完結【R18】「私は女だ!」と言っているだろうが! ーコスプレに男の娘、でも、さすがにAV出演は無理ですー

師走とうか

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44.撮影会

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第44話
 撮影会

「はい、雑誌が届きました。この間のイベントの写真でぇす」と絵麻が出版社から届いた雑誌を、奈緒子と尚人に渡したのです。

「おぉ、どんな風に映っているんだ?」
「奈緒子さん、良い感じですね」
「うん、でも、ここは、ナオ君が演じていることになっているんだけどね」

 そうなのだ。

 当日、尚人が階段で捻挫をして、奈緒子にバトンタッチしたのでした。
 でも、顔が同じなら、良いかというガバガバな対応で乗り切ったのです。

「そこで、この写真が社内で好評らしいのよ」
「えっ、そうなの?」
「ねぇちゃん……」
「ということは、写真集参加なの?」

「そうかもしれないわね。でも、そうなると問題があるの」
「「なに?」」
「コスチュームがないわ」
「「あぁぁ」」
「お金も無いわ」
「「うぅぅ」」

――確かに、今まで、絵麻のバイト代で何とかしてきたわけで、これ以上、絵麻一人に負担させるわけには行かない。

「先方がコスチュームを用意してくれたらよいのだけど、五組参加予定らしいので、コスチュームは、こちらもちなようで、今まで使ったものを用意することにするわ」
「じゃあ、何が良い?」
「ボクは、ウマムスメのトレセンの制服を、『ナナとナオ』が着るのが良いな。紫って、結構、似合うと思うんだ」
「うん、私もトレセンの制服、良かったし、好きだよ」

「そうねぇ。安上がりで良いよね」と絵麻だけは、支払った費用のことを思い出していました。


 さて、雑誌のアンケートでは、男の娘企画は、それなりの反響を、特に女性から得たのですが、写真集を出すには、ちょっと勇気がいるという感じになっており、『まあ、特別企画・号外としてなら出版しても』と言う感じになったそうです。


 そして、撮影会は、東京まで行くことになり、品川近郊のとあるホテルの数部屋を借りて行われる予定なり。

 また、ホテルの前は公園になっており、「そこでも撮影が行われるようだね」と、納得の三姉妹(笑)

 ふむ!

 絵麻は、他の四組を見たが、二人組は、やはり"メイドブルーとピンク”をチョイスしていた。
『まあ、うちのように双子なら完璧なんでしょうけど』と思った。

 実は、1泊で撮影を終えるため、結構忙しく動きまくったのです。
 なので、朝から深夜まで、撮影は続いたの。

 着替えに、化粧にと、忙しい!

 化粧に関しては、出版社から美容師らしき人が来ていたので、色々とアドバイスを頂けたのは、良かった。

 そして、翌日の昼、出版社と参加者で、そのホテルのランチを食して解散となった。
 う~ん、へとへとだわ。

 そんな、楽しい撮影会でしたが、出版社に『加藤三姉妹』について、問い合わせが!?

 問い合わせたのは、だれ?


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