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しおりを挟む【スイレナディ王国】
アレス世界と呼ばれているこの世界は自身の名前を世界の名にするくらいアレスは、会った事はないけれど世界を愛している。
世界に降り立ち人間と遊んだり、嫌な事があればやめさせたりする。
男しか産まれないのも女が腹に宿ると魂を回収するのを感じた。
だから女が居ないんだろう、女嫌いなのかな?
うーん…そうなると私の存在が嫌になってそのうち声をかけてきそうだ。
国をアレス好みに治め、美味しい世界を保持している者の元に召喚させているのだと、常識の他に歴史についても学んだからそこから読み取った。
今回は余程、バーナビーを気に入っているらしい。無意識に世界自体を幸福にする者を選んだみたいだから。
天使様は国や世界を幸福にすると認識されているけれど、多分違う。
アレスが気に入り、愛した人間を幸福にする為の象徴、そして召喚を利用して幸福を確たるモノにしたいから天使様という存在を作り上げたんだ。
召喚は望む者が必ず来てくれる、その者が望むという訳ではなく召喚に込められた想いで決められる。
戦争の道具にしたいなら必ず道具となり得る者が召喚されるが、国の為に道具となってくれるかはまた別。
要は認識の違いだ。
俺の運命をと思えば運命が現れる。
まぁ、つまりはなんとなーく選ばれるって感じかな?
スイレナディ国の領土は広い。
自然を愛し、道の整備もあまりしないこの国は、飛んで移動するのが主だ。
どうせなら城内も浮いてくれるかな?長い時間、浮けるくらいの魔力量になったよー?とかなんとか誤魔化すからさ…
相変わらずコケます。
貴族のする事はどこも一緒なようで、領地を治めているけど、自由にやらせているみたい。
国に住まう者達が幸せになればいいと、国王が信頼している者に任せているのが多い印象だ。
中には血筋を重んじて継いでいる者もいるから反抗的な人間もいるけど、少数だな。
形式的な儀礼なんかもあまりない、仕事してくれればなんでもいいよーみたいなスタンスだ。
その代わり神アレスと王であるバーナビーの気に食わない事があれば即殺される。
そんな国。
そして天使様と呼ばれる私は象徴として君臨していればいい、本当にする事なんてない。
この世界で幸福になる事くらいか?
その幸福を傲慢と履き違えて国が滅びかけた歴史もあるようだけど。
まぁ、権力ってなにしてもいい気がするからね。
そんな感じで常識やマナーよりも歴史を学んだ日々だった。
空間収納くらいは出来ると伝えてあるから洋服は自分の物で補ってる、子供用を持って来られたらさすがに切ないから!
「リンジー、お城にある本全部読みたい!」
「それは構わないけど…」
私の足元に跪いて心配そうな表情をする。
なにかしたっけ?失敗した?性格チグハグだった?
「遊びに出かけたいとか欲しい物はない?」
良かった…性格は問題なさそう。
「リンジーも一緒に遊ぶ?」
「もちろん」
「じゃぁ、リンジーが遊びたい時に行こう!」
「ふふ、欲しい物は?」
「うーん…考えておくね?」
欲しい物は本。
いつだって本が好き。
お願いしなくても美味しいご飯に美味しいお菓子、私を守ってくれる人がいる。
もう手に入ってるもん。
「なにもないの?」
「本読むの好き」
「うん、分かった」
確かに遊び回る人間が多い印象だから部屋に閉じこもるというのはあまりいないんだろう。
「そうだ、護衛の人達って必要なの?」
「凄く」
どうにかしてアルフを筆頭護衛から外したい。顔色が悪すぎるよ君。
「そっかぁ…でも、リンジーだって強いでしょ?」
「もちろん」
「リンジーが守ってくれてるよ?」
「そうだけど、嫌?」
天使様が嫌と言うのも問題になりそうだ。
「嫌じゃないけど…立ってるだけってつまらなさそうだから」
「ふふ、気にしないの」
「はあい」
アルフが可哀想だよぉ…
解放してあげてくれないかなぁ?
「今度お披露目があるんだけど平気?」
「どうしたらいいの?」
「座って本を読んでたらいいよ」
「それなら得意!」
「知ってる」
本を持ってきてもらうまで櫛を出して髪を梳いてた。黒髪は腰まであるから梳くのが楽しいのもあるけど、アルフの視線から逃れたいが為に意識を散漫させている。
いらないな。
いらないと強く思う。
アルフも同じ気持ちだから今はいいけれど……何か思われても嫌だ。
伴侶が死ぬなんて……今の私には耐えられない。
だから私の全てで拒絶する。
嫌だよ。
そんな愛は欲しくない。
「♪」
「…」
たまに自分の尻尾を出して毛づくろいしてみるんだけど、なんか違うんだよねぇ。
やっぱり毛づくろいは自分じゃなくて他の人にしたい。
もふもふ…
「そういえば…」
「…はい」
リンジーが居ないんだった…アルフに声かけたみたいになっちゃったよ…ごめんよ。
「あ、ううん。リンジーに聞くね」
「…………お伺い致します」
そんな…眉間に皺が寄るほど無理して聞かなくてもいいんだけど…
「ペットっている?」
「数は少ないですが…用意致しますか?」
「ううん、いるのかなぁ?って気になっただけ」
「はい…」
ケルベロスの魂も取り込んでしまった。
アダムの世界が消滅するという事は、今代の…私達を生み出す為に先代のラムウ様がラムウ様を産み落としたんだと私は推測している。
そして、今代のラムウ様もまた、次代のラムウ様を創らなければならなかったと思う。
そうやって“アダムとイヴ”は続いていたのだと知っている。
だから……どうなるのか分からない。
私の世界になってしまい、ラムウ様が存在しない世界になった今。
次の世界を創らなければならない義務や正しさなんかを植え付けられる者もいない。
ああ……今はケルベロスの事を考えてたんだっけ。
天界にも動物がたくさんいて、果実もある。
私の魂にあるんだから当然だよね……
ああ…ケルベロスに会いたいよ。
どこにいるの?
今度こそ追いかけっこして遊ぼう?
動物…
会いたいなぁ…
なあんてね?
バリバリバリバリッッ!!!
「!」
「…」
大きな雷が落ちて何かが産まれた。
アルフが私を守る為に近付いて来た。
それくらい強い雷が1つ落ちて、新しい命が産まれたのが分かる。
でもケルベロスじゃないな。当たり前か。
『おいで』
声をかけたらすぐに私の元に来た動物は黒だった。
真っ黒な動物。
でも瞳だけは金色な動物が…
「はじめまして」
私の膝に頭を乗せてぐぅぐぅとお腹の音を鳴らしている、お腹を伸ばしたら3m程ある大きな動物はどうやらお腹が空いているみたい。
「おなか…すいたぁ…」
「あ、アルフ、この子は大丈夫だ…から…」
「…」
害意はないよ。と伝える為にアルフの方を向いて話しかける私の視界には跪いているアルフ。
神聖……なのかな?
神が発するキラキラがあるとかかな?
私には神聖さも、畏怖も威圧も分からないから、答えが分からないや。
「おなかぁ!」
どうやら腹ペコらしい。
雷って好きかなぁ?とか思いながら雷を振らせてみると、外に出て雷を食べ始めるから、天界とこの世界に雷が降る場所でも創造しておこう。
「今のは…」
動物がいなくなった事で顔を上げられるようになったのか、私に答えを聞いてくる。
「なんだろうね?神様からのプレゼントかな?」
「…」
そんな風に誤魔化している私の目に映るアルフからは溢れる程の愛を私に、瞳で表している。
抗えない愛にどうか抗って、お願いだよ。
んー、頑張れー!
戻って来たリンジーにアルフが説明してバタバタとまた出て行ったから、バーナビーに説明でもするんだろう。
「だあれ?」
動物が帰って来た、楽しそうに、お腹いっぱいになって。
「私はヒナノ」
「僕の名前欲しい!」
うーん、雷の意味を色々探してみる。
せっかくだから日本にちなんでみようかな?
日本で出来た家族たちを忘れない為に。
「ライはどう?」
「僕はライ!遊ぼうよ!」
「なにして遊びたい?」
「追いかけっこ!」
私もしたいけど、今は弱い人間として生きているから…
「それならアルフがいいと思う」
私って浮けない設定だし、弱いし、かけっこなんかしたのをリンジーに見られたら止められそうだし。
「だあれ?」
「そこに居る金色の髪に緑の瞳の人、私を守ってくれてるんだ」
どうにかして護衛から外して貰うからね!あとちょっと頑張れ!
「アルフ遊ぼう!」
「…私で良ければ」
上空にでも転移させておくか、神の遊びとでも思わせておこう。
楽しそうだけど、きっとお腹が空いてしまうだろうから、雷をいつでも食べられるナニかを創っておこうかな?
今は一人だしと、イヤーカフから雷を食べられるようにしていたら神の気配がしたから仕舞った。
「なんだお前は!」
アレスだ。
土の色味を持っているゴツい子。
さすがにライを産み落とした異変に降りてきたんだろう。
「なんだろうね?はじめまして、私はヒナノ」
「アレスだ!」
私をジロジロと見つめるけど、深く知りたいとも思っていないんだろう。
楽しい事が好きそうだ。
「あの子はライ、仲良く遊んで来たら?」
「楽しそうだ!」
思わず遊んできなー、ってしちゃった…アルフが大変になっちゃったけど…ま、まぁいいか!
部屋に戻って来たリンジーとバーナビーはアルフがいなくて驚いてる。
「アルフならアレスとライと遊んでるよー」
「「アレス?ライ?」」
あれ?アレス世界って書いてあるから神の名前も知ってるかと思った。
「神様が来たの!」
「「!」」
多分キラキラしてるだろうから…
「ピカピカしてたよー!ライと遊びたいってアレスが出て行って、その前にライが遊びたいって言ったからアルフにお願いしたの!」
「「!」」
こんな感じ?
私の魂はよく観察しなければ魔人に見えるように誤魔化してあるから、アレスみたいな子には分からないだろう。
「神様が…ライというのは?」
「名前つけてあげたの!動物だよ、あ!ペットが欲しいって思ったからアレスがくれたのかも!」
「「…」」
摩訶不思議は神の名前を使えばどうとでもなるだろう!
あ、アルフが心配だから見張りをつけておこう。
力で生み出した蝶々は、監視の役割をしている。
これで異変や、怪我が起きそうな時は分かるようになっているから便利だ。
ああ、楽しそうだね。
なら平気か。
アレスも人間に慣れてるのか力加減もばっちりだ、いい子だねぇ。
ライがアルフに怪我させそうになったら逸らしてあげてる。
ライだけがキラキラしてるのかな?それとも、天界にいる動物たちもキラキラしているのかな?喋らないから違うのかも?
「神様が…神様がいらっしゃったのか!」
興奮してるバーナビーに疑問が浮かぶ。
君を気に入って私を召喚したんだからそのうち会いに来ると思わないのか?
「気まぐれな方だからな、お会い出来たらいいとは思っていたが」
そんな感じだよね、あの子。
「ライもキラキラしてたよ!」
アルフが跪いていたから多分そう!
「なんと!」
「バーナビーも遊ぶ?」
ライは私が産み出した…のは間違いない。
勝手にというよりは私の感情で産み出たあの子の存在は神に近いのかも?
魂はあるけれど薄く、どちらかというと精霊寄りだが……魂があるという事は、そのうちきちんと魂が形成されていくだろう。
「遊んで下さるか?」
「楽しい事好きそうだったよ」
「そうか…そうか…」
産み落とす能力があるのは世界があるから知っている。だけど子を孕まないのは人間以外ならみんなそう。
私のような中途半端は何に属するのだろうか?
バーナビーが出て行ってリンジーと2人になったから、途中だった髪をまた梳いていく。
蝶々から見えるアルフは笑顔だ、初めて見たな。
「リンジーあのね?秘密な話があるの」
「うん」
今のうちに!可哀想なアルフをどうにかしたい!
「誰にも言わないって約束してくれる?」
「約束するよ」
「アルフっていつもツラそうな表情なんだけど…原因知ってる?」
「…」
知ってるよね!私も知ってる!
「理由はね!いいの別に、聞きたい訳じゃなくてね?」
「うん」
聞いたら知っちゃう事になるからね!面倒だからね!
「外してあげてくれないかな?ツラくない場所に移動してあげたいって思うの」
「…分かった」
ふんわりと笑うから後はお任せしようと髪を梳いて、持ってきてもらった本を読む。
数時間経つとアルフは疲れたようだったから戻した。
「!」
戻って来たアルフにリンジーが声をかけようとして…
「飲むか!」
アレスもライも戻って来た、神はいつだって酒盛りが大好きだ。
『秘密。これあげるから好きな時に食べて』
脳内に直接話しかけて、ライに雷が食べられるピアスを渡しておいた。多分、力の使い方はまだ分からないと思うんだ。いきなりおぎゃぁ…!しちゃったし。
神々は世界が創られている間に誕生し、眠りにつく。
そして理解するのだ。
何千年とかけて、己の力を。
精霊も一緒。
『ありがとう!』
どうやらアレスはソファに座るよりラグを敷いて座る方が好きらしく、部屋を変えて飲み出すから横に座って一緒に飲む。
ライは疲れたみたいで、私たちの前ですぴすぴと寝始めたから、櫛を出して毛づくろいをしてみると…!心地良いのかぐるぐると喉を鳴らす。
私も心地いいよ!
ふあふあ…んー!これだよ!これぇ!
「なにが起こったか分かるか!」
私に聞くアレスは楽しそうだ。私に聞かないでくれるかな?嘘しかつかないよ?
「分かんない、アレスは?」
「分からん!きっと世界様がして下さったのだ!」
「世界様?」
「我等をお創りした方だ」
私って世界様なんて名称がついてたのか…
「会った事ある?」
「ないな!だがいつだって包み込んで下さる方だ」
「…」
そうだろうか?
目の前の事なんかどうでもよくて、死ぬ方法を探し続けてた私は甘えたくて愛して欲しくて召喚された。
なにかを大切に思った事は世界が新しくなってからはないのに…
「リンジーもアルフも飲もうよ!あ!アレスが好きなバーナビーも呼ぼう!」
「バーナビーというのか!この国はいいぞ!気に食わない事がない!」
「アレスが気に食わないってどんな事?」
リンジーがバーナビーを呼びに行ってアルフがラグに座る。疲れた顔はしてるけど楽しそうだ。
「戦争と臭いのが嫌いだな!」
「どうして?」
「敵対している相手が愛する者になる可能性だってある!勿体ないだろ」
余程人間が好きなのか。
この世界が消滅するのが嫌か今度聞いておこう、新しい世界をいくつか創造してあるから。魂が生まれない世界を。
何かあった時の逃げ場と、世界の消滅を嫌がる神の為に創っておいてある。
「臭いと不味い!」
私の魔力が薄くなる…劣化し不味くなる世界が嫌なんだろう。
人間世界は必ず消滅する。それを体感して、恐ろしくなったのか。
「飲め飲め!」
「はい」
「どうして女なんだ?」
「どうしてかなぁ?」
バーナビーを、世界を1番幸福にしてくれる相手を無意識に選んだからだよ。
「ヒナノは許そう!」
「ありがとう!美味しいお酒もありがとう!」
「みんなで飲むから旨い!」
私の男の部分を召喚したのか。
バーナビーが来て恭しく挨拶してるけど、感激しすぎて涙腺が崩壊してる。
「あ、ありがとう、ございます!私の元に天使様を迎え入れて下さっ…っっ」
「お前はいい!飲め飲め!」
「はい!」
久しぶりに感じた賑やかな宴会に新しく世界が創られてから初めて心の底から笑った。
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