総務の袴田君が実は肉食だった話聞く!?

おしまいの後

こちょこちょ ◎

「もう！　今日は一か月の内で一番忙しい日だって知ってるのに、歩いてる時目も合わせないで自分の事ばっかりで、それでよく総務の部長が務まるよなって尾台さんは疑問ですよ」
「すみません」
「周りが何にも見えてない、本当にそんなんでこの会社支えていく気があるのかね君は！　え？　何だっけ会長の孫なんだっけちみは、それが？　たった一人の社員に気も配れないって、そんなんじゃああ先が思いやられますね、本当に」
「申し訳ございません」
「やだやだ、さっきから謝ってばかりじゃないすか、私はね別に謝罪の言葉が欲しくてこんな狭い給湯室にちみを追いやって抗議してる訳じゃないんですよ」
「はいはい、わかりました。なでなでしてあげるからもうその文句みたいのいいですか」
「文句？！！　文句って言ったぁあ？！！　今文句って言ったでしょ。なでなでなんて誰がさせるか！　もうムカつくから家に帰ってこなくていいですよ！　袴田君なんて！！！」
「いいからいいから、じゃあこちょこちょしてあげるから」
「しなくていい、っつーのぉ！　お前に触られたくてここに」
「ほら、気持ち良くしてあげるから尾台さん首んーってして」
「やだぁ！！　絶対しなッ………」