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⑮『思春期の卒業』
しおりを挟む私はいつから
かんなちゃんの事を好きになったんだろう。
ゆきちゃんももちろん好き。
私の初恋の相手だから。
けど、今は友達としての『好き』に変わった。
そしていつの間にか、
私の恋の相手は『かんなちゃん』に変わっていた。
私は軽い女なんだろうか…
そもそも、かんなちゃんはなんで私のこと好きなんだろうか…
私にいいところなんか何も無いのに。。。
私はいつの間にか、
かんなちゃんの家付近まで来ていた。
すると後ろから私を呼ぶ声がした。
かん「かがり!」
振り返るとボロボロになったかんなちゃんがいた。
かん「終わったぞ。…ただいま。かがり。」
かが「おかえり……かんなちゃん!!!」
私はかんなちゃんに抱きついた。
かん「痛っ!痛いよかがり。」
かが「あ!ごめん!!無事でよかった!!」
私たちはしばらく抱き合った。
そのまま私はかんなちゃんの家におじゃました。
かん「悪いがシャワー浴びてくる。汚れてるしな」
かが「うん。いってらっしゃい!」
かん「・・・一緒に入るか?」
かが「うん♡」
私たちは一緒にシャワーを浴び、
かんなちゃんの部屋でベッドの上に2人で横たわる。
かが「かんなちゃん、1つ聞いていい?」
かん「なんだ?」
かが「なんで私を好きになったの?」
私は気になってた事を質問してしまった。
かん「…お前と話してるうちに好きになった。それだけだよ。」
かんなちゃんは淡々と答えた。
私は素直に照れてしまった。
すると、かんなちゃんは疲れたのか私の胸に顔をうずめて眠ってしまった。
かが「ふふっ。おやすみなさい。かんなちゃん♡」
2年後。。。
私は今、かんなちゃんと同棲している。
卒業後、かんなちゃんは勉強を頑張ったおかげでいい会社に就職して社会人になった。
私は大学生になり、バイトしながらかんなちゃんと生計を立ててる。
かん「おはよう。かがり。」
かんなちゃんはキッチンで朝ごはんの支度をしていた。
かが「おはよぉ。かんなちゃん。」
私はかんなちゃんから1杯のコーヒーを貰う。
幸せな時間だ。
何故かふと昔にみずきちゃんに言われた言葉を思い出して笑った。
かん「ん?どうしたんだ?」
かが「いや、なんでもないよ…///」
『思春期のかがりちゃん』……
もう思春期から卒業したかな?私。
まぁ、あんまり変わらない気がするけどね。。。
私はコーヒーカップを置き、
かんなちゃんにキスをした。
恋は苦くもなるし甘くもなる。
まるでこのコーヒーのように。
『思春期のかがりちゃん season2』 Fin.
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