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56 .パウパウのキラキラとお友達 42
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これから勉強会だと去って行く二人の少年を見送り、ウルジェドは店内に入る。
「いらっしゃいませ~」
カウンターのマールジェドがニヤニヤと笑いながら言うのを見て溜息を吐いた。
「うん、ありがとう、手を上げずにすんだよ」
「いいのよ、パウちゃんの頼みだったから、顔を貸しただけ」
「顔?」
何の事か分からないウルジェドは怪訝な表情を浮かべた。
「それより、パウちゃんなら、今さっき母上が連れて行ったわよ」
「わかった、叔父上も支度したら?温室に行くなら一緒しよう」
着替えてくると転移したマールジェドを見送り、ウルジェドは2階へ上がる。
パウパウはグーリシェダと何やら話し込んでいた。
「ほう、パウ坊の記憶では、男女の比率は1対1なのか」
「うん、どんな生き物も、だいたいそうなるって原理があったと思う」
(ピッチャー原理。マグヌス効果……なんか違う気がする、ピッチャーってなんだっけ⁈)
元の原理から、どんどん離れて行っているが、指摘してくれる存在はいない。
「この世界では違うな、ヒトの女はとても珍しい。動物については、ほとんど半々だと思うが」
「へぇ~不思議」
(やっぱり、世界の理が全然ちがうんだ)
まぁ、前世なのかは分からないが、知らない知識が頭にある自分みたいなヘンな子供が居る世界だ。
魔法や、宙を泳ぐヘビや、不思議な鳥に大きなアリ、魔道人形に……
「なに、朝から難しい話?」
微笑みながらパウパウの横に腰を下ろすハイエルフ。
「パウ坊が、ヒトの結婚を不思議がっての」
ミッちゃんは収納空間からお茶を出してグーリシェダの前へ、次にパウパウにも小さめの透き通ったグラスを置いた。
「銀針茶だよ」
お礼を言って手に取るとふわりと果物のような甘い香りがする。
(白茶?……でも旨味が緑茶のような)
なんともホッとする上品な味だ。
「美味しいねミッちゃん」
「水出しをしたのか、パウ坊には真手だの、お前は」
パウパウは隣でお茶を飲むハイエルフを見つめる。
「ねぇ、ミッちゃん……お嫁さん、居ないの?」
「お待たせ~って、どうしたの?」
雑貨屋の居間に転移して来たマールジェドが見たのは、ソファーに伏せて痙攣しているグーリシェダ。
そして床に四つん這いになって苦し気にゲホゲホと嘔吐くような咳をしているミッちゃんと、困ったようにオロオロとしているパウパウの姿だった。
「なにが、どうしたの、これ?」
マールジェドが誰ともなく尋ねると
「……ひぃ、し、死ぬ……」
「は、母上⁈ウルジェド、何があった!」
「ゲホッ、あ~、パウパウに殺されるかと思った……鼻から茶が出るとこだったよ」
手布で口を押さえたミッちゃんが頭を上げた。
「ご、ごめんね、ミッちゃん」
ソファーに顔を埋めてたグーリシェダが、グフグフ言っている。
嫁は居ないのかと尋ねられた孫が狼狽えながら
「お、お嫁さんは居ないけどね、いや、そのモテないということではなくて、あ、その色々と忙しいのもあって、そういう機会もなくて……」
狼狽えながら、そう言うミッちゃんはパウパウに
「ん~、じゃ、お婿さん?」
追い打ちをかけられた。
顔色を変えたハイエルフは、ますます要らん事を口走る。
「いや、そういうことを言ってくる奴は、片っ端から殴るか、埋めるか、飛ばすからね、そんなの冗談じゃないから……」
なにやら物騒な事を垂れ流し、あげくに、胡麻化すように茶を煽り、変なところに入って苦しんでいるところにマールジェドが来たのだ。
(いつもカッコイイ、頼れるところを見せていたかっただろうに台無しじゃ)
グっと、笑いが込み上げてくるのを我慢すればするほどに、グフグフと声が漏れる。
「ミッちゃん、だいじょぶ?ごめんね、ぼく、変なこと聞いた」
しょんとするパウパウ。
「い、いや、いいんだ。大丈夫だよ」
取り繕った微笑みを浮かべた孫を見て、グーリシェダの腹筋は崩壊し、復活するのに暫しの時間が必要だった。
「はぁ~朝から愉快、愉快」
「……ばぁちゃんが楽しそうで、なにより、デス」
ミッちゃんは、昨日と同じように認識阻害の灰色のローブを上に羽織り、グーリシェダは長いワンピースの上にジレを重ね着していた。
マールジェドはというと、いかにも作業服な厚手のシャツにジレ。それにパンツを合わせているが、ガルデンが居ないなら、飾る必要はないとばかりにシンプルだ。
四人で温室の入り口へ転移をする。
外から眺めた温室は、人気が無く、昨日の騒ぎが嘘のように静かだ。
枠の歪みなど無いかのように六角形のガラスは整然と並び、陽の光に輝いていた。
「マールちゃん、きゅこきゅこチャンは?」
「きゅこ?あぁ、昨日のアヤミンのことなら、トヒルにお願いして、あっちにいるわよ」
「あっち?」
「うん、秘境だっけ?あのね、アヤミン達の御飯がかなり生えているから、昨日は御褒美に、食べまくり!」
蛹になって、羽化しちゃうかも~とマールジェドは御機嫌でパウパウと繋いだ手をブンブンさせた。
【立ち入り禁止】の表示が貼ってある温室の入り口を抜けると、ギンちゃんの残した惨状はそのままで、なぎ倒された樹木や掘られた溝、遊歩道の名残なのか、四角い石が散らばったりと歩くのが大変な状態だ。
「ほう、あれがギンちゃんか」
グーリシェダが目をやった先には、立派な銀色の葉の木が一本だけ聳えている。
「歩くの面倒くさいから、飛ぶわね」
マールジェドが、足先で地面をトンッと叩いてギンちゃんの傍らに転移してくれた。
「おはよう、トヒル!ギンちゃん」
見上げながら挨拶をしたパウパウに、枝に絡めた体を解いてトヒルがスルリと降りて来た。
『おはようパウパウ、ハイエルフの皆も』
尻尾の先をシャカカラシャカと揺らして、トヒルも挨拶をする。
「初めてお目にかかる、グーリシェダじゃ、マールジェドの母、ウルジェドは孫、パウパウも大切な孫じゃ。よろしゅうに」
グーリシェダは右手を左肩に軽く置いて、膝を軽く曲げる。頭を下げることはない。
ハイエルフ一族の族長、最上位の礼だ。
『丁寧な挨拶を有難う、私はトヒルと呼ばれている。あなたの礼を、以前、見たことがある』
「……そうか、その者の行いの謝罪をしに参ったのだ」
『ウルジェド殿にも言ったが、あなた達のしたことではないゆえ謝罪は不要だ』
「……トヒル、ごめんなさいを受け取ったら友達だよ。ね?ミッちゃん」
ニコニコとミッちゃんに同意を求めるパウパウの悪気ない笑顔。
(はぁ……そうなんだね、パウパウの中では)
初めてタマゴ拾いに行ったとき、ヒヨコに突かれて泣いたパウパウは翌日、くじけずにタマゴ拾いに行き、ヒヨコから「ピョピョピヒヨピョ」と謝られてタマゴを貰ったことを、ミッちゃんは知っている。
それ以来、彼らはパウパウの中では友達枠になっている。
なお、ニワトリ達の中でパウパウは庇護対象──コケッケケココケコッココッケ──である。
『ククク…そうか、ではハイエルフの女王よ、謝罪を受け取ろう』
トヒルはユラリと宙で身を躍らせて8の字を書いた。
「感謝する、トヒル殿、我らは得難き歴史の証言者を得た」
『私も、まさかハイエルフを友とする時が来るとは思わなかった』
どことなく愉快そうな響きでトヒルは言った。
「あら?来たみたいね」
グーリシェダとトヒルのやり取りを見守っていたマールジェドが、微かな人声に気づいてギンちゃんの後ろへ回り込んだ。
どうやら、もう一つの出入り口があるらしい。
「あぁ、学長と、フレーケン教授がいるね」
学長は一人だけ紺のローブなので、分かる。
決して頭髪の有無で判断しているわけではない。
「おぉ!マールジェド殿、ウルジェド殿!おはようございます」
何人かの学者、専門家を引き連れたライルティオ学長が、子どもみたいに嬉しそうにブンブンと手を振った。
「いらっしゃいませ~」
カウンターのマールジェドがニヤニヤと笑いながら言うのを見て溜息を吐いた。
「うん、ありがとう、手を上げずにすんだよ」
「いいのよ、パウちゃんの頼みだったから、顔を貸しただけ」
「顔?」
何の事か分からないウルジェドは怪訝な表情を浮かべた。
「それより、パウちゃんなら、今さっき母上が連れて行ったわよ」
「わかった、叔父上も支度したら?温室に行くなら一緒しよう」
着替えてくると転移したマールジェドを見送り、ウルジェドは2階へ上がる。
パウパウはグーリシェダと何やら話し込んでいた。
「ほう、パウ坊の記憶では、男女の比率は1対1なのか」
「うん、どんな生き物も、だいたいそうなるって原理があったと思う」
(ピッチャー原理。マグヌス効果……なんか違う気がする、ピッチャーってなんだっけ⁈)
元の原理から、どんどん離れて行っているが、指摘してくれる存在はいない。
「この世界では違うな、ヒトの女はとても珍しい。動物については、ほとんど半々だと思うが」
「へぇ~不思議」
(やっぱり、世界の理が全然ちがうんだ)
まぁ、前世なのかは分からないが、知らない知識が頭にある自分みたいなヘンな子供が居る世界だ。
魔法や、宙を泳ぐヘビや、不思議な鳥に大きなアリ、魔道人形に……
「なに、朝から難しい話?」
微笑みながらパウパウの横に腰を下ろすハイエルフ。
「パウ坊が、ヒトの結婚を不思議がっての」
ミッちゃんは収納空間からお茶を出してグーリシェダの前へ、次にパウパウにも小さめの透き通ったグラスを置いた。
「銀針茶だよ」
お礼を言って手に取るとふわりと果物のような甘い香りがする。
(白茶?……でも旨味が緑茶のような)
なんともホッとする上品な味だ。
「美味しいねミッちゃん」
「水出しをしたのか、パウ坊には真手だの、お前は」
パウパウは隣でお茶を飲むハイエルフを見つめる。
「ねぇ、ミッちゃん……お嫁さん、居ないの?」
「お待たせ~って、どうしたの?」
雑貨屋の居間に転移して来たマールジェドが見たのは、ソファーに伏せて痙攣しているグーリシェダ。
そして床に四つん這いになって苦し気にゲホゲホと嘔吐くような咳をしているミッちゃんと、困ったようにオロオロとしているパウパウの姿だった。
「なにが、どうしたの、これ?」
マールジェドが誰ともなく尋ねると
「……ひぃ、し、死ぬ……」
「は、母上⁈ウルジェド、何があった!」
「ゲホッ、あ~、パウパウに殺されるかと思った……鼻から茶が出るとこだったよ」
手布で口を押さえたミッちゃんが頭を上げた。
「ご、ごめんね、ミッちゃん」
ソファーに顔を埋めてたグーリシェダが、グフグフ言っている。
嫁は居ないのかと尋ねられた孫が狼狽えながら
「お、お嫁さんは居ないけどね、いや、そのモテないということではなくて、あ、その色々と忙しいのもあって、そういう機会もなくて……」
狼狽えながら、そう言うミッちゃんはパウパウに
「ん~、じゃ、お婿さん?」
追い打ちをかけられた。
顔色を変えたハイエルフは、ますます要らん事を口走る。
「いや、そういうことを言ってくる奴は、片っ端から殴るか、埋めるか、飛ばすからね、そんなの冗談じゃないから……」
なにやら物騒な事を垂れ流し、あげくに、胡麻化すように茶を煽り、変なところに入って苦しんでいるところにマールジェドが来たのだ。
(いつもカッコイイ、頼れるところを見せていたかっただろうに台無しじゃ)
グっと、笑いが込み上げてくるのを我慢すればするほどに、グフグフと声が漏れる。
「ミッちゃん、だいじょぶ?ごめんね、ぼく、変なこと聞いた」
しょんとするパウパウ。
「い、いや、いいんだ。大丈夫だよ」
取り繕った微笑みを浮かべた孫を見て、グーリシェダの腹筋は崩壊し、復活するのに暫しの時間が必要だった。
「はぁ~朝から愉快、愉快」
「……ばぁちゃんが楽しそうで、なにより、デス」
ミッちゃんは、昨日と同じように認識阻害の灰色のローブを上に羽織り、グーリシェダは長いワンピースの上にジレを重ね着していた。
マールジェドはというと、いかにも作業服な厚手のシャツにジレ。それにパンツを合わせているが、ガルデンが居ないなら、飾る必要はないとばかりにシンプルだ。
四人で温室の入り口へ転移をする。
外から眺めた温室は、人気が無く、昨日の騒ぎが嘘のように静かだ。
枠の歪みなど無いかのように六角形のガラスは整然と並び、陽の光に輝いていた。
「マールちゃん、きゅこきゅこチャンは?」
「きゅこ?あぁ、昨日のアヤミンのことなら、トヒルにお願いして、あっちにいるわよ」
「あっち?」
「うん、秘境だっけ?あのね、アヤミン達の御飯がかなり生えているから、昨日は御褒美に、食べまくり!」
蛹になって、羽化しちゃうかも~とマールジェドは御機嫌でパウパウと繋いだ手をブンブンさせた。
【立ち入り禁止】の表示が貼ってある温室の入り口を抜けると、ギンちゃんの残した惨状はそのままで、なぎ倒された樹木や掘られた溝、遊歩道の名残なのか、四角い石が散らばったりと歩くのが大変な状態だ。
「ほう、あれがギンちゃんか」
グーリシェダが目をやった先には、立派な銀色の葉の木が一本だけ聳えている。
「歩くの面倒くさいから、飛ぶわね」
マールジェドが、足先で地面をトンッと叩いてギンちゃんの傍らに転移してくれた。
「おはよう、トヒル!ギンちゃん」
見上げながら挨拶をしたパウパウに、枝に絡めた体を解いてトヒルがスルリと降りて来た。
『おはようパウパウ、ハイエルフの皆も』
尻尾の先をシャカカラシャカと揺らして、トヒルも挨拶をする。
「初めてお目にかかる、グーリシェダじゃ、マールジェドの母、ウルジェドは孫、パウパウも大切な孫じゃ。よろしゅうに」
グーリシェダは右手を左肩に軽く置いて、膝を軽く曲げる。頭を下げることはない。
ハイエルフ一族の族長、最上位の礼だ。
『丁寧な挨拶を有難う、私はトヒルと呼ばれている。あなたの礼を、以前、見たことがある』
「……そうか、その者の行いの謝罪をしに参ったのだ」
『ウルジェド殿にも言ったが、あなた達のしたことではないゆえ謝罪は不要だ』
「……トヒル、ごめんなさいを受け取ったら友達だよ。ね?ミッちゃん」
ニコニコとミッちゃんに同意を求めるパウパウの悪気ない笑顔。
(はぁ……そうなんだね、パウパウの中では)
初めてタマゴ拾いに行ったとき、ヒヨコに突かれて泣いたパウパウは翌日、くじけずにタマゴ拾いに行き、ヒヨコから「ピョピョピヒヨピョ」と謝られてタマゴを貰ったことを、ミッちゃんは知っている。
それ以来、彼らはパウパウの中では友達枠になっている。
なお、ニワトリ達の中でパウパウは庇護対象──コケッケケココケコッココッケ──である。
『ククク…そうか、ではハイエルフの女王よ、謝罪を受け取ろう』
トヒルはユラリと宙で身を躍らせて8の字を書いた。
「感謝する、トヒル殿、我らは得難き歴史の証言者を得た」
『私も、まさかハイエルフを友とする時が来るとは思わなかった』
どことなく愉快そうな響きでトヒルは言った。
「あら?来たみたいね」
グーリシェダとトヒルのやり取りを見守っていたマールジェドが、微かな人声に気づいてギンちゃんの後ろへ回り込んだ。
どうやら、もう一つの出入り口があるらしい。
「あぁ、学長と、フレーケン教授がいるね」
学長は一人だけ紺のローブなので、分かる。
決して頭髪の有無で判断しているわけではない。
「おぉ!マールジェド殿、ウルジェド殿!おはようございます」
何人かの学者、専門家を引き連れたライルティオ学長が、子どもみたいに嬉しそうにブンブンと手を振った。
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