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おしまいの後
隣のえったん
更衣室近くの一階トイレ、用を済ませて洗面台で手を洗う。
【久瀬 恵】と書かれたネームプレートが濡れるのが嫌だから肩に置いて、咥えてたハンカチで手を拭う、顎にかかる金色のボブカットを耳に掛けた。
鏡に向かって前髪を整える、アイメイクはマツエクしてるから弄る必要なし、少しパウダーで抑えて、色付きのリップがはみ出てないか確認する。
柄にもなく、少し笑ってみた、私ってばそこそこ可愛いと思うけど、合コンでも最後に冷めた一言放っちゃうから結局モテなんだよなって耳に掛けた金髪を戻す。
戻したら、隣で手を洗っていた受け付けちゃん達が言った。
「親がさーまだいい人いないのかってうるさくて」
「うちもーそういう年かね? 最近ウザさ5割増だわ」
「お前等の子供がそう簡単に結婚できる訳ないっつーの」
「わかるー」
水はねも気にしないで洗った手を乱暴に振るって、ハンカチがないのかそのままスカートで手を拭いてる。
一瞬目が合って、ニコってしておけば彼女達は返事もせずにトイレを出て行った。
扉が閉まる間際に小さな声で。
「何あの金髪」
「営業事務のアルバイトでしょ?」
「バイトかーああ、八方美ッチの子分ね」
「そうそう」
「あちこち良い顔して男騙してたらしいよ?」
「聞いた聞いた、営業トップに開発に最後は本社の総務に媚びりまくりでしょ」
「枕営業事務員かよ」
最後は聞こえるような音量だった。
ほうそっか、八方美人+ビッチ=尾台 絵夢(八方美ッチ)の私は子分らしい。
いいよいいよ、言っとけ言っとけ。悪口ってのはさ、そういうもんよ。知らない人ほど、勝手な噂流して悪く言う。そう、何も知らないから悪く言えるの。僻み妬み嫉み、醜いったらみっともない。
そんでそういうバカは真実を知ってもまた何かあら探して言うんだから気にしないに限る。自分達の欲求不満のはけ口にしてるだけなんだから言い返す必要ナッシ!
そんで手前の不始末も親のせいにしてればいいわ。
よかったね、失敗も不備も不満も全部人のせいにできて。
まあ、色んな人生があって当たり前、今日より明日は明るいって心に決めて皆で元気に生きていきましょう! ほらだって明日って日は明るいって書くしね。
なんて、ちょっともやもやした自分に喝を入れていたらトイレから出た瞬間に我が親分様が走って来たのですよ。
「めぐちゃーん」
「ん?」
見知らぬ花柄のハンカチをパタパタ振ってる。
私の目の前で足を止めると間に合わなかったかーって膝叩いて残念がってる。
「ごめんね? 気が付くのが遅くて」
「何が?」
「ほらこれ、めぐちゃんのハンカチでしょ? 席の後ろに落ちてたから」
これこれ! って差し出してくるけど、
「いや、これ私のじゃないし」
「ですよね!!!!」
知ってた知ってた、って誤魔化してるけど、息切らしてよろよろしてるよ。肘出してあげたらありがとーって腕組んできて私に寄りかかりながら歩いてんだけどさ。
「え? まさか本当にこのハンカチ渡す為だけに走って来たの? 一階まで?!」
「いや、走ってないッスよ」
ふぅーって顔扇ぎながら誰のかも分からないハンカチで汗拭ってるよ、うちのエレベーター直ぐ来ないし、きっと私がトイレって席立って、その持ってるハンカチが近くに落ちてて私のだって勘違いしてここまで走ってきたんだろうなーって想像つく。
【あれ? これめぐちゃんのハンカチじゃない? ヒャダ! お手て拭けないじゃん!】
とか慌ててる所目に浮かぶわ、もれなくその隣で眼鏡のモブキャラが「私が行きましょうか」って言って、ここは任せてって走って来たのだろう。
ご覧ください。
これが八方美ッチの正体です。
何この人、いい人過ぎて距離置きたいわ。
シラケながら見てたらえったんは急に大きな声をあげて。
「あ!! やだ! 間違えて汗拭いちゃったから洗ってから忘れ物で申請しないと」
「はあ? いいじゃん、そんなのパッと渡しちゃえば」
「ダメでしょ、むしろ一階床の落ちてたんだし洗ってから返してあげた方が……」
「いやいや、自分がハンカチ落としてそれが手に戻ったら、洗濯してから使うっしょ」
「ああ……うーん、そっか……でも私の気持ち的に……」
「めんどくさビッチ!!」
「何でよ! 私、袴田君としか付き合ってないから、ビッチにはならなくない!?!」
「いや、もう何かイラッときたから悪いとこ探させろや」
イラッとだと……?! とえったんは不思議な顔してて、仰る通りですよ。イラッとじゃないけど、この絵に書いたようヒロインみたいな性格ヤバすぎるでしょって話。
はーーでもそうね? だから可愛くたって私は脇役なんだなって世の中上手くできてるわ。
こんな人が隣にいて、私が主人公な訳ない。でも居心地がいい、そう、主人公の近くってきっと居心地がいいんだ。
困ってるハンカチ取って拭ききれてない汗抑えてあげたら、また「ありがとー」って無防備に笑ってる、「鼻毛出てるよ」って言ったらピーピ―喚きだしたわ、忙しい親分様だな。
幸せって何だろうってたくさん考えた。
それは道理を知る前から、お母さんがいつになったら幸せになれるのって言ってたから、その答えを知りたかった。
日にちも、曜日も、時間も、季節も知らない、自分の名前も上手に言えない私に彼女は毎日問いかけていた。
私はお母さんと一緒にいるのが好きだったんだけど、お母さんは私と一緒にいても幸せにはなれないみたい。
どこにいても不安だった、好きな人ができても、優しい両親ができても、学歴を手に入れても、お金があっても……。
そっか、幸せって自分が生み出すものなんだなって、ある日気付いた。
そう、気付いた。
この隣で、ハンカチ洗う時に柔軟剤使うのか使わないのか悩んでる上司のおかげで。
えったんといると私の心が安定する。えったんがお泊りした日は夢見ない程に深く眠れた。
「いや、待てよ……? 今スメハラって柔軟剤の匂いが嫌いな人もい……」
「だったら水洗いでもして、そのまま袴田君に渡せば? めんどくさなもう!」
「いや、そこはちゃんと出社してから総務に渡すよ! 同じ家に住んでるから、はいって渡すなんてなんかずるい感じするし!」
「…………」
真面目かって言いたいけど、もういいわ。
んで、席ついて午後の仕事がスタート、一時間位だったかな、桐生さんが来たのだ。
「ねえ尾台花柄のハンカチ見なかった?」
「え?」
「僕どっかに落としちゃってさ、ポケットに入れてたメモリ―出すついでに落としたのかなって、他あたったんだけどなくて最後はここだけ」
「ああああ! あれ桐生さんのだったですね。良かった、先に落とし主が見つかって! 私が預かってますので、洗ってお返ししますよ」
「ん? いや、洗わなくていいよ返してくれる?」
「ダメダメ! あの……だめです! 洗ってから」
「手間かけなくていいよ」
「いや、あの……だってその」
「何? どこにあるの?」
「どこにもないです!」
ってえったんダメダメってしてて、その隣の眼鏡の事務員は白人部長見つめててこっち無視。
はああ
悩むなあ、だって……このまま見てるの面白いし…………。
桐生さんは困ったように首を傾げて。
「ダメな理由は何?」
「あッ…………えっと、ちょっとその……すみません、桐生さんのハンカチで…………その汗拭いてしまって」
「誰の?」
「え? わ、私の……」
「………………………………………………………………気にしないから返して」
間ッ!!! 何だよその間、気にしないじゃなくて、ご褒美位に思ってそうだな、その間ッ!
そしたら、背後からコツコツ音がして、
「いや~暑いですねえ」
って総務の人が登場した、お前が空調整備してくれたから全く暑くない丁度いい温度の社内で首のボタン外してネクタイ緩めると、えったんが後ろ手に隠していたハンカチを掴んで襟元に突っ込んだ。
「なッ!?!」
袴田君は冷めた顔でゴシゴシ脇拭いて、スッと襟からハンカチを出した。桐生さんにハンカチを向けて。
「すみません桐生さん。ストレスを感じて放出された俺の脇の汁が大量についてしまったのでクリーニングに出してからお返しします」
「ありがとう、悪いね」
「いえいえ」
えったんには眼鏡クイッてして、目線だけ送って踵を返し風のように去っていく。
桐生さんの肘の所引っ張って見上げた。
「課長~ちょっとココアでも飲みたい気分なんでいきませんか」
「仕方ないから作ってあげるよ」
そんな悲しい顔されたら、周りが気を使うじゃん。仕方ないから話聞いてあげましょうかね。
※袴田君の第四話が公開中です。
https://www.alphapolis.co.jp/manga/official/809000362/4694
【久瀬 恵】と書かれたネームプレートが濡れるのが嫌だから肩に置いて、咥えてたハンカチで手を拭う、顎にかかる金色のボブカットを耳に掛けた。
鏡に向かって前髪を整える、アイメイクはマツエクしてるから弄る必要なし、少しパウダーで抑えて、色付きのリップがはみ出てないか確認する。
柄にもなく、少し笑ってみた、私ってばそこそこ可愛いと思うけど、合コンでも最後に冷めた一言放っちゃうから結局モテなんだよなって耳に掛けた金髪を戻す。
戻したら、隣で手を洗っていた受け付けちゃん達が言った。
「親がさーまだいい人いないのかってうるさくて」
「うちもーそういう年かね? 最近ウザさ5割増だわ」
「お前等の子供がそう簡単に結婚できる訳ないっつーの」
「わかるー」
水はねも気にしないで洗った手を乱暴に振るって、ハンカチがないのかそのままスカートで手を拭いてる。
一瞬目が合って、ニコってしておけば彼女達は返事もせずにトイレを出て行った。
扉が閉まる間際に小さな声で。
「何あの金髪」
「営業事務のアルバイトでしょ?」
「バイトかーああ、八方美ッチの子分ね」
「そうそう」
「あちこち良い顔して男騙してたらしいよ?」
「聞いた聞いた、営業トップに開発に最後は本社の総務に媚びりまくりでしょ」
「枕営業事務員かよ」
最後は聞こえるような音量だった。
ほうそっか、八方美人+ビッチ=尾台 絵夢(八方美ッチ)の私は子分らしい。
いいよいいよ、言っとけ言っとけ。悪口ってのはさ、そういうもんよ。知らない人ほど、勝手な噂流して悪く言う。そう、何も知らないから悪く言えるの。僻み妬み嫉み、醜いったらみっともない。
そんでそういうバカは真実を知ってもまた何かあら探して言うんだから気にしないに限る。自分達の欲求不満のはけ口にしてるだけなんだから言い返す必要ナッシ!
そんで手前の不始末も親のせいにしてればいいわ。
よかったね、失敗も不備も不満も全部人のせいにできて。
まあ、色んな人生があって当たり前、今日より明日は明るいって心に決めて皆で元気に生きていきましょう! ほらだって明日って日は明るいって書くしね。
なんて、ちょっともやもやした自分に喝を入れていたらトイレから出た瞬間に我が親分様が走って来たのですよ。
「めぐちゃーん」
「ん?」
見知らぬ花柄のハンカチをパタパタ振ってる。
私の目の前で足を止めると間に合わなかったかーって膝叩いて残念がってる。
「ごめんね? 気が付くのが遅くて」
「何が?」
「ほらこれ、めぐちゃんのハンカチでしょ? 席の後ろに落ちてたから」
これこれ! って差し出してくるけど、
「いや、これ私のじゃないし」
「ですよね!!!!」
知ってた知ってた、って誤魔化してるけど、息切らしてよろよろしてるよ。肘出してあげたらありがとーって腕組んできて私に寄りかかりながら歩いてんだけどさ。
「え? まさか本当にこのハンカチ渡す為だけに走って来たの? 一階まで?!」
「いや、走ってないッスよ」
ふぅーって顔扇ぎながら誰のかも分からないハンカチで汗拭ってるよ、うちのエレベーター直ぐ来ないし、きっと私がトイレって席立って、その持ってるハンカチが近くに落ちてて私のだって勘違いしてここまで走ってきたんだろうなーって想像つく。
【あれ? これめぐちゃんのハンカチじゃない? ヒャダ! お手て拭けないじゃん!】
とか慌ててる所目に浮かぶわ、もれなくその隣で眼鏡のモブキャラが「私が行きましょうか」って言って、ここは任せてって走って来たのだろう。
ご覧ください。
これが八方美ッチの正体です。
何この人、いい人過ぎて距離置きたいわ。
シラケながら見てたらえったんは急に大きな声をあげて。
「あ!! やだ! 間違えて汗拭いちゃったから洗ってから忘れ物で申請しないと」
「はあ? いいじゃん、そんなのパッと渡しちゃえば」
「ダメでしょ、むしろ一階床の落ちてたんだし洗ってから返してあげた方が……」
「いやいや、自分がハンカチ落としてそれが手に戻ったら、洗濯してから使うっしょ」
「ああ……うーん、そっか……でも私の気持ち的に……」
「めんどくさビッチ!!」
「何でよ! 私、袴田君としか付き合ってないから、ビッチにはならなくない!?!」
「いや、もう何かイラッときたから悪いとこ探させろや」
イラッとだと……?! とえったんは不思議な顔してて、仰る通りですよ。イラッとじゃないけど、この絵に書いたようヒロインみたいな性格ヤバすぎるでしょって話。
はーーでもそうね? だから可愛くたって私は脇役なんだなって世の中上手くできてるわ。
こんな人が隣にいて、私が主人公な訳ない。でも居心地がいい、そう、主人公の近くってきっと居心地がいいんだ。
困ってるハンカチ取って拭ききれてない汗抑えてあげたら、また「ありがとー」って無防備に笑ってる、「鼻毛出てるよ」って言ったらピーピ―喚きだしたわ、忙しい親分様だな。
幸せって何だろうってたくさん考えた。
それは道理を知る前から、お母さんがいつになったら幸せになれるのって言ってたから、その答えを知りたかった。
日にちも、曜日も、時間も、季節も知らない、自分の名前も上手に言えない私に彼女は毎日問いかけていた。
私はお母さんと一緒にいるのが好きだったんだけど、お母さんは私と一緒にいても幸せにはなれないみたい。
どこにいても不安だった、好きな人ができても、優しい両親ができても、学歴を手に入れても、お金があっても……。
そっか、幸せって自分が生み出すものなんだなって、ある日気付いた。
そう、気付いた。
この隣で、ハンカチ洗う時に柔軟剤使うのか使わないのか悩んでる上司のおかげで。
えったんといると私の心が安定する。えったんがお泊りした日は夢見ない程に深く眠れた。
「いや、待てよ……? 今スメハラって柔軟剤の匂いが嫌いな人もい……」
「だったら水洗いでもして、そのまま袴田君に渡せば? めんどくさなもう!」
「いや、そこはちゃんと出社してから総務に渡すよ! 同じ家に住んでるから、はいって渡すなんてなんかずるい感じするし!」
「…………」
真面目かって言いたいけど、もういいわ。
んで、席ついて午後の仕事がスタート、一時間位だったかな、桐生さんが来たのだ。
「ねえ尾台花柄のハンカチ見なかった?」
「え?」
「僕どっかに落としちゃってさ、ポケットに入れてたメモリ―出すついでに落としたのかなって、他あたったんだけどなくて最後はここだけ」
「ああああ! あれ桐生さんのだったですね。良かった、先に落とし主が見つかって! 私が預かってますので、洗ってお返ししますよ」
「ん? いや、洗わなくていいよ返してくれる?」
「ダメダメ! あの……だめです! 洗ってから」
「手間かけなくていいよ」
「いや、あの……だってその」
「何? どこにあるの?」
「どこにもないです!」
ってえったんダメダメってしてて、その隣の眼鏡の事務員は白人部長見つめててこっち無視。
はああ
悩むなあ、だって……このまま見てるの面白いし…………。
桐生さんは困ったように首を傾げて。
「ダメな理由は何?」
「あッ…………えっと、ちょっとその……すみません、桐生さんのハンカチで…………その汗拭いてしまって」
「誰の?」
「え? わ、私の……」
「………………………………………………………………気にしないから返して」
間ッ!!! 何だよその間、気にしないじゃなくて、ご褒美位に思ってそうだな、その間ッ!
そしたら、背後からコツコツ音がして、
「いや~暑いですねえ」
って総務の人が登場した、お前が空調整備してくれたから全く暑くない丁度いい温度の社内で首のボタン外してネクタイ緩めると、えったんが後ろ手に隠していたハンカチを掴んで襟元に突っ込んだ。
「なッ!?!」
袴田君は冷めた顔でゴシゴシ脇拭いて、スッと襟からハンカチを出した。桐生さんにハンカチを向けて。
「すみません桐生さん。ストレスを感じて放出された俺の脇の汁が大量についてしまったのでクリーニングに出してからお返しします」
「ありがとう、悪いね」
「いえいえ」
えったんには眼鏡クイッてして、目線だけ送って踵を返し風のように去っていく。
桐生さんの肘の所引っ張って見上げた。
「課長~ちょっとココアでも飲みたい気分なんでいきませんか」
「仕方ないから作ってあげるよ」
そんな悲しい顔されたら、周りが気を使うじゃん。仕方ないから話聞いてあげましょうかね。
※袴田君の第四話が公開中です。
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