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魔王編
北の魔王の配下になったけど、幹部が強すぎて辛い~比嘉の場合~
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「あー、不本意だが今日から皆の仲間入りした比嘉だ……以上!」
「ちょっ! 短くないか? てか、不本意ってなんやねん!」
タナカに紹介されて、今日は幹部との初顔見せとなった……
全員がジト目で見てくる……辛い……
「えっ……と、過去の事は水に流して仲良うしてや!元東の魔王やったヒガや!よろしく」
……
誰か反応してーや!
「解散!」
「なんでや!」
一瞬で皆が帰っていく……辛い
「さて……お前のポジションだが……国境警備隊だ」
「それただの厄介払いっていうねんで? 知っとった?」
「知ってる」
辛い……
まあええわ、基本的に転移で移動は自由やし。
腹減ったら、タナカさんとこに戻ってきたらええだけやしな。
***
という事で国境警備隊とやらをやることになったんやけど。
「おいそこのアンデッド! 少女から離れろ!」
早速見せ場到来!
チビコちゃんを連れて国境付近にまで花を摘みに来てたスッピンが勇者に絡まれとる。
颯爽と助け出して、アピールして城に戻して貰わんとな。
「スッピンはお友達なの! 乱暴しないで!」
チビコちゃんがスッピンの前に立ちはだかってる。
割と肝が据わっとんな。
「この年で魔族を庇うとは! もしやこの子も魔族か?」
「ちっ、手遅れだな……外道勇者! 二人もろとも殺してしまおう」
この世界でも勇者っつーのは碌な奴がおらんな……
よし! いっちょお兄ちゃんが助けたるさかいな!
……ん? なんや寒気がするな。
「いま、なんておっしゃいました?」
スッピンはん?
なんかスッピンはんからスゲー覇気が漏れてるんですけど……
「っつ……なんてオーラだ! ただのアンデッドじゃねーぞ!」
「どけガキッ!」
外道勇者と呼ばれた男の仲間が、チビコを蹴り飛ばそうとする。
だが、その蹴りは空を斬る。
「チビコちゃん、少し目を閉じててもらえる?」
「うん! 分かった!」
次の瞬間スッピンはんが光ったと思うと、禍々しい悪霊を纏った神々しい純白の鎧を身にまとってた。
……なんやろ……嫌な予感しかしない。
「うわぁぁぁ! 俺の足が! いてぇぇぇ!」
「そんな足癖の悪い足なんて……いらないわよねぇ?」
戦士の膝から下が無いな……
いつの間にやったんやろ……
さっきチビコちゃんを蹴ろうとした時か?
あかん、全然見えんかった……
勝負は一瞬で終わったわ……
わいの見せ場なんかあらへん。
勇者が斬りつける……腕が吹っ飛ぶ……勇者の……
「なんだ!何が起こった!」
勇者が自分の腕を見てガクブルや……
てか俺も同じ気持ちやでー……
「回復魔法くらい使えるでしょ? とっととそこのゴリラを連れて帰れ!」
スッピンはんに言われた勇者は慌てて魔法で腕をくっ付けて戦士を担いで帰ってった。
その日からスッピンはんの事を姐さんと呼ばせてもらう事にした。
***
別の日
「おいそこのミノタウロス! その少女から離れろ」
おー、国境付近まで散歩に来てたモー太とチビコが絡まれてる。
しかも今度は10人パーティか……
全員そこそこやるって雰囲気やな!
よし! いっちょ東の元魔王の実力見せたろ!
「モー?」
「モー太はお友達です! いじめちゃ駄目!」
チビコちゃんがまた庇ってる……健気やなー……
「いいから、こっちに来なさい!」
女僧侶がチビコちゃんの腕を引っ張る。
「痛い!」
あっ、チビコちゃんこけたわ……
膝が擦り切れてる……
ゾクッ……
なんやこの寒気は……
「きゃぁぁ!」
うわぁ……女僧侶が凄い勢いで吹っ飛んでいったわ……
てか何が起こった? 全然見てなかったわ……
多分見てても、見えなかったけど……
「貴様らぁぁぁぁ! チビコの! 少女の肌に傷を付けおってぇ! 跡が残ったらどうするんじゃぁぁぁ!」
モー太はんが激おこや……
やべー……震えが止まらん……
「くっ! 僧侶大丈夫か?」
勇者が僧侶を助け起こそうとしてるけど……よそ見してて大丈夫かな?
「たかがミノタウロス如きが! 我ら自称最強勇者パーティに勝てると思うなよ!」
自称って情けないな……
「ふっ……チビコ! 少し離れて目を塞いでおけ!」
「うん! 分かったよ!」
チビコちゃんが離れて目を塞ぐ。
素直やなー……
癒されるわ……
てかモー太はん? あーたそないに大きかったでしたっけ?
「ふっ、いつからわしがミノタウロスだと錯覚しておった?」
「べ……ベヒモス?」
やべー……アカンわ……
何が部下一人で瞬コロや……
総勢で襲い掛かってこのおっさん一人とどっこいどっこいやわ……
『グァァァァァァァ!』
モー太はんが咆哮した瞬間に自称最強全員が気絶してしもうた……
チビコちゃんも気絶してしもうた……
そこは耳も塞がせな……
ちなみに俺が少しだけチビッたのは秘密な……
その日からモー太はんの事を伯父貴と呼ばせてもらうことにした。
その後で目を覚ましたチビコちゃんに伯父貴がメッチャ怒られてた……
チビコちゃんもチビッたらしい……
「もう、怖い事しちゃダメ―!」
「分かったモー……変身は封印するモー!約束だモー」
何そのギャップ……
伯父貴が指切りげんまんさせられてる。
可愛いとは思えなかった……
***
ちなみにエリーさんの話ではムカ娘もウロ子ちゃんも同じくらいに強いらしい……
その下に黒騎士……
さらに言うと、絶倫はんはトータル戦力では2番手……
意外や意外、トップは蛇吉さんらしい……
エリーさんは戦闘型では無いという事らしいけど、実際に一番強いのでは無いかと疑っている。
せめて幹部の方達に国境付近で暴れさせるのはやめて欲しい……辛い
そして、この方達が居る限り城勤めは難しそうや……辛い
「ちょっ! 短くないか? てか、不本意ってなんやねん!」
タナカに紹介されて、今日は幹部との初顔見せとなった……
全員がジト目で見てくる……辛い……
「えっ……と、過去の事は水に流して仲良うしてや!元東の魔王やったヒガや!よろしく」
……
誰か反応してーや!
「解散!」
「なんでや!」
一瞬で皆が帰っていく……辛い
「さて……お前のポジションだが……国境警備隊だ」
「それただの厄介払いっていうねんで? 知っとった?」
「知ってる」
辛い……
まあええわ、基本的に転移で移動は自由やし。
腹減ったら、タナカさんとこに戻ってきたらええだけやしな。
***
という事で国境警備隊とやらをやることになったんやけど。
「おいそこのアンデッド! 少女から離れろ!」
早速見せ場到来!
チビコちゃんを連れて国境付近にまで花を摘みに来てたスッピンが勇者に絡まれとる。
颯爽と助け出して、アピールして城に戻して貰わんとな。
「スッピンはお友達なの! 乱暴しないで!」
チビコちゃんがスッピンの前に立ちはだかってる。
割と肝が据わっとんな。
「この年で魔族を庇うとは! もしやこの子も魔族か?」
「ちっ、手遅れだな……外道勇者! 二人もろとも殺してしまおう」
この世界でも勇者っつーのは碌な奴がおらんな……
よし! いっちょお兄ちゃんが助けたるさかいな!
……ん? なんや寒気がするな。
「いま、なんておっしゃいました?」
スッピンはん?
なんかスッピンはんからスゲー覇気が漏れてるんですけど……
「っつ……なんてオーラだ! ただのアンデッドじゃねーぞ!」
「どけガキッ!」
外道勇者と呼ばれた男の仲間が、チビコを蹴り飛ばそうとする。
だが、その蹴りは空を斬る。
「チビコちゃん、少し目を閉じててもらえる?」
「うん! 分かった!」
次の瞬間スッピンはんが光ったと思うと、禍々しい悪霊を纏った神々しい純白の鎧を身にまとってた。
……なんやろ……嫌な予感しかしない。
「うわぁぁぁ! 俺の足が! いてぇぇぇ!」
「そんな足癖の悪い足なんて……いらないわよねぇ?」
戦士の膝から下が無いな……
いつの間にやったんやろ……
さっきチビコちゃんを蹴ろうとした時か?
あかん、全然見えんかった……
勝負は一瞬で終わったわ……
わいの見せ場なんかあらへん。
勇者が斬りつける……腕が吹っ飛ぶ……勇者の……
「なんだ!何が起こった!」
勇者が自分の腕を見てガクブルや……
てか俺も同じ気持ちやでー……
「回復魔法くらい使えるでしょ? とっととそこのゴリラを連れて帰れ!」
スッピンはんに言われた勇者は慌てて魔法で腕をくっ付けて戦士を担いで帰ってった。
その日からスッピンはんの事を姐さんと呼ばせてもらう事にした。
***
別の日
「おいそこのミノタウロス! その少女から離れろ」
おー、国境付近まで散歩に来てたモー太とチビコが絡まれてる。
しかも今度は10人パーティか……
全員そこそこやるって雰囲気やな!
よし! いっちょ東の元魔王の実力見せたろ!
「モー?」
「モー太はお友達です! いじめちゃ駄目!」
チビコちゃんがまた庇ってる……健気やなー……
「いいから、こっちに来なさい!」
女僧侶がチビコちゃんの腕を引っ張る。
「痛い!」
あっ、チビコちゃんこけたわ……
膝が擦り切れてる……
ゾクッ……
なんやこの寒気は……
「きゃぁぁ!」
うわぁ……女僧侶が凄い勢いで吹っ飛んでいったわ……
てか何が起こった? 全然見てなかったわ……
多分見てても、見えなかったけど……
「貴様らぁぁぁぁ! チビコの! 少女の肌に傷を付けおってぇ! 跡が残ったらどうするんじゃぁぁぁ!」
モー太はんが激おこや……
やべー……震えが止まらん……
「くっ! 僧侶大丈夫か?」
勇者が僧侶を助け起こそうとしてるけど……よそ見してて大丈夫かな?
「たかがミノタウロス如きが! 我ら自称最強勇者パーティに勝てると思うなよ!」
自称って情けないな……
「ふっ……チビコ! 少し離れて目を塞いでおけ!」
「うん! 分かったよ!」
チビコちゃんが離れて目を塞ぐ。
素直やなー……
癒されるわ……
てかモー太はん? あーたそないに大きかったでしたっけ?
「ふっ、いつからわしがミノタウロスだと錯覚しておった?」
「べ……ベヒモス?」
やべー……アカンわ……
何が部下一人で瞬コロや……
総勢で襲い掛かってこのおっさん一人とどっこいどっこいやわ……
『グァァァァァァァ!』
モー太はんが咆哮した瞬間に自称最強全員が気絶してしもうた……
チビコちゃんも気絶してしもうた……
そこは耳も塞がせな……
ちなみに俺が少しだけチビッたのは秘密な……
その日からモー太はんの事を伯父貴と呼ばせてもらうことにした。
その後で目を覚ましたチビコちゃんに伯父貴がメッチャ怒られてた……
チビコちゃんもチビッたらしい……
「もう、怖い事しちゃダメ―!」
「分かったモー……変身は封印するモー!約束だモー」
何そのギャップ……
伯父貴が指切りげんまんさせられてる。
可愛いとは思えなかった……
***
ちなみにエリーさんの話ではムカ娘もウロ子ちゃんも同じくらいに強いらしい……
その下に黒騎士……
さらに言うと、絶倫はんはトータル戦力では2番手……
意外や意外、トップは蛇吉さんらしい……
エリーさんは戦闘型では無いという事らしいけど、実際に一番強いのでは無いかと疑っている。
せめて幹部の方達に国境付近で暴れさせるのはやめて欲しい……辛い
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※小説家になろう様にも掲載しています。
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