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第6章:動き出す世界
第7話:ちょろイン
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第4話:メイベルたんと再会!
「はっ! 夢か」
「現実です。 タイトルまで使って夢落ちにしようとしても、ちゃんと人間は攻めてきましたし太郎達は大活躍でしたよ?」
ということは……
視線を横に向けるとムスッとした表情のメイベルたんが、椅子に縛られてこっちを睨んでいる。
「まさか、英雄たらんと思っていた男が悪の手先どころか、トップだったとはな」
「ゴメン。本当は、人として皆の役に立ちたかったんだけどな」
「白々し、どうせ私達のことを馬鹿にしてたんだろ!」
うわあ、めちゃくちゃ怒ってる。
ここは、クロノに頼んで彼女の時間を巻き戻して、本当に無かったことにした方が良いのだろうか。
「今の言葉に嘘は無いと誓おう。だが、実はなダンジョンってのは何も悪ばかりでは無いんだ」
「あんなに罪のない騎士や冒険者を殺しておいて、白々しい」
「あー、大半は外にポイしてあるから生きてるぞ?」
「どうだか」
全く信用が無かった。
まあ、手ひどく裏切ったからしょうがない。
「大きな勘違いをしているから、先に言っておくけどこのダンジョンに踏み込んだこと自体が罪だからな」
「なんと傲慢な!」
「傲慢なのはそっちだろ? じゃあ、俺が魔族や魔物を率いてメイベルたんの街に攻め入って領主邸を制圧するのは罪じゃないのか?」
「町を襲うなんて、罪以外のなにものでも無いではないか!」
語るに落ちたな。
「同じことを、お前らはやったんだけどな?」
「一緒にするな! それはお前らがフィフス王国の王子を誘拐なんてしたからだろ?」
おおう……
それで、王子を助けに来たのか?
「うちの国の領内で、しかも私の管轄内のダンジョンのマスターが他国の王子を攫ってきたのだぞ? 我が国がいかに無能なのかと、他の国では笑い種だ」
「それは先に言えば、お前らの英雄である勇者様が無差別にダンジョンを攻めるのが悪い。だから、手っ取り早く勇者と縁の深いフィフス王国の王子を攫って、ここに注目させただけだ。お前らは関係ない」
俺の言葉に、メイベルたんが黙りこくる。
効いてる、効いてる。
「それでもだ! お前のせいで、我が国の立場は非常に悪い事になっているのだ! 王子を救出してフィフス王国に恩を売って相殺する以外に、この状況を打破する手段が無いんだよ!」
ん?
もしかして、この人達ヘンリー王子を救出に来たのか?
あれか?
ミカエル達とは入れ違いになったってことか?
「ダンジョン外の時間は止めてましたから、人の足ではまだフィフス王国に着いたかどうかくらいしか、時間が経ってませんよ?」
「いや、それでも真っ先にファースト王国に知らせてもいいだろ?」
「第一に国に王子を送り届ける事が優先されますから。関所で兵に伝言を頼むくらいはしたかもしれませんが、話の信憑性を確認するにはいずれにせよフィフス王国に使者を送っての事実確認は必要でしょう」
オウ……
「何を独り言を喋っているのだ?」
ああ、クロノの声聞こえて無いのか。
「あのだな……ヘンリー王子ならちょっと前に、勇者ミカエルに返したぞ? 今後、俺のダンジョンの攻略を最優先にするという交換条件で」
「なっ! なんだと!」
滅茶苦茶、驚いてる。
どうやら、本当に知らなかったようだ。
可哀想に。
「魔族の言う事など、信じられるか!」
「じゃあ俺は半分人間だから、半分は信じて?」
「なんだ、その無茶な提案は! というか、半分人間?」
取りあえず、俺がダンジョンマスターになったいきさつを話す。
そして、ダンジョンが世界に与える影響について、詳しく話した。
あとは、ミカエルにヘンリー王子を渡した時の話も。
「なんの為に、私はここまで……」
メイベルたんが、凹んでる。
凹んでる顔も綺麗。
取りあえず、何故ダンジョンマスターをやってるかは理解してもらえた。
「ダーツで選ばれただけ? 他の世界で普通に仕事をしてただけの人間? トラベラーのダンジョンマスターとか……というか、色々と苦労したんだな」
チョロい。
いや、事実しか話してないけど。
一通り話すと同情的になってくれた。
調子に乗って向こうの世界の話や、家族の話をしてみる。
涙を交えながら。
思い出して本当に泣けてきた部分もあれば、頑張って古い競馬漫画のワンシーンを思い出して泣いたりもした。
アルフィー……
先輩に漫画喫茶で進められて、古臭い絵だなと馬鹿にしながら読みだしてオープン席で号泣したのは悪い思い出だ。
クソッ!
「そんな……やはり、ダンジョンは悪ではないか! クラタ殿! 私が貴殿を救って見せる! だから、こんなところからは飛び出そう!」
やばい、やり過ぎてメイベルたんの変なスイッチが入った。
「でも……俺の世界はダンジョンのお陰で、この世界よりも悲劇が少ないんだ。だから、俺はこの世界も、元居た世界のように人が笑顔で安心して暮らせるようにしたい! そのために、ダンジョンマスターを止める訳にはいかない!」
「強いんだな……クラタ殿は。殺されて、強引にこんなことをやらされて……元は人間なのに、同じ人間に恨まれ狙われ、それでもこの世界を救いたいと。本当に、クラタ殿の居た世界は素晴らしい世界だったんだな」
なんだ?
メイベルたんまで語りだした。
「それを私はなんだ! クラタ殿は世界を見ているというのに、人間という一種族にこだわって短慮な行動に走って。そもそも、クラタ殿を知る私が彼を疑うなど……決めた!私がそばについて、貴殿を支える! 貴殿の夢には人間の協力も必要であるだろ!」
ん?
なんか、良い方向に話が転がりそうな感じで、一気に加速して悪い方向にまで突き抜ける予感?
「それに、ダンジョンマスターの伴侶が人間なら、多少は人の為という言葉も信憑性が増すだろう」
おおう?
頬を染めて俯いているけど、話が物凄く飛躍してないかい?
まさかの、メイベルたんルート攻略完了?
その時、メイベルたんの背後からギギギという扉を爪で引っ搔く音が聞こえた。
そちらに、目をやると顔を半分だけ覗かせたヘルちゃんが。
しかも、腐ってる方を覗かせてる。
うん、これ完全に修羅場ルートだ。
「ちょっと、失礼」
メイベルたんに一言断って、部屋から出ていく。
――――――
「気持ちは嬉しいよ!」
「では!」
「でも、駄目だ……」
俺の言葉に、メイベルたんが言葉を失う。
まさか、断られるとか思ってなかったのかな?
意外と、自意識過剰?
いや、確かに普通なら絶対に断らないような美人さんだけどさ。
「こ……これでも、巷では割とモテるのだぞ?」
やっぱり。
でも、そういう事じゃないんだ。
「俺の進む道は修羅の道だ……おそらく、世界中の人間を敵に回すだろう」
「だから、私が!「それじゃ、駄目なんだ!」
少し強めに言葉を遮る。
そして、悲しそうに俯いてみせる。
「メイベルさん……俺にとって全ての人間は救う対象なんだ。そして、君もまた人間。僕にとっては救う側の存在であり、救いたいと思える人の最たるものなんだ!」
「あっ……」
「僕は君にも笑ってもらいたい……だから、こっち側にきちゃいけない。君が未来で笑えないなら僕の救いに意味は無くなる」
「そこまで私の事を……分かった。その未来楽しみにしている。だから、挫けそうになったらいつでも来てくれ」
「送るよ」
こうして、彼女との甘酸っぱい恋は幕を閉じた……
ように見せかけて、どうにか妾ルートを模索しよう。
――――――
てっきりヘルに怒られるかと思ったら、物凄く甘えられた。
やっぱり可愛い。
でも、勿体ない。
半分腐って無かったら、とっくに理性を手放してる気がする。
「ここまでしても、私に手を出さないなんて大事にされてるって感じる」
「うん、可愛い!可愛い!」
この子もちょろインだった。
「はっ! 夢か」
「現実です。 タイトルまで使って夢落ちにしようとしても、ちゃんと人間は攻めてきましたし太郎達は大活躍でしたよ?」
ということは……
視線を横に向けるとムスッとした表情のメイベルたんが、椅子に縛られてこっちを睨んでいる。
「まさか、英雄たらんと思っていた男が悪の手先どころか、トップだったとはな」
「ゴメン。本当は、人として皆の役に立ちたかったんだけどな」
「白々し、どうせ私達のことを馬鹿にしてたんだろ!」
うわあ、めちゃくちゃ怒ってる。
ここは、クロノに頼んで彼女の時間を巻き戻して、本当に無かったことにした方が良いのだろうか。
「今の言葉に嘘は無いと誓おう。だが、実はなダンジョンってのは何も悪ばかりでは無いんだ」
「あんなに罪のない騎士や冒険者を殺しておいて、白々しい」
「あー、大半は外にポイしてあるから生きてるぞ?」
「どうだか」
全く信用が無かった。
まあ、手ひどく裏切ったからしょうがない。
「大きな勘違いをしているから、先に言っておくけどこのダンジョンに踏み込んだこと自体が罪だからな」
「なんと傲慢な!」
「傲慢なのはそっちだろ? じゃあ、俺が魔族や魔物を率いてメイベルたんの街に攻め入って領主邸を制圧するのは罪じゃないのか?」
「町を襲うなんて、罪以外のなにものでも無いではないか!」
語るに落ちたな。
「同じことを、お前らはやったんだけどな?」
「一緒にするな! それはお前らがフィフス王国の王子を誘拐なんてしたからだろ?」
おおう……
それで、王子を助けに来たのか?
「うちの国の領内で、しかも私の管轄内のダンジョンのマスターが他国の王子を攫ってきたのだぞ? 我が国がいかに無能なのかと、他の国では笑い種だ」
「それは先に言えば、お前らの英雄である勇者様が無差別にダンジョンを攻めるのが悪い。だから、手っ取り早く勇者と縁の深いフィフス王国の王子を攫って、ここに注目させただけだ。お前らは関係ない」
俺の言葉に、メイベルたんが黙りこくる。
効いてる、効いてる。
「それでもだ! お前のせいで、我が国の立場は非常に悪い事になっているのだ! 王子を救出してフィフス王国に恩を売って相殺する以外に、この状況を打破する手段が無いんだよ!」
ん?
もしかして、この人達ヘンリー王子を救出に来たのか?
あれか?
ミカエル達とは入れ違いになったってことか?
「ダンジョン外の時間は止めてましたから、人の足ではまだフィフス王国に着いたかどうかくらいしか、時間が経ってませんよ?」
「いや、それでも真っ先にファースト王国に知らせてもいいだろ?」
「第一に国に王子を送り届ける事が優先されますから。関所で兵に伝言を頼むくらいはしたかもしれませんが、話の信憑性を確認するにはいずれにせよフィフス王国に使者を送っての事実確認は必要でしょう」
オウ……
「何を独り言を喋っているのだ?」
ああ、クロノの声聞こえて無いのか。
「あのだな……ヘンリー王子ならちょっと前に、勇者ミカエルに返したぞ? 今後、俺のダンジョンの攻略を最優先にするという交換条件で」
「なっ! なんだと!」
滅茶苦茶、驚いてる。
どうやら、本当に知らなかったようだ。
可哀想に。
「魔族の言う事など、信じられるか!」
「じゃあ俺は半分人間だから、半分は信じて?」
「なんだ、その無茶な提案は! というか、半分人間?」
取りあえず、俺がダンジョンマスターになったいきさつを話す。
そして、ダンジョンが世界に与える影響について、詳しく話した。
あとは、ミカエルにヘンリー王子を渡した時の話も。
「なんの為に、私はここまで……」
メイベルたんが、凹んでる。
凹んでる顔も綺麗。
取りあえず、何故ダンジョンマスターをやってるかは理解してもらえた。
「ダーツで選ばれただけ? 他の世界で普通に仕事をしてただけの人間? トラベラーのダンジョンマスターとか……というか、色々と苦労したんだな」
チョロい。
いや、事実しか話してないけど。
一通り話すと同情的になってくれた。
調子に乗って向こうの世界の話や、家族の話をしてみる。
涙を交えながら。
思い出して本当に泣けてきた部分もあれば、頑張って古い競馬漫画のワンシーンを思い出して泣いたりもした。
アルフィー……
先輩に漫画喫茶で進められて、古臭い絵だなと馬鹿にしながら読みだしてオープン席で号泣したのは悪い思い出だ。
クソッ!
「そんな……やはり、ダンジョンは悪ではないか! クラタ殿! 私が貴殿を救って見せる! だから、こんなところからは飛び出そう!」
やばい、やり過ぎてメイベルたんの変なスイッチが入った。
「でも……俺の世界はダンジョンのお陰で、この世界よりも悲劇が少ないんだ。だから、俺はこの世界も、元居た世界のように人が笑顔で安心して暮らせるようにしたい! そのために、ダンジョンマスターを止める訳にはいかない!」
「強いんだな……クラタ殿は。殺されて、強引にこんなことをやらされて……元は人間なのに、同じ人間に恨まれ狙われ、それでもこの世界を救いたいと。本当に、クラタ殿の居た世界は素晴らしい世界だったんだな」
なんだ?
メイベルたんまで語りだした。
「それを私はなんだ! クラタ殿は世界を見ているというのに、人間という一種族にこだわって短慮な行動に走って。そもそも、クラタ殿を知る私が彼を疑うなど……決めた!私がそばについて、貴殿を支える! 貴殿の夢には人間の協力も必要であるだろ!」
ん?
なんか、良い方向に話が転がりそうな感じで、一気に加速して悪い方向にまで突き抜ける予感?
「それに、ダンジョンマスターの伴侶が人間なら、多少は人の為という言葉も信憑性が増すだろう」
おおう?
頬を染めて俯いているけど、話が物凄く飛躍してないかい?
まさかの、メイベルたんルート攻略完了?
その時、メイベルたんの背後からギギギという扉を爪で引っ搔く音が聞こえた。
そちらに、目をやると顔を半分だけ覗かせたヘルちゃんが。
しかも、腐ってる方を覗かせてる。
うん、これ完全に修羅場ルートだ。
「ちょっと、失礼」
メイベルたんに一言断って、部屋から出ていく。
――――――
「気持ちは嬉しいよ!」
「では!」
「でも、駄目だ……」
俺の言葉に、メイベルたんが言葉を失う。
まさか、断られるとか思ってなかったのかな?
意外と、自意識過剰?
いや、確かに普通なら絶対に断らないような美人さんだけどさ。
「こ……これでも、巷では割とモテるのだぞ?」
やっぱり。
でも、そういう事じゃないんだ。
「俺の進む道は修羅の道だ……おそらく、世界中の人間を敵に回すだろう」
「だから、私が!「それじゃ、駄目なんだ!」
少し強めに言葉を遮る。
そして、悲しそうに俯いてみせる。
「メイベルさん……俺にとって全ての人間は救う対象なんだ。そして、君もまた人間。僕にとっては救う側の存在であり、救いたいと思える人の最たるものなんだ!」
「あっ……」
「僕は君にも笑ってもらいたい……だから、こっち側にきちゃいけない。君が未来で笑えないなら僕の救いに意味は無くなる」
「そこまで私の事を……分かった。その未来楽しみにしている。だから、挫けそうになったらいつでも来てくれ」
「送るよ」
こうして、彼女との甘酸っぱい恋は幕を閉じた……
ように見せかけて、どうにか妾ルートを模索しよう。
――――――
てっきりヘルに怒られるかと思ったら、物凄く甘えられた。
やっぱり可愛い。
でも、勿体ない。
半分腐って無かったら、とっくに理性を手放してる気がする。
「ここまでしても、私に手を出さないなんて大事にされてるって感じる」
「うん、可愛い!可愛い!」
この子もちょろインだった。
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