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141.潮と共に満ちるもの7
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生き延びたと誰もが思った刹那、巨大な影が落ちてきて、夏空号の子供達は顔を強張らせる。
海と空が敵になったと思ったのだから、仕方がない。
「パウパウ!」
ミッちゃんが叫んだ。
余程慌てているのか風の魔法を使っていない。
フッバーは己の声を風に乗せた。
「フィリ!大丈夫かっ」
「ミッちゃん⁈」
来てくれた!やっぱりミッちゃんは来てくれた……パウパウの目に涙が込み上げてくる。
「フッバーさん……?」
巨大なガレアトスは長い首を水平に保ったままで、器用に夏空号の左舷から右舷後ろへとスライドするように我が身を滑らせた。
「レカベットの子達は無事だ。あとは私達に任せて……」
ハイエルフの風の言葉にサリレの子供達が安堵の表情を浮かべた。
「で、でも!あいつ、やっつけないと、また来るよ!」
一番小さなパウパウが安堵の涙を流しながらも訴える。
潮で汚れた顔は海のしぶきと、涙でぐちゃぐちゃだ。
「……うん。それは私達がするから、だいじょぶ、静かに戻るんだ。ダグラス、任せたよ」
ハイエルフに乞われたダグラスが頷くと、何故か黒猫が「にゃあ!」と返事をした。
「ウルジェドさん!あの魚、目が見えない筈です」
「あと、なんか動きが変だったワ」
マルトフとダグラスの言葉に頷く。
「ウルジェド、左の方向、この先に居るぞ」
「今度は私達が囮になるから、港へ戻れ」
言い終えると高度を取って舟から離れ、左へ向かった鳥は、旋回を一度した後、水面に傷跡を付けるように長い脚を伸ばし始めた。
まるで、水鳥が魚を捕まえようとするようだ。
バサリと羽根が震えると風波も立つ。
「ミッちゃん……」
「ウシッ!戻っぞ。パウパウ、泣くな」
「パウパウ、そっとだ。慌てないでも大丈夫だから、小さく静かに魔力を流して」
「うん……」ヒックとしゃくり上げながらも、櫓を握ってフィリの言う通りに静かに魔力を流していく。
ダグラスが櫂を掴んで、港の方へと船首を向けた。
ザァン!と舟の後ろで大きな波音が聞こえ、「ギャァゴォ」と怪鳥の叫び声がする。
「ミッ「見ンナ!気ィ散らすなヤ!」
背を向けたままでダグラスが怒鳴る。
「オメは、オメの出来る事サ今ヤンダ」
今、自分のすることは無事に夏空号で港へ戻る事。
「うん……」顔を向けたら見える怪魚との闘いに眼を背けて、我慢をしたパウパウは櫓から出る白い帯を見つめた。
フィリが背中を包み込むように、後ろから手を廻してパウパウの櫓を握る小さな手に自分の手を乗せる。
「操作は僕がするからね、大丈夫。フッバーさんだって強いから」
「う、うん」
「最後まで気ィ抜くなヤ、帰ッゾ」
細く棚引く白い帯を翻して夏空号は皆が待つ港へ戻っていく。
その後ろでは
「来るぞ!」
バシャバシャと盛大に立てた音に誘われた怪魚が頭を出すが、巨大な鳥は器用に羽ばたいて大顎を回避する。
その際に、長い爪で魚体に攻撃を仕掛ける余裕まで見せた。
「ギャゴォッ」
そして、不服そうに叫び声を上げる。
「随分と堅そうだ。爪が通らないと文句を言ってる」
巨鳥を捕食できなかった怪魚がガンと顎を閉じて沈む。
「これの爪が通らないって、どんだけ固いんだよ……おい、あの魚だけ凍らせるってのは、どうよ?」
「……周りも凍るな。多分」
その範囲がどれ程かを想像して、フッバーは空を見上げた。
絶対に碌な事にはならない。
「岸の浅場まで誘導して身動き出来ねぇようにしてから倒すしかねぇか」
フッバーの言葉にウルジェドは岸の護岸堤を見る。
満潮で磯が水没しているので、人々は護岸堤の上から見物している。
「いまは潮どまりで、水位が一番高い時間帯だ。今のうちに浅場に引き込んで、潮が引いてしまえば身動きが取れなくなるぞ」
「あれだけ大きいからな……よし、タヴィス!」
「ギャギャ!」
バサリと羽ばたきをして巨鳥が一度高さを保った。
またも器用に脚を伸ばして、海水を蹴立てながらタヴィスは怪魚を誘導する。
フッバーが視界に、あの魔力の色を認めた。
「下を追って来るぞ、早い」
突かず離れずの距離感を保つのが中々に難しい。
ウルジェドは低速には成り切れないタヴィスの浮力を魔法で補助しながら、怪魚を誘導していく。
「ゴッゴッゴ」
何故か飛びながらタヴィスが吠え声を上げる。
「なんかご機嫌に聞こえるんだが、なんて言ってんだ?」
「……面白いそうだ」
「そ、そうか、よかったな……」
この状況を面白がれる金1級の鳥を理解することが出来ない。
何故ならフッバーは正直、怖いのを捻じ伏せている状態なのだ。
「……俺は怖いぞウルジェド」
「情けないな、フッバー。私なんて胃の腑が痛いぞ」
どっちもどっちだ。
──────────────────────────────────────
夏空号が静かに港内に入って来るのを見守っていた人々が、歓声を爆発させた。
しかし、パウパウは辺りを見回して、港内に浮かぶ小舟の船尾のトコ板に座るマールジェドを見つける。
「マールちゃん!マールちゃん!」
実は人々の大騒ぎに辟易して、子供が降りた空舟の上でパウパウ達を待っていたマールジェドは、浮遊を使って浮かぶと夏空号に近づいた。
その魔法に、また港内がどよめくが知った事ではない。
「偉かったね。みんな!」
「マールちゃん!ミッちゃんを助けて、おっきい魚と戦ってるの」
「僕らを逃がすのに囮になってくれてるんです!」
「うん、とりあえず舟を泊めて。港の先端に行こうか、見物人とかが五月蠅いからね」
ダグラスが頷いて、競争の最初に舟を置いていた場所へと舟を停泊させる。
ここも見物客がギッシリだ。
ダグラス達の一挙手一投足を見守っているし、隙あらば触れて、なにか声を掛けようとしている。
先端に上がる階段にも人が立っている。
夏空号の帰還を口々に褒め称えてくれるが、今はそれが煩わしい。
こうしている間もミッちゃん達が戦っているのだ。
まだ、危険は終わっていないのに!と、パウパウ達は憤りを胸にしていた。
マールジェドが、夏空号の上にふわりと降りて「先端まで飛ぶね」と、足をトンっと鳴らして転移した。
港内のどよめきが、益々大きくなったが、マールジェドが知った事ではない。
「フィリ!」
先端に現れた子供達に、パティオルが駆け寄った。
「お母さん!フッバーさん達が助けに来てくれたんだよ」フィリが腕を伸ばす。
もう魔力が枯渇ギリギリで、これが精一杯だ。
「無事でよかった!みんなも、お帰り。良かった、偉かったよぅ」
榛色の瞳が潤んで涙が溢れる。
「ダグラスもマルトフも、パウパウも凄かったんだよ……」
ギルマスのカウダ=タンニナも子供達に近づくと、
「よくやった。大したもんだ」と声を掛ける。
「ギルマス!ウルジェドさんとフッバーさんが、囮をしてくれたんです」かなり顔色が戻ったマルトフが伝え、
「ソダ、今、どうなってンダ?」ダグラスが先端から外海を見る。
パウパウも、それだけが気がかりだ。
「鳥に煽らせて、岸の浅場に誘導しているようだ」
「ミッちゃん……」
パウパウはナイナイ袋をギュっと握りしめる。
「ねぇ、ギルマス、あの大きい魚を、ここの漁師さんはどうやって倒すの?」
パウパウの質問に、
「おぅ、バラエナ銛で突くしかねぇな」
捕鯨用の銛を身体強化をしたうえで投げるのだと言う。
思ったよりも原始的だ。
その答えを聞いたマールジェドが尋ねる。
「そう、その銛って何処にあるの?」
「お?あっこの倉庫にも予備が置いてあるが」
「ありがとうギルマス。じゃぁ、手伝って来るねっ!」
マールジェドはパウパウの頭を一度撫ぜると、つま先で防波堤の床を叩いて転移をした。
倉庫のオッチャンや網元から「オォ」とか「ひゃぁっ」と声が聞こえるので、多分、あそこに転移をしたのだろうと、パウパウは推測する。
ミッちゃんとフッバーが乗った大きな鳥は、魚をイラつかせて岸へと向かっているようだ。
時おり、怪魚が現れる泡がここからでも見える。
「悔しいなぁ……」
ミッちゃんが強いだろうことは判っている。
けれども、パウパウは今、自分が何も出来ない事が悔しい。
ぼくがもっと強かったら、マールちゃんみたいにミッちゃんを助けてあげられるのに。
そう思いながら、パウパウは濁ってしまった緑の宝玉を、そっと撫ぜた。
元気を出せというように、バステトがパウパウの頬に頭を摺りつけてゴロゴロ喉を鳴らした。
海と空が敵になったと思ったのだから、仕方がない。
「パウパウ!」
ミッちゃんが叫んだ。
余程慌てているのか風の魔法を使っていない。
フッバーは己の声を風に乗せた。
「フィリ!大丈夫かっ」
「ミッちゃん⁈」
来てくれた!やっぱりミッちゃんは来てくれた……パウパウの目に涙が込み上げてくる。
「フッバーさん……?」
巨大なガレアトスは長い首を水平に保ったままで、器用に夏空号の左舷から右舷後ろへとスライドするように我が身を滑らせた。
「レカベットの子達は無事だ。あとは私達に任せて……」
ハイエルフの風の言葉にサリレの子供達が安堵の表情を浮かべた。
「で、でも!あいつ、やっつけないと、また来るよ!」
一番小さなパウパウが安堵の涙を流しながらも訴える。
潮で汚れた顔は海のしぶきと、涙でぐちゃぐちゃだ。
「……うん。それは私達がするから、だいじょぶ、静かに戻るんだ。ダグラス、任せたよ」
ハイエルフに乞われたダグラスが頷くと、何故か黒猫が「にゃあ!」と返事をした。
「ウルジェドさん!あの魚、目が見えない筈です」
「あと、なんか動きが変だったワ」
マルトフとダグラスの言葉に頷く。
「ウルジェド、左の方向、この先に居るぞ」
「今度は私達が囮になるから、港へ戻れ」
言い終えると高度を取って舟から離れ、左へ向かった鳥は、旋回を一度した後、水面に傷跡を付けるように長い脚を伸ばし始めた。
まるで、水鳥が魚を捕まえようとするようだ。
バサリと羽根が震えると風波も立つ。
「ミッちゃん……」
「ウシッ!戻っぞ。パウパウ、泣くな」
「パウパウ、そっとだ。慌てないでも大丈夫だから、小さく静かに魔力を流して」
「うん……」ヒックとしゃくり上げながらも、櫓を握ってフィリの言う通りに静かに魔力を流していく。
ダグラスが櫂を掴んで、港の方へと船首を向けた。
ザァン!と舟の後ろで大きな波音が聞こえ、「ギャァゴォ」と怪鳥の叫び声がする。
「ミッ「見ンナ!気ィ散らすなヤ!」
背を向けたままでダグラスが怒鳴る。
「オメは、オメの出来る事サ今ヤンダ」
今、自分のすることは無事に夏空号で港へ戻る事。
「うん……」顔を向けたら見える怪魚との闘いに眼を背けて、我慢をしたパウパウは櫓から出る白い帯を見つめた。
フィリが背中を包み込むように、後ろから手を廻してパウパウの櫓を握る小さな手に自分の手を乗せる。
「操作は僕がするからね、大丈夫。フッバーさんだって強いから」
「う、うん」
「最後まで気ィ抜くなヤ、帰ッゾ」
細く棚引く白い帯を翻して夏空号は皆が待つ港へ戻っていく。
その後ろでは
「来るぞ!」
バシャバシャと盛大に立てた音に誘われた怪魚が頭を出すが、巨大な鳥は器用に羽ばたいて大顎を回避する。
その際に、長い爪で魚体に攻撃を仕掛ける余裕まで見せた。
「ギャゴォッ」
そして、不服そうに叫び声を上げる。
「随分と堅そうだ。爪が通らないと文句を言ってる」
巨鳥を捕食できなかった怪魚がガンと顎を閉じて沈む。
「これの爪が通らないって、どんだけ固いんだよ……おい、あの魚だけ凍らせるってのは、どうよ?」
「……周りも凍るな。多分」
その範囲がどれ程かを想像して、フッバーは空を見上げた。
絶対に碌な事にはならない。
「岸の浅場まで誘導して身動き出来ねぇようにしてから倒すしかねぇか」
フッバーの言葉にウルジェドは岸の護岸堤を見る。
満潮で磯が水没しているので、人々は護岸堤の上から見物している。
「いまは潮どまりで、水位が一番高い時間帯だ。今のうちに浅場に引き込んで、潮が引いてしまえば身動きが取れなくなるぞ」
「あれだけ大きいからな……よし、タヴィス!」
「ギャギャ!」
バサリと羽ばたきをして巨鳥が一度高さを保った。
またも器用に脚を伸ばして、海水を蹴立てながらタヴィスは怪魚を誘導する。
フッバーが視界に、あの魔力の色を認めた。
「下を追って来るぞ、早い」
突かず離れずの距離感を保つのが中々に難しい。
ウルジェドは低速には成り切れないタヴィスの浮力を魔法で補助しながら、怪魚を誘導していく。
「ゴッゴッゴ」
何故か飛びながらタヴィスが吠え声を上げる。
「なんかご機嫌に聞こえるんだが、なんて言ってんだ?」
「……面白いそうだ」
「そ、そうか、よかったな……」
この状況を面白がれる金1級の鳥を理解することが出来ない。
何故ならフッバーは正直、怖いのを捻じ伏せている状態なのだ。
「……俺は怖いぞウルジェド」
「情けないな、フッバー。私なんて胃の腑が痛いぞ」
どっちもどっちだ。
──────────────────────────────────────
夏空号が静かに港内に入って来るのを見守っていた人々が、歓声を爆発させた。
しかし、パウパウは辺りを見回して、港内に浮かぶ小舟の船尾のトコ板に座るマールジェドを見つける。
「マールちゃん!マールちゃん!」
実は人々の大騒ぎに辟易して、子供が降りた空舟の上でパウパウ達を待っていたマールジェドは、浮遊を使って浮かぶと夏空号に近づいた。
その魔法に、また港内がどよめくが知った事ではない。
「偉かったね。みんな!」
「マールちゃん!ミッちゃんを助けて、おっきい魚と戦ってるの」
「僕らを逃がすのに囮になってくれてるんです!」
「うん、とりあえず舟を泊めて。港の先端に行こうか、見物人とかが五月蠅いからね」
ダグラスが頷いて、競争の最初に舟を置いていた場所へと舟を停泊させる。
ここも見物客がギッシリだ。
ダグラス達の一挙手一投足を見守っているし、隙あらば触れて、なにか声を掛けようとしている。
先端に上がる階段にも人が立っている。
夏空号の帰還を口々に褒め称えてくれるが、今はそれが煩わしい。
こうしている間もミッちゃん達が戦っているのだ。
まだ、危険は終わっていないのに!と、パウパウ達は憤りを胸にしていた。
マールジェドが、夏空号の上にふわりと降りて「先端まで飛ぶね」と、足をトンっと鳴らして転移した。
港内のどよめきが、益々大きくなったが、マールジェドが知った事ではない。
「フィリ!」
先端に現れた子供達に、パティオルが駆け寄った。
「お母さん!フッバーさん達が助けに来てくれたんだよ」フィリが腕を伸ばす。
もう魔力が枯渇ギリギリで、これが精一杯だ。
「無事でよかった!みんなも、お帰り。良かった、偉かったよぅ」
榛色の瞳が潤んで涙が溢れる。
「ダグラスもマルトフも、パウパウも凄かったんだよ……」
ギルマスのカウダ=タンニナも子供達に近づくと、
「よくやった。大したもんだ」と声を掛ける。
「ギルマス!ウルジェドさんとフッバーさんが、囮をしてくれたんです」かなり顔色が戻ったマルトフが伝え、
「ソダ、今、どうなってンダ?」ダグラスが先端から外海を見る。
パウパウも、それだけが気がかりだ。
「鳥に煽らせて、岸の浅場に誘導しているようだ」
「ミッちゃん……」
パウパウはナイナイ袋をギュっと握りしめる。
「ねぇ、ギルマス、あの大きい魚を、ここの漁師さんはどうやって倒すの?」
パウパウの質問に、
「おぅ、バラエナ銛で突くしかねぇな」
捕鯨用の銛を身体強化をしたうえで投げるのだと言う。
思ったよりも原始的だ。
その答えを聞いたマールジェドが尋ねる。
「そう、その銛って何処にあるの?」
「お?あっこの倉庫にも予備が置いてあるが」
「ありがとうギルマス。じゃぁ、手伝って来るねっ!」
マールジェドはパウパウの頭を一度撫ぜると、つま先で防波堤の床を叩いて転移をした。
倉庫のオッチャンや網元から「オォ」とか「ひゃぁっ」と声が聞こえるので、多分、あそこに転移をしたのだろうと、パウパウは推測する。
ミッちゃんとフッバーが乗った大きな鳥は、魚をイラつかせて岸へと向かっているようだ。
時おり、怪魚が現れる泡がここからでも見える。
「悔しいなぁ……」
ミッちゃんが強いだろうことは判っている。
けれども、パウパウは今、自分が何も出来ない事が悔しい。
ぼくがもっと強かったら、マールちゃんみたいにミッちゃんを助けてあげられるのに。
そう思いながら、パウパウは濁ってしまった緑の宝玉を、そっと撫ぜた。
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