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タクシーから降りると、霧咲が乗車賃を払ってくれた。
榛名は自分も払うと申し出たのだが、電車が走っている時間帯にタクシーで送ると言ったのは自分だからと断られた。
医者の霧咲からすれば、タクシー代など痛くもなんともないのだろうけど……エレベーターの中で、榛名は霧咲にお礼を言った。
「すみません、いつもありがとうございます」
「いいから奢られてなさい。こうやってコツコツと君は俺の恋人だよってアピールしたいんだ」
(……アピール?)
「それ、誰に対してですか?」
「勿論、君だよ」
「……?」
榛名には霧咲の言っていることの意味がよく分からなかった。
君は俺の恋人だよ、と恋人自身からアピールされるなんて。
少し恥ずかしいが、ただただ嬉しいことのように思えた。
部屋の前につき、鍵を出してドアを開ける。
「どうぞ、上がってくださ……っ!?」
霧咲を振り返って、部屋にあがるよう促そうとしたが、その言葉は途中で遮られた。
榛名は後ろから霧咲に強く抱きすくめられて、そのまま狭い玄関に押し倒されていた。
「えっ? あ、あの……! ここ玄関っ……」
靴を履いたまま、仰向けに寝かされている。
固くて冷たいフローリングの上で、榛名はなんとなく自分が逆さまになったような錯覚がした。
顔の横に手を付かれて、霧咲の顔が近い。
その表情は、榛名が知る中でかなり苛ついたものだった。
「君には俺がどれだけアピールしても足りないみたいだ。今日一日だけで一体何度嫉妬させれば気が済むんだ?」
「え? ……嫉妬、って」
一体霧咲が誰に嫉妬したというのだろう。
むしろ激しく嫉妬していたのは榛名の方だ。
そのせいで強い酒を煽り、結果、典型的な酒の失敗――飲み過ぎて吐くという失態――まで犯してしまったのに。
「誰に嫉妬したかだって? 二宮さん、奥本先生、ついでに堂島」
「そんな、あの人たちは嫉妬の対象になんかなんないですよ! 男だし、むしろ貴方の方が女性陣にベタベタされてて俺の方が嫉妬しました」
正直に言って霧咲から顔を反らした。
きっと赤くなってるに違いないから。
しかし霧咲の声は、まだ冷たかった。
「可愛いことを言ってくれるけど、どうして女性に嫉妬する必要がある? 俺も君も、恋愛対象は男なのに!」
「あ……」
(そっ……か。確かに、そうだ……)
霧咲は今にも舌打ちをしそうな勢いだ。
こんなにも霧咲が感情を顕にした顔を見るのは、もしかしたら初めてかもしれない。
(なんか、霧咲さんが恐い……)
「二宮さんはいい男だよね。誘われて嬉しかった?」
「えっ?」
「堂島にもムカついたけど、彼にはそこまで嫉妬はしない。消毒はさせてもらうけどね」
(しょ、消毒って!?)
霧咲は、榛名の首筋に噛みつこうとした。
本当に噛むわけはないのだが、榛名にはそう思えたのだ。
しかし榛名はとっさに霧咲の頭を抑えつけてそれを阻止した。
榛名に『消毒』を拒否されて、霧咲はますます苛ついた顔をしてみせた。
「何の真似だ? まさか、堂島にキスされたところを守りたいとでも?」
「ち、違います! でも、ちゃんと洗ってから……!」
「君は汚くないと一体何度言わせるんだ」
霧咲は無理矢理そこへキスしようとしてきた。
しかし、榛名も怯まない。
腕で霧咲を押し返し、身体をよじって拒否した。
「ちょっとダメですってば! やめてください!」
「榛名、いい加減にしろ」
「……っ」
(やっぱり今日の霧咲さん、恐い……!)
霧咲がふと手を止めたのは、榛名が今にも泣きそうな――悲しみに満ち溢れた表情をしているのに気付いたからだった。
霧咲は榛名の泣き顔を見るのは好きだが、その理由は大抵自分が喜ばせたりいじめたりしたときに見られるものだった。
こんな悲しげな顔で泣かせるなんて、それこそ冗談じゃない。
「どうしてだ……?」
霧咲が溢れ出る嫉妬心をグッと抑えて優しく聞くと、榛名はそっと口を開いた。
「間接、キス……」
「え?」
「今ここにキスしたら、霧咲さん、堂島君と間接キスしたことになるから……ぜったいやだ」
「……」
それは、榛名の分かりにくい独占欲だった。
時間が経ったとはいえ、まだ首には堂島の唾液が残っているかもしれない。
自分の身体とはいえ、堂島が口を付けたところにそのまま霧咲がキスをするのはどうしても嫌だったのだ。
別にキスをしたところで何かが起こるわけでもないのだが、それでも榛名は嫌だった。
霧咲が急に黙りこんでしまったので、引かれたと思った。
自分の強すぎる独占欲に。――しかし。
「暁哉……」
先程とは打って変わったような甘い声で下の名前を呼ばれ、腕を引っ張って起こされた。
そのまま抱きよせられ、優しく甘い口付けをされた。
「ンッ……」
「きみ、そういうのは昔誰かに教えて貰ったのか?」
「そういうの、って?」
「無自覚なのか……」
「……? チュッ、ジュプ、レロッ……」
霧咲の言っていることの意味がまた分からないけれど、霧咲の機嫌はすっかり治ったようだった。
自分が堂島に嫉妬したことが彼を安心させたのだろうか。
榛名は少し複雑な気分に浸りながらも、霧咲のキスに応えて舌を濃厚に絡ませた。
身体が熱い。今すぐ霧咲とセックスがしたい。
榛名は自分も払うと申し出たのだが、電車が走っている時間帯にタクシーで送ると言ったのは自分だからと断られた。
医者の霧咲からすれば、タクシー代など痛くもなんともないのだろうけど……エレベーターの中で、榛名は霧咲にお礼を言った。
「すみません、いつもありがとうございます」
「いいから奢られてなさい。こうやってコツコツと君は俺の恋人だよってアピールしたいんだ」
(……アピール?)
「それ、誰に対してですか?」
「勿論、君だよ」
「……?」
榛名には霧咲の言っていることの意味がよく分からなかった。
君は俺の恋人だよ、と恋人自身からアピールされるなんて。
少し恥ずかしいが、ただただ嬉しいことのように思えた。
部屋の前につき、鍵を出してドアを開ける。
「どうぞ、上がってくださ……っ!?」
霧咲を振り返って、部屋にあがるよう促そうとしたが、その言葉は途中で遮られた。
榛名は後ろから霧咲に強く抱きすくめられて、そのまま狭い玄関に押し倒されていた。
「えっ? あ、あの……! ここ玄関っ……」
靴を履いたまま、仰向けに寝かされている。
固くて冷たいフローリングの上で、榛名はなんとなく自分が逆さまになったような錯覚がした。
顔の横に手を付かれて、霧咲の顔が近い。
その表情は、榛名が知る中でかなり苛ついたものだった。
「君には俺がどれだけアピールしても足りないみたいだ。今日一日だけで一体何度嫉妬させれば気が済むんだ?」
「え? ……嫉妬、って」
一体霧咲が誰に嫉妬したというのだろう。
むしろ激しく嫉妬していたのは榛名の方だ。
そのせいで強い酒を煽り、結果、典型的な酒の失敗――飲み過ぎて吐くという失態――まで犯してしまったのに。
「誰に嫉妬したかだって? 二宮さん、奥本先生、ついでに堂島」
「そんな、あの人たちは嫉妬の対象になんかなんないですよ! 男だし、むしろ貴方の方が女性陣にベタベタされてて俺の方が嫉妬しました」
正直に言って霧咲から顔を反らした。
きっと赤くなってるに違いないから。
しかし霧咲の声は、まだ冷たかった。
「可愛いことを言ってくれるけど、どうして女性に嫉妬する必要がある? 俺も君も、恋愛対象は男なのに!」
「あ……」
(そっ……か。確かに、そうだ……)
霧咲は今にも舌打ちをしそうな勢いだ。
こんなにも霧咲が感情を顕にした顔を見るのは、もしかしたら初めてかもしれない。
(なんか、霧咲さんが恐い……)
「二宮さんはいい男だよね。誘われて嬉しかった?」
「えっ?」
「堂島にもムカついたけど、彼にはそこまで嫉妬はしない。消毒はさせてもらうけどね」
(しょ、消毒って!?)
霧咲は、榛名の首筋に噛みつこうとした。
本当に噛むわけはないのだが、榛名にはそう思えたのだ。
しかし榛名はとっさに霧咲の頭を抑えつけてそれを阻止した。
榛名に『消毒』を拒否されて、霧咲はますます苛ついた顔をしてみせた。
「何の真似だ? まさか、堂島にキスされたところを守りたいとでも?」
「ち、違います! でも、ちゃんと洗ってから……!」
「君は汚くないと一体何度言わせるんだ」
霧咲は無理矢理そこへキスしようとしてきた。
しかし、榛名も怯まない。
腕で霧咲を押し返し、身体をよじって拒否した。
「ちょっとダメですってば! やめてください!」
「榛名、いい加減にしろ」
「……っ」
(やっぱり今日の霧咲さん、恐い……!)
霧咲がふと手を止めたのは、榛名が今にも泣きそうな――悲しみに満ち溢れた表情をしているのに気付いたからだった。
霧咲は榛名の泣き顔を見るのは好きだが、その理由は大抵自分が喜ばせたりいじめたりしたときに見られるものだった。
こんな悲しげな顔で泣かせるなんて、それこそ冗談じゃない。
「どうしてだ……?」
霧咲が溢れ出る嫉妬心をグッと抑えて優しく聞くと、榛名はそっと口を開いた。
「間接、キス……」
「え?」
「今ここにキスしたら、霧咲さん、堂島君と間接キスしたことになるから……ぜったいやだ」
「……」
それは、榛名の分かりにくい独占欲だった。
時間が経ったとはいえ、まだ首には堂島の唾液が残っているかもしれない。
自分の身体とはいえ、堂島が口を付けたところにそのまま霧咲がキスをするのはどうしても嫌だったのだ。
別にキスをしたところで何かが起こるわけでもないのだが、それでも榛名は嫌だった。
霧咲が急に黙りこんでしまったので、引かれたと思った。
自分の強すぎる独占欲に。――しかし。
「暁哉……」
先程とは打って変わったような甘い声で下の名前を呼ばれ、腕を引っ張って起こされた。
そのまま抱きよせられ、優しく甘い口付けをされた。
「ンッ……」
「きみ、そういうのは昔誰かに教えて貰ったのか?」
「そういうの、って?」
「無自覚なのか……」
「……? チュッ、ジュプ、レロッ……」
霧咲の言っていることの意味がまた分からないけれど、霧咲の機嫌はすっかり治ったようだった。
自分が堂島に嫉妬したことが彼を安心させたのだろうか。
榛名は少し複雑な気分に浸りながらも、霧咲のキスに応えて舌を濃厚に絡ませた。
身体が熱い。今すぐ霧咲とセックスがしたい。
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