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〃
「ノンタンてばせっかく恋人になったのに冷てェよォ!! 遊びに来いよ、俺の部屋によォーッ!! つーかノンタンの部屋もわかんねーから全部屋回ってきたじゃねーか!」
「えっ、ほんとですか? それはスイマセン」
「ったく……ノンタンって付き合ったら餌やらないタイプかよォ? 意外すぎンだろ! そんなとこも好きだけど……俺様泣いちゃうぜ」
え、なに? 餌やらないってどういうコト?
オレは動物じゃないんだけど……んん?
朝比奈先輩が何を言ってるのか意味が分からない。
けど泣いて欲しくない!
「あ、あの、朝比奈先輩。すいません、泣かないでください」
「うぅ、俺の方が年上だし、オトナの余裕と主導権を持ってノンタンに構う予定だったのによォ~……なんだこの予想外すぎる仕打ちは」
「と、とにかく中に入ってください」
オレは愚図る朝比奈先輩をなんとか中に引きずり込み、ドアを閉めた。
するとリビングから、すずがそろっと顔を出した。
「あ、朝比奈先輩、いらっしゃいませこんばんわぁ……」
「おお、こけしっち、朝ぶりだな! なー聞いてくれよ、ノンタンてばひでェんだぜ」
「聞こえてましたよ。スイマセン、ぼくがのんちゃんを引きとめてたんです。つい話が弾んじゃって」
「あ、そーなん? じゃあノンタンあとでオレんとこ来てくれるつもりだったのか?」
そんなつもりは全くなかったけど、頷いて肯定した。
すず、ナイスフォロー!
とりあえず朝比奈先輩を落ち着かせることが先決だし、そういうことにしておこう。
「なァんだそうかよ! えーと、もう風呂入った?」
「はい」
「じゃあ今から俺の部屋に来いよ。今夜は一緒に寝ようぜ!」
「はい?」
「お、いい返事だな!」
「い、今のは返事じゃな……ちょ、ちょっと朝比奈先輩!?」
付き合ったその日に好きな人と同衾とか、恋愛弱者のオレにはいきなりレベル高すぎて無理中の無理なんですけどォ!?
「のんちゃん今夜先輩と一緒に寝るの? いきなり処女喪失とかヤバッ!! 鼻血出そう!!」
すずがなんか言ってるし――! 今度は助けてくれない!
昼間のオレを助けてくれた格好良いすず、カムバック!!
「あ、そういやこけしっち。生徒会に入るのか?」
「はい。のんちゃん同様ぼくもこれからよろしくお願いしまーす。可愛がってくださいねえ、先輩」
「おお、最初は風当たりが強ェだろうけど頑張れよ。じゃあノンタンはもらってくぜい」
「「へ?」」
朝比奈先輩はグッとオレの腰を抱いて、部屋の外へと連れ出そうとした。
なんか今……風当たりが強いとか言った?
え、ちょっと待って、そっちの方の話が詳しく聞きたいんですけど!
「朝比奈先輩、風当たり強いってどういう意味ですか!?」
「そのまんまの意味だけど? まあ根性試されると思ってガンバレ」
「ちょ、ちょ――!! もう少し詳細を教えてください!!」
「えェ?」
「あ、朝比奈先輩、オレからもお願いします! 生徒会なら執行部と違って安全なんじゃないんですか? 危ないなんて聞いてませんよ!」
オレもかなり気になったので、このまま連れて行かれないように靴箱の出っ張りを掴んで抵抗した。
「ん―……俺からできるアドバイスはなァ……自分の身を守れる自信がねェなら、早いとこ強い彼氏でも見つけとけってコトかなァ」
「へ?」
つ、強い彼氏を見つける?
それって、オレにとっての朝比奈先輩みたいな……?
「そんじゃなァ、いい夢見ろよ、こけしっち!」
「見れる気がしません! のんちゃんは頑張ってね、おやすみ!」
「お、おやすみ……ァーッ!」
抵抗もむなしく、オレは攫われるように朝比奈先輩に連行された。
すずのことが心配になったけど、それどころではなくなってしまった。
そんなオレたちのやり取りを、陰からこっそり見ている人たちがいた。
「おい、やっぱあのピンク頭の1年……」
「ああ、間違いなく朝比奈のオンナだって判明したな」
「くくっ……アイツを使って朝比奈に復讐してやるぜ……!」
「えっ、ほんとですか? それはスイマセン」
「ったく……ノンタンって付き合ったら餌やらないタイプかよォ? 意外すぎンだろ! そんなとこも好きだけど……俺様泣いちゃうぜ」
え、なに? 餌やらないってどういうコト?
オレは動物じゃないんだけど……んん?
朝比奈先輩が何を言ってるのか意味が分からない。
けど泣いて欲しくない!
「あ、あの、朝比奈先輩。すいません、泣かないでください」
「うぅ、俺の方が年上だし、オトナの余裕と主導権を持ってノンタンに構う予定だったのによォ~……なんだこの予想外すぎる仕打ちは」
「と、とにかく中に入ってください」
オレは愚図る朝比奈先輩をなんとか中に引きずり込み、ドアを閉めた。
するとリビングから、すずがそろっと顔を出した。
「あ、朝比奈先輩、いらっしゃいませこんばんわぁ……」
「おお、こけしっち、朝ぶりだな! なー聞いてくれよ、ノンタンてばひでェんだぜ」
「聞こえてましたよ。スイマセン、ぼくがのんちゃんを引きとめてたんです。つい話が弾んじゃって」
「あ、そーなん? じゃあノンタンあとでオレんとこ来てくれるつもりだったのか?」
そんなつもりは全くなかったけど、頷いて肯定した。
すず、ナイスフォロー!
とりあえず朝比奈先輩を落ち着かせることが先決だし、そういうことにしておこう。
「なァんだそうかよ! えーと、もう風呂入った?」
「はい」
「じゃあ今から俺の部屋に来いよ。今夜は一緒に寝ようぜ!」
「はい?」
「お、いい返事だな!」
「い、今のは返事じゃな……ちょ、ちょっと朝比奈先輩!?」
付き合ったその日に好きな人と同衾とか、恋愛弱者のオレにはいきなりレベル高すぎて無理中の無理なんですけどォ!?
「のんちゃん今夜先輩と一緒に寝るの? いきなり処女喪失とかヤバッ!! 鼻血出そう!!」
すずがなんか言ってるし――! 今度は助けてくれない!
昼間のオレを助けてくれた格好良いすず、カムバック!!
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「はい。のんちゃん同様ぼくもこれからよろしくお願いしまーす。可愛がってくださいねえ、先輩」
「おお、最初は風当たりが強ェだろうけど頑張れよ。じゃあノンタンはもらってくぜい」
「「へ?」」
朝比奈先輩はグッとオレの腰を抱いて、部屋の外へと連れ出そうとした。
なんか今……風当たりが強いとか言った?
え、ちょっと待って、そっちの方の話が詳しく聞きたいんですけど!
「朝比奈先輩、風当たり強いってどういう意味ですか!?」
「そのまんまの意味だけど? まあ根性試されると思ってガンバレ」
「ちょ、ちょ――!! もう少し詳細を教えてください!!」
「えェ?」
「あ、朝比奈先輩、オレからもお願いします! 生徒会なら執行部と違って安全なんじゃないんですか? 危ないなんて聞いてませんよ!」
オレもかなり気になったので、このまま連れて行かれないように靴箱の出っ張りを掴んで抵抗した。
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「へ?」
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「お、おやすみ……ァーッ!」
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