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あっちの世界
11.唐突な溺愛?3!!
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俺を横抱きしたアンギィが扉を開けて、脱衣場へ来ると一瞬でお互いの濡れてた体が乾いていた。
「え、これって魔法?」
「付与してある。そんな事に気を回すな」
アンギィが俺を軽々と抱き上げたままで、もう一枚の扉を開けた。
「あれ?」
そこは部屋になっていた。
さっきは廊下の突き当りだったのに、と、俺はアンギィを上目づかいで見る。
「……だから、お前はどうしてそう……」
幼子みたいな目をするな。
汚せなくなるだろうが。
何かを呟きながらアンギィはベッド!もう一度言おう、ベッドだ!ベッドに俺を下ろした。
「……布団だ……」
ずっと硬い土の上だった俺の睡眠環境よ、さようなら!
俺、今日から文化的な生活を始めます!
知らず知らずのうちに、俺はマットレスみたいなのをナデナデしていた。
ツベッツベだ。ツベッツベ!
お高いシーツの感触に思わずウットリしていると、チッと聞こえたのは舌打ち?
え?っと思った瞬間、アンギィが俺に圧し掛かってくる。
「ちょっとアンギィ」
「あちこちに気を散らしおって」忌々しそうに苦い顔で俺を見る。
「ごめん、あの……」
「お前を抱くと言ったよな」
俺の顎を掴むと、喰い付く様にキスされた。
「ンん~⁈」
息が出来ない位に口の中をかき回され、舌がもぎ取られるように吸われて、クラクラしているとアンギィの右手は俺の後ろに回されて、するっと手慣れた風に尻の穴の辺りを、撫ぜ始めた。
俺は、どうしたらいいか分からず胸の前で手を握りしめていたんだけれど、流石に息が苦しくてアンギィの胸元をペチペチ──力が入らないから仕方ないだろ!──と叩くと、ようやく唇が離れた。
互いの唾液が繋がってるのにドキドキする。
「あ、アンギィ…あの、お尻がね……」
アンギィは俺の頬を撫ぜながら
「お前はクェルクスとは違うな」
その言葉に、何故か胸がヒヤリとした。
そのうち、俺の会陰や尻穴の周りを揉んだりしていたアンギィの指が
つぷっ
「んぅ!」
俺の中に入った。
アンギィが何かを唱えると、ドロリと粘り気のある液体がズルっと俺の尻辺りに流れて垂れる。
「え?」
「潤滑剤だ」
尻穴に浅く入った指は、止まることなく、ゆっくり小さく輪を描いている。
驚いていると、なぜか俺の顔をじぃっと見ているアンギィは「きちんと解さねばな」と言いながら、皺の一本一本を丁寧に伸ばす様に触れていく。
「あ、はっぁぁの、アンギィ」
ぬちゅっぬちゅっと下から粘り気のある音がする。
アンギィの左手は頬から首筋、鎖骨、胸へと何かを確かめるように流れて行って、乳輪を撫で始めた。
視線は俺を観察するように外さないで、別の生き物のように彼の両手が胸と尻を愛撫していく。
その感触は、異物感と羞恥心。
快感なんて感じない。
ない筈なのに、この体は、クェルクスはアンギィとのこういうのに慣れているんだろう。
気付けば尻はアンギィの三本の指を受け入れていた。
きっと、
きっと、クェルクスの体は何度もアンギィを受け入れていたんだ。
何度も、何度も愛し合っていたんだろう。
慣らす必要もないくらい、この体はアンギィの物だったんだ。
だって、エロ汁が必要だって言ってたし。
そう思うと体はドキドキと熱くなる。
「あっく、あっうん……胸、くすぐったいよアンギィ」
俺自身は触ったことが無い乳首をコロコロと指先で嬲ったり、摘まんだりされても感じない筈なのに、体の記憶なのか、知らずに声が出てしまう。
「そうか、では後ろはどうだ、この辺りだろう?」
俺のクェルクスさんが、いつの間にか立ってたお陰で、アンギィは前立腺を探し当てたようだ。
少し曲げた指が、中を掠めた。
「うあっ、あ、そこっ」
思わず声が出た。
本能で、そこが気持ちいいと分かっている感じだ。
「膨らんでいるのは期待してか」
耳元で吐息と共にアンギィが囁く。
そこが男の気持ちいい場所だっていうのは、知識として知っているけれど、柏木椎の肉体としては経験のない場所だ。
「し、知らない」
俺が首を振ると、シャンパンゴールドの髪がパサパサと揺れる。
「ふふ、嘘つきめ」
そう言うと、アンギィがそこを小さくとんとんと叩いて、軽く押した。
「あぁぁっ!」
前立腺をアンギィに触れられたとき、俺は悲鳴を上げ、下半身は別な生き物のように跳ねた。
なんで⁉
俺の乏しい知識では、最初っから前立腺が気持ち良くならないって……
「あぁぁっ、ンふっ…あっあぁ」
俺の戸惑いを他所に、アンギィは前立腺を押したり、撫ぜたり、とんとんする。
なんで、
「あぁっ!なんで?なに、これ」
そんな俺をアンギィは、まだじぃっと見つめている。
「やっ、やだ。見ないで、見ないで、ヤダぁ」
アンギィの目の前で乱れる自分が、ひどく恥ずかしくて俺は懇願する。
シャンパンゴールドの髪が顔の周りでパサパサ揺れる。
頭は恥ずかしくて、尻も恥ずかしくて、もう、どうしようも無くなって、気付くと涙が出てた。
すると、
「泣くなというに勿体ないだろう」
そう言って、アンギィは俺の涙を掬い舐めた。
「え、これって魔法?」
「付与してある。そんな事に気を回すな」
アンギィが俺を軽々と抱き上げたままで、もう一枚の扉を開けた。
「あれ?」
そこは部屋になっていた。
さっきは廊下の突き当りだったのに、と、俺はアンギィを上目づかいで見る。
「……だから、お前はどうしてそう……」
幼子みたいな目をするな。
汚せなくなるだろうが。
何かを呟きながらアンギィはベッド!もう一度言おう、ベッドだ!ベッドに俺を下ろした。
「……布団だ……」
ずっと硬い土の上だった俺の睡眠環境よ、さようなら!
俺、今日から文化的な生活を始めます!
知らず知らずのうちに、俺はマットレスみたいなのをナデナデしていた。
ツベッツベだ。ツベッツベ!
お高いシーツの感触に思わずウットリしていると、チッと聞こえたのは舌打ち?
え?っと思った瞬間、アンギィが俺に圧し掛かってくる。
「ちょっとアンギィ」
「あちこちに気を散らしおって」忌々しそうに苦い顔で俺を見る。
「ごめん、あの……」
「お前を抱くと言ったよな」
俺の顎を掴むと、喰い付く様にキスされた。
「ンん~⁈」
息が出来ない位に口の中をかき回され、舌がもぎ取られるように吸われて、クラクラしているとアンギィの右手は俺の後ろに回されて、するっと手慣れた風に尻の穴の辺りを、撫ぜ始めた。
俺は、どうしたらいいか分からず胸の前で手を握りしめていたんだけれど、流石に息が苦しくてアンギィの胸元をペチペチ──力が入らないから仕方ないだろ!──と叩くと、ようやく唇が離れた。
互いの唾液が繋がってるのにドキドキする。
「あ、アンギィ…あの、お尻がね……」
アンギィは俺の頬を撫ぜながら
「お前はクェルクスとは違うな」
その言葉に、何故か胸がヒヤリとした。
そのうち、俺の会陰や尻穴の周りを揉んだりしていたアンギィの指が
つぷっ
「んぅ!」
俺の中に入った。
アンギィが何かを唱えると、ドロリと粘り気のある液体がズルっと俺の尻辺りに流れて垂れる。
「え?」
「潤滑剤だ」
尻穴に浅く入った指は、止まることなく、ゆっくり小さく輪を描いている。
驚いていると、なぜか俺の顔をじぃっと見ているアンギィは「きちんと解さねばな」と言いながら、皺の一本一本を丁寧に伸ばす様に触れていく。
「あ、はっぁぁの、アンギィ」
ぬちゅっぬちゅっと下から粘り気のある音がする。
アンギィの左手は頬から首筋、鎖骨、胸へと何かを確かめるように流れて行って、乳輪を撫で始めた。
視線は俺を観察するように外さないで、別の生き物のように彼の両手が胸と尻を愛撫していく。
その感触は、異物感と羞恥心。
快感なんて感じない。
ない筈なのに、この体は、クェルクスはアンギィとのこういうのに慣れているんだろう。
気付けば尻はアンギィの三本の指を受け入れていた。
きっと、
きっと、クェルクスの体は何度もアンギィを受け入れていたんだ。
何度も、何度も愛し合っていたんだろう。
慣らす必要もないくらい、この体はアンギィの物だったんだ。
だって、エロ汁が必要だって言ってたし。
そう思うと体はドキドキと熱くなる。
「あっく、あっうん……胸、くすぐったいよアンギィ」
俺自身は触ったことが無い乳首をコロコロと指先で嬲ったり、摘まんだりされても感じない筈なのに、体の記憶なのか、知らずに声が出てしまう。
「そうか、では後ろはどうだ、この辺りだろう?」
俺のクェルクスさんが、いつの間にか立ってたお陰で、アンギィは前立腺を探し当てたようだ。
少し曲げた指が、中を掠めた。
「うあっ、あ、そこっ」
思わず声が出た。
本能で、そこが気持ちいいと分かっている感じだ。
「膨らんでいるのは期待してか」
耳元で吐息と共にアンギィが囁く。
そこが男の気持ちいい場所だっていうのは、知識として知っているけれど、柏木椎の肉体としては経験のない場所だ。
「し、知らない」
俺が首を振ると、シャンパンゴールドの髪がパサパサと揺れる。
「ふふ、嘘つきめ」
そう言うと、アンギィがそこを小さくとんとんと叩いて、軽く押した。
「あぁぁっ!」
前立腺をアンギィに触れられたとき、俺は悲鳴を上げ、下半身は別な生き物のように跳ねた。
なんで⁉
俺の乏しい知識では、最初っから前立腺が気持ち良くならないって……
「あぁぁっ、ンふっ…あっあぁ」
俺の戸惑いを他所に、アンギィは前立腺を押したり、撫ぜたり、とんとんする。
なんで、
「あぁっ!なんで?なに、これ」
そんな俺をアンギィは、まだじぃっと見つめている。
「やっ、やだ。見ないで、見ないで、ヤダぁ」
アンギィの目の前で乱れる自分が、ひどく恥ずかしくて俺は懇願する。
シャンパンゴールドの髪が顔の周りでパサパサ揺れる。
頭は恥ずかしくて、尻も恥ずかしくて、もう、どうしようも無くなって、気付くと涙が出てた。
すると、
「泣くなというに勿体ないだろう」
そう言って、アンギィは俺の涙を掬い舐めた。
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