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〜第1章〜
㉑『〜みつれの過去編〜カミングアウト、そして…』
しおりを挟む落札者の初老に突如持ち掛けられた『みつれ救出作戦』。
絶望し、全てを諦めていたみつれは少し希望がみえた。
この『奴隷』のような監禁生活から解放される。
暗闇の地獄の中から徐々に光がみえてきた。
ガードマンに連れられ、スイが待つ控え室に戻る。
スイ「戻ったかいポチ。」
みつ「ただいま戻りました。スイ様。」
スイ「どうだった?落札者のじいさんは。」
みつ「ご奉仕させて頂き、満足なされました。」
スイ「そうか。よく頑張ったな。」
スイはみつれの頭を撫でた。
みつ「ありがとうございます。」
スイ「じゃあ帰ろうか。」
スイはみつれに目隠しを付けてみつれがいたビルに戻る。
部屋へと戻されるみつれ。
スイ「今日はご苦労さま。もう遅いから寝なさい。」
みつ「ありがとうございます。就寝させて頂きます。」
スイは部屋を出た。
『もう少しで出られるかもしれない。』
みつれはその望みを胸に眠りにつく。
翌朝。
雨の匂いがする。
どうやら今日の天気は雨らしい。
スイ「おはよう。ポチ。」
スイが朝食を持って部屋に入る。
みつれは起き上がり、布を脱いで挨拶をする。
みつ「おはようございます。」
スイ「よく眠れたかい?」
みつ「はい。」
スイはみつれの返事を聞いて微笑みかける。
みつ「スイ様。ポチの排尿、排便の許可をお願いします。」
そしていつものルーティンを繰り返す。
今まで通り、スイに痴態をさらけ出し床で朝食を食べる。
みつれはスイに悟られないように気をつけ無ければならない。
スイ「今日は違う部屋を掃除してもらう。私の部屋だ。」
スイはみつれに鎖をつけずついてくるよう指示した。
初めて招かれるスイの部屋。
そこはみつれの部屋と変わらない部屋だった。
みつ「ここが…スイ様の部屋…」
みつれは自分と変わらない部屋に少し驚いた。
スイ「ポチ。…昔は私もアンタと同じだったんだよ。」
みつ「え?」
スイはみつれにカミングアウトする。
スイ「私もアンタと一緒。全て管理されてここに居たんだよ。」
スイは少し悲しそうに語った。
スイ「今は組織に忠誠を誓って、こうして立っている。ポチ。アンタもいずれそうなってほしい。」
みつ「・・・」
みつれは少し迷ってしまった。
スイも自分と同じ境遇だった。
自分と同じ屈辱を味わった人間。
みつれはスイも救出の際に一緒に逃げようと告げるか迷った。
スイ「まぁ、今はまだ早い。ポチ、アンタにはまだこうしてもらう。私の為に。」
スイはみつれの前に立ち、服を脱ぐ。
スイ「まずは部屋を綺麗にする前に私の身体を綺麗にしなさい。」
スイはみつれをひざまづかせて顔に秘部を押し当てる。
スイ「どうするかわかるね?」
みつ「・・・舐めさせていただきます。」
みつれはスイの秘部を舐める。
甘い吐息を漏らすスイ。
スイ「いい…///上手だよ…///」
スイの息がだんだん荒くなる。
スイ「はぁ…はぁ…///もう我慢できない!!」
スイはみつれの頭を掴み、強く押し当てる。
スイ「はぁ…はぁ…///イクッ……/////」
ぷしゃっと秘部から噴き出し、みつれの顔にかけた。
スイ「あぁ…♡ポチ。私のポチ♡ポチは私のモノ♡私に染まりなさい。私の愛を受けとめなさい。」
スイはみつれに放尿した。
みつれはそれを受けとめ、大きく口を開ける。
全て飲みきったみつれ。
みつ「はぁ…はぁ…。」
みつれは再びスイの秘部を舐めた。
みつ「いかがでしょうか?スイ様…」
スイ「いいよ♡…またイクッ……/////」
スイは腰を痙攣させ、もう一度絶頂した。
スイはふらふらとベッドに横たわる。
スイ「素敵だよポチ…///」
みつ「お悦びいただき幸せです。スイ様。」
スイ「私は少し休む。部屋の掃除をお願い。」
みつ「はい。清掃させていただきます。」
みつれは部屋の掃除を始める。
みつ「((なにかこの組織の手掛かりとかないか…))」
みつれは掃除をしながら物色する。
しかしスイの部屋はみつれの部屋同様に風呂もトイレも無い独房のような部屋だ。
唯一違うのはベッドだけだった。
みつ「((・・・この人も私と同じ…だったのか…))」
みつれは部屋の掃除を終わらせる。
みつ「掃除完了致しました。スイ…様…」
スイは裸のまま眠っていた。
初めてスイがみつれにスキを見せた。
今なら抜け出せる。
だが、みつれはスイを放っておけなかった。
みつれに散々屈辱を味わわせた張本人。
だが、元はみつれと同じ立場だったスイ。
みつれはスイに特別な感情を抱いてしまっていた。
その日の深夜。
初老の言った通り、
みつれが居た場所は襲撃されビルを爆破し倒壊。
爆破の衝撃で気を失ったみつれは初老が送り込んだ人達によって無事に救出された。
~みつれの過去編~END.
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