完結【R18】「私は女だ!」と言っているだろうが! ーコスプレに男の娘、でも、さすがにAV出演は無理ですー

師走とうか

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3.帝国からの手紙

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3.

 その日は休みだったので、朝食の後、二度寝などをエンジョイしようと思っていたのだが!?

 いじくっていたスマホが、いきなり鳴った。



 思わず、

「ヒヒヒィィ、びっくりしたぁ」と、大声をあげてしまった。



 鳴らないと思っていたスマホが鳴るなんて焦るやん。



 相手は、大学の友人の加藤絵麻だった。



「ナオちゃん、聞いてよ」

「エマ、何事なのよ。朝から」と言うと、

「先日のコスプレ帝国から手紙が届いたのよ。今度、もっと大きい会場でコスプレをして欲しいんだって」



 私は、しばらく時間をおいて、

「そうなんだ。頑張って」と、そっけなく返事をした。



 だって、そうだろう。

一回きりのお願いだったはずだよ。だから、もう出なくても良いはずだよ。



「何で、そんなに素っ気ないのよ。出場依頼は、うちのナオ君とナオちゃんの双子コンビよ」

「はあぁ、何ですって……」



「あのウマむすめの制服が似合っていたので、大手コスプレ会場でやってみようって話なの。ステキでしょう?」



 あぁ、結構、メンタル的にきついんだけど。

 男の子のほうが、私よりキレイとかアカンやろ!



 例えるなら、心の真ん中に立っている大木の枝が、ボキボキ折れていく感じだ。



「次は、ラムとレムよ!」

「なにそれ!?」



***



 また、大阪に来てしまった。

 今度は中央区の貸会場ではない。

 川沿いのデカい会場だ。



「『加藤三姉妹』さん。控室は205号室を使ってください」と、絵麻がカギを受け取った。



 そして、控室で着替えることになるのだけど、絵麻が言うには、



「ナオちゃんがブルーで、ナオ君がピンクね」



 ここだけ聞くと、性別的には逆かと思うのだけど、単にカツラの色だ。

 私がブルーのカツラをかぶり、ナオ君がピンクのカツラをかぶるだけだ。



 ただ、ブルーの方は豊乳なのだなッ。

 私では、すこぉし足らない気がする。



 一方、巨乳全開の絵麻は、エルザとかいう『おっぱいキャラ』をするようだ。



 うん!?



 あの白紫のキャラをやらなかったのは、正解だと思うよ。



「ダメよ、ダメ。ナオちゃん、背中、ブラが丸見えじゃない」

「えっ!」

 そうなのだ、このブルーとピンクのメイド服は、背中が大きく空いているのだ。

「ちょっと、絵麻。困るよ。ヌーブラとか無いよ」

「じゃあ、ノーブラでお願いするわ」



 ちょっと、まったぁぁぁぁぁ!?



 今、サクッと、無理を言ったね。言ったよねぇ。

 ノーブラで、白い布地一枚なんて人前に出れるかってんだよ。



「無理です。無理ったら無理っ」



「絆創膏でOKですよ、奈緒子さん」と、絵麻の弟の尚人が言ったら、不思議なのだ。 



 彼が言うと、心地よくなり、そのまま言いくるめられている私がいる。



「じゃあ、ブラジャーをはずしましょうね。ナオちゃん」

「あわわ」





 次回は、メイドブルーはノーブラで人気者になります!

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