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そうゆー事
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「え? え? ええ? 何これ動かない、フリーズ? ハングアップ??」
「たっつん落ち着いて、動画撮ったん?」
「え? 動画? 何で? え? 撮ってないよ」
「そっかじゃあ発生手順覚えてる? オレんとこでも発生するか、とりあえず再現取ろうか」
僕ちゃんってばコレすげーテンパっちゃってるよね。
だ、だってマスターアップ直前って言われてたし、何かゲーム壊しちゃったみたいで怖いよ!!
「何コレどうしよう、早く熊ちゃん呼ばなきゃ!」
「うん、それは呼ぶけど、まずは同じバグが上がってるか確認取ったりそっちが先っしょ」
「え? あ、うん……そうかな」
「慌てなくていいよ。オレがやるからもしかしたらフリーズかもしんないしたっつんは画面見てて。動けばフリーズ、動かなきゃハングアップ全然違うから」
「う、うん」
言われた通り画面見つめて、その間高杉さんは自分のゲーム画面の録画スタートさせながらPCでキャラクター紹介画面のバグ報告調べたりして、何か……え、何か横顔めっちゃイケメンじゃね。
イケメンなのは知ってたけど、初めて会った時にうっわパツキンイケメンこえぇ!! って思ってたし……!
格好良杉さんになってね。
高杉さん見てたら、不意にちらっと目が合って指輪をした手が頬を撫でてきた。
「大丈夫、オレがついてるから」
「………………ヒッ!!?」
いと優しき!!!
何だよその優しさは!
あ、でもあれ…………これ何か既視感。
「えっと……キャラクター紹介画面でのバグはテキストとグラフィック関連でしか出てないね。で、何? どうしてこうなっちゃったの」
「ん? ああっ……と、オーボエとクラリネットの双子の子がいて説明文が3ページあって長いな~って思いながら1ページ目に戻るのとこにカーソル合わせて、そのまま決定ボタン押すんじゃなくてLとRのページ切り替えボタン押してみただけ」
「え? そんだけ?」
「うん、カーソルで戻ると見せかけて、この状態で他のキャラクター画面に切り替えたらどうなるのかなってたまたまボタン押してみたら固まった」
「マジかよ、あ、なった……」
「でしょ」
「まぁ単純に他のキャラクターに3ページ目の説明文がないから止まったってバグなんだろうけど……誰もいじってかったのかよ。こんな単純操作」
再現確認してる高杉さんの画面も固まって、何のボタンを押そうが復帰できず電源を入れ直すしかないって致命傷なバグ。
「どうしよ」
「まっさん呼ぶしかないっスね」
「うんそうだよね、ああっ……えっとレポート? 書かなきゃ」
「あと何回か再現確認しとかないと」
こうゆう「仕事!!」みたいのってした事なくて緊張する!
何からしたらいいのやらってデスクトップで迷子になってたら、マウスにタトゥーの手が重なった。
「オレの名前で出そうか?」
「へ?」
「レポート、ああ手柄を横取りたいとか言ってんじゃなくてたっつんチキってっから」
「チキってるかな僕」
「デニスピグミーシーホースみたいなってっスよ」
「なにソレ」
「世界最小のタツノオトシゴ」
「知識の泉ッ!!」
「だってたっつん明日来るかわからないんスよね。もし修正する事になったらバグは基本、レポート出した人が修正確認するんスよ」
「へぇ、そうなんだ……やけに詳しいね」
「ここの会社が初めてなだけでチェッカーの仕事は他でもやった事あるんで」
だからそんなに冷静なのか。
いや、僕だって今日が初めてじゃなきゃチキってないと思うけどね。
「なるほど…………んっと……えっと……とりあえずトイレ行ってきます」
「うっス」
おしっこだけど、個室に座ってはぁああ~やたらと疲れたな!
ちょっと気分転換って携帯見てみたら、寝てるとこからパン食ってるとこまで上がってるのはいいとして、何でビル入るとこまで写真があがってるんだよあのストーカーは。
で、そそそそそそんな事はいいんだけど。
な、何?!!
何で! どして!??
ゆっくり今日の僕見てたら一番最後に衝撃の写真が貼り付けられてて、間違えてウォシュレットのボタン押しちゃって無駄に尻を洗われる。
なぜ、父上と母上が佐渡島にッ?!!
僕が知らぬ間に両親が新潟港で写真を撮ってるんだけど!
弟がエクセレントッ!! おにぎり人間が倒立してる意味不明なスタンプで返事してる止めろよ!!
下見に行ってきまーす!! って全然鷹君不在に苦しんでなくね!万を辞して行っちゃったのよあの二人!
どうする僕ッ!
うおおぉお! あれだったのか! 家出じゃなくて号泣脱糞しながら佐渡島いぎだぐないよぉお!! って訴えるべきだったのか、そうだったのか。
え? どうしよマジで!
人生に関わる選択肢間違えちゃったパティーン?
既読がついちゃって、パッパ氏から長男の助はいかがお過ごしか? とか殿様スタンプ来ちゃって、この次の受け答えに全てがかかっている気がする。
ヤバイ、うんこ漏れそうもっかい尻洗っとくか。
ラインでこんな緊張するの初めて、良かったトイレで。
願わくばうんこ漏れそうなラインは好きな子からのゼクシィ買っちゃった……っがよかったのに!
適度にプレッシャー掛けられてモヤモヤしたかったのに!
いやでもニートだから無理だった! 僕がゼクシィ買ったよってヒモプレッシャー掛ける立場だった!
手に汗握りながら携帯見てたら、タイミングよく弟からメッセージが来た。
【お仕事どうですか?】
って、今日は何にしよー? とおにぎりが冷蔵庫開けて腹の中の具材迷ってるスタンプと共に。
ああ、そっか仕事……。
そうか仕事ッ!!!
仕事があれば……!!
なるへそ! 長男の助がこっちで仕事があればご両親も東京に留まらざるを得ないのではなかろうか?!
ボック天才的頭脳…………。
いや、待てよ東京に引き留める程仕事したいって、それもう普通に働かなくちゃいけませんやん。
んんんんッ! 諸刃のニートだぞこれは!
「たっつん大丈夫?」
「エッ!!」
急に気怠い気な声がトイレに響いて見えないのに顔を上げたら、ドアの直ぐそこで声が聞こえた。
「再現確認、10/10で取れたからまっさんに報告しようと思って」
「あ、うん!」
「一応レポートの下書きも済んだから声かけに来た」
「そっか、ありがとう」
「報告事態は早ければ早い方がいいから、体調悪いならやっぱりオレから出」
「まっ、待って!」
【仕事忙しいなう】
一言だけ送って僕はトイレのドアを開けた。
別に嘘はついていないと思う、現状報告しただけだ。
目の前には高杉さんがいて、うん! やるしかない、やるぞ! 僕は。
「バグは責任もって僕が出すよ」
「うィ」
「あ、明日も来ようと思う」
「うっす」
「レポートの書き方教えてもらってもいいかな」
やだよぉお! 仕事いぎだぐないよぉお!!
勇気を出して泣きそうになりながら言ってみたら見下す半眼が笑った。
「いいよ」
「ありがとう」
「でも」
「ん?」
「別にそこまで急いでた訳じゃないんで、パンツ上げてからでよかったのに」
「ファーーーーーーッ!!!」
しかも座って、うんこする寸前の僕を思いっきり正面から見られてる訳ですねありがとうございます。
ヒィギィ、ドア! 向こうに開いちゃうタイプだったから手届かない閉められない! 立ったら本気で前見えちゃうし!
「なら、とりあえずまっさんにたっつんがハング出したって言っておきますね」
「え? あ、うん! ありがとう!!」
高杉さんドア閉めようとしてて、ヤンキーの癖にマジ優しいな!
きっと僕の股間見た事だって忘れてくれるんだろうな、しゅばらしい!
「高杉さんって見た目によらず優しいね!」
「あ?」
「え?」
ドアが閉まる直前、しみじみ頷きながら言ってみたら、ドアを持つ手が止まってこっち見てきた。
え、何? コワッ!
高杉さんは一歩個室に踏み込んできて、顔近付けてきて…………。
「や、やだ、何ですか! ごめんなさい! やっぱカツアゲ」
「するっしょ」
「ヒッ!」
「違くて好きな子には優しくするっしょ」
「え」
焦げた深い茶色の瞳が伏せて、あ、コレって思った時には唇に柔らかいのが当たっていた。
ふわっと生暖かくて、ほのかに整髪料の匂いがして顔が離れる。
「じゃ、そうゆー事なんで」
「たっつん落ち着いて、動画撮ったん?」
「え? 動画? 何で? え? 撮ってないよ」
「そっかじゃあ発生手順覚えてる? オレんとこでも発生するか、とりあえず再現取ろうか」
僕ちゃんってばコレすげーテンパっちゃってるよね。
だ、だってマスターアップ直前って言われてたし、何かゲーム壊しちゃったみたいで怖いよ!!
「何コレどうしよう、早く熊ちゃん呼ばなきゃ!」
「うん、それは呼ぶけど、まずは同じバグが上がってるか確認取ったりそっちが先っしょ」
「え? あ、うん……そうかな」
「慌てなくていいよ。オレがやるからもしかしたらフリーズかもしんないしたっつんは画面見てて。動けばフリーズ、動かなきゃハングアップ全然違うから」
「う、うん」
言われた通り画面見つめて、その間高杉さんは自分のゲーム画面の録画スタートさせながらPCでキャラクター紹介画面のバグ報告調べたりして、何か……え、何か横顔めっちゃイケメンじゃね。
イケメンなのは知ってたけど、初めて会った時にうっわパツキンイケメンこえぇ!! って思ってたし……!
格好良杉さんになってね。
高杉さん見てたら、不意にちらっと目が合って指輪をした手が頬を撫でてきた。
「大丈夫、オレがついてるから」
「………………ヒッ!!?」
いと優しき!!!
何だよその優しさは!
あ、でもあれ…………これ何か既視感。
「えっと……キャラクター紹介画面でのバグはテキストとグラフィック関連でしか出てないね。で、何? どうしてこうなっちゃったの」
「ん? ああっ……と、オーボエとクラリネットの双子の子がいて説明文が3ページあって長いな~って思いながら1ページ目に戻るのとこにカーソル合わせて、そのまま決定ボタン押すんじゃなくてLとRのページ切り替えボタン押してみただけ」
「え? そんだけ?」
「うん、カーソルで戻ると見せかけて、この状態で他のキャラクター画面に切り替えたらどうなるのかなってたまたまボタン押してみたら固まった」
「マジかよ、あ、なった……」
「でしょ」
「まぁ単純に他のキャラクターに3ページ目の説明文がないから止まったってバグなんだろうけど……誰もいじってかったのかよ。こんな単純操作」
再現確認してる高杉さんの画面も固まって、何のボタンを押そうが復帰できず電源を入れ直すしかないって致命傷なバグ。
「どうしよ」
「まっさん呼ぶしかないっスね」
「うんそうだよね、ああっ……えっとレポート? 書かなきゃ」
「あと何回か再現確認しとかないと」
こうゆう「仕事!!」みたいのってした事なくて緊張する!
何からしたらいいのやらってデスクトップで迷子になってたら、マウスにタトゥーの手が重なった。
「オレの名前で出そうか?」
「へ?」
「レポート、ああ手柄を横取りたいとか言ってんじゃなくてたっつんチキってっから」
「チキってるかな僕」
「デニスピグミーシーホースみたいなってっスよ」
「なにソレ」
「世界最小のタツノオトシゴ」
「知識の泉ッ!!」
「だってたっつん明日来るかわからないんスよね。もし修正する事になったらバグは基本、レポート出した人が修正確認するんスよ」
「へぇ、そうなんだ……やけに詳しいね」
「ここの会社が初めてなだけでチェッカーの仕事は他でもやった事あるんで」
だからそんなに冷静なのか。
いや、僕だって今日が初めてじゃなきゃチキってないと思うけどね。
「なるほど…………んっと……えっと……とりあえずトイレ行ってきます」
「うっス」
おしっこだけど、個室に座ってはぁああ~やたらと疲れたな!
ちょっと気分転換って携帯見てみたら、寝てるとこからパン食ってるとこまで上がってるのはいいとして、何でビル入るとこまで写真があがってるんだよあのストーカーは。
で、そそそそそそんな事はいいんだけど。
な、何?!!
何で! どして!??
ゆっくり今日の僕見てたら一番最後に衝撃の写真が貼り付けられてて、間違えてウォシュレットのボタン押しちゃって無駄に尻を洗われる。
なぜ、父上と母上が佐渡島にッ?!!
僕が知らぬ間に両親が新潟港で写真を撮ってるんだけど!
弟がエクセレントッ!! おにぎり人間が倒立してる意味不明なスタンプで返事してる止めろよ!!
下見に行ってきまーす!! って全然鷹君不在に苦しんでなくね!万を辞して行っちゃったのよあの二人!
どうする僕ッ!
うおおぉお! あれだったのか! 家出じゃなくて号泣脱糞しながら佐渡島いぎだぐないよぉお!! って訴えるべきだったのか、そうだったのか。
え? どうしよマジで!
人生に関わる選択肢間違えちゃったパティーン?
既読がついちゃって、パッパ氏から長男の助はいかがお過ごしか? とか殿様スタンプ来ちゃって、この次の受け答えに全てがかかっている気がする。
ヤバイ、うんこ漏れそうもっかい尻洗っとくか。
ラインでこんな緊張するの初めて、良かったトイレで。
願わくばうんこ漏れそうなラインは好きな子からのゼクシィ買っちゃった……っがよかったのに!
適度にプレッシャー掛けられてモヤモヤしたかったのに!
いやでもニートだから無理だった! 僕がゼクシィ買ったよってヒモプレッシャー掛ける立場だった!
手に汗握りながら携帯見てたら、タイミングよく弟からメッセージが来た。
【お仕事どうですか?】
って、今日は何にしよー? とおにぎりが冷蔵庫開けて腹の中の具材迷ってるスタンプと共に。
ああ、そっか仕事……。
そうか仕事ッ!!!
仕事があれば……!!
なるへそ! 長男の助がこっちで仕事があればご両親も東京に留まらざるを得ないのではなかろうか?!
ボック天才的頭脳…………。
いや、待てよ東京に引き留める程仕事したいって、それもう普通に働かなくちゃいけませんやん。
んんんんッ! 諸刃のニートだぞこれは!
「たっつん大丈夫?」
「エッ!!」
急に気怠い気な声がトイレに響いて見えないのに顔を上げたら、ドアの直ぐそこで声が聞こえた。
「再現確認、10/10で取れたからまっさんに報告しようと思って」
「あ、うん!」
「一応レポートの下書きも済んだから声かけに来た」
「そっか、ありがとう」
「報告事態は早ければ早い方がいいから、体調悪いならやっぱりオレから出」
「まっ、待って!」
【仕事忙しいなう】
一言だけ送って僕はトイレのドアを開けた。
別に嘘はついていないと思う、現状報告しただけだ。
目の前には高杉さんがいて、うん! やるしかない、やるぞ! 僕は。
「バグは責任もって僕が出すよ」
「うィ」
「あ、明日も来ようと思う」
「うっす」
「レポートの書き方教えてもらってもいいかな」
やだよぉお! 仕事いぎだぐないよぉお!!
勇気を出して泣きそうになりながら言ってみたら見下す半眼が笑った。
「いいよ」
「ありがとう」
「でも」
「ん?」
「別にそこまで急いでた訳じゃないんで、パンツ上げてからでよかったのに」
「ファーーーーーーッ!!!」
しかも座って、うんこする寸前の僕を思いっきり正面から見られてる訳ですねありがとうございます。
ヒィギィ、ドア! 向こうに開いちゃうタイプだったから手届かない閉められない! 立ったら本気で前見えちゃうし!
「なら、とりあえずまっさんにたっつんがハング出したって言っておきますね」
「え? あ、うん! ありがとう!!」
高杉さんドア閉めようとしてて、ヤンキーの癖にマジ優しいな!
きっと僕の股間見た事だって忘れてくれるんだろうな、しゅばらしい!
「高杉さんって見た目によらず優しいね!」
「あ?」
「え?」
ドアが閉まる直前、しみじみ頷きながら言ってみたら、ドアを持つ手が止まってこっち見てきた。
え、何? コワッ!
高杉さんは一歩個室に踏み込んできて、顔近付けてきて…………。
「や、やだ、何ですか! ごめんなさい! やっぱカツアゲ」
「するっしょ」
「ヒッ!」
「違くて好きな子には優しくするっしょ」
「え」
焦げた深い茶色の瞳が伏せて、あ、コレって思った時には唇に柔らかいのが当たっていた。
ふわっと生暖かくて、ほのかに整髪料の匂いがして顔が離れる。
「じゃ、そうゆー事なんで」
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