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2.なんと、私までトイレに行けないじゃない!?
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2.
私達、『加藤三姉妹』は前に出て行った。
こじんまりとしたイベントなので、自己紹介みたいなこともするらしい。
別にオタクカメラマンが来て、女の子の股間をアップ撮影などしていない。
ほとんどが10代後半以上から20代半ばの女の子が中心だ。
そのことについては、ホッとした。
さて、自己紹介は、絵麻が話し始めた。
コスプレのことなどわからんから、チンプンカンプンだったが、あと私と尚人が名前を名乗る程度の自己紹介をすることになった。
まずは、尚人くんから話し始めた。
「“加藤なおこ”です。絵麻姉さんの妹です。大学も同じ〇〇大学に通っています。1学年下の1回生になります。皆さん、今日はよろしくね」
おぉ、尚人くん、可愛いし、女声じゃないの?
どうやったら、あんな声が出るんだ?
と言うよりか、
『ちょっと、まてぇぇぇぇぇぇ!』
今、なんて自己紹介した!?
『加藤なおこ』って、なんじゃ! 私は、なんて名前を名乗るのじゃ?
そう、“加藤三姉妹”だから、『加藤奈緒子』で良いと思っていたが、それ先に言われたら、『ナオミ』か?
「はい、では、続いて!」と、司会者は私にマイクを渡しした。
「あ、あ、あの私は加藤、な、な、なァ…………加藤ナナです」
すると、会場からは、
「そっくり!」
「ほんと、そっくり!」
と、言った声が上がった。
そうなのだ、加藤尚人とは血縁者でもないのに、瓜二つなのだ。
まあ、向こうの方が女子力は高そうだけど……
そこで、絵麻が私の大学生活を狂わすことになる一言を言ってしまったのだ。
「はい、二人は双子ちゃんでぇす。しかし、どちらかが男の娘です」
「「「「えええええぇ」」」」
と、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた!
この一言のおかげで、私たちのブースは、大繁盛!
何を売っているのかは、私にはわからん!
が、絵麻が、満身の笑顔なのでかなり、儲かっているのだろう。
「どちらが、男の娘なのですか?」と、この質問ばかり受けた。
「企業秘密なのです」と、3人とも、そう答えることにした。
そして、ショックなことに、私の方が「男じゃないの」と言う声が……
『私は女だ。だから、私は女だ』と、心の叫びむなしく……
さらに、困ったことに!?
トイレに行けない……
トホホホ!
うかつに女子トイレに入ったら、何されるかわからないし、「どっちが女かバレる」と絵麻がいうのだ。
「ええやん。ばれても」とは、真顔の絵麻には言えなかった。
まあ、そもそも、二人とも女子トイレ、あるいは男子トイレに入れば、分からんのでは?
と、気が付いたのは翌日のことだ。
そして、重たい膀胱を引きづり、内股で歩いて、コンビニの男女兼用のトイレに入ることが出来たのは、夕方、16時のことであった。
まあ、人生最初で最後のコスプレだ。
そう思うと、まあ、良かったのではないか。
この紫のコスチュームも可愛かったし。
一度、ウマむすめ、アニメでも見てみようかと思う。
なぁんて、悠長なことを考えていた時期がありました。
次回は、帝国から採用通知が届きます。
私達、『加藤三姉妹』は前に出て行った。
こじんまりとしたイベントなので、自己紹介みたいなこともするらしい。
別にオタクカメラマンが来て、女の子の股間をアップ撮影などしていない。
ほとんどが10代後半以上から20代半ばの女の子が中心だ。
そのことについては、ホッとした。
さて、自己紹介は、絵麻が話し始めた。
コスプレのことなどわからんから、チンプンカンプンだったが、あと私と尚人が名前を名乗る程度の自己紹介をすることになった。
まずは、尚人くんから話し始めた。
「“加藤なおこ”です。絵麻姉さんの妹です。大学も同じ〇〇大学に通っています。1学年下の1回生になります。皆さん、今日はよろしくね」
おぉ、尚人くん、可愛いし、女声じゃないの?
どうやったら、あんな声が出るんだ?
と言うよりか、
『ちょっと、まてぇぇぇぇぇぇ!』
今、なんて自己紹介した!?
『加藤なおこ』って、なんじゃ! 私は、なんて名前を名乗るのじゃ?
そう、“加藤三姉妹”だから、『加藤奈緒子』で良いと思っていたが、それ先に言われたら、『ナオミ』か?
「はい、では、続いて!」と、司会者は私にマイクを渡しした。
「あ、あ、あの私は加藤、な、な、なァ…………加藤ナナです」
すると、会場からは、
「そっくり!」
「ほんと、そっくり!」
と、言った声が上がった。
そうなのだ、加藤尚人とは血縁者でもないのに、瓜二つなのだ。
まあ、向こうの方が女子力は高そうだけど……
そこで、絵麻が私の大学生活を狂わすことになる一言を言ってしまったのだ。
「はい、二人は双子ちゃんでぇす。しかし、どちらかが男の娘です」
「「「「えええええぇ」」」」
と、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた!
この一言のおかげで、私たちのブースは、大繁盛!
何を売っているのかは、私にはわからん!
が、絵麻が、満身の笑顔なのでかなり、儲かっているのだろう。
「どちらが、男の娘なのですか?」と、この質問ばかり受けた。
「企業秘密なのです」と、3人とも、そう答えることにした。
そして、ショックなことに、私の方が「男じゃないの」と言う声が……
『私は女だ。だから、私は女だ』と、心の叫びむなしく……
さらに、困ったことに!?
トイレに行けない……
トホホホ!
うかつに女子トイレに入ったら、何されるかわからないし、「どっちが女かバレる」と絵麻がいうのだ。
「ええやん。ばれても」とは、真顔の絵麻には言えなかった。
まあ、そもそも、二人とも女子トイレ、あるいは男子トイレに入れば、分からんのでは?
と、気が付いたのは翌日のことだ。
そして、重たい膀胱を引きづり、内股で歩いて、コンビニの男女兼用のトイレに入ることが出来たのは、夕方、16時のことであった。
まあ、人生最初で最後のコスプレだ。
そう思うと、まあ、良かったのではないか。
この紫のコスチュームも可愛かったし。
一度、ウマむすめ、アニメでも見てみようかと思う。
なぁんて、悠長なことを考えていた時期がありました。
次回は、帝国から採用通知が届きます。
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