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おしまいの後
その日暮らしのエムエッティ
とってもパラレルなお話しなので、閲覧は自己責任でお願いします。
朝起きたらいつもは胸の所で丸まってる尾台さんがいなかった、腕には抜け殻のようにパジャマだけが置かれていて、でも少しばかり温もりが残っている。
あれ? 可笑しいな、昨日も自力じゃ起きられなくなるくらい堕としたはずだったのに、と思い出して、でもまずは眼鏡を掛けようとサイドテーブルに手を伸ばしたら。
「にゃ」
と小さな声が聞こえて、
「ん? 尾台さん?」
その声は俺が聞き間違えるはずのない彼女の声なのに姿がない。
「おはよー袴田君」
「え、尾台さんどこですか」
近くから聞こえるのに、透明人間にでもなったのか、上半身起こして辺りを見渡したら。
「ここ! ここ袴田君」
「…………!!」
サイドテーブルで何か動いて、そこには眼鏡より少し大きいサイズの尾台さん? がいて俺の眼鏡拭いてる、服がないのか猫のハンカチをバスタオルのように体に巻いて、笑顔はあの、いつもの抱きしめたくなる笑顔なんだけど。
「なんですか、どうしたんですか、どういう事態ですか」
「わかんないですよー私も朝起きたらこの体になっていたので」
どういう事だって色んな角度から尾台さんを観察しても答えはでないのだが、尾台さんは俺と違って、大分前からこの姿になってるのか落ち着いた様子で眼鏡を持ち上げると、はい袴田君綺麗綺麗したよって差し出してくる。
「ありがとうございます」
「いえいえ、お腹空いたね」
えへーってだらしなく笑われて、嘘だろ……普段のままでも可愛いのにこの小さい尾台さん可愛さが8000倍位増されてて家に閉じ込めたい。
いや、もうそれは既にしてるけど、ちょっと情けない程にだらしない顔してそうなので顔を手で隠しておいた。
だって、小さくなって一番にする事が俺の眼鏡拭くって可愛すぎないか、目覚まし時計のガラスに映る自分を見て前髪直してこっち向いて。
「ご飯食べよ! 昨日作ったピザ冷蔵庫に入ってるから、チンして下さい」
「はい、分かりました」
手を出したら、躊躇なく乗って来て、当たり前だけど、軽い! 両手で目の高さまで持ち上げて怖いよー高いよーって親指にしがみ付いてる尾台さん、もうどうしたらいいの?!!
「SEXがしたいです!!」
「無理だよお、もう本当何で直ぐにそれ?」
だってこの溢れ出る感情はどうしたらいいんだよ、小さな尾台さん目の前に震えてたら、尾台さんはよいっしょって立ち上がって、親指に掴まりながら体をこっちに伸ばしてきた。
「はい袴田君、おはようの、ちゅう」
「ッ!!」
上唇の先に小さな小さな唇が触れて、正直勃ったし、顔を離して恥ずかしそうに首を傾げる尾台さん常識を越えた愛しさだった。
「このまま手で運んだ方がいいですかね、肩? どこに乗りたいですか」
「もじゃもじゃ」
俺的には肩が良かっただけど、彼女が言うなら仕方ない、と頭に乗せてあげる。
「袴田君の癖毛大好きだったけど、まさか乗れるなんて思わなかったやー!! 袴田君の目線たかーい!」
「俺もこんなアニメみたいな事が実際に起こるなんて驚きです」
キッチンについて、ピザどれくらい食べるんだろうって思いながら温めてその間に紅茶も作る、尾台さん朝はミルクをたっぷり入れるので、少し濃い目に作るんだけど、どれくらい飲むんだろう。
テーブルに降ろしてあげたら、花瓶に走っていっておっきーお花ぁって花弄ってて、うっわ、すっげー写真撮りたい。
ピザをキッチンバサミで切って、紅茶はお猪口に入れて切ったヤクルトのストローが役に立った。
小さいだけで、尾台さんはいつもと変わらなくて、食べ終わって口拭いてって両手広げて待ってるのが非常に萌えた。
が、そのハンカチ巻いてるのが、どうにかならんかな、と思ったら。
「あ、そっか」
「どうしたんですか袴田君眼鏡キラってして」
イイコト思い出したと、尾台さん頭に乗せて、リビング飾られているアクリルケースの前に立った。
「どれが着たいですか尾台さん」
「おーそうか! ラブリス!!」
ケースの中にはフィギュアが並んでいて、尾台さんのお姉さんが作った洋服を着ている人形もいくつか置かれていた。
「もちろん俺的にはラブリス着て欲しいですけど、そうすると直視できなくなってしまうので」
「そうですねえ、とりあえずこの着やすそうなワンピースでいいです?」
フィギュアの服を脱がして、着せてあげて、わあピッタリ! って尾台さんはテーブルの上で一回転して真っ赤なワンピースのスカートがふわりと揺れた。
それで、もう我慢できなくなって、俺は寝室に走る。
クローゼットを開けて相棒を取り出して、またリビングに戻ると、花瓶の中の花を一輪彼女に持たせた、そして手に馴染んだカメラを構える。
「え、な、何? お写真撮るの?」
「そうですよ! もう可愛くて、これは後世に残さねばなるまいと全俺が叫んでます」
「恥ずかしいよお」
「ほら、笑って尾台さん、視線こっちに下さい」
「しょうがないなあ」
被写体に妖精を捕らえて、何度もシャッターを切った、どれも可愛くて、また俺のにゃんにゃんさんフォルダーが増えるな、素晴らしい!!
それで、朝の時間は過ぎ去って、俺は慌ててスーツに袖を通した。
で、尾台さんは会社はどうしますか、と言ったら尾台さんは俺の腕時計をどうぞ、と持ち上げながら首を傾げる。
「え? 普通に行きますけど」
「行くんですか」
「行くよー別に体調悪い訳じゃないし」
「体長悪いでしょ」
「仕事できなくても指示は出せるし、何とかなるよ」
「でも俺、その姿誰にも見せたくないんですが」
「どうして」
「可愛いからですよ!!!!!!」
「ああ」
また始まったーって尾台さんは俺の忠告を無視して、お、ここ入れそうってジャケットのポケットに入ってきて、小さな尾台さんと出勤する事になるんだけど、それはまた別の話。
ちなみに、スマホ上でピョンピョンしてて、何してるのかと思ったらメール送っていたの凄く愛らしかった。
朝起きたらいつもは胸の所で丸まってる尾台さんがいなかった、腕には抜け殻のようにパジャマだけが置かれていて、でも少しばかり温もりが残っている。
あれ? 可笑しいな、昨日も自力じゃ起きられなくなるくらい堕としたはずだったのに、と思い出して、でもまずは眼鏡を掛けようとサイドテーブルに手を伸ばしたら。
「にゃ」
と小さな声が聞こえて、
「ん? 尾台さん?」
その声は俺が聞き間違えるはずのない彼女の声なのに姿がない。
「おはよー袴田君」
「え、尾台さんどこですか」
近くから聞こえるのに、透明人間にでもなったのか、上半身起こして辺りを見渡したら。
「ここ! ここ袴田君」
「…………!!」
サイドテーブルで何か動いて、そこには眼鏡より少し大きいサイズの尾台さん? がいて俺の眼鏡拭いてる、服がないのか猫のハンカチをバスタオルのように体に巻いて、笑顔はあの、いつもの抱きしめたくなる笑顔なんだけど。
「なんですか、どうしたんですか、どういう事態ですか」
「わかんないですよー私も朝起きたらこの体になっていたので」
どういう事だって色んな角度から尾台さんを観察しても答えはでないのだが、尾台さんは俺と違って、大分前からこの姿になってるのか落ち着いた様子で眼鏡を持ち上げると、はい袴田君綺麗綺麗したよって差し出してくる。
「ありがとうございます」
「いえいえ、お腹空いたね」
えへーってだらしなく笑われて、嘘だろ……普段のままでも可愛いのにこの小さい尾台さん可愛さが8000倍位増されてて家に閉じ込めたい。
いや、もうそれは既にしてるけど、ちょっと情けない程にだらしない顔してそうなので顔を手で隠しておいた。
だって、小さくなって一番にする事が俺の眼鏡拭くって可愛すぎないか、目覚まし時計のガラスに映る自分を見て前髪直してこっち向いて。
「ご飯食べよ! 昨日作ったピザ冷蔵庫に入ってるから、チンして下さい」
「はい、分かりました」
手を出したら、躊躇なく乗って来て、当たり前だけど、軽い! 両手で目の高さまで持ち上げて怖いよー高いよーって親指にしがみ付いてる尾台さん、もうどうしたらいいの?!!
「SEXがしたいです!!」
「無理だよお、もう本当何で直ぐにそれ?」
だってこの溢れ出る感情はどうしたらいいんだよ、小さな尾台さん目の前に震えてたら、尾台さんはよいっしょって立ち上がって、親指に掴まりながら体をこっちに伸ばしてきた。
「はい袴田君、おはようの、ちゅう」
「ッ!!」
上唇の先に小さな小さな唇が触れて、正直勃ったし、顔を離して恥ずかしそうに首を傾げる尾台さん常識を越えた愛しさだった。
「このまま手で運んだ方がいいですかね、肩? どこに乗りたいですか」
「もじゃもじゃ」
俺的には肩が良かっただけど、彼女が言うなら仕方ない、と頭に乗せてあげる。
「袴田君の癖毛大好きだったけど、まさか乗れるなんて思わなかったやー!! 袴田君の目線たかーい!」
「俺もこんなアニメみたいな事が実際に起こるなんて驚きです」
キッチンについて、ピザどれくらい食べるんだろうって思いながら温めてその間に紅茶も作る、尾台さん朝はミルクをたっぷり入れるので、少し濃い目に作るんだけど、どれくらい飲むんだろう。
テーブルに降ろしてあげたら、花瓶に走っていっておっきーお花ぁって花弄ってて、うっわ、すっげー写真撮りたい。
ピザをキッチンバサミで切って、紅茶はお猪口に入れて切ったヤクルトのストローが役に立った。
小さいだけで、尾台さんはいつもと変わらなくて、食べ終わって口拭いてって両手広げて待ってるのが非常に萌えた。
が、そのハンカチ巻いてるのが、どうにかならんかな、と思ったら。
「あ、そっか」
「どうしたんですか袴田君眼鏡キラってして」
イイコト思い出したと、尾台さん頭に乗せて、リビング飾られているアクリルケースの前に立った。
「どれが着たいですか尾台さん」
「おーそうか! ラブリス!!」
ケースの中にはフィギュアが並んでいて、尾台さんのお姉さんが作った洋服を着ている人形もいくつか置かれていた。
「もちろん俺的にはラブリス着て欲しいですけど、そうすると直視できなくなってしまうので」
「そうですねえ、とりあえずこの着やすそうなワンピースでいいです?」
フィギュアの服を脱がして、着せてあげて、わあピッタリ! って尾台さんはテーブルの上で一回転して真っ赤なワンピースのスカートがふわりと揺れた。
それで、もう我慢できなくなって、俺は寝室に走る。
クローゼットを開けて相棒を取り出して、またリビングに戻ると、花瓶の中の花を一輪彼女に持たせた、そして手に馴染んだカメラを構える。
「え、な、何? お写真撮るの?」
「そうですよ! もう可愛くて、これは後世に残さねばなるまいと全俺が叫んでます」
「恥ずかしいよお」
「ほら、笑って尾台さん、視線こっちに下さい」
「しょうがないなあ」
被写体に妖精を捕らえて、何度もシャッターを切った、どれも可愛くて、また俺のにゃんにゃんさんフォルダーが増えるな、素晴らしい!!
それで、朝の時間は過ぎ去って、俺は慌ててスーツに袖を通した。
で、尾台さんは会社はどうしますか、と言ったら尾台さんは俺の腕時計をどうぞ、と持ち上げながら首を傾げる。
「え? 普通に行きますけど」
「行くんですか」
「行くよー別に体調悪い訳じゃないし」
「体長悪いでしょ」
「仕事できなくても指示は出せるし、何とかなるよ」
「でも俺、その姿誰にも見せたくないんですが」
「どうして」
「可愛いからですよ!!!!!!」
「ああ」
また始まったーって尾台さんは俺の忠告を無視して、お、ここ入れそうってジャケットのポケットに入ってきて、小さな尾台さんと出勤する事になるんだけど、それはまた別の話。
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