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召喚されたけど引きこもっててもいいですか?
9※
しおりを挟む野宿ってテントの中で寝ると思ってたんだけど、いやテントなんだけどそうなんだけど…………
「なんかアラビアンって感じ」
「うん?」
ひと際目立つ大きなテント?もうここで住めって言われても二つ返事出来るほど立派なテントを作り上げてもらったらしい…………
中に入ると大きなベッドと棚まである、これを狭くて申し訳ないと謝られたけど充分立派だと思う。
お風呂は洗浄魔法があるからいらないし排泄行為についても、その、しなくていいように最初に魔法をかけられた。
生まれた時に施す魔法らしくてそもそも排泄をする人は滅多に居ないらしい…………
色々な事を魔法頼りにしていて避妊魔法も最初にきちんとかけてくれたみたい。
そういう事だから野宿に困る事も不便に思う事もなさそうだ、お風呂は神殿に着いたら入れるみたいだしそういう不満もない。
それと宿屋に泊まる事も滅多にないんだって、森の中の方が安全だと…ダグラス曰く人の思惑が入り込まないから野宿の方が安全らしい。
だからこれからのほとんどは野宿になる。
「みんなもここで寝るの?」
「そうだよー!」
「俺は巡回もあるが、寝る場所はユイの所だ」
「そっか良かった」
みんなが居ないのはさすがに心細すぎる。
「そういえば浄化する範囲って大体分かったんだよね?」
「ああ」
「神殿に留まって浄化されるのを待つのは分かるんだけど、範囲外の場所もあるんじゃないの?そういう時ってどうするの?」
「「「「……………………」」」」
一気に空気が重くなった。
「え?なんか聞いちゃ駄目だった?」
「最初に話した事は覚えておりますか?」
「ネイサンが召喚したって事?」
「それもありますが、3国の非協力についてです」
「…………えっと、魔力をくれなかったんだよね?」
「はい、ですから神殿としては全ての浄化に手を出したくないという意見でまとまりました」
つまりなんにもしないくせに聖女にあやかろうなんてふざけんなって事、だよね。
「そっかぁ」
「ですが…それはあくまで神殿の総意であり途中で辞められても全て浄化したいと言われても我々は従います」
「ううん、この世界の事はみんなの方が詳しいだろうし今のところこうしたいっていう意見がある訳じゃないから」
「そうですか………ですが考えが変わったらいつでもおっしゃって下さいね」
「うん」
そういうのって政治が絡んでそうだし私が口を挟む事じゃないよね。
こういう時ってそんな可哀想な事しちゃ駄目だよ!とか言わなきゃいけないんだろうけど、正直どうでもいいかなぁなんて思ってしまう………4人が幸せならそれでいいや。
「あ、でも実家がある場所とかが範囲外だったらそれは嫌かなぁ」
「「「「え?」」」」
家族が淀みで悩んでたら悲しいよね、そういう事もしちゃいけないのかな?
「あれ?みんな実家ってないの?そ、それだったらごめんなさい余計な事言っちゃったかも………」
「ううん、僕たちの実家はあるけど」
「そんな事気にしなくていい」
「え、でも……家族が好きじゃなかったらいいんだけど、好きな人達なら、その、夫の実家?にはよく思われたい打算もあるし……む、無理ならいいんだけど、えっと、でも」
嫁姑問題とかになり得るんじゃないかな!?ユイさんあなたうちは浄化しないんですって?みたいな?
「それでしたらエマニュエルとダグラスの家の近くに一度寄りましょう」
「あ、うん、で、でも、無理だったら」
「そんな事はありませんよ」
「うん、じゃぁお願いします」
「お願いするのは俺たちの方だよ」
「そうだ」
「う、うん」
私って空気清浄機かなにかかな………改めて居るだけでいいってなんか凄い機能付きって感じ。
「ユイは………」
「うん」
「………いえ、なんでもありません」
「?」
ネイサンが口ごもるけど何が言いたかったのか分からない。
「そろそろ寝よう?」
「あ、うん」
「私とフィフィアンは少しやる事がありますので先に寝ていて下さい」
「うん………その、出来る事あったら言ってね?やっぱりなんか何もしてない気がしてちょっと罪悪感があるから………」
この世界に来てからほとんど自分で動いてないんだよね…ご飯さえも食べさせてくれるから…お勉強はしてるけど!それはもう赤子みたいな私に知識を入れてるって感じだし。
「もー!またそんな事言って!ユイが来てくれてどれだけ救われた人が居るのか分からないんだからね!!」
「う、うん」
いまいち実感が湧かないんだよねぇ…
「そうですよ、ですが気持ちが落ち着かないのでしたら何か考えておきましょう」
「あ、ありがとうネイサン」
ネイサンとフィフィにおやすみのキスをしてからベッドに入る。
「ん、寝れるかなぁ」
「本当に眠る気だったの?」
エルの瞳がキラキラしてる気が…
「え?」
「俺は最近忙しくてあまりユイに触れられていないのだが………」
ダグラスまで!?
で、でもここって!
「ええ!?ちょ、ちょっと待って!だ、だってここ外!」
「見られる心配はないよ?」
「え?え?で、でも、声、とか」
「それなら心配するな、防音魔法がすでにかかってる」
「で、でも、外にいっぱい人居てっ!」
「バレないから大丈夫だよ、それに俺たち夫婦だよ?何も問題ないでしょ?」
でしょ?じゃねぇ!………で、でも夫婦で寝てるってそういう事してるって思われても不思議じゃないよね………
「でも、みんな苦しくないのかな?」
「え?」
「私達だけ気持ち良くなっていいのかな?みんなきっとしたくても出来ないのに」
「気持ちいいんだ?」
「なんっ!?」
なんて事を聞くんだろう!?も、もちろん気持ちいいけど!
「そんな事ユイが気にする事はない………そうだな俺たちの事だけ考えてればいい」
「そっ、わっ!ちょ、ちょっとまって!」
「「待てない」」
「ふにゃぁっ!せ、せっかくさっき着せてくれたのにっ!」
「脱がせたいから着せるんだよ?」
「「ユイ」」
「うあ」
なんか妖艶な雰囲気が2人から漏れ出てる………
「ふあ…んん、ん、ん、ちゅ…ん、」
「すぐ蕩けちゃうユイは可愛いね」
魔法でも使ったのかってくらい速攻で脱がされてダグラスに熱いキスをされてエルに後ろから背中を舐められる。
「ん、ん、あふ…、ん、ダグラス、エル、ん、ん、ああっ!?」
「気持ちいい?」
「あ、あ、気持ち、いい、んっ、んっ!」
「手を回せ」
「ん」
ダグラスの首に手を回せば肌がくっついてより気持ちよくなる。
「あ、あ、ひゃっ!?ふぇ…きょ、今日も、ん、ん、後ろするの?」
「嫌?」
「あっ!い、嫌じゃな、けど、んんんっ!わ、わかんなくなっちゃうから、あっ!あっ!」
「それは駄目だなぁ、ちゃんと誰が抱いているのか分かってくれないと、悲しいよ?」
「そっ、それは、分かる、けど、あっ!だ、だって、一緒にする、から、ああっ!あ、あ、それ好き!好き、ああっ!一緒だめっ!」
ダグラスが前に指を入れてエルが後ろから指を入れるからぞわぞわした感覚が体に走る。
なんでか私の体は後ろも濡れるようになっちゃったらしく嫌がってない事がすぐにバレちゃう。
「んにっ!あ、あ、あ、あ、だめだめだめだめ!や、イきたくなっ!んんっ!?んぢゅっ、ん、ん、んはぁっ!んんんっ!」
「たくさんイって?」
「イけ」
「ああああああああああっっ!!っっっ~~~!!!ひぐっ!あ、あ、あ、イったぁ!あ、あ、あ、動かしちゃだめなのぉっ」
「あー可愛い、俺我慢出来ないかも」
「あっ!あっ!あっ!ぐちゅぐちゅしないれっ!ふゆっ!?んにっ!んっ、んっ!」
「もっとだ、もっと感じてくれ」
「ああああっっ!またイッっちゃ!あ!あ!だめだめ!指増やしちゃっっ!イく!あああっ!イっちゃうの!ふああぁぁっっ!イく!イく!あっっっ!んぐっ!ひっ!あっ!あっ!あっ!ひあああぁぁっ!」
絶対に召喚されてから敏感になった体はみんなの手によって日に日に感度が上がってる。
それに体の気持ちいいところをどんどん暴かれるからピンポイントに気持ちいい場所を触られ舐められ挿入れられる前に必ず何度もイかされ体がぐずぐずになっちゃう。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、も、らめぇっ!」
「はぁ…挿入れるね?」
「あ?あ、あ、あ、っっっ!!あぐっ!んぐぅっ!あっ!はっ!はっ!はっ!」
エルが後ろに挿入れるんだけど、後ろはいつも圧迫感が凄くて息がうまく出来なくなる。
「え、る、あっ!あっ!エル、エル!お”っ!ぐぅ”ぅ”っ!あ”っ!んぐ、」
「は、妬けるな」
「あ、あ、あ、な、に?だぐ、んんんん~~~!あ”っ!一緒はだめってっっ!ああああああああああっっ!」
ダグラスも前に挿入ってきてもう分かんなくなる。
お腹いっぱいいっぱいになって擦れる度体が跳ねるのが止められない。
「お”っ!んぐぅっ!はっ!はっ!あ、あ、あ、きちゃう、きちゃうぅぅっ!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!イぐ!いっっっ!んあ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!らめ、んっ!らめぇ!」
「きゅぅきゅぅに締めて、そんなに気持ちいい?」
「お”っ!」
「ぐっ!っそんなに締めるな」
「む、いいいいいっっ!イくのとまんなっ!ひぐっ!イっっっ!っっっ~~~!!!あ、あ、あ、あ”っ!あ”っ!」
「はぁ…イくよ」
「俺も限界だ」
「あぐっ!はやくしちゃっ!っっっ!!らめっ!あ”あ”あ”あ”あ”あ”!イぐ!イぐ!イっっっくぅぅぅぅぅっっ!!」
「はぁはぁっ!イく!」
「ぐっ!出すぞ」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、ごわれちゃう”!あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!」
「はぁはぁっ!やば止まんない」
「ユイもう1度いいか?」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ…………ひうっっ!ふにゃああぁぁぁっ!」
「「ユイ」」
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