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最終章 勇者と魔王
第八十八話
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魔導士さんたちが結界を出来る範囲で目一杯張る。
治癒系魔導士さんが蓄積治癒を行っている。
私たちも蓄積治癒を試してみた。上手く発動するかは分からないが、やらないよりマシだろう。
ルナとオブに身体強化と個別結界をかける。ディルアスもゼルに同じようにかけている。
それでも足らないくらいだろうがないよりはマシだ。
そして自分たちにも身体強化と結界を。魔導具でさらに強化はされているはず。
魔物たちが間近に迫る。
何だあれは……見たこともない魔物が山程いる。震えた。
ルナが身体を刷り寄せた。
『大丈夫だ』
うん、大丈夫。やると決めたんだから。
王宮の上空一面に魔物が集まり、そして一斉に迫り来る!
魔導士さんたちが障壁結界を張るが、すぐに壊されてしまう。代わる代わるに何枚もの障壁結界を張る。
ルナ、オブ、ゼルが炎を吐き出し、障壁結界を破る魔物を焼き尽くす。
攻撃系魔導士さんたちも炎や雷撃で攻撃をする。
魔導士さんたちの援護をルナたちに任せ、ディルアスと私は風魔法に炎を纏わせ炎の竜巻で何十匹かを絡めとり、業火で焼く尽くす。
雷撃を空高く走らせ、四方八方に飛散させ、手当たり次第に魔物に雷撃を撃つ。雷撃では消滅させることが出来ず、弱った魔物を結界で囲い業火で焼き尽くす。
「ユウ!!」
ディルアスが叫んで振り返ると、背後に魔物が迫っていた。
ルナが魔物に体当たりをし退ける。
「あ、ありがとう、ルナ!」
『まだだ! 油断するな!』
体当たりした魔物はすぐさま起き上がり、再び襲いかかる。
その時だった。
氷の矢が飛んで来て魔物を貫いた。動きが鈍くなった魔物にルナが炎を吐き出し消滅させた。
「イグリード!!」
イグリードの率いる魔導士たちから氷の矢が無数に飛んで来た。
「遅くなった! 無事か!?」
「ありがとう! 大丈夫!」
イグリードたちは空間転移で国境近くまで来たのちに、急ぎエルザイア王宮まで駆け付けてくれたようだ。
「俺はアレンと合流する! 部隊を半分そっちに残す!」
「分かった、ありがとう!」
氷の矢によって魔物の動きが少し鈍くなる。その隙に結界内燃焼爆発をさせた。
オブとゼルが魔物に噛み付かれ悲鳴を上げる。
「オブ! ゼル!」
雷撃を走らせ魔物を貫いた。その衝撃で魔物はオブ、ゼルを離した。ディルアスがすかさず炎で消滅させる。
オブとゼルは蓄積治癒が発動した。噛まれ引きちぎられた肉が元通りになる。
「オブ、ゼル、大丈夫!?」
『何とか大丈夫~。蓄積治癒のおかげで傷は治るけど、痛いものは痛いね~』
オブは苦笑しながら言った。そっか、そりゃ痛いのはなかったことにはならないもんね。
あちこちで段々と攻撃を受けるようになってきた。
さすがに数が多すぎる。
一匹ずつなら大したことのない魔物でも、これだけの数を相手にしていると、こちらはどんどん消耗し、疲弊していく。
魔導士さんたちを援護しているルナたちにも疲れが見えて来た。
その時、空中にサクヤが現れた。
無数の魔物のど真ん中に。空間転移で?
サクヤは私たちを見下ろすと、不敵な笑みを浮かべた。
治癒系魔導士さんが蓄積治癒を行っている。
私たちも蓄積治癒を試してみた。上手く発動するかは分からないが、やらないよりマシだろう。
ルナとオブに身体強化と個別結界をかける。ディルアスもゼルに同じようにかけている。
それでも足らないくらいだろうがないよりはマシだ。
そして自分たちにも身体強化と結界を。魔導具でさらに強化はされているはず。
魔物たちが間近に迫る。
何だあれは……見たこともない魔物が山程いる。震えた。
ルナが身体を刷り寄せた。
『大丈夫だ』
うん、大丈夫。やると決めたんだから。
王宮の上空一面に魔物が集まり、そして一斉に迫り来る!
魔導士さんたちが障壁結界を張るが、すぐに壊されてしまう。代わる代わるに何枚もの障壁結界を張る。
ルナ、オブ、ゼルが炎を吐き出し、障壁結界を破る魔物を焼き尽くす。
攻撃系魔導士さんたちも炎や雷撃で攻撃をする。
魔導士さんたちの援護をルナたちに任せ、ディルアスと私は風魔法に炎を纏わせ炎の竜巻で何十匹かを絡めとり、業火で焼く尽くす。
雷撃を空高く走らせ、四方八方に飛散させ、手当たり次第に魔物に雷撃を撃つ。雷撃では消滅させることが出来ず、弱った魔物を結界で囲い業火で焼き尽くす。
「ユウ!!」
ディルアスが叫んで振り返ると、背後に魔物が迫っていた。
ルナが魔物に体当たりをし退ける。
「あ、ありがとう、ルナ!」
『まだだ! 油断するな!』
体当たりした魔物はすぐさま起き上がり、再び襲いかかる。
その時だった。
氷の矢が飛んで来て魔物を貫いた。動きが鈍くなった魔物にルナが炎を吐き出し消滅させた。
「イグリード!!」
イグリードの率いる魔導士たちから氷の矢が無数に飛んで来た。
「遅くなった! 無事か!?」
「ありがとう! 大丈夫!」
イグリードたちは空間転移で国境近くまで来たのちに、急ぎエルザイア王宮まで駆け付けてくれたようだ。
「俺はアレンと合流する! 部隊を半分そっちに残す!」
「分かった、ありがとう!」
氷の矢によって魔物の動きが少し鈍くなる。その隙に結界内燃焼爆発をさせた。
オブとゼルが魔物に噛み付かれ悲鳴を上げる。
「オブ! ゼル!」
雷撃を走らせ魔物を貫いた。その衝撃で魔物はオブ、ゼルを離した。ディルアスがすかさず炎で消滅させる。
オブとゼルは蓄積治癒が発動した。噛まれ引きちぎられた肉が元通りになる。
「オブ、ゼル、大丈夫!?」
『何とか大丈夫~。蓄積治癒のおかげで傷は治るけど、痛いものは痛いね~』
オブは苦笑しながら言った。そっか、そりゃ痛いのはなかったことにはならないもんね。
あちこちで段々と攻撃を受けるようになってきた。
さすがに数が多すぎる。
一匹ずつなら大したことのない魔物でも、これだけの数を相手にしていると、こちらはどんどん消耗し、疲弊していく。
魔導士さんたちを援護しているルナたちにも疲れが見えて来た。
その時、空中にサクヤが現れた。
無数の魔物のど真ん中に。空間転移で?
サクヤは私たちを見下ろすと、不敵な笑みを浮かべた。
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