107 / 154
おしまいの後
袴田君としりとり ◎
「ねえねえ袴田君!!」
「はい、なんですか」
二人で一緒に帰宅して、今日の夕飯は尾台さんがどうしても食べたい!! と言っていたコストコのラザニアだ。(こないだ連れていったら子供のようにはしゃいで非常に可愛かった)
俺も食べたかったけど、焼くのに50分かかるって言い出して、今日は止めない? って聞いたのに一回エッチしたら直でしょってスーツのまま冷蔵庫に尾台さん走っていってしまった。
いや、一回エッチしたら焼き上がったラザニア冷めるだろ、むしろ朝ご飯になるのでは? と思ったけど黙っておこう。
キッチンに追いついて、箱開かないー! ってやってる彼女の後ろから手伝ってあげる。
「なんだ! 袴田君も食べたかったんじゃないんですか!」
「尾台さんが困ってたから手伝ってるだけ」
「よし、手洗いうがいの前に先に焼いておこう!」
全く俺の話は聞かずに、オーブンにセットして尾台さんは振り返る。
「これで後は待つだけ!! いっぱい時間かかるから、何かゲームでもして待っていましょうよ」
「ゲーム? 尾台さんスマホアプリもう何か月も放置中じゃありませんでしたっけ」
眼鏡を直して聞いたら。
「だからこう、今ここでできるゲーム!」
「ふぅん?」
とりあえず尾台さんを誘導してソファーっで二人で座る。
肩に腕を回して抱き寄せて、ラザニア焼けるまで尾台さんイカせるのもいいよなあっと思って。
「イカせ鬼とかどうですか」
「何それ」
「鬼を一方的にイカせるゲーム」
「それ! ただの! 尾台! 絵夢!!!」
「なあに尾台さん、もう鬼になる気満々なの? 俺が鬼かもしれないじゃないですか」
ちょっと唇なぞっただけで目うるうるさせて、本当に尾台さんは可愛いなあ。
「そんな……だって」
「わかりましたよ、何がしたいんですか」
ちゅっと優しく触れてあげたら、尾台さんはちょっと考えて、頷いた。
「簡単なのでいきましょうよ、しりとりとか」
「なるほど」
「私、いっぱい本読んで語彙力区立図書館並みですからね!」
「あら、すごいじゃあ俺は国立図書館目指そうかな」
「なんなら? 負けた方がイカせ鬼の鬼になってもいいですよ?」
おっとー? これはフラグが……。
と思っているのは俺だけで尾台さんは自信満々に胸を張っている。
「面白そうですね、俺からいいですか?」
「ん? いいよ」
体を密着させて、滑らかな額にキスして目にも頬にも……唇を押し付けていたら、尾台さんは足をもじもじさせていた。
「は、袴田くッ……しりとりは?」
弱気な瞳が見上げてきて、耳にキスをした。
少し舌を入れて、びくっと細い体がしなる。
息を吐きかけながら、
「優しくて可愛くて愛しくて、俺の事を一番に考えてくれる尾台さんが大好きだ」
低い声で言えば彼女は体を震わせて、俺の手を握ってきた。
「ほら、尾台さんの番だよ」
熱い息を漏らしながらキスしてきて、濡れた唇が言う。
「ん……だ、大好き袴田君。………にゃ!???」
「はい、なんですか」
二人で一緒に帰宅して、今日の夕飯は尾台さんがどうしても食べたい!! と言っていたコストコのラザニアだ。(こないだ連れていったら子供のようにはしゃいで非常に可愛かった)
俺も食べたかったけど、焼くのに50分かかるって言い出して、今日は止めない? って聞いたのに一回エッチしたら直でしょってスーツのまま冷蔵庫に尾台さん走っていってしまった。
いや、一回エッチしたら焼き上がったラザニア冷めるだろ、むしろ朝ご飯になるのでは? と思ったけど黙っておこう。
キッチンに追いついて、箱開かないー! ってやってる彼女の後ろから手伝ってあげる。
「なんだ! 袴田君も食べたかったんじゃないんですか!」
「尾台さんが困ってたから手伝ってるだけ」
「よし、手洗いうがいの前に先に焼いておこう!」
全く俺の話は聞かずに、オーブンにセットして尾台さんは振り返る。
「これで後は待つだけ!! いっぱい時間かかるから、何かゲームでもして待っていましょうよ」
「ゲーム? 尾台さんスマホアプリもう何か月も放置中じゃありませんでしたっけ」
眼鏡を直して聞いたら。
「だからこう、今ここでできるゲーム!」
「ふぅん?」
とりあえず尾台さんを誘導してソファーっで二人で座る。
肩に腕を回して抱き寄せて、ラザニア焼けるまで尾台さんイカせるのもいいよなあっと思って。
「イカせ鬼とかどうですか」
「何それ」
「鬼を一方的にイカせるゲーム」
「それ! ただの! 尾台! 絵夢!!!」
「なあに尾台さん、もう鬼になる気満々なの? 俺が鬼かもしれないじゃないですか」
ちょっと唇なぞっただけで目うるうるさせて、本当に尾台さんは可愛いなあ。
「そんな……だって」
「わかりましたよ、何がしたいんですか」
ちゅっと優しく触れてあげたら、尾台さんはちょっと考えて、頷いた。
「簡単なのでいきましょうよ、しりとりとか」
「なるほど」
「私、いっぱい本読んで語彙力区立図書館並みですからね!」
「あら、すごいじゃあ俺は国立図書館目指そうかな」
「なんなら? 負けた方がイカせ鬼の鬼になってもいいですよ?」
おっとー? これはフラグが……。
と思っているのは俺だけで尾台さんは自信満々に胸を張っている。
「面白そうですね、俺からいいですか?」
「ん? いいよ」
体を密着させて、滑らかな額にキスして目にも頬にも……唇を押し付けていたら、尾台さんは足をもじもじさせていた。
「は、袴田くッ……しりとりは?」
弱気な瞳が見上げてきて、耳にキスをした。
少し舌を入れて、びくっと細い体がしなる。
息を吐きかけながら、
「優しくて可愛くて愛しくて、俺の事を一番に考えてくれる尾台さんが大好きだ」
低い声で言えば彼女は体を震わせて、俺の手を握ってきた。
「ほら、尾台さんの番だよ」
熱い息を漏らしながらキスしてきて、濡れた唇が言う。
「ん……だ、大好き袴田君。………にゃ!???」
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
✽全28話完結
✽辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
✽他誌にも掲載中です。
✽2026.4/11 エブリスタ用に使用している表紙に変更しました。
→表紙はイラストをGrok タイトルをChatGPTでAI生成しています。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
藤白ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です!
https://estar.jp/novels/26513389
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
