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52 .パウパウのキラキラとお友達 38
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『大人しく、その辺にいりゃあいいのに、どうせ外に行ったってタマゴ拾いしかできない、グズの真名無しのくせに!』
叫びながらパウパウの寝台にテレスは木剣を振り下ろす。
毛織物を重ねた敷布団と、掛布が、ぼすっぼすっと鈍い音を立てた。
叩きつける。
『死にぞこないのクソがっ!』
何度も、何度も。
呪詛のような言葉を吐きながらパウパウの寝台に木剣を叩きつけるテレスの姿。
映写がプツンと切れた。
撮影用の魔素が無くなったらしい。
「八つ当たりってヤツよね……」
毛ガニを手に取り、バリンとやりながらマールが言う。
まるで、キャーと助けを求めるようにカニが両方のハサミを上げた。
たしかにテレスが寝台に向かって叩きつけた怒りは、パウパウにしたら理不尽な物だろう。
もし、パウパウが部屋に居たなら、どこにテレスの衝動が向かったかと思うとぞっとする。
「……で、ばぁちゃん、ウネビの当主とは、どうなったの?」
「うむ、それだがな……」
グーリシェダは昼過ぎに精霊猫をお遣いに出して、ガイアスと合う約束を取り付けた。
好都合なことにエリアナ夫人は、針仕事の集まりで出かけたため、ガイアスとだけ話が出来る状況だったという。
「ここの店に足を運んでもらったのだがな」
精霊猫づてに転移の魔道具を渡して、移動させた雑貨屋の一階で、出されたお茶に手を付けることなく、まずガイアスは頭を下げたそうだ。
「ウルジェド殿にも、グーリシェダ殿にも申し訳ないのだが……その、しばらくパウパウを、そちらで預かって頂けないだろうか」
ガイアスのウネビ家に系列はいない。
親戚は妻方の兄が領都で商店を営んでいるらしいが距離的に遠く、パウパウを預けるのは心配なのだという。
「それは、奥方も次男殿もパウ坊への認識を改めていない、と言うことかの?」
商談用のソファーに座ったガイアスは立派な体躯を縮こまらせて頷いた。
「お恥ずかしい話だが、いくら言っても理解しないのだ。いや、分かろうとしていないというか……エレーラが大きくなればウネビ家を盛り立てるから、その……
「病の三男など不要だと?」
ガイアスは力なく首を振った。
「エレーラを大切にするのはいい。だが、パウパウを、は…
排除という言葉をガイアスは飲み込んだ。
「……なぜ、エレーラの半分もパウパウを思ってやれないのか、俺には分からん」
呻くようにガイアスが呟く。
ガイアスの悩みは、ハイエルフに関係のないことだ。
気の毒だとは思っても、約束の範疇にはない。
グーリシェダは手助けも、助言もするつもりはなかった。
「パウ坊が、ネコを拾っての…」
「え?」
「親ネコが、体が弱くて育ちそうにない仔ネコをパウ坊の前に連れて来たのだ。……因果よの」
「……」
「パウ坊は生きてほしいと、その仔ネコを引き受けた」
喉の奥でグーリシェダは笑った。
「己の命も、食い扶持さえ得られぬ子供のくせに、それでも仔ネコを守るのだと決めおったよ」
「……」
「ネコすら我が子を生かすために、他を頼ろうとしたのだ。ウネビの主の想いも受け取るとしよう」
平たく言えば、我が子を見捨てるお前の嫁は獣以下という事を含んでいる。
もう一つ、ネコとウネビ家はハイエルフにとって同位だとも。
ガイアスが気付くかどうかはグーリシェダのあずかり知る処ではない。
「……感謝する」
ガイアスはもう一度、頭を下げた。
その姿に向けて、グーリシェダは、
「ガイアス殿、ただし条件がある…」
「……で、パウパウがウネビで暮らしたいと望まない限り、あの家には帰らないと…」
マールジェドがニヤニヤと笑う。
思ったよりも早くに、パウパウを親元から離せそうで御機嫌なのだ。
「そうじゃ、もちろん、自分の家ゆえウネビへの行き来は自由じゃ。パウ坊の望むように出来ることにした」
先ほどの次男の行動を見る限り、パウパウは離れて暮らしたほうが安全だろう。
ガイアスは次男の、パウパウに対しての激しい歪みを見ていない筈だが、もしかしたら、日々の生活の中で何か感じる事が、あったのかもしれないとウルジェドは思った。
「そうか、ばぁちゃん有難う。パウパウを守りやすくなるよ」
「いや、わしは何もしておらん。あの家族から離す様に決めたのはガイアスじゃ。あれは、あれなりにパウ坊を思っての事だろうよ」
「ヒトの女の子が珍しいのは分かるし、赤ちゃんは可愛いわよ。でも、それとパウちゃんは別物だと思うんだけど、ねぇ?」
「あの母親にとっては、女児の赤子だけが大切なんだろう、理解はできないがな」
あの次男とて、ある意味、あの母親の被害者だ。
(だが、私の約束は”パウパウを助ける”だからな)
あの時、ガイアスは土下座をして言ったのだ。
『たのむ!俺に出来ることは何でもする。どうか、どうか俺の息子を助けてくれ』と。
それがウネビ家当主ガイアスとの約束。
ハイエルフにとって、次男のことは切り捨てられる事柄なのだ。
「生き物の中には弱い仔を見殺す親もおるし、我が子を愛おしく思えぬ者もおる」
グーリシェダはマアガや仔猫と眠るパウパウを柔らかい眼差しで見つめた。
「ねぇ、パウちゃんさ、あっという間にお話が上手になってきたよねぇ」
嬉しそうに微笑みながら、マールジェドが言う。
もともと聡い子供だ。
昨日、今日と他者と出会った事で、随分とたどたどしい言葉が減っていた。
「自分をパウと言うのは愛らしかったがの」
「同じ年頃の友人もいないし、話す機会もなかった。私とて、いつも傍に居られなかったしな」
だが、これからは誰かがパウパウの傍に付いていられる。
「やはり、社会性というのか?それを育むには同年代の子供の友人が必要じゃの…」
子供の未来を考えると、本当に色々なことが山積みだとハイエルフ達はそれぞれに思案する。
グーリシェダは、まずは友達を、次に教育をどうすべきかと考え、
マールジェドは、可愛い服を用意しよう、虫取りや、模型造りもと、内心で計画を立てる。
マールジェドのワクワクに水を差したのは、ウルジェドだった。
「パウパウの魔力過多症については、魔導具で押さえていけそうだとして、シシュムのエルフ文字については、どう思う?」
シシュムのエルフ文字──正確にはハイエルフ文字の3種──を使えるのは、本来、古帝国の始祖と建国の王、そしてハイエルフだけだ。
「パウ坊は始祖の世界から来た魂を持つのかもしれん。あの文字は元は始祖の国の物だからの」
かつて前世の記憶を持って生まれてくるハイエルフは多かったという。
それは必要にかられて、そう生まれてくるように計画と、設計がされていたからだ。
「ん~…パウちゃんは、ヒトなのに前世の記憶や知識を持つ、生まれ変わりってこと?」
「……我々ハイエルフが気づかなかっただけで、実は人族にも前世の記憶を持って生まれた者が居たのかもしれないな」
腕を組んで何かを考えたグーリシェダが、
「ウネビの地、かつてのラージェンは、鉄の船や鉄の鳥が流れつく場所であったからな。鉄の魚が打ち上げられたこともあった。それこそ古帝国の昔から、違う世界と繋がりやすかったのやも知れぬ」
流石のグーリシェダも、その時代には生まれていないので、あくまでも推測だ。
「たしか、他の世界からのヒト達が、すっかり寂れた場所に流れ着いて、ウネビの集落になったんだっけ?」
マールジェドはクッションの上に置きっぱなしの本──【月に上った始まりの二人】──を手に取り適当なページを開く。
「うぅ、シシュム語、本当に面倒くさい。なんで3種類あって、そのうえ一文字に意味があるのよ……」
「叔父上、そのあたりの歴史は、絵本ではなくて【王名記】のほうが……」
「う、うるさいわね、ウルジェド。それ位、知ってるわよ」
目を泳がせながら言う叔父を見て、明日、パウパウと一緒に読んでみたらどうですか?とは、流石に言えないなぁとウルジェドは思った。
「パウパウの前世?については、とりあえず様子見だね。さて、そろそろ、私は休ませて貰うよ」
収納空間から野営用のマットを出して眠っているパウパウの横に敷きだした。
「ちょっと、そんなのまで入れているの?」
「片付けられない男だからの」
「うるさいよ、お休み!」
薄手の掛布団まで取り出して、パウパウと自分の上に掛けたウルジェドは寝たふりを決め込んだ。
「ちょっと、ウルジェド詰めなさいよ」
「いや、ですよ。なに一緒に寝ようとしてるんですか叔父上」
「……お主ら、なにをやってるんじゃ」
グーリシェダが呆れているが、パウパウの横で眠るための静かな戦いが始まろうとしていた。
叫びながらパウパウの寝台にテレスは木剣を振り下ろす。
毛織物を重ねた敷布団と、掛布が、ぼすっぼすっと鈍い音を立てた。
叩きつける。
『死にぞこないのクソがっ!』
何度も、何度も。
呪詛のような言葉を吐きながらパウパウの寝台に木剣を叩きつけるテレスの姿。
映写がプツンと切れた。
撮影用の魔素が無くなったらしい。
「八つ当たりってヤツよね……」
毛ガニを手に取り、バリンとやりながらマールが言う。
まるで、キャーと助けを求めるようにカニが両方のハサミを上げた。
たしかにテレスが寝台に向かって叩きつけた怒りは、パウパウにしたら理不尽な物だろう。
もし、パウパウが部屋に居たなら、どこにテレスの衝動が向かったかと思うとぞっとする。
「……で、ばぁちゃん、ウネビの当主とは、どうなったの?」
「うむ、それだがな……」
グーリシェダは昼過ぎに精霊猫をお遣いに出して、ガイアスと合う約束を取り付けた。
好都合なことにエリアナ夫人は、針仕事の集まりで出かけたため、ガイアスとだけ話が出来る状況だったという。
「ここの店に足を運んでもらったのだがな」
精霊猫づてに転移の魔道具を渡して、移動させた雑貨屋の一階で、出されたお茶に手を付けることなく、まずガイアスは頭を下げたそうだ。
「ウルジェド殿にも、グーリシェダ殿にも申し訳ないのだが……その、しばらくパウパウを、そちらで預かって頂けないだろうか」
ガイアスのウネビ家に系列はいない。
親戚は妻方の兄が領都で商店を営んでいるらしいが距離的に遠く、パウパウを預けるのは心配なのだという。
「それは、奥方も次男殿もパウ坊への認識を改めていない、と言うことかの?」
商談用のソファーに座ったガイアスは立派な体躯を縮こまらせて頷いた。
「お恥ずかしい話だが、いくら言っても理解しないのだ。いや、分かろうとしていないというか……エレーラが大きくなればウネビ家を盛り立てるから、その……
「病の三男など不要だと?」
ガイアスは力なく首を振った。
「エレーラを大切にするのはいい。だが、パウパウを、は…
排除という言葉をガイアスは飲み込んだ。
「……なぜ、エレーラの半分もパウパウを思ってやれないのか、俺には分からん」
呻くようにガイアスが呟く。
ガイアスの悩みは、ハイエルフに関係のないことだ。
気の毒だとは思っても、約束の範疇にはない。
グーリシェダは手助けも、助言もするつもりはなかった。
「パウ坊が、ネコを拾っての…」
「え?」
「親ネコが、体が弱くて育ちそうにない仔ネコをパウ坊の前に連れて来たのだ。……因果よの」
「……」
「パウ坊は生きてほしいと、その仔ネコを引き受けた」
喉の奥でグーリシェダは笑った。
「己の命も、食い扶持さえ得られぬ子供のくせに、それでも仔ネコを守るのだと決めおったよ」
「……」
「ネコすら我が子を生かすために、他を頼ろうとしたのだ。ウネビの主の想いも受け取るとしよう」
平たく言えば、我が子を見捨てるお前の嫁は獣以下という事を含んでいる。
もう一つ、ネコとウネビ家はハイエルフにとって同位だとも。
ガイアスが気付くかどうかはグーリシェダのあずかり知る処ではない。
「……感謝する」
ガイアスはもう一度、頭を下げた。
その姿に向けて、グーリシェダは、
「ガイアス殿、ただし条件がある…」
「……で、パウパウがウネビで暮らしたいと望まない限り、あの家には帰らないと…」
マールジェドがニヤニヤと笑う。
思ったよりも早くに、パウパウを親元から離せそうで御機嫌なのだ。
「そうじゃ、もちろん、自分の家ゆえウネビへの行き来は自由じゃ。パウ坊の望むように出来ることにした」
先ほどの次男の行動を見る限り、パウパウは離れて暮らしたほうが安全だろう。
ガイアスは次男の、パウパウに対しての激しい歪みを見ていない筈だが、もしかしたら、日々の生活の中で何か感じる事が、あったのかもしれないとウルジェドは思った。
「そうか、ばぁちゃん有難う。パウパウを守りやすくなるよ」
「いや、わしは何もしておらん。あの家族から離す様に決めたのはガイアスじゃ。あれは、あれなりにパウ坊を思っての事だろうよ」
「ヒトの女の子が珍しいのは分かるし、赤ちゃんは可愛いわよ。でも、それとパウちゃんは別物だと思うんだけど、ねぇ?」
「あの母親にとっては、女児の赤子だけが大切なんだろう、理解はできないがな」
あの次男とて、ある意味、あの母親の被害者だ。
(だが、私の約束は”パウパウを助ける”だからな)
あの時、ガイアスは土下座をして言ったのだ。
『たのむ!俺に出来ることは何でもする。どうか、どうか俺の息子を助けてくれ』と。
それがウネビ家当主ガイアスとの約束。
ハイエルフにとって、次男のことは切り捨てられる事柄なのだ。
「生き物の中には弱い仔を見殺す親もおるし、我が子を愛おしく思えぬ者もおる」
グーリシェダはマアガや仔猫と眠るパウパウを柔らかい眼差しで見つめた。
「ねぇ、パウちゃんさ、あっという間にお話が上手になってきたよねぇ」
嬉しそうに微笑みながら、マールジェドが言う。
もともと聡い子供だ。
昨日、今日と他者と出会った事で、随分とたどたどしい言葉が減っていた。
「自分をパウと言うのは愛らしかったがの」
「同じ年頃の友人もいないし、話す機会もなかった。私とて、いつも傍に居られなかったしな」
だが、これからは誰かがパウパウの傍に付いていられる。
「やはり、社会性というのか?それを育むには同年代の子供の友人が必要じゃの…」
子供の未来を考えると、本当に色々なことが山積みだとハイエルフ達はそれぞれに思案する。
グーリシェダは、まずは友達を、次に教育をどうすべきかと考え、
マールジェドは、可愛い服を用意しよう、虫取りや、模型造りもと、内心で計画を立てる。
マールジェドのワクワクに水を差したのは、ウルジェドだった。
「パウパウの魔力過多症については、魔導具で押さえていけそうだとして、シシュムのエルフ文字については、どう思う?」
シシュムのエルフ文字──正確にはハイエルフ文字の3種──を使えるのは、本来、古帝国の始祖と建国の王、そしてハイエルフだけだ。
「パウ坊は始祖の世界から来た魂を持つのかもしれん。あの文字は元は始祖の国の物だからの」
かつて前世の記憶を持って生まれてくるハイエルフは多かったという。
それは必要にかられて、そう生まれてくるように計画と、設計がされていたからだ。
「ん~…パウちゃんは、ヒトなのに前世の記憶や知識を持つ、生まれ変わりってこと?」
「……我々ハイエルフが気づかなかっただけで、実は人族にも前世の記憶を持って生まれた者が居たのかもしれないな」
腕を組んで何かを考えたグーリシェダが、
「ウネビの地、かつてのラージェンは、鉄の船や鉄の鳥が流れつく場所であったからな。鉄の魚が打ち上げられたこともあった。それこそ古帝国の昔から、違う世界と繋がりやすかったのやも知れぬ」
流石のグーリシェダも、その時代には生まれていないので、あくまでも推測だ。
「たしか、他の世界からのヒト達が、すっかり寂れた場所に流れ着いて、ウネビの集落になったんだっけ?」
マールジェドはクッションの上に置きっぱなしの本──【月に上った始まりの二人】──を手に取り適当なページを開く。
「うぅ、シシュム語、本当に面倒くさい。なんで3種類あって、そのうえ一文字に意味があるのよ……」
「叔父上、そのあたりの歴史は、絵本ではなくて【王名記】のほうが……」
「う、うるさいわね、ウルジェド。それ位、知ってるわよ」
目を泳がせながら言う叔父を見て、明日、パウパウと一緒に読んでみたらどうですか?とは、流石に言えないなぁとウルジェドは思った。
「パウパウの前世?については、とりあえず様子見だね。さて、そろそろ、私は休ませて貰うよ」
収納空間から野営用のマットを出して眠っているパウパウの横に敷きだした。
「ちょっと、そんなのまで入れているの?」
「片付けられない男だからの」
「うるさいよ、お休み!」
薄手の掛布団まで取り出して、パウパウと自分の上に掛けたウルジェドは寝たふりを決め込んだ。
「ちょっと、ウルジェド詰めなさいよ」
「いや、ですよ。なに一緒に寝ようとしてるんですか叔父上」
「……お主ら、なにをやってるんじゃ」
グーリシェダが呆れているが、パウパウの横で眠るための静かな戦いが始まろうとしていた。
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