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96.パウパウの夏とタガメ探し 31
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帝都……パウパウは、広げられた地図を見る。
今いる場所より西側の、内陸よりにウィカリアス帝国の帝都【ロクサリウス】と書かれている。
こうやって地図で見ると、もの凄い距離を転移することになるのだが、いつもミッちゃんは平気な顔で何度も魔法を使っていた。
「ミッちゃんは凄いねぇ…」
「おや、いきなりどうしたの?」
「だって、ここから、ここに行って、そして帝都でしょ?すっごい遠いよ」
「あぁ、ん~、ちょっとしたコツがあるんだよ」
魔法ってコツで何とか出来る物だろうか?と首を傾げるパウパウに笑ったミッちゃんは、サッと地図を収納してから手を差し出す。
「じゃ、行こうか」
手を繋ぐと、廊下の突き当りのホールへ向かった。
いつものように魔道騎士が2機、立っている壁に扉が出来ていた。
「あれ?」
「うん、雑貨屋と空間を繋いでおいたからね。ほら、ちょっとしたコツでしょ?」
何だか得意気な顔をしているが、なんとなく、そうじゃない、とパウパウは思う。
「あ、魔道騎士さん、こんにちは!」
扉を守るように両側に立つ魔道騎士に、声を掛けてからミッちゃんが開いた扉を潜り抜けた。
ウネビの雑貨屋、3階の寝室に扉は繋がっていた。
何もない、衣装箱と寝台だけの部屋だ。
階下に降りると魔道人形さんが壁際で待っていた。
「からくりさん、ただいま」
「お帰りなさいませ。ウルジェド様、パウパウ様を砂漠オオネコの所へお連れしても宜しいでしょうか?」
「あ。あぁ、そうだね。パウパウ、ハヤツの所に行くかい?」
「うん!からくりさん、あのね、今日ね、ミッちゃんと帝都に行くんだよ」
「そうですか。楽しみですね」
「うん、ぼく、帝都って温室ばっかりだか……
パウパウは手を出して、魔道人形さんは、その手を引いて白い砂漠への扉を開く。
その姿を見送りながらウルジェドは首を傾げ、思い直したように階下の雑貨屋へ降りて行く。
「マーツさん、マテルさん、お疲れ様です。いつも有難うございます」
「店長、お疲れ様です」
外のオープンカフェ用の薬草茶を煎れながらマテルが挨拶を返した。
チラっとガラス戸ごしに外を見ると、席は半分以上が埋まっている。
こんな田舎町なのに、なかなか盛況だ。
マーツはカウンター奥の在庫を丁度、調べていたらしく「あぁ、店長、仕入れをして欲しい物があります」と早々に言ってきた。
「あ、では」
「はい。こちらに書き出してあります」サッとリストを渡された。
受け取ったそれに目を通していると
「それで、店長実は ご相談があるんですが」
マーツさんが、改まったような表情で此方を見る。
「なにか問題が?」
「いえ、もうすぐ行商が来るので、奥の宿を開けたいんですが…その、人手が……」
ミッちゃんは、この寂れた田舎で雑貨屋と人が来ない宿屋を営んでいる。
宿屋は素泊まりで、本当に何のサービスも無い。
まったくもって商売っ気のない宿屋だが、3月に1回の隊商が来るときだけは需要がある。
「あぁ……ほかに宿を提供できそうな人は居ないですか?」
「そこそこの人数ですから、中々にねぇ……それで、雑貨屋の方もですが、人手を増やせませんかね?」
少人数なら社の集会所で面倒を見てくれるだろうが、行商は小さいとはいえ隊商でやってくる。
護衛の冒険者も入れると、毎回30人程度だ。
ウルジェドは手渡された仕入れ希望の品を、改めて見た。
前回も仕入れた布地や小物。裁縫道具類、調味料に香辛料。あと寝具用のリネン類は宿用か。
それと合わせて知らない名前がある。
「……あの、マーツさん。これは?」
「帝都で流行している菓子だそうです」
少しだけ、声を潜めてマーツが言う。
「帝都……菓子……え?なんでご存じなんですか⁈」
聞けばマーツ達は、雇われた雑貨屋を繁盛させようと、自腹を切って、わざわざ領都トリナシュで販売されている帝都新聞を魔法配達便で配達して貰っているのだという。
おかげで帝都の事件や、話題、なにが流行しているかを、おおよそ10日程度の差しか出さずに知る事が出来るのだそうだ。
ここが大陸の端っこであることを考えれば、破格の速さだ。
そういえば、以前マーツさん達に頼まれた、ツマミ細工の材料のことをウルジェドは思い出した。
「いや、マーツさん。わざわざ新聞なんて……」
「でも、今までの商売では店長。私達が頂く給金で、下手したら赤字ですよ?」
「あぁ……でも、それは大丈夫なんですが……あの、では新聞と魔法配達便の料金を上乗せさせてください」
「いえ、それは、私どもが好きでやっていますので」
「う~ん、では、給金を2倍にします「店長‼」
ウルジェドにとって雑貨屋も宿屋も、この地に身を置くための隠れ蓑でしかない。
正直なところ、客など来なくても構わなかったのだ。
単に、何をやっているか分からないエルフだと、体裁が悪いだろうからと選んだ立場、のはずだった。
「フフフ……あぁ、あと宿屋ですが、手伝ってくれる人に心当たりは有りますか?臨時雇いになってしまいそうですが」
「あぁ、もし宜しければ、うちの息子らの伴侶、二人が手伝いたいと……」
「それは助かります。じゃあ、その辺のこともマーツさんにお願いしますね。もし、手が足りないようなら、雇い入れを増やしても構いませんので」
「ありがとうございます。あ、でもウルジェドさん、給金は前のままで十分ですから!」
とりあえず、話し合いの結果、新聞代金と配達代金は店で持つ事で折り合いをつけた。
「あぁ……それと、小耳に挟んだ話ですが……」
眉を顰めて、マーツさんが続けた。
「ウネビのテレス坊ちゃんの行いが、あまり宜しくないらしいですよ。店長がガイアス様にお伝えくださったからか、こちらに被害は出ていませんが、他の人には何かしらあるようで……」
「そうなのか……」
「はい。パウパウ坊ちゃんに、気を付けてあげてください」
頻繁に会うではないが、パウパウも時おり店奥に顔を出したりでマーツ達とは顔見知りだ。
先だってのテレスの狼藉で、何となくだがパウパウの立場を察してくれているのだ。
「ありがとう。じゃあ、仕入れに行ってくるよ」
「はい、お願いします」
パウパウが居なければ、こんな風に集落の人達と関わる事は無かっただろう。
病の子供が居なければ、
あの約束をしていなければ、
ハイエルフのウルジェドは草臥れた店に独りで居て、誰と話すでなく、何をするでなく、ただ、この古いラージェンの地が朽ちるのを見守る日々を過ごしていた筈なのだ。
「パウパウ、お待たせ。帝都に行……」
グーリシェダのゲルに入って、白い螺鈿細工の箱椅子に座るパウパウを見たミッちゃんは、言葉を途中で止めた。
「あ、ミッちゃん!見て見て、からくりさんが着せてくれたの」
ハヤツの前足を持ち上げて、自分の代わりにフリフリしながらパウパウが笑う。
白い仔ネコは、迷惑そうな顔で抱き上げられている。
青紫色の膝までのワンピースと透ける程に薄い黒のジレ。
ショース代わりの膝上までの長靴下に合わせたショートブーツは白の柔らかい革製だ。
胸上まで伸びた黒髪を、左側よりに纏めて前に流した髪型のせいか、少しだけ大人びて見える。
前髪は横に流し、露わにした額の魔石の青紫色がパウパウの愛らしさに花を添えた。
そして、両方の耳輪の上部には銀の蔦と鳥の羽根を意匠にした飾り。
「あ。あぁ、うん。凄く可愛いね、驚いたよ……からくり、ちょっと」
ミッちゃんは魔道人形を呼び寄せて、小声で
「ちょっと、あれは奇麗すぎだろ。帝都だぞ」
「はい、帝都ですので、おめかしを……」
「いや、攫われるでしょ、あれ。どうみても可愛すぎる」
「しかし、認識阻害をしておりますし。膝を出しておりませんが」
「……なんで膝が基準なんだ⁈」
ミッちゃんは、小声で悲鳴を上げる。
器用だ。
「ウルジェド様、リヨスアルヴァに行かれる際に、膝が出ていると苦言を仰いましたが」
「…………」
「ウルジェド様?」
魔道人形の単眼の上部半分が黒くなっている。
「……その目、やめてくれないかな、からくりさん」
結局、魔道人形のジト目はミッちゃんが、謝罪するまで続いた。
今いる場所より西側の、内陸よりにウィカリアス帝国の帝都【ロクサリウス】と書かれている。
こうやって地図で見ると、もの凄い距離を転移することになるのだが、いつもミッちゃんは平気な顔で何度も魔法を使っていた。
「ミッちゃんは凄いねぇ…」
「おや、いきなりどうしたの?」
「だって、ここから、ここに行って、そして帝都でしょ?すっごい遠いよ」
「あぁ、ん~、ちょっとしたコツがあるんだよ」
魔法ってコツで何とか出来る物だろうか?と首を傾げるパウパウに笑ったミッちゃんは、サッと地図を収納してから手を差し出す。
「じゃ、行こうか」
手を繋ぐと、廊下の突き当りのホールへ向かった。
いつものように魔道騎士が2機、立っている壁に扉が出来ていた。
「あれ?」
「うん、雑貨屋と空間を繋いでおいたからね。ほら、ちょっとしたコツでしょ?」
何だか得意気な顔をしているが、なんとなく、そうじゃない、とパウパウは思う。
「あ、魔道騎士さん、こんにちは!」
扉を守るように両側に立つ魔道騎士に、声を掛けてからミッちゃんが開いた扉を潜り抜けた。
ウネビの雑貨屋、3階の寝室に扉は繋がっていた。
何もない、衣装箱と寝台だけの部屋だ。
階下に降りると魔道人形さんが壁際で待っていた。
「からくりさん、ただいま」
「お帰りなさいませ。ウルジェド様、パウパウ様を砂漠オオネコの所へお連れしても宜しいでしょうか?」
「あ。あぁ、そうだね。パウパウ、ハヤツの所に行くかい?」
「うん!からくりさん、あのね、今日ね、ミッちゃんと帝都に行くんだよ」
「そうですか。楽しみですね」
「うん、ぼく、帝都って温室ばっかりだか……
パウパウは手を出して、魔道人形さんは、その手を引いて白い砂漠への扉を開く。
その姿を見送りながらウルジェドは首を傾げ、思い直したように階下の雑貨屋へ降りて行く。
「マーツさん、マテルさん、お疲れ様です。いつも有難うございます」
「店長、お疲れ様です」
外のオープンカフェ用の薬草茶を煎れながらマテルが挨拶を返した。
チラっとガラス戸ごしに外を見ると、席は半分以上が埋まっている。
こんな田舎町なのに、なかなか盛況だ。
マーツはカウンター奥の在庫を丁度、調べていたらしく「あぁ、店長、仕入れをして欲しい物があります」と早々に言ってきた。
「あ、では」
「はい。こちらに書き出してあります」サッとリストを渡された。
受け取ったそれに目を通していると
「それで、店長実は ご相談があるんですが」
マーツさんが、改まったような表情で此方を見る。
「なにか問題が?」
「いえ、もうすぐ行商が来るので、奥の宿を開けたいんですが…その、人手が……」
ミッちゃんは、この寂れた田舎で雑貨屋と人が来ない宿屋を営んでいる。
宿屋は素泊まりで、本当に何のサービスも無い。
まったくもって商売っ気のない宿屋だが、3月に1回の隊商が来るときだけは需要がある。
「あぁ……ほかに宿を提供できそうな人は居ないですか?」
「そこそこの人数ですから、中々にねぇ……それで、雑貨屋の方もですが、人手を増やせませんかね?」
少人数なら社の集会所で面倒を見てくれるだろうが、行商は小さいとはいえ隊商でやってくる。
護衛の冒険者も入れると、毎回30人程度だ。
ウルジェドは手渡された仕入れ希望の品を、改めて見た。
前回も仕入れた布地や小物。裁縫道具類、調味料に香辛料。あと寝具用のリネン類は宿用か。
それと合わせて知らない名前がある。
「……あの、マーツさん。これは?」
「帝都で流行している菓子だそうです」
少しだけ、声を潜めてマーツが言う。
「帝都……菓子……え?なんでご存じなんですか⁈」
聞けばマーツ達は、雇われた雑貨屋を繁盛させようと、自腹を切って、わざわざ領都トリナシュで販売されている帝都新聞を魔法配達便で配達して貰っているのだという。
おかげで帝都の事件や、話題、なにが流行しているかを、おおよそ10日程度の差しか出さずに知る事が出来るのだそうだ。
ここが大陸の端っこであることを考えれば、破格の速さだ。
そういえば、以前マーツさん達に頼まれた、ツマミ細工の材料のことをウルジェドは思い出した。
「いや、マーツさん。わざわざ新聞なんて……」
「でも、今までの商売では店長。私達が頂く給金で、下手したら赤字ですよ?」
「あぁ……でも、それは大丈夫なんですが……あの、では新聞と魔法配達便の料金を上乗せさせてください」
「いえ、それは、私どもが好きでやっていますので」
「う~ん、では、給金を2倍にします「店長‼」
ウルジェドにとって雑貨屋も宿屋も、この地に身を置くための隠れ蓑でしかない。
正直なところ、客など来なくても構わなかったのだ。
単に、何をやっているか分からないエルフだと、体裁が悪いだろうからと選んだ立場、のはずだった。
「フフフ……あぁ、あと宿屋ですが、手伝ってくれる人に心当たりは有りますか?臨時雇いになってしまいそうですが」
「あぁ、もし宜しければ、うちの息子らの伴侶、二人が手伝いたいと……」
「それは助かります。じゃあ、その辺のこともマーツさんにお願いしますね。もし、手が足りないようなら、雇い入れを増やしても構いませんので」
「ありがとうございます。あ、でもウルジェドさん、給金は前のままで十分ですから!」
とりあえず、話し合いの結果、新聞代金と配達代金は店で持つ事で折り合いをつけた。
「あぁ……それと、小耳に挟んだ話ですが……」
眉を顰めて、マーツさんが続けた。
「ウネビのテレス坊ちゃんの行いが、あまり宜しくないらしいですよ。店長がガイアス様にお伝えくださったからか、こちらに被害は出ていませんが、他の人には何かしらあるようで……」
「そうなのか……」
「はい。パウパウ坊ちゃんに、気を付けてあげてください」
頻繁に会うではないが、パウパウも時おり店奥に顔を出したりでマーツ達とは顔見知りだ。
先だってのテレスの狼藉で、何となくだがパウパウの立場を察してくれているのだ。
「ありがとう。じゃあ、仕入れに行ってくるよ」
「はい、お願いします」
パウパウが居なければ、こんな風に集落の人達と関わる事は無かっただろう。
病の子供が居なければ、
あの約束をしていなければ、
ハイエルフのウルジェドは草臥れた店に独りで居て、誰と話すでなく、何をするでなく、ただ、この古いラージェンの地が朽ちるのを見守る日々を過ごしていた筈なのだ。
「パウパウ、お待たせ。帝都に行……」
グーリシェダのゲルに入って、白い螺鈿細工の箱椅子に座るパウパウを見たミッちゃんは、言葉を途中で止めた。
「あ、ミッちゃん!見て見て、からくりさんが着せてくれたの」
ハヤツの前足を持ち上げて、自分の代わりにフリフリしながらパウパウが笑う。
白い仔ネコは、迷惑そうな顔で抱き上げられている。
青紫色の膝までのワンピースと透ける程に薄い黒のジレ。
ショース代わりの膝上までの長靴下に合わせたショートブーツは白の柔らかい革製だ。
胸上まで伸びた黒髪を、左側よりに纏めて前に流した髪型のせいか、少しだけ大人びて見える。
前髪は横に流し、露わにした額の魔石の青紫色がパウパウの愛らしさに花を添えた。
そして、両方の耳輪の上部には銀の蔦と鳥の羽根を意匠にした飾り。
「あ。あぁ、うん。凄く可愛いね、驚いたよ……からくり、ちょっと」
ミッちゃんは魔道人形を呼び寄せて、小声で
「ちょっと、あれは奇麗すぎだろ。帝都だぞ」
「はい、帝都ですので、おめかしを……」
「いや、攫われるでしょ、あれ。どうみても可愛すぎる」
「しかし、認識阻害をしておりますし。膝を出しておりませんが」
「……なんで膝が基準なんだ⁈」
ミッちゃんは、小声で悲鳴を上げる。
器用だ。
「ウルジェド様、リヨスアルヴァに行かれる際に、膝が出ていると苦言を仰いましたが」
「…………」
「ウルジェド様?」
魔道人形の単眼の上部半分が黒くなっている。
「……その目、やめてくれないかな、からくりさん」
結局、魔道人形のジト目はミッちゃんが、謝罪するまで続いた。
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