目立つあなたを疎く思っていました。彼は裏アカウトで自分だけのアリアさんを作り出してアリアさんになりきってありもしない愚痴を書いたり、それをまた自分でフォローして一人で掛け合って仲良くなった気でいる、かなり病的な思考の持ち主でした。そしていつしかその虚構のアリアさんが現実だと思うようになった彼は、あなたにメッセージを送った」
「そう……ですか……」
袴田君を抱き締めて抱き締めて、そんなの……全然……頭働かなくて。
考えもしなかった、ただただ胸苦しくて。
「その彼はもうネットにも現実世界にも居場所がない程制裁を受けてますけど、でも肝心のにゃんにゃんさんはもういないんです」
「…………」
「本当は尾台さんがにゃんにゃんさんだと分かった時直ぐに伝えたかったけれど、封じられた段ボールに、それと尾台さん自身が過去の自分を否定していたから、その状態で話してもアリアさんを信用できなかった自分を責めるだろうと言えませんでした」
「袴田君……私、どうしたら……」
涙ボロボロで顔滲んでるけど袴田君見上げたら額にキスしてくれた。
「勇気出してにゃんにゃんさん、あなたを否定するアリアさんなんてこの世のどこにも存在しません。彼女は今でも昼夜問わずあなたに向けて毎日欠かさずメッセージを発信し続けています。“にゃんにゃんさんどこにいるんですか、生きていますか、心配です、連絡下さい、会いたいです”って」
「アリアちゃん……大好きなんです……うん、今も」
「知ってます大丈夫、アリアさんも今でもにゃんにゃんさんが大好きですよ」
ようやくそこで笑ってくれて、私もちょっと笑った。
「この一ヶ月は俺にとって本当に夢のような一ヶ月でした。憧れだった人を独り占めできて人生でこんなに幸せな時間なかったです」
「袴田君……?」
袴田君は私の前髪を撫でつけて頷いた。
「異動の内示が出ています」
「えっ」
「来週までに答えを出さないといけません」
袴田君はスーツの内ポケットから何か出すと私の手を取ってそれを平に置いた。
「めもり……?」
「はい、写真のメモリーです。俺が持ってるのはこれだけです。ネットには保存していません、それと」
キーケースを取り出してチャリっと私の家の鍵を外した。
「これ、尾台さんにお返しします」
「何? なっ……え? どうして」
「尾台さんに幸せになってもらいたいからです」
頭、撫でられてやだ、嘘何で意味わからない。
「幸せ……って幸せって何? 袴田君が私に鍵返したら私幸せになるんですか?!」
「尾台さんよく考えて、俺は尾台さんを自分のモノにしたいからって酔った女性に性行為を迫ってそれを更にそれを偽って騙してた。尾台さんを好きだって言った男の中で一番汚い男ですよ、もちろん俺は誰よりも尾台さんが好きで大切でずっと一緒にいたいと思ってます、心から。でもこんなさもしい俺が尾台さん好きになってもらおうだなんておこがましいと思いました」
「袴田君、袴田君待って私、ちゃんとするから」
「尾台さんはちゃんとしてますよ、だからもう一度落ち着いて、自分の気持ち整理して下さい」
「やだよ袴田君一緒にいてくれないんですか? お家寄って袴田君……」
「尾台さん……」
服を引っ張って顔を左右に振っても袴田君は難しい顔してる。
「袴田君袴田君」
「…………ダメ」
「やだ!」
「今、家に行ったら俺無理矢理でも尾台さんと体繋げようとすると思います。尾台さんが泣いて嫌がっても絶対離しません、そんな俺でいいですか? まだ自分の気持ちも決まってないのに、性で心も体も押さえ付けようとする男と一緒にいたいですか。した後に後悔しませんか」
「そんなのしてみないとわからないよ!」
「尾台さん……もっと自分を大事にして、尾台さんをそういう体にした俺がこんな事言うのはやっぱり卑怯だってわかってるけど、それでもこのまま一線を越えてはいけないと思います。尾台さんが大好きだから」
袴田君はスーツの掴む手を上から握って手を引いて集合玄関まで来ると、私の手の平にある鍵を取って門を開けた。
「紅茶飲んで、ゆっくりお風呂に入って自分が納得いく答え出して下さい。冷静になって少し過去振り返ってこれからの自分想像して……もちろん、その未来に俺がいたら嬉しいけど、でも他の人との未来を選んだとしても俺はそれを受け入れます。でも、その時はあなたも俺の気配を感じながら仕事を続けるの辛いでしょうから、御茶ノ水を去ります。俺の私物は捨てて下さい」
「何言ってるの」
「尾台さんをもう一度好きになろうって決めた時、傷付く事も覚悟して恋をしました」
「袴田君、凄い自分勝手だよ何で? いつも優しかったじゃん! 私が辛いの耐えられないんじゃないの! 私辛いよ?! こっち見てよばか」
「ごめんなさい、俺だって尾台さんの完璧なヒーローになりたかった本当にごめんなさい」
ポケットに鍵を突っ込まれて、背中を押されて門が閉まる音に被せて袴田君は何かを言った。
聞き取れないまま、袴田君の姿は見えなくなった。
部屋に入って、ドアに寄り掛かって溜め息が出た、ベランダから部屋に戻した段ボール箱が視界に入る。
鞄が肩から滑り落ちて、中からずっと受け取ってもらえないでいるミルクティーが転がった。
取って開けて一口飲んで、やっぱり初めて飲んだ時と同じでしょっぱかった。
メモリー……携帯に入れて中身を確認したらそこには一ヶ月前見せられた私が袴田君の部屋で寝ている写真が入っていた。
だけどそれは、一枚だけだった…………。
それ以外は膨大なラブリスの写真だった。
ああ……そうかこの人……袴田君だったんだ。
私しか撮らないって言っていたカメラマンさん帽子とマスクの怪しい人、初めは警戒したけど本当に驚く程要求もないし、撮った写真は必ずくれて毎回イベントに来てくれた。
差し入れもないけど、その分こっちも気を使わなくて済む程よい距離感の人だった。
たくさんある写真の中で、目に止まるローアングルの写真。
この世で一枚の私のパンチラ写真だ。
いつも贔屓にしてくれてるのに、何のお礼もできないなって思ってたら、クリスマスのイベントにも来てくれたのだ。
こんなのプレゼントにならないけど、ちょっとローから撮ってもいいですよって言ったら予想以上に下からきたんだっけ、でもネットに上げない人だったからまあいっかって私達だけの思い出。
ああ、そっか…………写真の背景に国際展示場が見えてデートの時俺達が初めて出会った場所って……途中で話が途切れてしまったけどコミケの事だったんだ。
就活やインターンの合同説明会ここでやるもんね……でもあの時はこの私を真っ黒く塗り潰してて……。
写真を見ながら手を伸ばして段ボール箱を引き寄せる、開けてみたら。
「これ……」
そこには少し皺のついた記入済みの婚姻届けが入っていた、一ヶ月前袴田君の家で差し出された茶色い紙。
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