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おしまいの後
噂の二人 ◎
非常階段に設置された喫煙所は誰かに遭遇する確率が高いので、タバコを吸うとなったら俺達は決まって屋上まで向かう。
厚い扉を開けて、高く澄み渡った秋の空を見て、深呼吸したら使えない部下が言った。
「あ! やべタバコ忘れた」
「あ? お前が一服しに行きましょって言った癖に頭一〇香かよ」
「何ですかソレ」
「長崎の銘菓、そんなのも知らないのかよ自分でググれな」
「ツッコミ難易度高すぎだから、わかんねえもんはツッコミのうちに入らないんですからね」
「はい、ほら俺のタバコやるよ」
一本咥えて、振って出してやったのに、沖田君は取ろうとしなくて。
「何? 上司のタバコはありがたく受け取るもんだろ」
「いやですよぉ、袴田さんのたばこ、まっじーんだもん! タールもキツイしオレ咽ちゃう」
「メスか」
「煙もキツイしぃ」
「タールと煙がいやならタバコなんて吸うじゃねえよクソガキ」
「こらこらこら、袴田君部下に暴言はよくないよ?」
あーあ、せっかくの休憩タイムなのに、すげー嫌な奴が来た。
この爽やかな声に正義感丸出しの仲裁はアイツしかいないのだ。
沖田君は俺には見せない笑顔で振り返る。
「あ、桐生さんお疲れ様です」
「お疲れ様沖田君、こないだは助かったよ」
「あれ? 総務部もタバコ休憩なの? 眼鏡が共鳴しちゃったね袴田君アハハ」
「してないです」
しかも、イケ好かない金髪部長付き、会話しなけりゃいいかと、背向けて一人で青空を見ながら煙を吸い込んでいた。
そういえば、前に尾台さんがいやな時は全世界をシャットアウトするって言ってて、そういうクソみたいなの止めろって言ったけど、俺のがシャットアウトしてる回数多いな。
「ああ、タバコを忘れちゃったんだね? じゃあ僕の吸う?」
「桐生さん何吸ってるんでしたっけ」
「セッター」
「うーん、セッターかあ」
「じゃあ僕の吸いますか」
「辰巳さんって」
「赤ラークです」
「赤ラーク……うーん赤ラークかぁ」
あのバカ適当に貰って気に入らなきゃ火点けて吹かしたフリしてりゃいいのに、何様のつもりで選んでんだよ。
「沖田君は何を吸ってるの」
「オレ、アイシーンです」
「そ、そっか……そういうのが好みなら僕等のは口に合わないかもね?」
「女性向けのタバコだよね」
「あれが一番スースーして好きなですよ。やっぱ取ってこよ」
と、沖田君は喫煙所を離れて、屋上の重い扉がしまった音がした。
沖田君の背中を見て桐生さんは僕らので間に合わせられなくて申し訳なかったですねえって言ってて、その返事が、綺麗な空だよねえ桐生君、宇宙が近付いて来た、どんな会話だよ、実に身のないくだらない話を奴らはしていて、いつも二本吸ってから戻るんだけど、帰ろうかななんて思っていたら。
「Don't you feel lonely? 会話に入りたいなら入ってもいいんですよ袴田君」
「I'm fine, thank you」
「せっかく気分転換しに来てるんだから、こっち向いてこっち向いて」
もう本当、こういうのすっげー嫌いー、いたよなあ学校にも一人でいる子に、もれなく積極的に声掛けてくスタイルのヤツ、あの金髪の外人部長の方はどちらかと言われたらビジネス社交辞令な感じで、俺寄りなハグレもんだった匂いすんだけど、このコイツ……これこの桐生は素でそういう人はほっとけないみたいな、皆からすげーいい奴言われる男だろうな、そして俺達好きで一人でいる人間にとってすげー面倒臭いヤツ。
とりあえず、こっち向けって言われたから振り返れば、歯を眩しく光らせながら桐生 陸は笑っていた。
「すみません、感じ悪かったですか? 俺いつも静かに休憩したいんで瞑想してました。珍しいですね、お二人がこっちでタバコ吸ってるの」
「まあ営業は出先でもタバコ吸えるし、ちょこちょこ呼ばれるから近場で済ませてるんだけど、今日はほらちょっと内密な話もあったものでね」
タバコを片手に桐生さんは少し困ったように答えて、部長はというと無風を利用して口から輪っか吹いて遊んでる。
「内密な話があるなら、尚更俺は退散しますね」
「いやいやいや、ただミーティングで話す程でもないし、でも公にべらべら話してるのもなって思っただけだよ」
「ふうん? すみません話が見えてこないです」
首を傾げれば、辰巳さんが輪を握り潰して俺の方を見た。
「良い話なんですが、アダルトの女性向け、所謂BL部門が売上好調なんですよ。会社としてはありがたいんですが、今までそこには手を出していなかったんで、本腰を入れるとなると、その方面専門の方を新たに雇用した方がいいのかなと」
「ああ、それは聞きましたよ。俺人事ですからね、こないだうちとも合わせて求人載せたじゃないですか、そのあなたの隣の桐生さんが好き勝手画像使用しよとしていて、待ったをかけましたけどね」
眼鏡直しながらニッコリ笑えば桐生さんは何のことかなって真面目な顔してんだけど、マジであの画像使うつもりだったのかよ死ねよ。
「それでね、僕の予想では寧々君みたいな女性が多く応募してくるのかなって思っていたんだけど、何と男性の方が多くてね。募集要項にちゃんとそういう内容の動画編集及び加工、制作納品等って書いてあったんだけど多数の応募がありました。で、全くそういうのに偏見はないんだけど、応募してきた方はそういう方達なのかな? って桐生君と疑問が湧きまして。もちろん差別するつもりは全くないんですが、志望動機に「良く見るので」や「過去出演した経験あり」なんて書いてあると、そういうのに興味のある女性とそういう男性ならどちらを採用した方がいいのか、とか、また部署の雰囲気も変わってくると思うので部長として悩んでいた訳ですよ。課を増やすべきか……」
「なるほど……」
その求人に関しては、総務、営業、コールセンター、開発と他部署から募集をかけていて応募総数もそれなりにあったので、中身まで見ずに、面接までの候補絞ったらこちらからメール送ります、と言ってあったんだ。
そうか、そんな所で悩んでいるのは盲点だったな。
「袴田君はどう思います?」
眼鏡を直しながら聞かれて、うーんとりあえず、どういう人が来るのか悩んでいるというなら。
「だったら後でうちの部署に来てみたらいいですよ」
「ん? どうして?」
答えようと思ったら、扉がバン!! っと開いた。
「袴田さーん!! ひどいじゃないですか! いっこっこーって中身スカスカのなにも入ってないお菓子だったんすけどぉお!」
「美味しいんだぞアレ。んじゃ俺先戻るんで後はメール送ります」
ちょうど、二本目も終わったので喫煙所を後にした。
さっきの話の理由を桐生さんにメールして仕事に戻る、新井君が相変わらず、うとうとしてるから思いっ切りくすぐって、大声で笑うよう恥ずかしめておいた。
沖田君も帰ってきて、仕事進めて昼飯食って落ち着いて来たところで、あの営業の二人が揃って総務に来た。
普段はメールでやりとりだし、でなければ桐生さんはこっちまで来るけど、辰巳さんが来る用事は滅多にない。
目的の場所に立って二人はうんうん頷いていた。
桐生さんが小さな言う。
「まさかこんな所に参考になるお二方がいるとは思いもよらなかったですね」
辰巳さんは顎に手を当ててじっと対象物を見つめて。
「これが野生のBLなんですね。妻から話には聞くものの生で見るのは初めてです」
いきなり現れた二人に、当たり前だが二人はコソコソ会話を始めた。
「おい何か見られてるぞ、何したんだよハイジ」
「知らねえよ、お前がさっき喫煙所で無礼を働いたんじゃないのか」
「お前じゃないんだから働く訳ねえだろ」
「じゃあアレなんじゃないの、お尻でも狙われてるんじゃないの?」
「お尻?! 何でお尻?!!!」
は? っと過敏になって沖田君がお尻を触れば、後ろの二人はうんうん頷いた。
「ああ、なるほど、沖田君がそういった側なようですね辰巳さん」
「勉強になるね桐生君、こうなんだろう……自然体な感じで僕はいいと思いますね」
たった数分だったけど、二人は何か得て頷いて帰って行った。
「ねえねえ袴田さん今の何なんッスか?」
「こわいー! 営業に人事異動とかオレ無理ですよ!」
ビビってる二人に眼鏡直して大丈夫だぞって笑ってやったらキモッて言われたから殴っておいた。
※線画が右響さんで塗りが真中さんなんだよ、しゅごい。
厚い扉を開けて、高く澄み渡った秋の空を見て、深呼吸したら使えない部下が言った。
「あ! やべタバコ忘れた」
「あ? お前が一服しに行きましょって言った癖に頭一〇香かよ」
「何ですかソレ」
「長崎の銘菓、そんなのも知らないのかよ自分でググれな」
「ツッコミ難易度高すぎだから、わかんねえもんはツッコミのうちに入らないんですからね」
「はい、ほら俺のタバコやるよ」
一本咥えて、振って出してやったのに、沖田君は取ろうとしなくて。
「何? 上司のタバコはありがたく受け取るもんだろ」
「いやですよぉ、袴田さんのたばこ、まっじーんだもん! タールもキツイしオレ咽ちゃう」
「メスか」
「煙もキツイしぃ」
「タールと煙がいやならタバコなんて吸うじゃねえよクソガキ」
「こらこらこら、袴田君部下に暴言はよくないよ?」
あーあ、せっかくの休憩タイムなのに、すげー嫌な奴が来た。
この爽やかな声に正義感丸出しの仲裁はアイツしかいないのだ。
沖田君は俺には見せない笑顔で振り返る。
「あ、桐生さんお疲れ様です」
「お疲れ様沖田君、こないだは助かったよ」
「あれ? 総務部もタバコ休憩なの? 眼鏡が共鳴しちゃったね袴田君アハハ」
「してないです」
しかも、イケ好かない金髪部長付き、会話しなけりゃいいかと、背向けて一人で青空を見ながら煙を吸い込んでいた。
そういえば、前に尾台さんがいやな時は全世界をシャットアウトするって言ってて、そういうクソみたいなの止めろって言ったけど、俺のがシャットアウトしてる回数多いな。
「ああ、タバコを忘れちゃったんだね? じゃあ僕の吸う?」
「桐生さん何吸ってるんでしたっけ」
「セッター」
「うーん、セッターかあ」
「じゃあ僕の吸いますか」
「辰巳さんって」
「赤ラークです」
「赤ラーク……うーん赤ラークかぁ」
あのバカ適当に貰って気に入らなきゃ火点けて吹かしたフリしてりゃいいのに、何様のつもりで選んでんだよ。
「沖田君は何を吸ってるの」
「オレ、アイシーンです」
「そ、そっか……そういうのが好みなら僕等のは口に合わないかもね?」
「女性向けのタバコだよね」
「あれが一番スースーして好きなですよ。やっぱ取ってこよ」
と、沖田君は喫煙所を離れて、屋上の重い扉がしまった音がした。
沖田君の背中を見て桐生さんは僕らので間に合わせられなくて申し訳なかったですねえって言ってて、その返事が、綺麗な空だよねえ桐生君、宇宙が近付いて来た、どんな会話だよ、実に身のないくだらない話を奴らはしていて、いつも二本吸ってから戻るんだけど、帰ろうかななんて思っていたら。
「Don't you feel lonely? 会話に入りたいなら入ってもいいんですよ袴田君」
「I'm fine, thank you」
「せっかく気分転換しに来てるんだから、こっち向いてこっち向いて」
もう本当、こういうのすっげー嫌いー、いたよなあ学校にも一人でいる子に、もれなく積極的に声掛けてくスタイルのヤツ、あの金髪の外人部長の方はどちらかと言われたらビジネス社交辞令な感じで、俺寄りなハグレもんだった匂いすんだけど、このコイツ……これこの桐生は素でそういう人はほっとけないみたいな、皆からすげーいい奴言われる男だろうな、そして俺達好きで一人でいる人間にとってすげー面倒臭いヤツ。
とりあえず、こっち向けって言われたから振り返れば、歯を眩しく光らせながら桐生 陸は笑っていた。
「すみません、感じ悪かったですか? 俺いつも静かに休憩したいんで瞑想してました。珍しいですね、お二人がこっちでタバコ吸ってるの」
「まあ営業は出先でもタバコ吸えるし、ちょこちょこ呼ばれるから近場で済ませてるんだけど、今日はほらちょっと内密な話もあったものでね」
タバコを片手に桐生さんは少し困ったように答えて、部長はというと無風を利用して口から輪っか吹いて遊んでる。
「内密な話があるなら、尚更俺は退散しますね」
「いやいやいや、ただミーティングで話す程でもないし、でも公にべらべら話してるのもなって思っただけだよ」
「ふうん? すみません話が見えてこないです」
首を傾げれば、辰巳さんが輪を握り潰して俺の方を見た。
「良い話なんですが、アダルトの女性向け、所謂BL部門が売上好調なんですよ。会社としてはありがたいんですが、今までそこには手を出していなかったんで、本腰を入れるとなると、その方面専門の方を新たに雇用した方がいいのかなと」
「ああ、それは聞きましたよ。俺人事ですからね、こないだうちとも合わせて求人載せたじゃないですか、そのあなたの隣の桐生さんが好き勝手画像使用しよとしていて、待ったをかけましたけどね」
眼鏡直しながらニッコリ笑えば桐生さんは何のことかなって真面目な顔してんだけど、マジであの画像使うつもりだったのかよ死ねよ。
「それでね、僕の予想では寧々君みたいな女性が多く応募してくるのかなって思っていたんだけど、何と男性の方が多くてね。募集要項にちゃんとそういう内容の動画編集及び加工、制作納品等って書いてあったんだけど多数の応募がありました。で、全くそういうのに偏見はないんだけど、応募してきた方はそういう方達なのかな? って桐生君と疑問が湧きまして。もちろん差別するつもりは全くないんですが、志望動機に「良く見るので」や「過去出演した経験あり」なんて書いてあると、そういうのに興味のある女性とそういう男性ならどちらを採用した方がいいのか、とか、また部署の雰囲気も変わってくると思うので部長として悩んでいた訳ですよ。課を増やすべきか……」
「なるほど……」
その求人に関しては、総務、営業、コールセンター、開発と他部署から募集をかけていて応募総数もそれなりにあったので、中身まで見ずに、面接までの候補絞ったらこちらからメール送ります、と言ってあったんだ。
そうか、そんな所で悩んでいるのは盲点だったな。
「袴田君はどう思います?」
眼鏡を直しながら聞かれて、うーんとりあえず、どういう人が来るのか悩んでいるというなら。
「だったら後でうちの部署に来てみたらいいですよ」
「ん? どうして?」
答えようと思ったら、扉がバン!! っと開いた。
「袴田さーん!! ひどいじゃないですか! いっこっこーって中身スカスカのなにも入ってないお菓子だったんすけどぉお!」
「美味しいんだぞアレ。んじゃ俺先戻るんで後はメール送ります」
ちょうど、二本目も終わったので喫煙所を後にした。
さっきの話の理由を桐生さんにメールして仕事に戻る、新井君が相変わらず、うとうとしてるから思いっ切りくすぐって、大声で笑うよう恥ずかしめておいた。
沖田君も帰ってきて、仕事進めて昼飯食って落ち着いて来たところで、あの営業の二人が揃って総務に来た。
普段はメールでやりとりだし、でなければ桐生さんはこっちまで来るけど、辰巳さんが来る用事は滅多にない。
目的の場所に立って二人はうんうん頷いていた。
桐生さんが小さな言う。
「まさかこんな所に参考になるお二方がいるとは思いもよらなかったですね」
辰巳さんは顎に手を当ててじっと対象物を見つめて。
「これが野生のBLなんですね。妻から話には聞くものの生で見るのは初めてです」
いきなり現れた二人に、当たり前だが二人はコソコソ会話を始めた。
「おい何か見られてるぞ、何したんだよハイジ」
「知らねえよ、お前がさっき喫煙所で無礼を働いたんじゃないのか」
「お前じゃないんだから働く訳ねえだろ」
「じゃあアレなんじゃないの、お尻でも狙われてるんじゃないの?」
「お尻?! 何でお尻?!!!」
は? っと過敏になって沖田君がお尻を触れば、後ろの二人はうんうん頷いた。
「ああ、なるほど、沖田君がそういった側なようですね辰巳さん」
「勉強になるね桐生君、こうなんだろう……自然体な感じで僕はいいと思いますね」
たった数分だったけど、二人は何か得て頷いて帰って行った。
「ねえねえ袴田さん今の何なんッスか?」
「こわいー! 営業に人事異動とかオレ無理ですよ!」
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