【R18】雲母君のペットになりたい。

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雲母君のワンコ1 ※

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 秘策を練るつもりが寝てしまって、あーどうしましょう。

 膝から私を降ろした雲母君はタンスから服を取って振り返りました。

「何か不思議だよなーお前、まるで言葉がわかってみてーだし。しかもお前だとあんまり…………まあいいや」
「わん」
「ほら、その相槌みたいな返事の仕方とか、まるで会話してるみたいじゃん」
「わんわん」
「面白いヤツ、ちょっと俺風呂行って来るから部屋で待ってて。警察は明日にでも連れてってやるからさ、飼い主も心配してるだろうし」
「わん?」

 お、お風呂?
 行きます! 行きます! お供致します!! 杏子の臭みを少しでも取ってください!

 足にまとわりついて一緒に部屋を出てお風呂入りたい事を熱烈にアピールです。

「お前も風呂入るの? ちょうどいいかもな、顔くせーし」
「わんわん!」

 お願いします隅々まで洗って下さい。



 っとお風呂場まで来たのは良かったのですが。
 そうでした、山田 杏子 男性の裸を初めて見る十七才のバージンでした。

 雲母君は私の動揺をよそに洋服をパッパと脱ぎ引き締まった体と程良い筋肉を見せ付けてきます。
 あ、あれって普通だとそんな形なんですね!

「ほら来い、洗うぞ」
「わん」

 雲母君は自分を先に洗ってから洗面器にお湯を張ってそこに私を座らせました。

「そっか、犬用の石鹸なんてないな……俺と同じボディーソープで平気かな」
わんわんもちろんです!」

 ちょうど良いお湯をかけてくれて、ボディーソープを泡立ててから体を洗ってくれるの。
 大きな手が優しく私をなでなでしてくれてなんて夢心地……。
 しかも間近でみる雲母君の格好良さといったらないです。
 初めての触れ合いがお風呂だなんてこんな濃密な時間が過ごせて杏子幸せです。
 見つめ合ってどうにかなってしまいそう……。

「相変わらずすげー鼻息」
「わふ」
「でもその首横に傾げるの可愛いな」
「あん」
 抱いて。

 貯めたお湯で顔のしわを丁寧に洗ってくれて、ああ雲母君雲母君。

「どうした? 気持ち良い?」
「わん」
「さっきパグ調べたら、ここちゃんと洗わないとばい菌たまって皮膚病になったりするんだってな、しかもパグってオランダのシンボル犬なんだってやるじゃん」

 見た? 見た? 見てますか! このギャップ!!
 授業なんてほぼ聞いてないヤンキー君が私のためにパグを調べてくれたなんて、はぁああああ!!

「おい止めろって汁飛ばすな」
「わふ!」

 それにしてもその、さっきから私の目の前で揺れてるアレが気になって仕方ありません!

 洗面器から出てちょっとブルブルして股の間の近寄って膝をペロッと舐めてみました。

「待ってちゃんと、体流すから」
「わんわん」

 そんなの無視して股の方にジリジリ舌を這わせます。
 雲母君は真剣な顔で私についた泡を流してて。
 辛抱できずにエイッと雲母君のアレを舐め上げてみた。

「うわっ! おいイタズラすんなよ、気持ちわりーな」
「…………」

 気持ち悪いですか!
 い、いかん! このままではバター犬として雲母君に永久就職できなくなってしまう!
 やったことないけど、なんかいっぱい舐めたらいいんですよね!
 雲母君に飛びかかって、体中をペロペロして、ちょって噛んでみたりしたけど、雲母君はただじゃれあってると思ってます。

「こら何だよ急に、また盛ってんの? そんな舐めなくていいから」
「あんあん」


 なんでしょう、私そうゆう性癖あるのかな、雲母君の体舐めるの癖になりそうです。
 筋肉の形とか肌の質感とか舌に擦れるだけで体が疼いてきます!
 前足で押さえてお腹とかペロペロしてたら、

 え?!!

「お前が変な舐め方するからちょっと勃っちゃっただろ!」

 さっきと全然違う形になってますけど!
 え、ちょっと待って、こっわ! 思ってたより凶暴な形! 
 でもうん、バター犬に生まれ変わった山田 杏子 十七才、今は精一杯ご奉仕あるのみ!
 ちょっと変形したあの場所に、突撃ですよ!

「あ、おいマジで止めろっ!」
「あ、んっ……雲母くっ」
「え?」

 雲母君の咥え込んだ瞬間、ちょっと待って下さい!! そんなバカな!


 体が元に!


「お前」
「ああ、どうしよう私……」
「山田…………?」


 とりあえず、口からは離しましたけど、裸だし握っちゃってるし、なんなら手が勝手に扱いちゃってるし、なんの言い訳もできないと思うんですよね。

「え、山田さん、何してんの」
「フェラですね」
「あ、うん、え? 何でここ……え? 山田さんって犬なの」
「はい!」
「はいじゃねーだろ」
「私! 雲母君の………………雲母君のバター犬になりにきました!」
「は?」
「以後宜しくお願いします!」
「いや、帰ってくれよ」
「わんッ!!」


 私の努力を認めて貰えれば雲母君も気持ちも変わるはず、今こそ一人えっちで培ったアレやコレの実践あるのみ!
 雲母君の先を咥えて舌をまとわりつかせたら、拒絶していた雲母君の口から熱い息が漏れました。

「待てって、山ッ……」
「んんッ……きら、君のおっき……」

 握って扱けば充血していく音が手の平に響いて、どんどん大きくなっていく、凶悪に見えたのに雲母君のだって思うと、愛しくなってきちゃって先から出てるぬるぬるしてるの気にしないで頬擦りしてしまった。

「雲母君雲母君……好きぃ、ここ気持ちいーですか?」

 荒い息とちょっと切な気な雲母君と目が合って、もっとアピールしなくてはと正面から咥え込みました。
 私の頭をつかんでいた手が外れて手を伸ばしたら掴まれて指が絡まります。
 硬くて大きくて舌で先走りが溶けて口が雲母君の匂いでいっぱいです。

「雲母君の……あ、じ……もっとぉ」
「んっ……山田さ、あっ」
「雲母君、大好き……」

 ヤンキー硬派の雲母君からこんなに甘い声が聞こえるなんて、興奮して口が止まりません。
 わざと音を立てながら激しく顔を上下させたら、雲母君は私の手をぎゅっと握ってきました。

「っ……それ、……俺も、う……」
「んんっ……」

 繋いだ手が痛くて痺れて、腰がビクンビクン震えます、口の中に温かいのが溢れて喉の奥を濡らしていきました。
 苦いし、変な臭いして……ああこれやばい、好き。
 雲母君の股の間から顔を上げて二人で乱れた呼吸を整えます。
 手の甲で唇を拭ってたら雲母君はその手を掴んで私を抱き寄せました。

「何山田さん、このまま抱いていいの」
「あっ……え? ……あの……」

 もちろんです! なのに、ちょっとあの犬の時だって裸だったのに毛がないだけで恥ずかしくなってきちゃってどうしよう。
 もじついてたら、太い指が顎を持ち上げてきて、ああ視界いっぱい雲母君!

「山田さんも気持ち良くなりたいだろ?」
「雲母君…………」

 暑い胸板で潰れた胸がドクドクして破裂しそうです。

「ごめん、俺さ眼鏡ってだけですげー偏見持ってたんだけど、山田さんの顔嫌いじゃないかも」
「あ、止めっ」

 眼鏡外されて、ああだめ眼鏡は心のフィルターなのに。

「何で? 山田さん今から俺とセックスするんじゃねーの? ちゃんと顔見せてよ」
「あ、やっ……恥ずかしいですからぁ」
「バター犬になるって自分からチンコしゃぶってたのに今更何言ってんだよ」

 外した眼鏡を噛みながら、雲母君はにやっといたずらに笑ってて、やだ格好良すぎます!

「しかも、すげー良い体してるじゃん」
「んんん」

 皮膚を指先でなぞられて、変な声がでそう。

「良い反応、キスしてもいい?」
「んっ」

 顔傾けて聞かれて、胸いっぱいで少しだけ頷いたら、雲母君はまたにやって笑いました。




「聞く必要ねーか、だって俺の犬だもんな?」

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