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覚悟
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風呂に入る為に服を脱がそうとするが、逃げられる・・・トロトロとしてるから逃げてるっつぅより逃がしてやってるんだが・・・
「れきりゅ・・・」
「ああ、分かった」
そのまま壁に背をつけてユイを見ておく
「・・・???ありぇは???」
「脱ぐんだろ?」
「あい・・・?」
「早く脱げ、寝る時間なくなるぞ」
「???あい」
そのまま今日着ている足元には花柄、そこから蝶が舞っているような刺繍がされてある
全身隠した露出のないワンピースの後ろの、リボンを外し首元が楽になる
そこから肩が見えそうになって、固まる
ああ、やっぱり意識してるんだな
本当に全然ちげぇな、意識されるっていうのはこんなにも楽しく、心が満たされるもんなんだな、ふっ
人間なのに、番を意識してこんなに番について心砕いている理由も意味も今は分からねぇ
けど、今逃したらまた無になる
絶対に逃がさねぇ
「・・・・・」
「どうした?脱がないのか?」
「っっっ~~~!!」
それに、こいつは意外に気が強い
俺に反抗しようとしてばっかりだ
ああ、楽しいな
そのままこちらにとてとてと歩いてくると
トンッと体をくっつけて脱いでいく
・・・・・なるほどな?確かにこの方が隠せるか
しゅるっ、かさっ、する・・・
ユイの心臓の音と布の擦れる音、ぱさっと落ちていくワンピース・・・露わになる体、俺がつけた跡が少し薄くなった体中の鬱血痕
俺のモノじゃないという首のまっさら具合にムカついた・・・こんなにも俺のモノで俺の跡でいっぱいにして俺の匂いと、こいつの匂いで溢れているのに番としての証がない事にムカついた
勝手に消してるんじゃねぇ、俺の愛をなかったことにするんじゃねぇ、お前は俺のだ
俺だけに抱かれて俺だけ見て感じてればいいんだよふざけんな
ぶわっと一気に心が狭くなる、独占欲が前に出る
でも、こいつがこうなった時に思ったんだよ
やり直せるんじゃねぇかって
なかったことにはしねぇし、させねぇけど
もう一度最初から俺のモノだって俺を俺で塗り替えせるんじゃねぇかって
だから、やっとだ・・・・・やっとこいつが俺を意識してんだ
じっくり、ゆっくり追い詰めてぜってぇ好きにさせてやる
猶予は余裕見て5日か・・・前回抱いてから3日は経ってるからな
覚悟しろよ?
「おい」
びくっ!
「脱ぎ終わったんなら、どいてくれるか?俺が脱げねぇ」
「・・・・・・・」
肩まで赤くして、本当に可愛いな
「・・・・・ユイ、しゅる」
そう言って俺のシャツのボタンを外そうとする、手が震えて緊張してるのが分かる
中々外れないボタンに焦れてくる
こっちを見ようとしない顔を向かせたくなる
「っっっ~~~しゃき!!」
先っつったのか?そのまま思いっきり俺に背を向けてこいつなりの全力で風呂場にかける
「あ゙~~~~・・・・・・・・」
ずるずると壁に沿ってしゃがんでく
離れてくれて助かったと心から思った
わざとじゃねぇのがタチがわりぃ・・・
「はぁ・・・・・・」
保たもてよ、俺
ただ、笑っていて欲しいだけなんだ、俺の傍が1番だと言って欲しいんだ
全部俺のエゴ、番が分からない番に対しての俺の我が儘・・・・・
「あ゙~~~・・・・・」
覚悟するのは俺の方か・・・・・
「ありぇは?」
風呂場から呼ばれる
「っっああ、今行く」
「あい」
急いで脱いであいつの服の分まで集めておく
・・・・・服にまで発情するなんて、末期だな
風呂に入ると髪の毛を濡らして、体は思いきり丸めて隠してる
ほんと、細ぇな・・・もっと食わして肉をつけなきゃイケねぇ「バシャッッ」
「・・・なにすんだ」
「ありぇは、ありゃう!!!」
「はいはい」
ヒョイッとユイの体を持ち上げて膝の上に乗せる、ピシッと固まったユイを無視して髪の毛を濡らして洗っていく
「俺の楽しみ奪うんじゃねぇよ」
体はガチガチだが、本当に楽しみを奪う気はないらしく大人しく洗われる
いつもは体も洗うが、そんな事したら俺も危うい
「俺が洗ってる間に体洗うか?」
一瞬ぽかーんとした顔をしたが、そのままこくこくと首を揺らす
俺の後ろに回って体を洗い出す・・・・・
獣人の身体能力も充分理解してるはずなのに隠せてると思えてる番の愚かさに襲いたくなる
俺が体を洗い終わる頃にユイも終わる
そのまま後ろを振り向いて「ぎゃっっ!」抱き上げる
浴槽はこいつの足がかろうじて着くくらいだが、修繕しようとは思わない
俺がずっと抱きあげればいい・・・・・
ピチャッ
こいつは、風呂が好きだ
花が好きで宝石より布を選んでる時の方が楽しそうにする
飲み物はなんでも好きで、そういえば
「酒は飲めるのか?」
「あい」
「飲むか?」
「ん、んー、んー」
「嫌いか?」
ふるふる
「好きか分からないか?」
「あい」
「後で、飲んでみるか?」
「ん、んー、ない、あちら(明日)」
「なんで、今日は駄目なんだ?」
「・・・め、はれちぇりゅ、もっちょ、はれりゅ、や」
「ああ、そうか・・・腫れが治まったら飲むか」
「あい、あいちょ」
あいちょは、ありがとうだ
こいつは、なんでもない事でも礼を言う
気にしなくていいとは言ったが気にしてて言ってるんじゃなくてそう思うから言ってるんだということに気付いたのは最近だ
「ありぇは」
「ん、暑いか?」
「あい」
「出るぞ」
「あい」
そのまま抱きあげて、拭き上げ「ユイ、やりゅ」・・・そのままタオルを渡すが、こいつなんでもかんでも1人でやろうとしてないよな
・・・まぁ、いいか
着替えも1人でさせてやる
そこでふと気になった
「尻尾と耳はいつでも出せるのか?」
「あい」
「出すと、感覚が鋭くなるか?」
「ない」
「飾りみたいなもんか?」
「あい」
「出してみてくんねぇか」
「あい」
やっぱり圧巻だ・・・
にしても、耳は人間の耳もそのまんまなんだな、面白い
こいつの尻尾と耳はこいつをもっと可愛くさせる
「2人きりの時は出して欲しいって言ったら嫌か?」
「おゆ、にゃいとこにゃら」
「濡れるの嫌いか?」
「めんちょ」
「めんちょ?」
乾かす素振りをした後に、大きな溜め息を着く
「面倒か」
「あい」
「ああ、それでいい」
「あい」
「寝るぞ」
「あい」
「とりあえず、今日はナニもしない疲れただろうからゆっくり寝ろ」
「あい」
本音は隠して眠りにつかせる
「れきりゅ・・・」
「ああ、分かった」
そのまま壁に背をつけてユイを見ておく
「・・・???ありぇは???」
「脱ぐんだろ?」
「あい・・・?」
「早く脱げ、寝る時間なくなるぞ」
「???あい」
そのまま今日着ている足元には花柄、そこから蝶が舞っているような刺繍がされてある
全身隠した露出のないワンピースの後ろの、リボンを外し首元が楽になる
そこから肩が見えそうになって、固まる
ああ、やっぱり意識してるんだな
本当に全然ちげぇな、意識されるっていうのはこんなにも楽しく、心が満たされるもんなんだな、ふっ
人間なのに、番を意識してこんなに番について心砕いている理由も意味も今は分からねぇ
けど、今逃したらまた無になる
絶対に逃がさねぇ
「・・・・・」
「どうした?脱がないのか?」
「っっっ~~~!!」
それに、こいつは意外に気が強い
俺に反抗しようとしてばっかりだ
ああ、楽しいな
そのままこちらにとてとてと歩いてくると
トンッと体をくっつけて脱いでいく
・・・・・なるほどな?確かにこの方が隠せるか
しゅるっ、かさっ、する・・・
ユイの心臓の音と布の擦れる音、ぱさっと落ちていくワンピース・・・露わになる体、俺がつけた跡が少し薄くなった体中の鬱血痕
俺のモノじゃないという首のまっさら具合にムカついた・・・こんなにも俺のモノで俺の跡でいっぱいにして俺の匂いと、こいつの匂いで溢れているのに番としての証がない事にムカついた
勝手に消してるんじゃねぇ、俺の愛をなかったことにするんじゃねぇ、お前は俺のだ
俺だけに抱かれて俺だけ見て感じてればいいんだよふざけんな
ぶわっと一気に心が狭くなる、独占欲が前に出る
でも、こいつがこうなった時に思ったんだよ
やり直せるんじゃねぇかって
なかったことにはしねぇし、させねぇけど
もう一度最初から俺のモノだって俺を俺で塗り替えせるんじゃねぇかって
だから、やっとだ・・・・・やっとこいつが俺を意識してんだ
じっくり、ゆっくり追い詰めてぜってぇ好きにさせてやる
猶予は余裕見て5日か・・・前回抱いてから3日は経ってるからな
覚悟しろよ?
「おい」
びくっ!
「脱ぎ終わったんなら、どいてくれるか?俺が脱げねぇ」
「・・・・・・・」
肩まで赤くして、本当に可愛いな
「・・・・・ユイ、しゅる」
そう言って俺のシャツのボタンを外そうとする、手が震えて緊張してるのが分かる
中々外れないボタンに焦れてくる
こっちを見ようとしない顔を向かせたくなる
「っっっ~~~しゃき!!」
先っつったのか?そのまま思いっきり俺に背を向けてこいつなりの全力で風呂場にかける
「あ゙~~~~・・・・・・・・」
ずるずると壁に沿ってしゃがんでく
離れてくれて助かったと心から思った
わざとじゃねぇのがタチがわりぃ・・・
「はぁ・・・・・・」
保たもてよ、俺
ただ、笑っていて欲しいだけなんだ、俺の傍が1番だと言って欲しいんだ
全部俺のエゴ、番が分からない番に対しての俺の我が儘・・・・・
「あ゙~~~・・・・・」
覚悟するのは俺の方か・・・・・
「ありぇは?」
風呂場から呼ばれる
「っっああ、今行く」
「あい」
急いで脱いであいつの服の分まで集めておく
・・・・・服にまで発情するなんて、末期だな
風呂に入ると髪の毛を濡らして、体は思いきり丸めて隠してる
ほんと、細ぇな・・・もっと食わして肉をつけなきゃイケねぇ「バシャッッ」
「・・・なにすんだ」
「ありぇは、ありゃう!!!」
「はいはい」
ヒョイッとユイの体を持ち上げて膝の上に乗せる、ピシッと固まったユイを無視して髪の毛を濡らして洗っていく
「俺の楽しみ奪うんじゃねぇよ」
体はガチガチだが、本当に楽しみを奪う気はないらしく大人しく洗われる
いつもは体も洗うが、そんな事したら俺も危うい
「俺が洗ってる間に体洗うか?」
一瞬ぽかーんとした顔をしたが、そのままこくこくと首を揺らす
俺の後ろに回って体を洗い出す・・・・・
獣人の身体能力も充分理解してるはずなのに隠せてると思えてる番の愚かさに襲いたくなる
俺が体を洗い終わる頃にユイも終わる
そのまま後ろを振り向いて「ぎゃっっ!」抱き上げる
浴槽はこいつの足がかろうじて着くくらいだが、修繕しようとは思わない
俺がずっと抱きあげればいい・・・・・
ピチャッ
こいつは、風呂が好きだ
花が好きで宝石より布を選んでる時の方が楽しそうにする
飲み物はなんでも好きで、そういえば
「酒は飲めるのか?」
「あい」
「飲むか?」
「ん、んー、んー」
「嫌いか?」
ふるふる
「好きか分からないか?」
「あい」
「後で、飲んでみるか?」
「ん、んー、ない、あちら(明日)」
「なんで、今日は駄目なんだ?」
「・・・め、はれちぇりゅ、もっちょ、はれりゅ、や」
「ああ、そうか・・・腫れが治まったら飲むか」
「あい、あいちょ」
あいちょは、ありがとうだ
こいつは、なんでもない事でも礼を言う
気にしなくていいとは言ったが気にしてて言ってるんじゃなくてそう思うから言ってるんだということに気付いたのは最近だ
「ありぇは」
「ん、暑いか?」
「あい」
「出るぞ」
「あい」
そのまま抱きあげて、拭き上げ「ユイ、やりゅ」・・・そのままタオルを渡すが、こいつなんでもかんでも1人でやろうとしてないよな
・・・まぁ、いいか
着替えも1人でさせてやる
そこでふと気になった
「尻尾と耳はいつでも出せるのか?」
「あい」
「出すと、感覚が鋭くなるか?」
「ない」
「飾りみたいなもんか?」
「あい」
「出してみてくんねぇか」
「あい」
やっぱり圧巻だ・・・
にしても、耳は人間の耳もそのまんまなんだな、面白い
こいつの尻尾と耳はこいつをもっと可愛くさせる
「2人きりの時は出して欲しいって言ったら嫌か?」
「おゆ、にゃいとこにゃら」
「濡れるの嫌いか?」
「めんちょ」
「めんちょ?」
乾かす素振りをした後に、大きな溜め息を着く
「面倒か」
「あい」
「ああ、それでいい」
「あい」
「寝るぞ」
「あい」
「とりあえず、今日はナニもしない疲れただろうからゆっくり寝ろ」
「あい」
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