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第3章
鬼王神社の夏祭り 19(祭り当日)
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再び花火が打ち上がる、段雷が鳴り始める。
ドン!1発目。
ドン! 2発目。
ドーン!3発目がなった。
『そいや! 』
担ぎ手が一斉に立ち上がると、大きな御神輿を、再び、高々と持ち上げた。
ももはジャンプした。
今度は捻りを加えるつもりだ。
トランポリンの練習では成功している。
──やってやるよジョニー!
ぐるん! 空中でバック宙を決めると足を伸ばしたまま、横捻りを加えようとした時、気がついた。
やばい、高さが足りない。
トランポリンより低い。
このままだと落ちちゃう。
どうする、瞬間移動するか──いや駄目だみんな見ている。
頭にボスの言葉がよみがえる。
…2回目は気をつけるんだにゃー
このことだったのか!
と、それを見ているボスの声が脳内に響いてきた。
…さくら、助けてやるんだにゃー
「うん! 」
さくらは茂の頭の上で大きく叫ぶ。
「えっ? 」驚く茂を他所に、さくらはももに向かって念じた。
『おねえちゃん、はじけろ!!! 』
パシュッ!
サンキューさくら──バランスを崩したももの身体が再び空中に弾けた。
空に向かって高く高く飛んでいく。
そして、
バッ!
右手に握っていた扇子を広げた。
真っ白な扇子と赤い『鬼王』の文字が、青空に浮き上がる。
両腕を広げ、きっちり足を揃えてピンと伸ばし、一回、二回、高々と空中でバック宙すると、ぐるん! 捻りを加えた。
まるで作務衣を着たオリンピック選手だ。
ふわぁ、そのまま足から落ちてくる。
そして──ストン!
御神輿の前の乗り台に着地すると、
バッバッ!
扇子を振り回して、両手を天高く振り上げた。
と、神殿に置かれている鬼王神社の宝玉が、音も無くキラリと光った。
『うわあああああ』
静まり返っていた会場が興奮の坩堝と化した。
「無茶するなと言ったのに」茂が呟いた。
ドドドドド…!
太鼓櫓の上でジョニーとボブが、太鼓を乱れ打ちだ。ジョニーのドレッドヘアはこれ以上ないほど乱れまくっている。
そして、二人はバチをももに向けると声を揃えて叫んだ。
『グレートだゼェ! 』
──会場に歓声と拍手がいつまでも響き続けた。
ドン!1発目。
ドン! 2発目。
ドーン!3発目がなった。
『そいや! 』
担ぎ手が一斉に立ち上がると、大きな御神輿を、再び、高々と持ち上げた。
ももはジャンプした。
今度は捻りを加えるつもりだ。
トランポリンの練習では成功している。
──やってやるよジョニー!
ぐるん! 空中でバック宙を決めると足を伸ばしたまま、横捻りを加えようとした時、気がついた。
やばい、高さが足りない。
トランポリンより低い。
このままだと落ちちゃう。
どうする、瞬間移動するか──いや駄目だみんな見ている。
頭にボスの言葉がよみがえる。
…2回目は気をつけるんだにゃー
このことだったのか!
と、それを見ているボスの声が脳内に響いてきた。
…さくら、助けてやるんだにゃー
「うん! 」
さくらは茂の頭の上で大きく叫ぶ。
「えっ? 」驚く茂を他所に、さくらはももに向かって念じた。
『おねえちゃん、はじけろ!!! 』
パシュッ!
サンキューさくら──バランスを崩したももの身体が再び空中に弾けた。
空に向かって高く高く飛んでいく。
そして、
バッ!
右手に握っていた扇子を広げた。
真っ白な扇子と赤い『鬼王』の文字が、青空に浮き上がる。
両腕を広げ、きっちり足を揃えてピンと伸ばし、一回、二回、高々と空中でバック宙すると、ぐるん! 捻りを加えた。
まるで作務衣を着たオリンピック選手だ。
ふわぁ、そのまま足から落ちてくる。
そして──ストン!
御神輿の前の乗り台に着地すると、
バッバッ!
扇子を振り回して、両手を天高く振り上げた。
と、神殿に置かれている鬼王神社の宝玉が、音も無くキラリと光った。
『うわあああああ』
静まり返っていた会場が興奮の坩堝と化した。
「無茶するなと言ったのに」茂が呟いた。
ドドドドド…!
太鼓櫓の上でジョニーとボブが、太鼓を乱れ打ちだ。ジョニーのドレッドヘアはこれ以上ないほど乱れまくっている。
そして、二人はバチをももに向けると声を揃えて叫んだ。
『グレートだゼェ! 』
──会場に歓声と拍手がいつまでも響き続けた。
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